最近は味噌汁やだし煮などを作る際、顆粒だしを使った作り方をする方が増えていますよね。
でも、本当はちゃんと出汁をとった味噌汁の方が…と思っていませんか?
確かに、ちゃんと出汁をとった味噌汁は美味しいです。
でも、顆粒だしには顆粒だしなりのメリットがあるんです!
手間がかかるイメージの味噌汁を顆粒だしで!簡単な作り方
毎食のお供としてあると嬉しいのが味噌汁。
でも、実際にいちから手順を守って作ると、とんでもなく手間がかかるのも味噌汁です。
そしてその苦労の割に、たくさん作ってあっても結構すぐに無くなってしまうんですよね。
出汁をとって、具材を煮込んで、味噌を溶き入れて…というのが一般的な作り方だと思います。
その出汁のとり方も、こだわりのある人は結構面倒だったりします。
鍋に水をはって、昆布を一枚。
沸いてきたら昆布を取り出して、鍋の水面が見えなくなるぐらいの鰹節を投入し、ザルと布巾でこして作る。
この作り方の味噌汁は確かに美味しいのですが、ちゃんと手順を守って作っても「?」となってしまうこともあります。
世の中の主婦が全員、いちいちこの出汁のとり方で味噌汁を作れるはずもなく、どうしたものかと困っているかと思います。
そんな時に役立つのが顆粒だしです。
鶏ガラやコンソメ、カツオ出汁や昆布出汁などが粉末になっており、いれるだけで出汁がとれる優れもの。
これを活用しない手はありません。
そんな顆粒だしの世界を、ちょっとのぞいてみましょう。
市場に存在する様々な顆粒だしとその味わい
顆粒だしには大きく分けてふた通りあります。
それは塩分が加わっているものと、そうでないものです。
有名な「ほんだし」などは、塩分があらかじめ添加されています。
そのため、味噌の量がすこし間違っていても、ちゃんとした美味しい味噌汁になるんです。
もう一方の塩分が加わっていない方は、簡単に出汁がとれて減塩になるのが魅力です。
作り方としては、いりこやカツオ節などがお茶パックのようなものに入っていて、鍋に投入して出汁がでたらひきあげるだけ。
手軽に、健康に気遣った味噌汁が作れるのが魅力です。
ほかにも顆粒だしやだしパックには、いりこだし、あごだし、サバ節などなど、出汁のことならおまかせあれ!という感じでスーパーに並んでいます。
自分の目的にあったものを選びましょう。
ちょっと勝手が違うのが昆布だしです。
こちらは顆粒だしの昆布だしを使用するより、昆布茶を隠し味に使った方が美味しくなるという秘密があります。
干し椎茸の顆粒だしが欲しい時は、昆布だしのようにしいたけ茶を使用するというのも手です。
顆粒状になっていれば簡単に味の調整ができるので、ぜひチャレンジしてみてください。
塩分が気になる場合の味噌汁の作り方
市販の顆粒だしには、ほぼ全て塩分が添加されています。
昆布茶なども、お茶として楽しめる程度には塩味がついていますよね。
その場合は、「天然」や「添加物なし」という表示のされた顆粒だしを買ってみてください。
これらには基本的に塩分は追加されていないので、だし汁だけを飲んだ時に少し物足りないかもしれませんが、味噌を溶くと旨味成分が前面に押し出されて、美味しい味噌汁になります。
また、具材からでる出汁を楽しむ、という方法もあります。
あら汁などがそうなのですが、出汁の出やすいものを具材にする作り方です。
貝汁などもそうですね。
あら汁の場合はあらを熱湯でさっと洗い、味噌汁の具として煮立ったお湯に投入します。
煮えてきたら、味噌を溶き入れます。
貝汁は砂出しをした貝を、水から火にかけて出汁をとります。
どちらも簡単な作り方で深みのある味噌汁ができます。
また、だし汁は複合するとより美味しくなるという研究結果が出ています。
ですから、あら汁や貝汁を作る際にも、ちょっとだけ無塩の顆粒だしを加えてあげると、味に深みがまして一味違った味噌汁に変身します。
味噌汁は無限の可能性!組み合わせで味に深みが出る作り方
世の中に顆粒だしは数あれど、味噌汁に使うのはカツオと昆布という思い込みがありませんか?
じつはコンソメや鶏がらスープなどでも、作り方次第で美味しい味噌汁が出来上がるんです。
コンソメの場合、具材は野菜をメインにするといいです。
そうすると野菜の甘みが味噌汁に流れ出て、甘みと旨みが重なった美味しい味噌汁になります。
鶏がらスープの場合は、お肉を入れても美味しいです。
この場合も作り方は簡単です。
胸肉やささみを茹で、それを取り出しておいてほぐします。
それに鶏がらスープを少々加えて、他の具材(キャベツや人参、もやしがおすすめです)を加えて、ほぐした鶏肉を戻し、味噌を溶くだけ。
簡単にいつもとちがったボリューム満点の、おかずにもなる味噌汁を作ることができます。
他にもブイヨンを使ったり、ホタテだしを使ったりと作り方と組み合わせはさまざまです。
「これは!」と思うものができた時は、ぜひ得意料理のラインナップに加えてあげてくださいね。
顆粒だしで作ったら手抜きって言われない?
よくネット上や主婦の井戸端会議で噴出するのが、「顆粒だしを使用した味噌汁の作り方は手抜きではないのか」議論です。
確かに味にうるさかったり、料理にこだわりがあったりする伴侶がいる場合、手抜きだと怒られることがあるかもしれません。
これはある夫婦の話なのですが、長年夫のためにきちんと出汁をとって味噌汁を作っていた奥様がいました。
ある日の食卓で、旦那様が「今日の味噌汁はうまい」と奥様を褒めます。
奥様が返した一言が、「これ顆粒だしをいっぱい入れただけよ」。
その後旦那様は「きちんと出汁をとれ」だとか、「火を止めてから味噌を入れろ」だとか、通ぶったことは言わなくなったそうです。
現代はたくさんの便利なものがあり、それで美味しく作ることができるのですから、手抜きだとは思いません。
この夫婦はすこし極端な例ですが、味に鋭い人ばかりでもない、というのもお分かりいただけたかと思います。
メインのおかずにたっぷり時間を使って、味噌汁は適度に面倒でない程度に、なおかつ美味しく作るのが一番良いのではないでしょうか。
簡単!お手軽!顆粒だしを味噌汁以外に使用するレシピ集
顆粒だしが味噌汁に大活躍する、というのはお分かりいただけたと思います。
では、味噌汁以外に使えるレシピはないのでしょうか?
また、残った味噌汁を活用できるレシピは存在するのでしょうか?
いくつか「これは美味しい!」と思った、顆粒だしを使った料理の作り方を書いておきますので、食卓の華やぎにしていただけると嬉しいです。
▪️前日の味噌汁で!簡単だし巻き卵
【材料】
・卵 3個
・昨日の残りの味噌汁 大さじ3
・砂糖 小さじ2
【作り方】
①材料を全てボウルで混ぜ合わせます。
②卵焼き器で三回に分けて焼きます。
一回目は卵の1/3を入れ、軽く表面を箸でほぐして、全体がくっついたスクランブルエッグのようにします。
それを手前に巻いていきます。
③巻いた卵を奥にやり、手前に卵液の残り半分を流し込みます。
巻いてある卵の下までひいてください。
それを手元へくるくると巻いておきます。
④ ③を繰り返して完成です。
昨日の残りの味噌汁、というのは、だしはしっかりしているのになにか物足りないものの代表です。
だし巻き卵に活用することによって、卵と砂糖の甘さで風味が際立ちます。
▪️油を使わないのでヘルシー!豆腐とネギとこんにゃくの炒め物
【材料】
・ネギ 1本
・糸こんにゃく 200g
・木綿豆腐 1/3丁
・顆粒だし 小さじ2
・めんつゆ 大さじ2
・砂糖 小さじ1
【作り方】
①糸こんにゃくは湯通しして水を切り、臭みを抜いておきます。
ネギは斜めのそぎ切りにし、木綿豆腐は表面をキッチンペーパーで拭いておきます。
②フライパンを熱し、ネギ、糸こんにゃく、豆腐を加えて、具材が混ざったら調味料を入れて炒めます。
中火ぐらいで焦げ付かないように炒めてください。
③水気がとんだら出来上がりです。
ちょっとしたすき焼きのような味がする、ヘルシーなのにモリモリ食べられるおかずです。
お肉が入っていなくても、顆粒だしの旨みでいくらでもご飯が食べられますよ。
時間と手間をかけるより、賢く使って美味しく生活!
昔は冷蔵庫などもなく、スーパーというものも存在しなかったので、出汁は各家庭でイチからとるのが主流でした。
しかし現代、人々の忙しさと道具の便利さはかなりの高水準になっています。
忙しい毎日を美味しいもので乗り切るために、顆粒だしで簡単に味噌汁などを作る、というのは結構重要なことなのかもしれません。
顆粒だしが生まれたことにより、料理の作り方が簡単になったのは喜ばしいことですね。