手作りチャーシューはボリューミーな肉のおかずとして、大人も子供も大喜びするメニューですよね。
また、ラーメンのトッピングにはもちろん、お弁当やちょっとしたおつまみにも使えて重宝するおかずです。
今回は、このチャーシューを電子レンジで簡単に作るレシピをご紹介します。
時短レシピから本格派まで、いろいろなレシピをご覧ください。
決定版!電子レンジで作る本格派なのに簡単なチャーシューのレシピ
チャーシューを作るというと、豚肉のブロックを長時間かけて鍋で煮込むイメージですよね。
しかし、電子レンジを使って驚くほど簡単に、そして短時間でできるのです。
さっそくレシピをご紹介しましょう。
【材料】
・豚ロースかたまり肉 300~400g
・砂糖 大さじ3杯
・醤油 大さじ3杯
・オイスターソース 大さじ1杯半
・酢 大さじ1杯
・塩 大さじ1/2杯
・チューブのおろし生姜 小さじ1杯
・チューブのおろしにんにく 小さじ1杯
【作り方】
①深めの耐熱容器に、肉と調味料全てを入れて馴染ませます。
②ラップをかけて電子レンジ500wで5分加熱しましょう。
③肉を裏返し、ラップなしで再び電子レンジで7分加熱します。
④竹串をさし、赤い汁が付いたらさらに1分加熱してください。
⑤レンジから取り出し、粗熱が取れたらスライスして、余ったたれをかけてできあがりです。
加熱時間はわずか13分で余計な下ごしらえも要らず、トータル15分で完成する超時短レシピです。
チャーシューはもう、煮込む料理だけではありませんね。
常識を覆す電子レンジの効用です。
にんにくや生姜、オイスターソースが深みとコクを加えた味なので、本格派の仕上がりです。
誰もが好きな味!万人受けするしっとりチャーシューのレシピ
次は、全体にしっとりとした、まろやかなチャーシューのレシピをご紹介しましょう。
子供からお年寄りまで、みんなに好まれる味付けです。
もちろん、電子レンジで短時間にできますよ。
【材料】
・豚肩ロース肉ブロック 300~350g
・水 1カップ
・醤油 カップ1/2杯
・はちみつ
・大さじ 2杯
・チューブのすりおろしにんにく 小さじ1杯
・チューブのすりおろし生姜 小さじ1/2杯
【作り方】
①肉全体をフォークで突き刺し、味を滲みこみやすくします。
②耐熱ボウルに調味料を全て合わせたものを入れ、①を入れます。
③オーブンペーパーを肉にすきまなく、ぴったりとかぶせるようにのせ、その上からさらにラップをふんわりとかけます。
④電子レンジ600wで7分加熱したら取り出し、裏返して5分加熱しましょう。
⑤そのまま10分放置し、肉汁を落ち着かせます。
⑥薄めにスライスし、煮汁に漬け込ませればできあがりです。
オーブンペーパーにくるみ、さらにラップをかけることで、蒸し状態にするのがしっとりさせるポイントとなります。
さらに、煮汁に漬けこませることで、味を中までしっかり滲みこませるのです。
翌日以降に食べる場合は、スライスすると味が滲みこみ過ぎてしょぱくなるため、塊のまま煮汁に漬けておきましょう。
電子レンジで風味豊かな中華風チャーシューを作ろう
こちらも電子レンジを使った、焼かないチャーシューのレシピです。
隠し味をいくつか用いて、家庭でできる中華風な味わいを深めています。
簡単で短時間にできるのもポイントです。
【材料】
・豚肩ロース肉ブロック 400~500g
・味噌 大さじ3杯
・酒 大さじ2杯
・砂糖 大さじ2杯
・醤油 小さじ1杯
・ゴマ油 小さじ1杯
・豆板醤 小さじ1/2杯
・チューブのすりおろしにんにく 3cm
【作り方】
①調味料のすべてを耐熱ボウルに入れて混ぜ、肉をしっかり絡ませます。
②ふんわりとラップをかけて、電子レンジ600wで8分加熱しましょう。
③取り出して肉をひっくり返し、再び8分間、今度はラップなしで加熱します。
④煮汁をしっかり絡め、ラップをかけて10分放置したらできあがりです。
柔らかく、しっとりトロトロな仕上がりです。
味噌とゴマ油、豆板醤がこっくりとした、深みのある味わいのチャーシューです。
火を使わないから暑い夏でもOK!超絶おいしいチャーシューレシピ
暑い夏は、できるだけ火を使わない料理で済ませたいですよね。
電子レンジで作るチャーシューは、ご飯のおかずにもビールのおつまみにも合う、夏にピッタリのおすすめメニューです。
上述した中華風チャーシューをアレンジして、ビールにも合うような本格的な味わいのレシピにしました。
【材料】
・豚肩ロース肉ブロック 300~350g
・きゅうり 1本
・味噌 大さじ2杯
・砂糖 大さじ2杯
・酒 大さじ2杯
・ゴマ油 小さじ1杯
・豆板醤 小さじ1/2杯
・にんにくのすりおろし 1/2かけ分
【作り方】
①味噌以下の調味料全てをよく混ぜ合わせます。
②耐熱のボウルに肉を入れ、①をそのまま肉にかけましょう。
③ラップをしないで、電子レンジ600wで9分加熱します。
④きゅうりを4cmの細切りにしてください。
⑤ボウルを出して肉をひっくり返し、ラップをぴっちりかけてそのまま20分置きます。
⑥ラップを外し、ボウルの内側についた調味料をスプーンでこそげ落として肉汁でのばし、肉の上下をひっくり返してよく絡めましょう。
⑦肉をスライスして器に盛り、タレをかけてきゅうりを添えたらできあがりです。
ポイントは、肉を加熱する前に調味料と絡ませないことです。
ラップなしで加熱した後、ラップをぴっちりかけて放置することで熱を逃さず、じわじわと時間をかけて程よく肉の中まで火が通ります。
こうすることで肉がよりジューシーになるのです。
さらに、水分が飛んだ調味料とあふれ出た肉汁とを合わせて漬けだれとすることで、よりうまみの効いた濃厚なタレになります。
最後にこのタレを、ふっくらしっとりとうまみに膨れ上がった肉に絡めることで、最高のおいしさをかもし出すのです。
10分で完成!超絶簡単電子レンジチャーシューのレシピ
ここでは、忙しいときの味方になってくれる、超時短レシピのご紹介です。
電子レンジでわずか10分と、下ごしらえも余計なワザも要りません。
手抜きなのに家族みんなが喜ぶ電子レンジチャーシューです。
【材料】
・豚バラ肉ブロック 350g
・醤油 大さじ2杯
・酒 大さじ2杯
・チューブのすりおろしにんにく 3cm
・チューブのするおろし生姜 3cm
【作り方】
①深めの耐熱皿に調味料全てを入れて混ぜ、豚バラ肉のブロックを半分に切って乗せます。
②ラップをかけて電子レンジ500wで5分加熱しましょう。
③肉をひっくり返してさらに5分加熱します。
④粗熱が取れるまでそのまま放置してください。
⑤好みの厚さに切り分ければできあがりです。
味付けも作り方もシンプルなのにおいしいのは、豚バラ肉で作っているからです。
脂が多いので味が濃厚で、肉好きにはたまらないおいしさです。
ひと手間かけてさらにおいしく!しっかり味が滲みこんだ電子レンジチャーシューのレシピ
調理する時間はわずか10分ですが、下ごしらえと仕上げのひと手間を加えることで、本格的なチャーシューが作れます。
電子レンジで作ったとはとても思えないレシピをご紹介しましょう。
【材料】
・ネットで包んだ豚肩ロース肉ブロック 400g
・酒 1/4カップ
・醤油 大さじ2杯半
・砂糖 大さじ1杯
・みりん 大さじ1杯
・ネギの青いところ 10cmを2本
・生姜 15g
・ネギ 1/3本
・サラダ菜 5~6枚
・サラダ油 小さじ2杯
【作り方】
①ポリ袋に、薄切りにした生姜と酒、醤油、砂糖、みりんを入れて、肉とネギの青い部分を加えて袋の上からもみます。
②空気を抜いて口を閉じ、途中で3~4回上下をひっくり返しながら、常温で30~40分間放置して下味をつけましょう。
③耐熱ボウルに②をそのまま移し、ふわっとラップをかけて、電子レンジ600wで5分加熱します。
④肉の上下をひっくり返して再びふわっとラップをし、5分加熱します。
⑤電子レンジから取り出し、ラップをしたまま10分そのままにして蒸らしてください。
⑥竹串をさして、澄んだ肉汁が出ればOKです。
濁った肉汁なら再びラップをして1~2分再加熱します。
⑦フライパンにサラダ油を入れ、豚肉を転がしながら強火の中火で焼き色を付けて取り出します。
⑧豚肉を取り出した後のフライパンに、⑥の漬け汁を入れて強めの中火にかけて、半分になるまで煮詰めます。
⑨煮詰めた汁をざるでこします。
⑩ネギは縦半分に切って斜め薄切りにし、冷水につけておいてから水気を切り、パリッとさせます。
⑪肉のネットを切って適当な厚さにスライスして器に盛り、ネギとサラダ菜を添え、⑨の汁を肉にかけたらできあがりです。
下ごしらえでしっかり味を滲みこませ、仕上げのひと手間で焼き目をつけた、まさに本格的なチャーシューです。
初めて作っても失敗しない、誰もが納得のおいしさです。
電子レンジで簡単にチャーシューを作ろう
時間がかかると思っていたチャーシュー作りは、電子レンジを使えばアッという間に、簡単においしく作れます。
作っておけば冷蔵庫で保存できるため、お弁当のおかずやラーメンのトッピングに使えてとても便利です。
しかも火を使いませんから、暑い夏の日のメニューとしても、ちょっとした集まりのときのおつまみとしてもいいですね。
肉の特売日にまとめて作ってみましょう。