電子レンジで使える鍋で気軽に焼き魚を作ってみよう!

電子レンジで食べ物を温めるように、魚も焼けたらいいのにと思うことはありませんか?

最近、電子レンジで焼き魚ができる使い捨てのホイルもありますが、毎回使い捨てるのはもったいないですね。

くりかえし使える鍋やフライパンのようなもので、焼き魚が調理できたら便利ですよね。

今回は、電子レンジでできる焼き魚と、専用の調理鍋をご紹介します。

電子レンジで焼き魚ができる鍋ってあるの?

焼き魚を調理するとき、一番の障害は魚焼きグリルを使ったあとに掃除をすることです。

ただし、焼き魚のこんがりした美味しさを表現したり、逆に後に残る臭いのことを考えたりすると、どうしても専用の魚焼きグリルを使いますよね。

魚焼きグリルは、加熱調理器具としてはかなりの優れものです。

魚だけでなく、魚焼きグリルでピザを美味しく焼くこともできます。

しかし、中で一度魚を焼いてしまうと、ほかのことに使う気にはなれません。

例えば、ピザを魚焼きグリルで焼くとき、魚を焼いた魚焼きグリルの中で焼くと、ピザに魚臭さがついてしまうからです。

電子レンジでも同じです。

電子レンジで、炊飯から肉、野菜料理、牛乳の温めやチョコレートの湯煎と、色々な調理に利用しているのに、中にこもった魚の臭いがほかの料理にしみこんだら嫌ですよね。

でも、魚臭さが残らずに、焼き魚ができる鍋があったら便利ではありませんか。

さらに、焼き魚特有の、皮がパリッとして中身がジューシーに焼ける鍋ならなおさら利用したいですよね。

実は、電子レンジで焼き魚が調理できる鍋があるのです。

焼き魚が電子レンジで焼けてしまう、しかもリーズナブルな価格という優れものの鍋をご紹介します。

また、鍋以外でも電子レンジで焼き魚ができる調理器具もありますのであわせてご覧ください。

セラミックの鍋なら電子レンジで焼き魚ができる

電子レンジで使える焼き魚用の鍋は、ほとんどが耐熱セラミック製です。

セラミックと聞くと、私は義歯のイメージになってしまいますが、耐熱のセラミックは調理道具も多く、焼き芋用鍋や、おひつ、IH対応の鍋に使われています。

セラミック製の土鍋もあり、土鍋と比較し割れにくく、耐熱性に優れているのが特徴です。

耐熱性のセラミックは色々な料理の調理器具として使われており、中でも焼き魚ができるセラミック製の鍋は、一つ持っていると何かと便利です。

国内ではいくつかのメーカーが、セラミック製の焼き魚用の鍋を製造販売しています。

セラミックの鍋は熱伝導と蓄熱効果に優れ、電子レンジでの調理器具としてもご利用いただけます。

遠赤外線効果もあり、料理をより美味しく仕上げることができますよ。

その上、どんな熱源にも対応ができるため、直火・IH・電子レンジのいずれにも対応しています。

ただし、セラミックでも、土鍋と同じようにぶつけたり落としたりすると割れることがありますのでご注意ください。

価格は、3,000円台~8,000円台になり、ほかのフライパンと大差ありません。

美味しい焼き魚がレンジで調理できるなら、一つ持っていると便利ですよ。

電子レンジで手軽に使える焼き魚鍋

電子レンジでご利用できる焼き魚用の鍋を、いくつかご紹介します。

▼ケデップ:マイクロウェーブヒート プラス

日本製でプレート部分は磁器、蓋がポリプロピレンでとても軽いです。

魚を焼いた後のお手入れも簡単、お手軽に焼き魚ができることから、一人暮らしの人に人気です。

一人暮らしで魚を焼くのは、面倒な手間がかかりますが、こちらを使えば5分もかけずに鮭を焼き上げることができますよ。

▼グリラー:グリル ツールズ
その名の通り、電子レンジでもオーブンでも、そして魚焼きグリルの中に入れても使える、魚焼き用のグリラー鍋です。

色はベージュ、カカオ、ネイビー、ブラックととてもおしゃれで、そのまま食卓に出してもおかしくありません。

別売りで専用のウッドボードがあり、食卓ではその上に乗せることができます。

▼ニュークックアートプラス:電子レンジ専用調理器

ほかのものよりも少し大き目で、価格は焼く8,000円ほどです

本格的なセラミック製の焼き魚用の鍋で、大きく作りもしっかりしていて重みもあります。

魚の他に肉を焼くこともできますので、人数の多い家族にはこちらの方が良いかもしれません。

それぞれの鍋に、メリットデメリットがありますので、家族の人数や作るもので選んでみましょう。

電子レンジで焼き魚ができるプレート

もう少し気軽に使えるものが欲しい人のために、焼き魚ができるプレートもあります。

いつもの食材を、耐熱のお皿を使って電子レンジで温めるのと同じ感覚で、焼き魚を作ることができますよ。

▼レンジで焼き肉 焼き魚 有田焼ふしぎなお皿 波型

電子レンジのマイクロ波と、陶土に混ぜられた無機炭素の作用によって遠赤外線が発生するという不思議なお皿です。

遠赤外線効果で魚の中までじっくりと火が通り、美味しい焼き物ができ上がる調理器具です。

▼マイクロウェーブヒートプレートライト

焼き魚ができるプレートです。

プレート部分は、先ほどご紹介したケデップマイクロウェーブヒートプラスと同じように磁器製です。

ケデップマイクロウェーブヒートプラスを小さくしたようなお皿なので、一人暮らしの人にはちょうどいいプレートですよ。

鍋タイプの焼き魚調理器は蓋がついているため、魚の臭いが電子レンジの庫内に残ることがありません。

しかし、プレートの場合は蓋がついていないので、臭いやハネが気になることもありますね。

マイクロウェーブヒートプレートライトは専用の蓋つきで、スライド式の蓋をつけることで焼き魚以外にも蒸し料理も作れます。

電子レンジ用の鍋で美味しい焼き魚レシピ

電子レンジ用の鍋で一番ポピュラーなものは焼き鮭です。

一人暮らしの人や忙しい人が、鮭を購入した後、冷凍庫で保存をしておくことがあります。

冷凍庫から出してすぐの冷凍の鮭を焼き魚用の鍋を使うと、簡単にふっくら美味しい焼き鮭ができますよ。

しかし、いつも同じ焼き鮭は飽きてしまいますね。

そこで、夕飯のおかずにもなるひと手間かけた、サンマの山椒焼きのレシピをご紹介します。

【材料 2人分】

・サンマ 2尾
・なす 2本(大1本)
・生姜 1かけら
・砂糖 45g
・醤油 45ml
・酒 45ml
・だし汁 150ml
・山椒 10g

【作り方】

①サンマの頭を落として内臓を取り除きます。

流水で洗って、血合いの部分をきれいに取り除きましょう。

内臓が残っているとレンジの中で破裂しますので、気を付けましょう。

水気を拭き取って背の部分に切り込みを入れ、3~4cmのぶつ切りにします。

②なすを縦半分に切り表面に切り込みを入れてください。

食べやすい大きさに切って水にさらし、アク抜きをします。

③生姜は薄い輪切りにします。

④鍋に全ての調味料を入れて混ぜ合わせ、サンマとなす、生姜を合わせます。

⑤蓋をして電子レンジで5~6分加熱し、そのまましばらくおいて味をしみ込ませましょう。

器に盛り付けて完成です。

いつもの焼き魚も美味しいですが、一工夫するとさらに美味しい魚料理を楽しむことができますよ。

使い捨て容器で焼き魚

旭化成の色々な料理用シートに「クックパー」があります。

クックパーでは、焼き魚が電子レンジで簡単に調理できる「焼き魚ボックス」があります。

ボックスの外箱は紙製で、電子レンジに対応しています。

ボックスの底の内側に発熱シートが敷いてあり、焼き鮭ならわずか2分半で温められます。

忙しい朝食に、簡単に焼き鮭ができるボックスです。

レンジの庫内を汚すことなく焼き魚を作ることができます。

鍋ではありませんが、簡単に利用できるのでとても便利です。

ただし、焼き魚専用なので、鍋のようにほかの料理をすることはできません。

色々な料理をしたい、よくお魚料理を作るという人のためには、使い捨ての焼き魚ボックスよりも、焼き魚用プレートの方をおすすめします。

使い捨ての焼き魚ボックスは、ちょっとしたときに使いたい焼き魚専用の容器です。

使い捨てのため、調理後に専用の鍋を洗ったり、レンジの庫内の臭いを気にする必要がありません。

お弁当のおかずを作るときにも、手軽に利用できます。

たまには焼き鮭を食べてみたい、という人には便利です。

普段あまり焼き魚は食べない、魚焼きグリルがあるので専用の鍋型のプレートは必要ないという人のための使い捨て容器ですね。

手軽に魚を焼いて健康に

魚に入っている脂は、ドコサヘキサエン酸はコレステロール値を下げたり、アレルギー体質を改善したりと健康に良い食材です。

焼き魚を食べて健康にも留意したいと思っても、調理やそのあとの片づけを考えると、なかなか気軽に作れないこともあります。

電子レンジで焼き魚を調理できる鍋は、そんなお悩みの人に最適な調理器具です。

キッチンに一つ備えて、気軽に焼き魚料理を楽しんでみませんか?

焼き魚を食べて、健康な食生活を送ってみましょう。