人気が急上昇!夏でも美味しい納豆150gのカロリーと栄養素

納豆は好きですか。

私は大好きですが、独特の臭いとネバネバが苦手という人もいますね。

今、そんな納豆が健康にいいと、世界中で食べられています。

それでは納豆のカロリーはどれくらいでしょうか。

1日3食、毎食食べるとどれくらい摂ることになるのでしょうか。

納豆3パック分の150g分のカロリーはどれくらいでしょうか。

今回は納豆について、色々なお話をご紹介しましょう。

「おかめ納豆」150gのカロリー

スーパーで販売されている納豆は、丸い紙パックに入っているもの、白い発泡スチロールに入っているもの、昔ながらの藁に包まれているものがあります。

藁に包まれているものは、常時販売しているお店は少なく、イベントなどで取り扱うことがありますね。

納豆は30g入り、40g入りと様々で、粒の大きさや同封されているタレ、豆の種類などによっても入れ物や量が違っています。

納豆のメーカーとして全国のスーパーで見かけるブランドに「おかめ納豆」がありますね。

おかめ納豆では発泡スチロール容器が多く、1つが50g入り、3つで150gが1パックで販売しているものが、たくさん製造販売されています。

毎食納豆を食べる人なら、1日でちょうど150g分の納豆を食べることになります。

おかめ納豆で良く見かける「極小粒ミニ3」は50gで102kcal、からしやタレを入れて107kcalです。

3つで150g、からしやタレなしで306kcal、タレを入れると321kcalになります。

毎食食べると、1日で306kcalを納豆で取ることになります。

おかめ納豆の丸い紙カップの商品は、カップの納豆が1カップ当たりの量が30gと少ないため、1カップが56kcal、150gでは発泡スチロールとほぼ同じで305kcalになります。

納豆はダイエットにもいいと人気の食材ですが、おかめ納豆の極小粒ミニ1パックをタレを入れてご飯と一緒に食べると、ご飯のカロリー303kcalを加えて410kcal。

丸いカップの場合は、タレ付きでは364kcalとなり、海苔や長ネギなどをトッピングしても370kcalです。

カロリーだけを見ると、持ち帰り弁当店の「焼き肉弁当」半分とほぼ同じで、確かに低カロリーになります。

ミツカンの「金の粒」と「くめ納豆」150gのカロリー

お酢で有名なミツカンでは、「金の粒」と「くめ納豆」の二つの納豆ブランドを展開しています。

ミツカンの「金の粒」では、40g入りや45g入りがあります。

ミツカンの金の粒シリーズは、白い発泡スチロールの入れ物だけを販売して、丸い紙カップ入りはありません。

ミツカンで、丸い紙カップの納豆を販売しているのは、「くめ納豆」プチ納豆カップで、こちらは1カップ20gと本当に一口サイズの納豆になります。

金の粒の代表商品「ほね元気」は45g入りで1パック76kcal、150gで253kcalになります。

ミツカンの「くめ納豆丹精」は1パック40g入りで66.8kcal、150gで250.5kcalと他の納豆と比較しても低カロリーです。

くめ納豆丹精は大豆も北海道産の「ユキシズカ」というブランド納豆で、一緒にごま・海苔・ネギの薬味が入っています。

薬味を改めて用意する必要がなく、薬味を入れても1パック当たりのカロリーが71.2kcalと低カロリーで人気が高い納豆です。

くめ納豆は水戸での人気のブランド納豆で、ミツカンでは金の粒と合わせて、他にも「黒酢タレ」「ポン酢タレ」「ふっくら納豆」など20種類以上の納豆商品を製造販売しています。

同じ大豆食品の納豆ですが、メーカーが同じでも粒の大きさや一緒に入っているタレ・トッピング用の具によってカロリーが違ってきます。

また、大豆も北海道産のものから、アメリカ・カナダ産のものまであります。

自分の好みや用途で、色々な種類から選べるのが楽しいですね。

納豆150gに入っている納豆菌

納豆といえば、水戸納豆。

イベントや道の駅、アンテナショップでは昔ながらの藁の納豆を手にすることができます。

藁の納豆は1つが70gで、スーパーなどで販売されている納豆よりもたくさん入っています。

藁で作られている納豆でも、スーパーで販売している納豆でもほぼカロリーは同じくらいで、100g当たりのカロリーは200kcal、150gで300kcalになります。

藁で作られた納豆は、スーパーで売っている発泡スチロールの納豆と違い自然な納豆菌を使っています。

納豆菌は藁に生息する枯草菌で、納豆用の藁には1本あたり1000万個の納豆菌が生息しています。

自然な藁の納豆菌は熱に強いため、藁を熱湯で煮沸し他の菌を殺菌し、納豆菌だけにします。

納豆菌だけが残った藁に茹でた大豆を入れて、納豆を作ります。

出来上がった納豆は70g~75gになるため、2本で140g~150gになります。

納豆は1本で500億個、150gで1000億個以上の納豆菌を保持していると言われています。

身体の調子をよくするために必要な言葉が、健康的な腸内環境を整えることですね。

理想的な腸内環境を作るために良いのが、乳酸菌と言われていますが、乳酸菌は胃酸に弱くヨーグルトや乳酸菌メーカーが作る乳酸菌は、その胃酸に負けずに腸まで届くように作られています。

納豆菌は乳酸菌と違い、胃酸に強く腸まで届き、腸内で活発に働くことができます。

そのため、納豆を食べることで腸内環境を整えて、余分に食べた糖質や脂質を摂りすぎることを予防します。

納豆はカロリーの多くがたんぱく質のため、皮膚や筋肉・血液の原料にもなります。

納豆による整腸作用で、免疫効果も上がります。

納豆菌ってすごいですね。

ひきわり納豆150gのカロリー

同じ納豆でも、粒納豆とひきわり納豆はカロリーが違います。

おかめ納豆では、粒納豆のミニ小粒が150gで307kcalですが、ひきわりにすると303kcalになります。

金の粒では、国産小粒3パックの150g当たりのカロリーが259.5kcalですが、同じ大豆のひきわりは納豆は241.5kcalになります。

同じ納豆でも、粒納豆よりもひきわりの方がカロリーが低くなります。

ひきわり納豆が普通の粒納豆よりもカロリーが低いなら、普通の納豆以上に食べたいと思われた人もいるのではありませんか。

ひきわり納豆は、そのまま食べるだけでなく、納豆汁や納豆巻き、納豆パスタの具としても使われています。

納豆巻きに納豆汁、納豆好きにはたまらない納豆レシピですね。

ひきわり納豆は、普通の粒納豆よりもカロリーが低いだけではありません。

同じ納豆でも普通の粒納豆のたんぱく質が100g当たり14.8gに対して、ひきわり納豆は16.3gと多くなります。

脂質を比較すると、普通の粒納豆が100g当たり7.6gに対して、ひきわり納豆は6.8gと少なくなります。

カロリーが低いのに、たんぱく質が多いというのは、それだけ脂質・糖質が少ないということです。

同じ納豆でも、ひきわりにするとさらに健康にいい納豆になります。

お寿司屋さんに行くと、まぐろやぶり、ヒラメなどの魚介類の他に、納豆巻きを提供しているお店が増えています。

レトルト味噌汁のコーナーには、ひきわり納豆を使った納豆汁が商品の中に並んでいます。

ひきわり納豆はご飯に混ぜて食べるだけでなく、色々な料理にも合う健康食品。

パスタや冷や麦、卵焼きやピザトーストと、色々な料理のレシピに利用してみましょう。

納豆レシピ150gのカロリーと栄養素

納豆巻きには二つの作り方があります。

一つは細巻きの巻きずしの中に納豆を入れる方法と、手巻き用の海苔の上にご飯をのせて、納豆をトッピングし斜めに巻く方法です。

細巻きの納豆巻きは、1本がおよそ130gになります。

海苔、ご飯、納豆で1本は217kcalになります。

ちょっとご飯を多めに入れて太目の150gにすると、250kcalです。

納豆巻きには細巻きタイプの他に、海苔を半分に切って太くした太巻きタイプ、手巻きタイプと色々あり、ひきわり納豆の他に青じそやいりごまを入れることもあります。

特に自宅で手巻きにすると、好きな具を入れることができるため、イカ納豆や納豆明太などにすることもあります。

夏の暑いとき、冷や麦や冷やしうどん・そうめんに納豆をトッピングの具に入れると、さっぱりとしながらしっかりとたんぱく質を摂ることができます。

ひきわり納豆の他に、千切りにした青じそ・刻み海苔・いりごま・ミョウガ・長ネギ・ワサビや柚子胡椒をトッピングします。

ビタミンA・Cを摂ることもできますので、ただの海苔とネギだけの冷や麦よりも栄養価が高く、カロリーも500kcalくらいになります。

冷や麦は1人分で75g、2人分で150g、ひきわり納豆1パックを2人分にするとちょうどいいかもしれませんね。

同じ500kcalでも、普通の冷や麦のほとんどは、糖質(炭水化物)とナトリウムですが、ひきわり納豆を入れることでビタミンB1・B2・B6、パントテン酸、たんぱく質が摂れます。

青じそやいりごま、ミョウガでビタミンA・C・K、カリウムを摂ることができます。

しかも、カロリーはほとんど変わりません。

麺つゆのナトリウムともバランスをとることができるため、ひきわり納豆のトッピングで、今までの冷や麦が健康食品になります。

夏に食べたい美味しい納豆レシピ

暑い日が続くと食欲がなくなりますね。

ご飯も食べたくない、つい甘いものや冷たい麺類で過ごしてしまうという人もいます。

しかし、具をほとんど入れない冷たい麺や甘いものばかりでは、栄養に偏りが出てしまいます。

そんな時にあっさりしていてご飯が進む、納豆レシピをご紹介しましょう。

<長芋とオクラの3色納豆>

【材料】

・長芋 50g
・オクラ 3本
・納豆 1パック
・かつお節 大さじ3
・醤油 大さじ1
・いりごま 小さじ1
・好みでわさび、からし

【作り方】

①長芋は1cm幅の短冊切りにします。

②オクラは2mm程度の輪切りにします。

③切った野菜と納豆、鰹節、醤油を混ぜます。

④上からいりごまを散らします。

⑤好みでわさび、からしを混ぜます。

ご飯の上にトッピングするだけで、さっぱりとした三食丼になります。

カロリーは2人で134kcal、1人67kcalです。

長芋はスーパーで販売しているパックに入っているものが、8cm~10cmくらいで150g~200gになります。

長芋を購入した分を全部使うとちょっと多めという人は、冷凍しておくといつでも三食丼を作ることができます。

長芋はカロリーが低いものの、GI値が高くダイエットに向いていないといわれていますが、GI値の低い納豆やオクラと混ぜることで、全体のGI値は下がります。

長芋とオクラ・納豆は麺類にも最適で、ダイエット中の人なら蒟蒻パスタや蒟蒻麺に混ぜると、かなりの低カロリーになります。

たんぱく質も豊富で、筋肉の原料にもなり熱中症の予防にも効果が期待できます。

ダイエット効果もあるのに夏バテ防止にもなる、納豆レシピは人気急上昇中です。

世界中で人気が高まる納豆

世界中で食べられている和食ですが、納豆は苦手という人も多くいます。

しかし苦手な人が多いアメリカの中で、自ら納豆を作って販売している人もいます。

日本とはちょっと違う、瓶詰の販売で人気のお店もあります。

中でもパンに納豆、チーズ、海苔を乗せた納豆トーストは人気が高く、ダイエット目的で食べる人が増えています。

1瓶が220g入りで、日本の藁納豆よりも150gも多く入っています。

カロリーが低く健康に良い、ダイエット効果があると健康ブームのニューヨークでは、納豆の人気が高まっています。