オーブンがないという方、暑い日にオーブンを使わずお菓子作りをしたい、という方もいらっしゃると思います。
電子レンジを使ったお菓子は時間も短縮できますし、思ったよりいろんなお菓子作りが楽しめます。
今回はレンジでも作れる小麦粉を使ったお菓子のレシピを紹介します。
どれも簡単ですぐ作れてしまうお菓子なので、忙しくてお菓子作りなんて、という方もどうぞ。
レンジを使って蒸しパンを作るには?
小麦粉と黒糖を使ってレンジでふわふわ蒸しパンを作りましょう。
子供さんがいる方はおやつに、忙しい方は朝に食べるのもいいですよね。
黒糖や卵も入っているので、栄養価も高いです。
レンジで加熱するので、蒸し器を使わずに済み、より簡単に作れますよ。
安上がりで時短でできるうれしいお菓子のレシピです。
【材料】
・小麦粉200g
・黒糖80g
・水100cc
・卵2個
・蜂蜜大さじ3
・ベーキングパウダー小さじ1
【作り方】
①黒糖は10ccの水につけて一晩溶かします。
②ボウルに卵を割り入れ、黒糖、蜂蜜を加え混ぜ、最後に小麦粉とベーキングパウダーを合わせたものをふるい入れます。
粉を入れたらさっくりと切るように混ぜましょう。
③大きめの耐熱容器に流し入れ、1000wのレンジで6~7分を目安に加熱します。
容器やレンジによって時間が違うので、様子を見て加熱してくださいね。
取り出して1分たっても真ん中が落ち込んでこないようなら、OKです。
④型から出して、切り分けてどうぞ。
小麦粉を使ったお菓子と言えばこれ?レンジでクッキー
2種類のクッキーを紹介しますが、1つ目はスノーボールというお菓子です。
型抜きもいらず、手で丸めるだけですし、レンジで加熱するので本当にあっという間にできてしまいます。
本来はバターやアーモンドプードルを使うのですが、今回はいつも家にある材料で、思い立った時にすぐ作れるレシピです。
【材料】(15~16個)
・小麦粉100g
・砂糖40g
・サラダ油40g
・バニラエッセンス少々
【作り方】
①小麦粉と砂糖を混ぜ合わせます。
そこにサラダ油とバニラエッセンスを加え、ひとまとめにします。
②生地を丸めて600wのレンジで2分加熱してできあがりです。
冷めたあと粉砂糖をかけてどうぞ。
ビニール袋の中に粉砂糖を入れてまぶすとやりやすいですよ。
2つ目のクッキーはサブレです。
レモン汁を入れて作るレモン風味のサクサクサブレの型抜きタイプを紹介します。
【材料】(10~15枚)
・小麦粉70g
・砂糖35g
・バター35g
・レモン汁小さじ2分の1
・卵黄1個分
・バニラエッセンス少々
【作り方】
①バターは室温に戻しクリーム状に練ります。
砂糖を少しずつ加えてすり混ぜていきます。
②①に卵黄を混ぜ、レモン汁、バニラエッセンスを加えたのち、小麦粉をふるい入れ、ヘラでさっくり混ぜます。
③ひとまとめにしてラップに包み、冷蔵庫で10分程度休ませます。
④まな板の上にラップを敷き、生地を置いて生地の上にラップをかぶせ、麺棒でのばし、型で抜いていきます。
⑤クッキングシートに並べ、6枚当たり1分くらいレンジにかけます。
指にくっつかないなら出来上がりです。
かわいい!レンジを使ったお菓子マグカップケーキ
レンジを使うので、できあがりもあっという間ですし、普段お使いのマグカップがボウル代わり、型代わりになり洗い物も少なくて済みますので、忙しい方にもぴったりのお菓子です。
チョコチップを加えてみたり、ココアパウダーを加えてみたりと、いろいろアレンジして楽しんでください。
【材料】(マグカップ1個分)
・小麦粉大さじ3
・砂糖大さじ1.5
・サラダ油大さじ1
・卵1個
・ベーキングパウダー小さじ1
【作り方】
①マグカップの中に小麦粉とベーキングパウダーを入れ泡だて器で混ぜてダマをなくします。
②①に卵を入れて混ぜ合わせ、サラダ油を入れてよく混ぜます。
③500wのレンジで3分温めてできあがりです。
取り出すときにやけどをしないよう注意してくださいね。
これもレンジでできるの?一見高級なお菓子ガトーショコラ
フランス語ガトーとは焼き菓子の総称です。
ガトーショコラとはつまりショコラつまりチョコレートのお菓子のこと。
小麦粉は使わず濃厚なガトーショコラがなんとレンジで作れてしまうのです。
思ったより簡単に作れるので、びっくりしてしまうに違いありません!
一度お試しください。
【材料】(直径15㎝の丸形1個分)
・板チョコ70g
・バター20g
・砂糖15g
・卵1個
・牛乳大さじ1
・ホットケーキミックス30g
・ココアパウダー大さじ1
【作り方】
①ボウルに卵を溶き、砂糖と牛乳を混ぜておきます。
②板チョコは刻み、バターとともにレンジにかけて溶かします。
(40秒くらい)
③①に②を少しづつ加えて混ぜていきます。
④③にホットケーキミックスとココアパウダーを2~3回に分けて加え、さっくり混ぜます。
コツは練らないことです。
⑤クッキングシートを敷いた耐熱容器に流し込み、台に何回か軽く落として生地の中の空気を抜きます。
表面を平らにならしてレンジ500wで2分半~3分かけて、その後は様子を見ながら、中心に竹串を刺して何もついてこなくなるまで、レンジを少しづつかけます。
2分ほど蒸らして、粗熱が取れたら、お皿にひっくり返して冷まします。
切り分けてどうぞ。
やはり和菓子がほっとする?ういろうをレンジで作ろう
ういろうは米粉やくず粉などを使って作る日本のお菓子の一種。
ういろうがレンジで作れるなんて、驚きですよね。
電子レンジのかけすぎにさえ注意すれば、もちもちとした、本格的なういろうが作れるのです!
小麦粉でできるういろうレシピを押さえておけば、思い立った時にレンジであっという間にういろうが楽しめます。
【材料】(4~5人分)
・小麦粉100g
・砂糖70g
・塩少々
・水350cc
・粒あん200g
【作り方】
①ボウルに小麦粉と砂糖と塩を混ぜ合わせ、水を少しづつ加えつつダマにならないように混ぜていきます。
②粒あんも混ぜ、耐熱容器に流し、ラップをします。
③電子レンジ600wに7~8分かけますが、電子レンジや使う容器によって時間が異なります。
透明感がでて、生っぽさがなくなるまでレンジにかけますが、かけすぎには注意しましょう。
硬くなってしまいます。
④冷めたら切り分けて、できあがりです。
これも小麦粉が入ったお菓子?レンジでできる蒸し羊羹
羊羹とはもともと中国では羊肉を使ったスープのことでした。
鎌倉~室町時代に禅僧によって食事の合間に食べる小食として日本にもたらされたのですが、禅僧は肉を食べることは許されていなかったためあずきや小麦粉、くず粉など植物性の食材を使って羊肉に見立てた料理が作られていき、次第に変化して今のような羊羹になったそうです。
そんな歴史ある羊羹がご家庭でも作れるなんて驚きですね。
今回紹介するのは小麦粉とゆであずきの缶詰めを使ってレンジで加熱して作るお菓子です。
上手にできたら、お客様にもお出しできるかもしれませんよ。
【材料】
・ゆであずきの缶詰200g
・小麦粉大さじ2
・水大さじ1
【作り方】
①ボウルにゆであずきと小麦粉を入れて混ぜ、水を入れてゆっくり丁寧に混ぜていきます。
②耐熱容器に入れて平らに表面をならし、ふわりとラップをかけます。
レンジで2分かけて、容器をレンジから取り出して全体をかき混ぜます。
③もう一度ラップをかけて1分レンジで加熱します。
④巻きすにラップを広げ、羊羹を棒状になるようにラップで巻きます。
巻き終わって口を閉じたら巻きすで巻いて形を整えます。
⑤そのまま冷蔵庫で30~1時間冷やして、お好みの厚さに切って、できあがりです。
レンジを使ったお菓子作りを楽しみましょう
いかがでしたでしょうか。
レンジを使っていろいろなお菓子が作れるのですね!
家庭でお菓子作りをすると、節約にもなりますし、何より達成感、満足感を感じることができますよ。
家族も喜ぶでしょうし、自分のストレス軽減にも役に立ちます。
うまくできたら友達に食べてもらうこともできますし、プレゼントにもできます。
いいことづくめなので、ぜひお試しくださいね!
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