アミノ酸を豊富に含み、健康に良い飲み物として、甘酒は近年ブームになっています。
甘酒の中でも特に米麹から作った甘酒は、米本来のほんのりとした甘みがあり、さっぱりと美味しくいただけます。
米麹の甘酒は砂糖不使用でも甘さを感じられるため、よりヘルシーであることも魅力です。
昔は米麹から作っていた甘酒も、今では身近なスーパーで手軽に買える商品になっています。
ここでは、スーパーやコンビニなどで手に入る米麹の甘酒について紹介します。
併せて、自宅で手軽に甘酒を作る方法も解説します。
- 1 米麹の甘酒ってどんな飲み物?栄養と期待できる効果を知ろう
- 2 スーパーでも買える!米麹について解説
- 3 米麹の甘みを活かしたい!甘酒からさまざまな商品まで手掛けるマルコメ
- 4 豆乳飲料や味噌でおなじみのマルサン、米麹の甘酒も!
- 5 コーヒーだけでなく米麹の甘酒も買える!カルディへ行ったら是非!
- 6 南魚沼の酒蔵から生まれた甘酒!精米度合いにもこだわった米麹ですっきり!
- 7 お菓子でおなじみの森永から発売!スーパーで買える米麹の甘酒
- 8 米麹の甘みがやさしい、山高味噌の甘酒!
- 9 秋田のオリジナル米麹使用!こだわりが詰まった甘酒がスーパーで買える!
- 10 スーパーで買える米麹を使って甘酒を手軽に作ろう!
- 11 味も栄養も優等生な米麹の甘酒を、毎日の生活に取り入れよう!
米麹の甘酒ってどんな飲み物?栄養と期待できる効果を知ろう
大人の女性を中心に人気の甘酒ですが、一体どのような飲み物なのでしょうか。
甘酒の原材料は、大まかにいうと米麹、米、酒かす、砂糖などです。
原材料に酒かすを使用したものはアルコール分を少量含み、砂糖を添加するため糖分がやや高めです。
一方、米麹を使った甘酒は、発酵の段階で米の甘みが引き出されるため砂糖を添加する必要がありません。
よりさっぱりと、さらっと飲みたい方には米麹の甘酒は飲みやすいでしょう。
米麹の甘酒の主な栄養は、ブドウ糖、オリゴ糖、ビタミンB群、食物繊維です。
甘酒にすることで、米の良質な栄養をそのまま摂取できるというわけです。
オリゴ糖と食物繊維は、腸内環境の改善に役立つ成分です。
筋肉量や食事量が男性に比べて少なめな女性は便秘で悩む例が多いですが、それを解消するお手伝いを甘酒がしてくれます。
そして、麹菌によって産生された多くの酵素が含まれるため、食べたものの消化吸収を良くしたり、代謝を上げたりする効果が期待できます。
このように嬉しい働きが沢山ある甘酒ですが、スーパーにも数多くの米麹の甘酒が並んでおり、季節を問わず手軽に買うことができます。
今回は、スーパーで買えるおすすめの米麹の甘酒として、以下の商品をご紹介します。
・マルコメ プラス麹 麹甘酒LL
・マルサンアイ 麹のおいしさ あまざけ プレーン
・もへじ 国産のお米と麹だけでつくった甘酒
・八海醸造 麹だけでつくったあまさけ
・森永製菓 やさしい米麹甘酒
・ヤマタカ 砂糖無添加あま酒
・大潟村あきたこまち生産者協会 大地の甘酒
また、甘酒の原料である米麹も、スーパーで見つけることができます。
スーパーで良く見かける米麹といえば、みやここうじでしょうか。
その他にも米専門店などへ行くと、さまざまな良質の米麹が販売されています。
甘酒の原料である米麹の栄養について解説するとともに、米麹を使った簡単な甘酒造りの方法も、併せて解説していきます。
スーパーでも買える!米麹について解説
栄養豊富な甘酒には、米麹が欠かせません。
スーパーで手軽に買える米麹ですが、実際に米麹を買って使用したことがありますか?
スーパーに行けば並んでいるのは見かけるものの、意外と手に取ってみたことがない方のほうが多い商品かもしれませんね。
麹とは原料となる食材、つまり米や麦、大豆などにカビの一種である麹菌を繁殖させたものを総称します。
カビというと悪いものを想像しがちですが、麹菌は人にとってありがたい働きをする菌なのです。
そのため心配せず、安心して積極的に摂りましょう。
米麹とは、蒸したお米に麹菌を繁殖させて作った麹のことを指します。
醤油や味噌、清酒など、日本人の食生活に欠かせないさまざまな食品にも米麹は使われています。
米麹の発酵の段階で産生されるさまざまなビタミン類は、代謝を促したり、身体疲労を改善したりします。
また麹に含まれる食物繊維は腸内環境を改善し、コウジ酸は肌のしみやくすみを防ぎます。
米麹は、麹菌による発酵を経ることで体に嬉しい成分が増え、腸内、肌、体の巡りにまで良い影響を及ぼすのです。
そのため年齢や性別に関わらず、どんな人にとっても毎日取り入れたい魅力的な食材といえるでしょう。
それでは、スーパーで手軽に買える米麹の甘酒を順番にご紹介していきましょう。
飲んだ方からの口コミも掲載しますので、参考にしてください。
米麹の甘みを活かしたい!甘酒からさまざまな商品まで手掛けるマルコメ
マルコメといえば、坊主頭のマルコメ君を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
誰もが良く知る、味噌のメーカーです。
マルコメの主力商品である味噌は、米麹(糀)を原料とする食品です。
その米麹の持つ自然な甘みを活かしたいという社員からの声が、ジャムや甘酒などの幅広い商品開発につながったようです。
●マルコメ:プラス糀 糀甘酒LL
参考価格:2,335円(税込)
マルコメ プラス糀 米糀からつくった糀甘酒LL 【国産米100%使用】 125ml×18本
米と米麹(糀)のみを使用し、食塩を加えたストレートタイプの甘酒です。
125ml入り、飲みやすいストロー付きです。
要冷蔵のため、冷蔵庫で保存しましょう。
飲みきりタイプのほか、500mlの濃縮タイプがあります。
フレーバーも数多く、生姜ブレンド、豆乳ブレンド、ゆずブレンドのラインナップです。
量が多すぎず、またストレートタイプでもさらりとして甘さがくどくないため、最後まで飽きずにいただけます。
食塩を加えているため、より甘さが引き立ち、子供でも飲みやすいでしょう。
お菓子の甘みづけに加えたり、子供には牛乳で割ってあげても良さそうです。
スーパーのほか、コンビニエンスストアでも手軽に買える商品です。
飲んだ方の口コミをご紹介します。
・紙パック、ストロー付きで、飲みやすく処分しやすいのが良い
・米の粒感がないので、甘酒に苦手意識がある人に良さそう
・ちょうどよいサイズ、飲み切れる
・食塩が入っているせいか、少し甘すぎる感じがする
携帯しやすさや処分のしやすさ、さらっとした飲み心地に高評価が見られます。
食塩添加の部分には、好みが分かれるようです。
豆乳飲料や味噌でおなじみのマルサン、米麹の甘酒も!
マルサンと聞いてまず思い浮かぶのが、スーパーの飲料コーナーに並ぶ豆乳飲料の数々ではないでしょうか。
そのほか、色々な味を選んで買えるのが楽しい、鍋用スープなども発売しています。
女性に人気のアーモンドミルクや、タニタとのコラボ商品を開発したりと、健康意識の高い人々へのアプローチを積極的に行っているといったイメージです。
そんなマルサンから発売されている甘酒は、米麹の甘みを活かしたタイプです。
●マルサンアイ:麹のおいしさ あまざけ プレーン
参考価格:2,122円(税込)
マルサン あまざけ 200ml×24本
砂糖を使用しておらず、米の自然な甘みが生きています。
要冷蔵ですので、冷蔵庫で保存しましょう。
食塩、増粘多糖類、PH調整剤を添加しています。
200mlの飲みきりサイズのほか、1Lのファミリーパックもあります。
プレーン味のほか、生姜風味も選べます。
濃いめ、とろみのある甘酒をお好みの方によりおすすめできる飲み心地です。
手軽にストレートで飲んでも良いですし、豆乳やお湯で割ったり、氷を入れてもおいしく飲めるでしょう。
利用者の口コミはどうでしょう。
・米麹を砕いてあるせいか、濃厚な口当たり、甘めに感じる
・麹の癖がなく、飲みやすい
・甘さ控えめで毎日続けやすい
・朝食に、豆乳で割って飲んでいる
・粉っぽさが残る気がする
濃厚、甘めという意見と、甘さが控えめという意見、共に見られます。
コーヒーだけでなく米麹の甘酒も買える!カルディへ行ったら是非!
コーヒーのスーパーともいうべきカルディコーヒーファームは、大型のショッピングモールや駅などで良く見かけますね。
美味しいコーヒーのサービスを受けながら買い物を楽しむことができ、年齢や性別を問わず人気のお店です。
各種コーヒーのほか、世界各国の珍しい食材を手軽に買えるのが魅力なのではないでしょうか。
そんなカルディコーヒーファームでは、出汁や乾物、缶詰や甘味など、日本の食材も数多く取り扱っています。
日本のスウィーツともいうべき米麹の甘酒の取り扱いも、もちろんあるのです。
●もへじ:国産のお米と麹だけでつくった甘酒
参考価格:8,960円(税込)
もへじ 国産のお米と麹だけでつくった 甘酒 500g×10本セット
500gの瓶入りの甘酒です。
常温保存が可能ですが、開封後は冷蔵庫で保存しましょう。
国産米の米麹を使用した商品です。
材料は米と米麹のみ、食塩や砂糖、保存料などは一切使用していません。
瓶の底には、沈殿物があるのが良くわかります。
飲む際に良く振って、沈殿物を均等に混ぜ合わせるのをおすすめします。
さらさらとした口当たりで、飲み口は非常にすっきりしています。
甘酒の甘みやとろみが苦手な方、塩分を控えたい方などに特におすすめです。
夏は氷と共に、冬は温めてストレートで、より飲みやすくいただけそうです。
こちらの口コミも見てみましょう。
・米と米麹だけで作られているので、自然の甘みが美味しい
・毎日少しづつ飲んでいるが、お腹にもお肌にも良い
・もへじさんの商品ははずれがなく安心して購入できる
メーカーへの信頼度の高さが伺えます。
毎日飲むのに向いている優しい甘さが人気の秘密のようです。
南魚沼の酒蔵から生まれた甘酒!精米度合いにもこだわった米麹ですっきり!
甘酒の原料である米麹は、米を蒸して酵母菌を加え、発酵させて作ります。
原料となる米を十分に精米することで、雑味がなくすっきりとした味わいの米麹ができます。
八海醸造で製造されている米麹の甘酒は、酒造りに使われるのと同じ米麹を使用しています。
そのため雑味がなく、すっきりとした甘さが自慢の商品に仕上がっているのです。
八海醸造では、世界でも数少ない、甘酒に関する学術論文を発表しています。
米麹の甘酒は、グルコース(ブドウ糖)、20種類ものアミノ酸、そしてビタミンB12以外の全てのビタミンを含み、「飲む点滴」とも呼ばれます。
その他、非常に高い抗酸化作用を持つことも、八海醸造の研究により分かっています。
甘酒の健康効果、美容効果を、学術論文を発表することでより世に広めようという活動をしている点が、八海醸造の特徴といえるでしょう。
●八海醸造:麹だけで作ったあまさけ
参考価格:2,998円(税込)
八海山 麹だけでつくったあまさけ 118g x 10本
精米度合い60%という、高精米の白米を使用した米麹のみを使っています。
贅沢な米麹を使用している商品にもかかわらず、スーパーで手軽に買うことができます。
口当たりは軽く、甘みがくどくないので、ストレートでもすっきりと飲めるのが特徴です。
スーパーで買えるのは、118ml入りの飲み切りサイズのほか、410ml、825mlの大容量サイズです。
要冷蔵ですので、家庭では冷蔵庫保存を行いましょう。
では、飲んだ方の口コミをご覧ください。
・くどくない程度に適度に粒感が感じられ、甘酒好きな自分としては大満足!
・甘くておいしい。
・甘口が好きな人におすすめ
・甘酒が好きな方に差し上げたら納得していただけた
・少し価格が高めだが、美味しいので続けたい
もともと甘酒が好き、という方からの高評価が目立ちます。
米麹を感じるしっかりとした味わい、甘みを感じながら甘酒を楽しみたい方におすすめです。
お菓子でおなじみの森永から発売!スーパーで買える米麹の甘酒
森永製菓といえば、エンゼルのマークでおなじみの製菓メーカーですね。
子供の頃から身近なスーパーに並んでいたビスケットやキャラメル、スナック菓子などのほか、ココアやネクターなどの飲料が思い浮かぶのではないでしょうか。
これらと並んで甘酒商品が数多く販売されていることは多くの方がご存知でしょう。
赤や青の缶に入った森永製菓の甘酒飲料は、スーパーだけでなく自動販売機でも手軽に買える商品です。
これらの甘酒は、米麹と酒かすをブレンドしたタイプですが、最近では米麹のみを使用した甘酒も販売されています。
●森永製菓:やさしい米麹甘酒
参考価格:2,980円(税込)
森永製菓 森永のやさしい米麹甘酒 125ml×30本
国産米を100%使用した米麹と食塩のみから作られた甘酒です。
酒かすとのブレンドタイプに比べ、甘さが控えめですっきりと飲むことができます。
125mlの飲みきりサイズのほか、1L入りの大容量パックもあります。
飲みきりサイズについては、容器のまま電子レンジ使用が可能ですので、手軽にホット甘酒を楽しむことができます。
常温保存可能ですが、開封後は冷蔵庫で保存しましょう。
利用した方の口コミです。
・甘さ控えめで、甘酒が得意でない自分にも飲みやすい
・朝ご飯が食べられない時に、容器ごと温めて飲むとホッとする
・持ち運びしやすくさらっとした飲み口なのでジムや水泳の後飲んでいる
・災害備蓄品として常備している
常温保存できるため、災害備蓄品にも向いているでしょう。
また、比較的安価である点にも高評価が見られました。
米麹の甘みがやさしい、山高味噌の甘酒!
日本人の食卓に欠かせない味噌は、麹の力が生きた優れた発酵食品です。
長野県にある山高味噌では、その味噌作りのノウハウを生かし、米麹の甘酒を作っています。
昔ながらの製法で丁寧に作られた米麹と、米、食塩のみを使用した甘酒です。
味噌と甘酒、いずれも米麹の良さをそのまま手軽に摂れる魅力的な食品ですが、山高味噌ではそれらをぶれずに作り続けているのです。
●ヤマタカ:砂糖無添加あま酒
参考価格:298円(税込)
甘酒 360g ヤマタカ
山高味噌の甘酒は、2倍希釈タイプです。
スーパーで買えるのは360g入りのものが多いですが、ほかにも100g、300g入りのパッケージもあります。
丈夫なビニール製のパッケージからは、米麹の粒が混ざっている様子が良く見えます。
水や豆乳、牛乳を加え氷を浮かべれば、夏向きのアイス甘酒、同量のお湯で割ればホット甘酒がすぐに楽しめるでしょう。
米麹の粒が残っていますが米麹独特のクセが少なく、丸みのある優しい味わいです。
食塩もしっかり添加されているので、飲みやすさが抜群です。
直射日光を避けて保存と記載されていますので、日の当たらない涼しい場所で保存しましょう。
暑い季節には、常温ではなく冷蔵庫を利用するのがよさそうです。
開封後は必ず冷蔵庫で保存してください。
こちらの口コミを見てみましょう。
・米や米麹の角が立たず、ミルキーな味わい
・甘酒初心者に受け入れられやすい味
・米を使用した甘酒の中でお気に入り
・値段の割においしい
・砂糖代わりに料理に使っている
甘酒を飲みなれていない方にもチャレンジしやすい、癖のないミルキーな味わいであるという意見が見られます。
余ったら砂糖の代わりに使ったり、そのまま製氷機でアイスキューブにするといった声もみられます。
低価格ですがおいしく、たっぷり使える点も魅力のようです。
秋田のオリジナル米麹使用!こだわりが詰まった甘酒がスーパーで買える!
日本には、美味しいお米が数多く存在します。
日本でも有数の米どころといえば、秋田県ですね。
秋田県大潟村あきたこまち生産者協会では、秋田のブランド米あきたこまちと、秋田オリジナルの麹である「あめこうじ」を使用した甘酒造りを行っています。
美味しいお米、そしてその米から作った米麹を使った甘酒は、力強いコク、すっきりとした甘さが特徴の商品に仕上がっています。
生産者が地元の原料にこだわった米麹を使用したこのような甘酒が、手軽にスーパーでも買える時代ですので、甘酒人気の様子がうかがえます。
●大潟村あきたこまち生産者協会:大地の甘酒
参考価格:4,998円(税込)
大地の甘酒 PET 600g×8本入 あきたこまち生産者協会
秋田県産あめこうじのみを使用し、砂糖、食塩無添加の甘酒です。
製造段階で摂氏零度以下という環境に一定期間置く「氷点下熟成製法」で、すっきりとした甘みが楽しめる味わいに仕上がっています。
米麹の甘みはしっかりあるもののくどくなく、くせもないので、するすると飲める甘酒です。
豆乳などで割ってもおいしく飲めますが、ストレートで自然な甘みを堪能するのもおすすめです。
600gのボトル入り、要冷蔵保存です。
飲んだ方の口コミをご紹介します。
・飲んで真っ先に圧倒的なお米感を感じる
・麹の香ばしさとお米の自然な甘さが鼻に抜ける
・冷で飲むのがおすすめ
・麹甘酒の印象が変わった
こだわりのお米の存在感がしっかり生きていることが分かります。
甘酒は酒粕派だった方にも、好評な様子です。
スーパーで買える米麹を使って甘酒を手軽に作ろう!
ここまで見てきましたが、米麹を使った甘酒が優れた栄養を含む食品だということがわかりました。
スーパーではさまざまなメーカーの甘酒を買える時代ですから、それらを手軽に利用するのはもちろん良いことです。
同じくスーパーで買えるみやここうじなどの米麹を使って、いちど自分で甘酒を作ってみるのも、さまざまな発見があり楽しいものです。
米麹が発酵するためにはある一定の温度を保つことが必要ですが、家庭ではその道具として、炊飯器を使うことをおすすめします。
それでは、米麹と余ったご飯で簡単にできる、甘酒の作り方をご紹介しましょう。
【材料】
・米麹 200g
・ご飯(温かいご飯、冷ご飯どちらでも可) 200g
・水 500~600cc
(米麹:米:水=1:1:3を目安にする)
【作り方】
①鍋にご飯を入れ、水を全量加えてください。
②60℃まで加熱し、火を止め、米麹を加えます。
③再度加熱し、60℃になったら速やかに火を止め、炊飯器に移しましょう。
④ふたはせず濡れふきんをかけて保温スイッチを押します。
⑤発酵のムラが出ないよう時々かき混ぜながら、なおかつ56~60℃を維持するように、定期的に温度を測ってください。
⑥10時間ほど置いて完成です。
米麹を用意しておけば、余った冷ご飯を使っていつでも甘酒を作ることができます。
飲み切れない分は密閉容器に入れて冷蔵庫で保存すれば1週間持ちます。
ジップロックなどに入れて冷凍保存すれば、約1か月楽しむことができるでしょう。
味も栄養も優等生な米麹の甘酒を、毎日の生活に取り入れよう!
日本古来から甘酒は滋養強壮、夏バテ防止などの目的で愛飲されてきました。
最近では甘酒についての研究が進み、その良さが実証され、甘酒は時代を経ても愛されています。
甘酒は、離乳期の赤ちゃんから、体調や美容を気遣う成人まで、老若男女問わずどなたでも気軽に飲める栄養飲料です。
家庭にある炊飯器などを利用して、余ったご飯と米麹でいつでも作ることもできます。
甘酒をもっと積極的に食生活に取り入れ、家族みんなの健康づくりに役立てていきましょう。