クッキーを体に優しい材料で作ってみよう!作り方教えます!

初心者さんのお菓子作りの定番と言ったら・・・「クッキー」ではないでしょうか!?

手作りのクッキーは、使用する食材の安全面にも配慮できるし、作りたてを美味しく食べることが出来ますよね。

今回は体に優しい材料を使ったオススメな、簡単で美味しいクッキーの作り方を紹介します!

お子様と一緒に、是非作ってみて下さい!

クッキーとビスケットの違いって?

あなたは、クッキーとビスケットの違いは何かご存知ですか?

海外では主に場所によって呼び方が違うようです。
主に北米ではクッキーと呼ばれていて、他の英語圏ではビスケットと呼ばれているようです。

では日本の場合はというと、日本には全国ビスケット協会というものがあり、クッキーとビスケットの区別を次のように定めています。

ビスケットとは、「小麦粉、糖類、食用油脂および食塩を原料とし必要により澱粉、乳製品、卵製品、膨張剤、食品添加物の原料を配合し、または、添加したものを混合機、成型機およびビスケットオーブンを使用し製造した食品」

クッキーとは、「手作り風の外観を有し、糖分、脂肪分の合計が重量百分比で40%以上のもので、嗜好に応じ、卵、乳製品、ナッツ、乾果、蜂蜜などにより製品の特徴づけをおこなって風味よく焼き上げたもの」

このように違いは材料と作り方にあるみたいです。
簡単に言うと、ビスケットよりもクッキーの方が脂肪やビタミンが豊富に含まれているので、味が濃厚で食べ応えがあります。
また、種類も豊富です。

ただ、脂肪が多く含まれているので、食べすぎると肥満や糖尿病などの生活習慣病の原因になります。
ですので、くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。

クッキーを手作りしよう!型抜きクッキーの材料と作り方とは?

食べ過ぎに注意しないといけないクッキーですが、実は自宅で結構簡単に作れるのです!自宅で作れば材料も調節できるので、栄養満点でヘルシーなクッキーを作ることもできます。

ここでは、自宅で簡単に30分でできる作り方を紹介します。

【材料】
・バター(食塩不使用)100g
・粉糖 50g
・全卵20g
・薄力粉(ドルチェ) 170g
・ベーキングパウダー 小さじ1/2(2g)
・塩ひとつまみ
・バニラオイル適量
・打ち粉(強力粉)適量
【道具】
・7×7cmの抜型 約20枚分
・オリジナルアルミルーラー3mm
・ベーキングペーパー10枚
・めん棒(M)
・クッキー抜型 フラワー(大)(小)

【作り方】
1)バターは常温に戻し、粉糖、薄力粉、ベーキングパウダーはふるっておきます。

2)オーブンは170℃に温めておいてください。

3)ボウルにバターを入れてクリーム状に練り、粉糖を2回に分けて加えて混ぜます。

4)卵を4回に分けてボウルに加え、よく混ぜ合わせてください。

5)そこに薄力粉とベーキングパウダーを加え、ゴムべらで切るように混ぜます。

6)生地ができたら、平たくしてラップに包み、冷蔵庫で30分寝かせます。

7)30分経ったらラップをはずし、手で生地を軽くこねます。

8)次に、打ち粉をしながらめん棒で約3mmに伸ばします。

9)あとは好きな抜型で型を抜くだけです。

10)次に型抜きした生地をベーキングペーパーを敷いた天板にのせて10分間焼いたら完成です。

クッキーの材料でよく使われる砂糖!過剰摂取が招く害は?

作り方でも載せましたように、クッキーの材料に欠かせない砂糖ですが、摂りすぎると脂肪同様、肥満の原因になります。

肥満が原因の病気として最も多いのが「糖尿病」です。
糖尿病は体内に入ったブドウ糖を分解するインスリンの働きが悪くなることで、細胞に栄養が行き渡らなくなる病気です。

また、糖尿病には様々な合併症のリスクもはらんでいます。
特に、白内障や緑内障、糖尿病網膜症といった目の病気を併発してしまうと、失明する危険性もあります。

緑内障は現在の治療法では進行を止めることしかできないので、視力を失ってしまうと二度と戻りません。
さらに糖尿病以外にも高血圧症や低血糖症など、砂糖を摂りすぎると様々な病気を引き起こす可能性があります。

ですので、甘いお菓子ばかりではなく、野菜や果物などもバランス良く摂ることが大切です。
野菜や果物には体に必要なビタミンやミネラルが豊富に含まれています。

まずは、規則正しい食生活と栄養バランスを考えた食事を摂るようにしましょう。
その上で、甘いお菓子を楽しむのであれば、病気になるリスクはずっと減らせます。

砂糖ではなくハチミツを使おう!はちみつクッキーの作り方

とは言うものの、やっぱり甘いものは食べたいですよね。

そこで、低カロリーでしかも栄養豊富なクッキーの作り方を紹介します。
それは砂糖の代わりに「はちみつ」を使うことです。

はちみつは砂糖に比べて同じグラム数なら25%も低カロリーなのです。
しかも、砂糖よりも早く吸収されるので、素早く体のエネルギーに変わります。

【材料】たったの3つ!
・薄力粉50g
・サラダ油15g
・はちみつ30g

【作り方】
1)まずビニール袋に薄力粉とサラダ油を入れて揉んで混ぜます。
そこにはちみつを加えてさらに揉みます。

2)次に袋ごとめん棒で4~5mmの厚さに伸ばします。

3)オーブンを170℃に予熱しておき、生地を型抜きしたら12分焼いて完成です。

どうですか?
簡単でしょう。

低カロリーでさらに時間も節約できます。
はちみつを使うと甘さ控えめで香り豊かなクッキーを作ることができます。
また、味が濃厚なのでたくさん食べなくても満足できるのですね。

是非ご自宅で作ってみてください。

栄養満点な玄米を材料に使ったクッキーの作り方

ここでは、さらに健康的なクッキーの作り方を紹介します。

それは「玄米」を使ったクッキーです。
玄米が体にいいのは知っていますよね?

でも、本当に玄米でクッキーができるの?って思っている方もいると思いますが、それができるのです。
しかも今回は、小麦粉と卵を一切使わずに作る方法を紹介します。

【材料】
・玄米胚芽100g
・玄米粉100g
・黒砂糖粉末80g
・かぼちゃパウダー30g
・豆乳100cc
・なたね油大さじ7杯

【作り方】
1)まずボウルに玄米胚芽、玄米粉、黒砂糖粉末、かぼちゃパウダーを入れ、そこになたね油を加えてスプーンで混ぜます。

2)次に豆乳を少しずつ入れながら生地がまとまるまで混ぜます。

3)生地が出来上がったらめん棒で伸ばしで型抜きして、オーブンシートに並べます。

4)あとは170℃のオーブンで10分間焼けば完成です。

玄米はビタミンB群や鉄分、食物繊維が豊富に含まれています。
ビタミンB群は糖質や脂質をエネルギーに変えてくれますし、食物繊維は体内から毒を排出してくれます。
食物繊維は白米の6倍も含まれているのです。

普段から玄米を食べている方は少ないと思いますが、この機会に是非食べてみてください。
味も保証します。

材料に豆乳を使った無添加クッキーの作り方

最後に豆乳を使った無添加クッキーの作り方を紹介します。

豆乳は先ほどの玄米クッキーでも使いましたが、小麦粉と混ぜても使えます。
豆乳には玄米同様、ビタミンB群や食物繊維が豊富に含まれているので、健康にも非常にいいのです。

今回はベーキングパウダーも乳製品も卵も使わないヘルシークッキーの作り方をお伝えします。

【材料】
・中力粉・薄力粉それぞれ50g(全粒粉100gでもOK)
・塩ひとつまみ
・砂糖大さじ1(黒糖やきび糖、テン菜糖でもOK)
・なたね油大さじ2
・豆乳30g(果物の果汁やリンゴジュースでもOK)

【作り方】
1)まずオーブンを170℃に予熱しておきます。

2)そしてボウルに小麦粉、塩、砂糖を入れ、そこになたね油を加えて、指ですり潰すように混ぜます。
(米粒大の大きさの粒になるまで混ぜてください)

3)次に、豆乳を加えてヘラで切るようにして混ぜてください。

4)生地が出来上がったら、平らな台の上で生地を四角くなるように広げ、めん棒で3mmくらいの厚さになるまで伸ばしてください。

5)伸ばし終えたら、包丁かスケッパーで四角く切って天板に乗せ、170℃のオーブンで15〜25分焼き上げて完成です。

ナチュラルな素材を使おう

色々な材料を使ったクッキーの作り方を紹介しましたが、いかがでしたか。

一人で集中して作ってもよし、お子さんやお友達とワイワイ賑やかに作ってもよし!
クッキー作りは、意外と簡単にできて楽しいと思います。

クッキー作りをするなら、今回紹介したように自然な恵みがたっぷりな体に優しいナチュラルな素材を使ってみましょう。