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天然塩と精製塩とは?その違いと見分け方のコツは!?

      2018/03/28

天然塩と精製塩とは?その違いと見分け方のコツは!?

塩にこだわっている方も多いですね。

塩は産地だけではなく、原料や製法も違いがあるということをご存知でしたか?

今回は、天然塩と精製塩の違いについて、その見分け方や選び方についてお伝えします。

また、おすすめの塩についてもご紹介します。

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天然塩とは何を指しているのか?どう作られる?

天然塩とは、学術用語ではないため明確な定義というものはありません。

一般的に、塩田で海水を天日で乾燥させる方法など、古くから使われている製法で作られた塩のことを指しています。

自然塩と別名で呼ばれることもあります。

また、加熱処理されてないもの、岩塩や湖塩など結晶化されたものを天然塩、または自然塩と呼ぶこともあります。

天然塩の塩化ナトリウム含有量は80%ほどです。

他の成分として、塩化マグネシウムやカリウム、カルシウムなどミネラル分を含んでいます。

「食用塩の表示に関する公正競争規約」では、天然塩とか自然塩という用語を商品名や商品説明に使うことが禁じられています。

天然塩の一つの見分け方としては、○○の塩、といった商品名や『粗塩』『荒塩』などの生産者独自の呼び名が使われていることが多いです。

天然塩を買いたい場合は、表示をしっかりと確かめましょう。

では、精製塩とは何を指しているのでしょうか?

精製塩とは何を指すか?天然塩のメリットは?

天然塩との違いとして、精製塩は加工や添加がされている点が挙げられます。

原塩を溶かして塩化ナトリウムの含有量を99.5%以上に精製したもの、または海水をイオン交換樹脂電気膜透析法(イオン交換膜法)を使用して、塩化ナトリウムの含有量を99%以上に濃縮したものです。

見分け方は、表示に食卓塩や食塩と書いてあるものが精製塩になります。

ちなみに、食卓塩は塩化ナトリウム99%以上で炭酸マグネシウムを添加した塩で、食塩はイオン交換膜透析法で作った塩です。

精製塩は、ミネラルなどが取り除かれ、ほぼ塩化ナトリウムだけです。

塩化ナトリウムを摂りすぎると、血中の塩化ナトリウムの濃度が上がり、体が水分を欲し、血液が増えて血圧が上がってしまいます。

精製塩を摂り続けると、高血圧になる恐れがあるのです。

この点、天然塩は塩化ナトリウムの割合が精製塩と比べると低く、他のミネラルなどの成分がバランスを取ってくれます。

天然塩は、血糖値のバランスを取ったり、血圧を調整したり、不整脈を安定させる効果などもあるそうです。

豊富にミネラルを含むので、骨や歯を丈夫にしたり、基礎代謝を上げる効果もあるんですよ。

天然塩と精製塩の値段の違いは?値段も見分け方の一つ

昔ながらの製法で作られる天然塩は、生産数が少なくて手間がかかるため、高価になります。

しかしながら、輸入品であれば、意外に安く天然塩が手に入ります。

以下、いくつか例を挙げますね。

●南の極み天日塩

原産国はオーストラリア、原材料は海水です。

工程は、天日、洗浄、乾燥、粉砕となっています。

500gが300円ほどで買えます。(参考価格)

●ベロ ソルト

原産国はフランス、原材料は海塩です。

工程は、天日、粉砕となっています。

海の味がして、粒が細かく使いやすいと評判です。

500円以下で購入できます。(参考価格)

では、精製塩の値段についてはどうでしょうか?

精製塩は、大量に生産されるので安く、品質も安定しています。

例を挙げます。

●精製塩

メキシコから輸入した天日塩を溶かして、濃い塩水から再生加工したものです。

1㎏で100円ほどで購入できます。(参考価格)

●塩事業センター精製塩

天日塩を溶かして塩化ナトリウム純度を99.5%以上に仕上げた塩です。

1㎏200円以下で買えます。(参考価格)

このように精製塩はとても安いので、値段の違いも天然塩と精製塩の、一つの見分け方になりますね。

見分け方の一つ!天然塩と精製塩の味の違いはあるの?

天然塩を精製塩の見分け方の一つとして、味の違いがあります。

天然塩と精製塩の味は、どんな違いがあるのでしょうか?

塩の主成分は塩化ナトリウムで、そのほかマグネシウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルがあります。

ナトリウムはしょっぱいので、ナトリウムを99%以上含む精製塩は、塩辛く感じます。

天然塩にはミネラルが多く含まれていて、そのミネラルの量やバランスによって味が変わります。

カルシウムは甘い味がし、カリウムはすっぱく、マグネシウムは苦さがあります。

天然塩は、塩味の中に甘みやまろやかさも感じられます。

塩自体に旨味があると、料理がおいしくなりますよ。

オリーブオイルに天然塩でサラダ、バゲットに。

ねぎをグリルして天然塩を付けて。

天然塩のおかげで素材のおいしさがより引き立ちます。

では、次項ではさらに天然塩と精製塩の見分け方のコツについて、詳しくお伝えしたいと思います。

天然塩と精製塩の見分け方のコツはある?

市販されている塩のパッケージに義務表示のほか、原材料、原産地、製造法、栄養成分など細かい情報が載せられています。

天然塩なのか精製塩なのか見分け方がわかりにくい時、どの塩を選ぶか迷っている時などは、成分表に注目してみてください。

天然塩は、原材料名に「海水」とあるのに対して、精製塩は「天日塩」などと書かれているはずです。

精製塩の工程の欄には、「イオン膜」、「立釜」などと書かれていて、マグネシウムなどのミネラルは含まれていません。

天然塩には、「再生自然塩」とか「平釜」といった言葉が書かれていますし、ミネラル分がしっかり含まれているはずです。

見かけで判断するのは少し難しいのですが、一般的に、精製塩はサラサラしているものが多く、天然塩は粒子がバラバラしていて、しっとりしているものが多いと言えます。

では、おすすめの塩と、塩の選び方をご紹介します。

天然塩のおすすめと選び方

これまで、天然塩と精製塩の違いや見分け方について述べてきました。

ここでは、おすすめの天然塩をご紹介します。

料理の味を引き立てるおいしい塩を選びましょう。

●ソルト・ファーム

熊本県通詞島の天日塩です。

美しい海の海水をかん水に変え、結晶ハウスの結晶皿に入れ、高温と日照で水分を蒸発させたものです。

結晶が大きく、甘みがあるおいしい塩です。

肉料理や焼き野菜に、サラダにピッタリですよ。

200gで1,000円ほど(参考価格)です。

●カマルグ ペルル ド セル

125gで1,600円ほど(参考価格)です。

フランスのカマルグ社の紙筒に、コルクの蓋がおしゃれな、100%の海塩です。

地中海の海水を塩田に引いて、塩田の水面に現れた結晶を手作業で採ります。

カマルグ社の中でも最高質の塩です。

●海の晶 ほししお

240g900円ほど(参考価格)で買えます。

希少な国産の天日塩です。

雨や湿気の多い日本では、太陽や風の力だけでは結晶化させるのは難しいのですが、独自の研究を重ねて、この塩が誕生しました。

大量生産ではなく、少量ずつ手間暇かけて作られます。

ザラメ状の結晶なので、ゆっくりと溶けます。

柔らかい奥深い味わいです。

では、塩の選び方です。

塩の選ぶときに参考にできる点としては、ミネラルのバランスです。

ミネラルのそれぞれの味については、前の項で述べておりますので、見てみてくださいね。

ミネラルのバランスが味や栄養に影響します。

最適なバランスとしては、塩化ナトリウム以外のミネラルが4~7%の中純度のものから、多くても10%前後の低純度までです。

にがり成分が多いと味に問題が出ます。

あとは、産地や生産方法によっても味に違いが出ますので、いろんな塩を試してみるのも手ですね。

お気に入りの塩を見つけよう!

塩といってもいろいろな種類があり、料理によって、塩を使い分ける方もいらっしゃいます。

おいしい塩をしっかり選んで、健康かつ、おいしい食生活を楽しんでくださいね。

塩を選ぶ際には、今回学んだことを参考になさってください。

 - 料理のポイント