ヘルシーで美味しい玄米餅の作り方は餅つき機にヒントあり!

ヘルシーで美味しい玄米餅が人気になっています。

皆さんは玄米餅というと、丸い玄米餅を思い出しますか?

それとも四角い玄米餅でしょうか。

丸い玄米餅は、見るからにプチプチとした食感を感じさせます。

また、四角い玄米餅には、どことなく田舎のおばあちゃん家を思い出させる雰囲気があります。

どちらの玄米餅も、家庭で作ることが可能です。

そこで今回は、餅つき機での玄米餅の作り方をご紹介しましょう。

玄米餅の食感が好まれる理由とは

玄米餅の食感には、ただ美味しいというだけではない魅力があります。

なめらかな口当たりと、プチプチした歯触りが、子供の頃を想像させるのは何故なのでしょうか。

スマートさが持てはやされる現代で、忘れてはいけない素朴な味わいが、玄米餅には残されています。

そこで、玄米餅を食べてどう感じたか、口コミを調べてみました。

Aさんは、普通のお餅よりも柔らかく感じたのが、好印象だったそうです。

確かに玄米餅は、なめらかな口当たりなので、柔らかく感じられるお餅です。

そのため、うどんに入れても食べやすいと好評です。

Bさんは、玄米が苦手だったけれど、玄米餅なら抵抗なく食べられたそうです。

トースターで焼くと、さらに風味が増すとも答えていました。

トースターで焼いて、海苔を巻いたりするのも美味しそうですよね。

普通のお餅に比べ、玄米餅のツブツブ感が海苔に合うのかもしれません。

Cさんは、ヨモギとの相性が良いと答えています。

玄米餅は、いろいろな食材とマッチするようで、様々な種類の味が販売されています。

その中でも、ヨモギとの相性はとても良いと、他の人たちも答えていました。

少し緑がかった色合いが、いかにも田舎の素朴さを感じさせてくれますね。

おばあちゃんが餅つき機で餅をつくという作り方も、思い浮かべられます。

もち玄米と普通の玄米の違いあれこれ

玄米餅の作り方は、もち玄米を原材料にすることが基本です。

お米の種類を見てみると、水稲うるち米、水稲もち米、醸造用米の3種類のお米があります。

醸造用米はお酒の原料なので、食卓には並びません。

普段、私たちが食べているお米は、水稲うるち米です。

水稲うるち米と、水稲もち米では、アミロースという成分の含まれる量が違います。

アミロースが多い水稲うるち米は、ねばりが水稲もち米より少なくなります。

何故かというと、水稲うるち米はアミロースが多い分、ねばりを作り出すアミロペクチンが少ないのです。

ねばりが少ないので、お餅にはなりにくいというわけですね。

水稲もち米は、このねばりを作り出すアミロペクチンが豊富なので、ねばりを感じられるお餅になります。

これらのお米は、精米する前は玄米なので、水稲うるち玄米と、水稲もち玄米があることになります。

水稲うるち玄米は、いわゆる普通の玄米のことです。

普通の玄米は、栄養豊富で食物繊維も多く含まれ、完全食ともいわれるお米ですが、食べにくいという欠点があります。

もち玄米は餅つき機でお餅にして食べるので、普通の玄米に比べ、とても食べやすくなります。

このため、玄米ダイエットに、このもち玄米で作った、玄米餅を取り入れるという人もいます。

玄米餅はダイエットにも効果的!

玄米を使った玄米ダイエットは、以前から行われてきています。

最初は、主食を白米から玄米に変える、置き換えダイエットが主流でした。

置き換えダイエットは、玄米が白米に比べ、食物繊維や他の栄養素が豊富なので、健康的に少しずつ痩せることができるダイエット方法です。

しかし、もっと効果的にダイエットをしたいという人たちが、玄米七号食ダイエットに挑戦をするようになりました。

玄米七号食ダイエットは、玄米しか食べないというダイエット方法です。

完全に玄米だけの食事になるので、おかずやみそ汁も食べません。

この、断食の1種とも言えるダイエット方法は、10日間で2キロから5キロの減量に成功した人たちが目立つダイエット方法です。

このため、ダイエットに興味を持つ人々の人気になりました。

ところが、玄米食に飽きてしまうという問題点を抱えていたのです。

玄米に飽きてしまって、途中で挫折をする人もいました。

そこで、この玄米餅を、七号食ダイエットに活用する人が出てきています。

普通の玄米と違う味わいで、腹持ちも良い玄米餅ならば、玄米七号食ダイエットも継続しやすくなるというわけです。

では、このダイエットにも効果的な玄米餅の、餅つき機を使った作り方を見てみましょう。

餅つき機での玄米餅の作り方

玄米餅の作り方は、餅つき機を使用するのが一般的です。

しかし、餅つき機は、もち玄米を使うようにはできていません。

そこで、あらかじめ3分くらいに精米をします。

または、マルチブレンダーで水と混ぜてなめらかにしておきます。

普通の玄米を炊く時は、あらかじめ水にひたしておく必要がありました。

2時間から4時間、人によっては、12時間もひたしておきます。

玄米餅を作るときには、もっと水にひたす時間が長くかかります。

だいたい24時間、水にひたしておく人が多いようですが、48時間という人もいました。

長く水にひたすので、水の量も多くなります。

もち玄米の3倍くらいの水にひたしましょう。

ひたし終わったもち玄米を、餅つき機に入れて30分くらい蒸します。

蒸し終わったら、搗き(つき)モードに変えて、もちをつきます。

つき終わったら、板に取り出してカットします。

その日食べる分以外は、冷凍庫で保管しましょう。

また、もち玄米を完全に精米して、もち米にしてつくやり方もあります。

その場合は、精米したときに出たヌカを、もち米の上にバラまいて餅をついてください。

そうすることで、玄米餅になるのです。

ここで問題になるのが、どんな餅つき機を使用するのか、という点です。

美味しい玄米餅の作り方は餅つき機次第!

美味しい玄米餅を作りたいのならば、餅つき機にもこだわってみましょう。

一度、餅つき機を購入すると、しばらくはその餅つき機を使用しなければなりません。

現在は様々な餅つき機が販売されているので、購入するさいにはよく検討する必要があります。

そこで、どんな餅つき機があるのか、調べてみました。

餅つき機には、基本的に次の3つの機能が付いています。

その3つとは、蒸す、つく、こねる、です。

中には、蒸す機能がない製品もあるので注意しましょう。

また、どれくらいの量の餅を作るのかも大事なポイントです。

家族と一緒に食べるのか、自分だけの分でよいのかで、選ぶ機種が違ってきます。

目安はひとり1合と言われていますので、家族の人数に合った機種を選びましょう。

餅つきに特化した餅つき機と、他の用途にも使える餅つき機があります。

たとえば、食パンや米粉パンを作ることもできる機種がありますし、完全に餅つき専用の機種もあります。

自分の使い方と作り方に合わせて、選ぶのが大事ですね。

また、もち米を蒸すやり方が、他と違う機種もあります。

蒸気が下から出る方式で、餅も美味しくできあがるそうです。

この機種は、餅専用機なので、餅にこだわりたい人にお薦めですね。

餅つき機が無い場合の玄米餅の作り方

最後に、餅つき機が無い場合の、玄米餅の作り方を見てみましょう。

ホームベーカリーで作る場合。

餅モードが付いた、ホームベーカリーがある場合は簡単です。

もち米と、水をセットして餅モードを選択するだけで、お餅ができます。

ただし、玄米餅を作る場合は少し手間がかかります。

もち玄米のままでは使えないので、フードプロセッサーにかけたり、マルチブレンダーを使用して水とよく混ぜたりする必要があります。

もし、フードプロセッサーが無い場合は、精米したもち米と、精米時に出たヌカを混ぜて、ホームベーカリーにかけましょう。

ミキサーで作る場合。

これは少量の玄米餅を作るやり方です。

精米したもち米を1カップ用意します。

水に24時間ひたしておいたら、ミキサーにかけます。

このとき、水1カップとともに、精米したときに出たヌカも一緒に入れます。

充分ミキサーでかき混ぜたあと、レンジで3分ぐらいチンします。

出来上がりを確認し、必要ならばまたチンして完成です。

また、もっといろいろな方法が考案されていますし、自分なりのやり方をブログで公開している人もいます。

それらのブログを参考に、自分に合った玄米餅の作り方を見つけるのも、楽しいものですよね。

玄米餅で食卓にアクセントを!

玄米餅の作り方を見てきました。

餅つき機を利用するのが一般的ですが、餅つき機無しでも作ることは可能です。

玄米餅は、普段の食事ではなかなか味わえない食感を持った食べ物です。

食べやすいお餅ですし、ヨモギやいろいろな食材を混ぜて作れば、味のバリエーションも豊富になります。

市販の玄米餅もありますが、ひと手間かけて、自分で作るのも楽しいものです。

食卓のアクセントに、玄米餅を活用してみましょう。