豆乳と納豆の栄養成分や効果について!栄養に差はあるのか?
2017/03/27

大豆は栄養が豊富で人気の食材ですよね。
中でも、豆乳や納豆は、日々の食事に取り入れている方も多いのではないでしょうか?
豆乳はとても手軽に取り入れられ、女性にはうれしい成分がたくさん含まれていますよね!
納豆の栄養効果もとても魅力的ですよね。
今回は豆乳と納豆についてお話していきたいと思います。
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この記事のコンテンツ
豆乳や納豆などの大豆に含まれている栄養成分って?
近年の健康志向の中、豆乳や納豆などがダイエット食品として注目されていますよね。
その原料である大豆は、「豆の王」と呼ばれているように本当に多くの栄養素が含まれています。
またアミノ酸の組み合わせが動物タンパクにも似ていて、「畑の肉」と呼ばれる事もあります。
脂肪も結構含まれていますが、コレステロールを全く含んでいないので安心して食べて下さい。
また大豆には炭水化物、食物繊維、カルシウム、鉄、ビタミン類などなど…あの小さな一粒の中にぎっしりと栄養素が詰まっています。
また自身がコレステロールを含んでいないばかりか、総コレステロールを減少させる大豆レシチンや大豆サポニン等の機能性物質が多く含まれています。
コレステロール値が高くなると、脳卒中や心筋梗塞など血管系の病気を発症するリスクが高くなりますので、その予防として大豆が注目されているのです。
その他にも骨租しょう症の予防や、更年期障害の防止にもなるイソフラボンなども含まれています。
栄養満点!女性にうれしい豆乳の効果とは?
それではここからは近年注目度が増している豆乳についてお話ししていきましょう。
大豆そのものを食べる機会は少ないですし、納豆は苦手なんて方も多い中、手軽に栄養が摂れる豆乳の需要が高まっているんですね。
そんな豆乳の効果をまとめてみました。
★お通じのサポート
食物繊維や乳酸菌などは便秘に効くと聞いた事が有ると思いますが、豆乳に含まれる「オリゴ糖」には腸内環境を整える作用があるので、更にお通じを良くしてくれるのです。
★ダイエット効果
豆乳に含まれているサポニンという成分は高い抗酸化作用があり、体内に付く余分な脂肪を抑制する効果があるので、体内脂肪を付きにくくするという点から、ダイエットに効果が有るとされています。
★体内環境の改善
豆乳に含まれているレシチンという成分は脂質をエネルギーに変えやすくする効果や、血中の悪玉コレステロールを抑制する効果がある為、体内の代謝を高め、血行を良くしてくれる効果が有り、ダイエットや冷え症の予防にもなります。
★イライラ対策
豆乳に多く含まれているビタミンB群は集中力を高めたり、イライラする気持ちをおさえてくれる効果があります。
またビタミンB群には美肌効果もあるので、特に女性にとってはありがたい健康飲料なのです。
★女性ホルモンサポート
大豆由来のイソフラボンは女性ホルモンと似た働きを持っており、生理中の不調や更年期障害などに効果があります。
栄養豊富な豆乳の摂取量の目安とオススメの飲み方
豆乳の効果をお分かり頂いたところで、次はおすすめの飲み方や量の目安についてお話ししましょう。
まず豆乳は朝に飲むとその効果が更にアップします。
体内の動きを活発にしてくれるので、一日を元気にスタートできますし、お通じの点からも朝が良いでしょう。
そして豆乳は栄養満点なので、栄養を吸収しやすい空腹時に飲むのも効果が上がりますよ。
豆乳に含まれるイソフラボンは摂取し過ぎると、逆に女性ホルモンを狂わせたり、胃腸の調子を悪くしてしまいます。
ですから妊婦さんや乳児などは特に注意が必要です。
イソフラボンの摂取目安として、1日70~75mg程度が推奨されていますが、毎日豆乳を飲んでも納豆を食べてもその位の量ですので心配はいりません。
すなわち普段から豆乳や納豆などを食べていれば、サプリ等で摂取する必要は無いという事です。
豆乳や納豆が苦手と言う方はサプリ等で補完することになりますが、イソフラボンは大豆食品以外にも含まれているので、サプリで摂る場合は30mg程度を目安として下さい。
納豆の栄養効果もすごい!
さて豆乳に負けず劣らず、栄養源の宝庫なのが納豆です。
「苦手だよ」と言う方も多いと思いますが、これを見たら食べてみたくなるかも!
納豆は大豆に納豆菌を混ぜて発酵させた食品なので、大豆そのものを食べているのと同じです。
更に発酵させている分腸に効くので、体内環境をきれいにしてくれるのです。
更に納豆にしか含まれていないナットウキナーゼという特別な栄養素は、血液をサラサラにして血栓を予防してくれるので、脳梗塞や心筋梗塞などの血管系の病気の防止になります。
また納豆に豊富に含まれる食物繊維は、血糖値の上昇を抑え、食べた物を脂肪に変えるのを防いでくれるので、ダイエットに効果が有ります。
あとはビタミンB群が豊富で、身体や目の疲労回復であったり、美肌、美髪効果も有ります。
更に納豆菌が作り出すビタミンKはカルシウムとの相乗効果で骨を強くし、骨租しょう症の予防にもなります。
なお必要のないビタミンは尿として排泄される為、過剰摂取の心配は無用です。
他にも納豆の栄養はたくさんある!
納豆にはその他にもたくさんの栄養素が含まれています。
ポリアミンという成分はアンチエイジングに大変に効果が有ります。
若い頃は体内でポリアミンが作られるのですが、年齢を重ねるうちにその能力は衰えてきます。
そこで納豆などからポリアミンを摂る事が必要になってくるのです。
細胞の再生が叶えば、お肌のくすみや、シミ、そばかす防止になります。
また豆乳にも含まれているレシチンにはデトックス効果が有りますのでこれも美肌効果が期待できます。
あと何といっても大きいのは、カルシウムの摂取に関してです。
カルシウムは言うまでもなく骨を強く、太くしてくれる、人間にとって大切な栄養素の一つです。
ただカルシウムというのは体に吸収されにくい、少々厄介な成分なのです。
しかし納豆には豊富なタンパク質が含まれていて、カルシウムの吸収を助ける働きがある為、効率よく吸収することが出来るのです。
前項で取り上げたイソフラボンや食物繊維の効果なども合わせ、納豆には実に多くのメリットがあるのです。
豆乳と納豆の栄養の差はあるの?
それぞれの特徴は単純な比較ではありますが、納豆は食物繊維、豆乳はイソフラボンが多く含まれている事。
納豆はナットウキナーゼ等、納豆にしかない栄養素を多く含んでいるので、納豆独自の効果が期待できる事。
一方豆乳は飲み物なので、消化が良く、大豆由来の成分を丸々吸収しやすい事。
などが挙げられます。
どちらも原料は同じ大豆ですから、大まかな成分、栄養素は変わらないので、個人の生活スタイルやニーズに合わせて選んでいきたいものです。
便秘気味の方、骨が細く弱い方には、発酵食品で食物繊維を多く含み、カルシウムを吸収しやすくなる納豆を。
納豆嫌いの方、胃腸が弱い方、女性ホルモンの乱れに悩んでいる方には、消化が良く、くせの無いさらっとした飲み口の豆乳がおすすめです。
もちろんあくまでも一つの例に過ぎず、様々なシーンで、食べ方で活用して頂きたいと思います。
特に女性の方にはうれしく、助かる効果のたくさん含まれている大豆食品ですから、上手に選んで頂きたいと思います。
バランス良く摂取しましょう!
大豆製品はとても栄養が豊富ですよね。
豆乳や納豆は、日々摂取している方も多いのではないでしょうか?
しかし、大豆に含まれる大豆イソフラボンには摂取量の目安があります。
大豆が身体にいいからと言って、必要以上に摂取するのは控えるようにしましょう。
バランス良く、毎日の食生活に摂り入れるようにしてください。