皆さんは、中華料理って好きですか?
皆さんが抱く中華料理のイメージは、どんなものでしょうか?
中華料理のイメージとして、「庶民的」「大勢で楽しむ」などがあると思います。
また中華料理屋さんなどのお店以外でも、自宅で中華料理を作って食べる事も多いですよね。
今回は、庶民的で美味しく、私達に馴染み深いチャーハンと、一緒に食べたいスープの作り方についてまとめてみました!
チャーハン&スープは何番?女性が好きな中華メニューとは?
中華料理は自宅でも作ることのできる料理で、男女問わず人気がありますね。
女性の好きな中華料理ランキングがあります。
1位餃子、2位エビチリ、3位春巻き、4位チャーハン、5位杏仁豆腐、6位ラーメン、7位麻婆豆腐、8位エビマヨ、9位鳥から揚げ、10位坦々麺となっています。
餃子は、野菜も摂れる上にスタミナがつくという理由で1位にランクインしていました。
エビチリや春巻きも定番ですが、エビチリはエビ好きには堪らない逸品ですね。
春巻きは野菜がたくさん摂れ、パリパリしていて美味しいです。
チャーハンは5位ですが、チャーハンさえ美味しければおかずもいらずに、いくらでも食べられるからということでした。
中華料理屋でチャーハンを頼むとスープが付いてくることも多いです。
そんなチャーハンは、作り方も簡単で家庭でも簡単に作ることができます。
中華料理は、チャーハンやラーメン、餃子など入っている中身が違ったり、お店によって味もさまざまなので、飽きずに食べることができます。
そこも中華の魅力のひとつではないでしょうか。
チャーハンとピラフと焼き飯の違いとは?
チャーハンとピラフ、焼き飯は似ていますよね。
なんとなく違うのは分かるけれど、明確に違いを説明することは難しいです。
チャーハンは中国料理として日本に伝わった料理で、鍋に油を引き、卵・白米・焼豚・ネギ・魚介類を入れて炒めるものです。
ピラフは、中近東の料理でトルコ料理が有名です。
生米・玉ねぎ・肉・野菜・スープを入れて弱火で炊く、炊き込みご飯の一種。
作り方から見てみると、チャーハンとピラフは全くの別物ですね。
炊いたご飯をパラパラと炒めるのがチャーハン、生米を炊くのがピラフと言った感じです。
チャーハンと焼き飯では、明確な差はありません。
作り方として、卵を入れてからご飯を炒めるのがチャーハン。
ご飯を炒めてから卵を入れるのが、焼き飯です。
お店によって、塩味のものをチャーハン・醤油味のものを焼き飯と区別しているところもあるようです。
ただ、漢字にしてみるとチャーハンは炒飯。
炒めるご飯のことですが、焼き飯は焼くご飯のことですね。
中華料理屋などで、チャーハンに必ずスープがついているのは何故?
中華料理屋でチャーハンを頼むと、だいたいスープが付いてきますよね。
一体なぜでしょうか。
実は、チャーハンにスープをかけて食べるためなのです。
元々上湯炒飯というものが退化し、日本人のご飯に味噌汁という形に近いものに定着したのだと言われています。
中華丼や天津丼のように、ご飯の上に何かを乗せる丼ものも、元々中国には存在しないものですが、日本のまかないのように、ご飯の上にスープをかけて食べるスタイルが変化したものだと言われています。
また、チャーハンにスープが付いている理由としては、中華丼のように餡がかかっているものは水気がありますが、チャーハンはパラパラし水気がないので、それを補うために…という理由もあるようです。
そんなスープの作り方は簡単です。
【材料】
・水600g
・酒16g
・鶏がらスープの素10g
・醤油4g
・塩1g
・白こしょう適量
・ごま油4g
【作り方】
1)小鍋に水を沸かし、材料を入れ調味する。
2)仕上げに、ごま油を加えて出来上がり!
こんな簡単に、お店のようなチャーハンを作ることができますね。
中華料理屋みたいなチャーハンを作りたい!家庭の作り方とどこが違うの?
中華料理屋のようなパラパラしたチャーハンを、家庭で再現したくありませんか。
チャーハンには火力が大事と言われていて、その火力を家庭のガスコンロで出すことはできないとされてきました。
しかし、作り方次第で中華料理屋のチャーハンに近いものを作ることはできます。
作り方はいくつかありますが、そのうちのひとつ、簡単なところから紹介します。
まずチャーハンを作る際に使う、油を替えることです。
始めにフライパンに油を熱しますが、普通の油よりもラードの方が高温になり、独特のコクや風味を出すことができます。
中華料理屋では、油を再利用しているそうです。
何度も使用しているうちに、素材の旨みが油にも移り、美味しくなるそうです。
豚バラを焼くとたくさんの油がでるので、それを再利用し、炒め物の際に使ったりします。
ただ、家庭でそれを行う場合は、油が酸化しやすいので冷蔵庫や冷凍庫で保存しておくことをオススメします。
また、フライパンはテフロン製よりも鉄製の方が断然美味しく仕上がります。
これにスープを添えて、食卓に出せばいつもとは違ったチャーハンを味わうことができるかもしれませんね。
ウスターソースを使ったチャーハンの作り方
チャーハンといえば、鶏がらスープを使って作るのが主流ですが、ウスターソースでも、パラパラのチャーハンを作ることができます。
【材料】(1人分)
・卵1個
・牛肉50~60g
・玉ねぎ1/4
・*ウスターソース大さじ1
・*塩こしょう少々
【作り方】
チャーハンはスピードが大事なので、使うものを全て出しておきましょう。
1)まず、牛肉と玉ねぎを切ります。
2)玉ねぎは肉と絡みやすくするために、筋と垂直になるように切ってください。
3)次に、フライパンに油をひき、煙が出てから牛肉を入れます。
4)7~8割がた火が通ったら、塩こしょうで味付けをします。
その後、玉ねぎを入れてしんなりするくらいまで炒めます。
5)ここまでできたら、牛肉と玉ねぎを一旦取り出し、フライパンを洗います。
6)このフライパンで次は、卵とご飯を炒めます。
先ほど同様、フライパンで油を熱し、煙が出たら卵を入れます。
7)卵の上に重なるように、ご飯も投入し、ご飯を崩しながらフライパンを振って炒めます。
8)卵全体に火が通ったら、ご飯と卵をフライパンの手前に寄せ、奥にウスターソースを投入していきます。
9)ウスターソースの色が濃くなったら、手前のご飯と絡めていきます。
10)ご飯とソースが絡まったら、お皿に盛り付け、牛肉と玉ねぎを余熱で炒めてから、ご飯の上に乗せて出来上がり!
簡単で美味しいチャーハンのスープの作り方
今度はチャーハンに合うスープを作っていきたいと思います。
CMでも話題の「香味ペースト」を使って、あっという間にスープを作ることができます!
作り方は簡単!
【材料】(2人分)
・水560cc
・乾燥わかめ2つまみ
・長ネギ10~20cm
・白ごま適量
・*香味ペースト1周分
・*醤油小さじ1
・*こしょう適量
・*ごま油4滴
【作り方】
1)水を沸かし、沸騰直前で*の調味料を全て入れます。
2)わかめを入れ、開いてからネギを入れます。
3)器にいれてから、ごまを散らして出来上がり!
お好みでおろしニンニクを入れても良いですね。
ネギを入れることで、疲労回復や生活習慣病予防、血液サラサラ効果、風邪予防等に効果がありますよ。
簡単に作れて、健康効果があるスープは1つあるだけで、家庭に助かりますね。
手間がかからないので、チャーハンと同時進行で作ることもできます。
その場合、調味料まで入れたら極弱火で火にかけておいてください。
食べる直前にネギを入れて少し火を通せばOKです。
ご家庭でも美味しく簡単にチャーハン&スープを作ってみよう
いかがでしたか。
ご飯屋さんに迷ったら、当たり外れが少ない中華料理屋さんへ行けば安心・・と聞いたことはありませんか。
中華料理は、そのくらい人気もあり、私達に身近ですよね。
お店で食べるのもいいですが、たまにはご家庭でも手軽に作れるチャーハン&スープを是非美味しく作ってみて下さい。