天然塩と精製塩とは?その違いと見分け方のコツは!?

塩にこだわっている方も多いですね。

塩は産地だけではなく、原料や製法も違いがあるということをご存知でしたか?

今回は、天然塩と精製塩の違いについて、その見分け方や選び方についてお伝えします。

また、おすすめの塩についてもご紹介します。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

大根の下茹でするときはお米のとぎ汁を使うと良いのはなぜ?

大根を調理するとき、下茹でをする際にお米のとぎ汁を使用すると良いと、聞いたことがある方は多いので...

フライパンひとつでできちゃう!人気で簡単なお料理レシピ

料理をすると、必ず出るのが洗い物です。料理をするのはいいけれど、片付けをするのが面倒と思って...

料理に失敗したら捨てる?いいえ、リカバリーしましょう

料理をする人は誰でも、料理に失敗したことがあると思います。失敗した料理を捨てるのは、つらいも...

シチューはルーなしで作れるって本当!?とろみはどうする?

寒い季節になると、シチューを食べたくなりませんか?とろみがあって濃厚な味わいのシチューは、冷...

味噌を使ったインスタント食品の作り方!味噌玉って何?

お湯を注ぐだけで、味噌汁が作れるインスタント食品は便利で、使ったことがある人も多いと思います。...

お米の扱い方で炊き上がりが変わる!時間短縮で炊飯するには

みなさん、お米の炊き方に自信はありますか?美味しいお米を食べるためにも、ちょっとしたポイント...

お酢はレモン?ハチミツはみりん?代用調味料をご紹介します

お酢やみりんは、日本食ではよく使う調味料ですので、常備している調味料の1つだと思います。お酢...

味噌作りで使う容器はプラスチック?それとも他の容器?

私たちにとって身近な調味料の味噌。市販品に含まれる保存料や添加物が心配という方は、手作り味噌だ...

初心者にはわからない!レシピにある水1カップって何ml?

1人暮らしや単身赴任、リタイアをきっかけに初めて料理に挑戦するというかたにとって、レシピに出てく...

味噌汁の作り方ってどうしてる?だしの素は使う?使わない?

食卓に欠かせない味噌汁は、ご家庭によって味が違ったり、味噌の配合が違ったり、作り方はお家の数だけきっ...

ihを活用しよう!圧力鍋でご飯を炊くとおいしさアップ!?

炊飯器はお家に必ず1台は置いてある家電ですよね。しかし、最近お家に炊飯器を置かないご家庭が増...

エビチリで豆板醤がないときの代用はどうする?覚えて損なし

エビチリや麻婆豆腐を作る時に欠かせないのが豆板醤ですが、豆板醤がないときは代用調味料はないのでしょ...

自家製の麹甘酒の味が薄い?薄くなる原因とその活用法とは?

近年の健康・美容ブームで話題となっている「菌活」の中でも、特に注目を集めているものが麹甘酒です。...

料理のレパートリーを増やしたい!料理の幅を広げる方法とは

主婦の方や一人暮らしの方は、料理を毎日作らないといけないですよね。でも料理のレパートリーが少ない...

小麦粉大さじ1杯で何グラム?気になる体積15mlあたりの重さ

粉モノの料理を作ろうと思ってレシピを見ると、小麦粉の分量がグラム表記されており、「秤はどこにしまっ...

スポンサーリンク

天然塩とは何を指しているのか?どう作られる?

天然塩とは、学術用語ではないため明確な定義というものはありません。

一般的に、塩田で海水を天日で乾燥させる方法など、古くから使われている製法で作られた塩のことを指しています。

自然塩と別名で呼ばれることもあります。

また、加熱処理されてないもの、岩塩や湖塩など結晶化されたものを天然塩、または自然塩と呼ぶこともあります。

天然塩の塩化ナトリウム含有量は80%ほどです。

他の成分として、塩化マグネシウムやカリウム、カルシウムなどミネラル分を含んでいます。

「食用塩の表示に関する公正競争規約」では、天然塩とか自然塩という用語を商品名や商品説明に使うことが禁じられています。

天然塩の一つの見分け方としては、○○の塩、といった商品名や『粗塩』『荒塩』などの生産者独自の呼び名が使われていることが多いです。

天然塩を買いたい場合は、表示をしっかりと確かめましょう。

では、精製塩とは何を指しているのでしょうか?

精製塩とは何を指すか?天然塩のメリットは?

天然塩との違いとして、精製塩は加工や添加がされている点が挙げられます。

原塩を溶かして塩化ナトリウムの含有量を99.5%以上に精製したもの、または海水をイオン交換樹脂電気膜透析法(イオン交換膜法)を使用して、塩化ナトリウムの含有量を99%以上に濃縮したものです。

見分け方は、表示に食卓塩や食塩と書いてあるものが精製塩になります。

ちなみに、食卓塩は塩化ナトリウム99%以上で炭酸マグネシウムを添加した塩で、食塩はイオン交換膜透析法で作った塩です。

精製塩は、ミネラルなどが取り除かれ、ほぼ塩化ナトリウムだけです。

塩化ナトリウムを摂りすぎると、血中の塩化ナトリウムの濃度が上がり、体が水分を欲し、血液が増えて血圧が上がってしまいます。

精製塩を摂り続けると、高血圧になる恐れがあるのです。

この点、天然塩は塩化ナトリウムの割合が精製塩と比べると低く、他のミネラルなどの成分がバランスを取ってくれます。

天然塩は、血糖値のバランスを取ったり、血圧を調整したり、不整脈を安定させる効果などもあるそうです。

豊富にミネラルを含むので、骨や歯を丈夫にしたり、基礎代謝を上げる効果もあるんですよ。

天然塩と精製塩の値段の違いは?値段も見分け方の一つ

昔ながらの製法で作られる天然塩は、生産数が少なくて手間がかかるため、高価になります。

しかしながら、輸入品であれば、意外に安く天然塩が手に入ります。

以下、いくつか例を挙げますね。

●南の極み天日塩

原産国はオーストラリア、原材料は海水です。

工程は、天日、洗浄、乾燥、粉砕となっています。

500gが300円ほどで買えます。(参考価格)

●ベロ ソルト

原産国はフランス、原材料は海塩です。

工程は、天日、粉砕となっています。

海の味がして、粒が細かく使いやすいと評判です。

500円以下で購入できます。(参考価格)

では、精製塩の値段についてはどうでしょうか?

精製塩は、大量に生産されるので安く、品質も安定しています。

例を挙げます。

●精製塩

メキシコから輸入した天日塩を溶かして、濃い塩水から再生加工したものです。

1㎏で100円ほどで購入できます。(参考価格)

●塩事業センター精製塩

天日塩を溶かして塩化ナトリウム純度を99.5%以上に仕上げた塩です。

1㎏200円以下で買えます。(参考価格)

このように精製塩はとても安いので、値段の違いも天然塩と精製塩の、一つの見分け方になりますね。

見分け方の一つ!天然塩と精製塩の味の違いはあるの?

天然塩を精製塩の見分け方の一つとして、味の違いがあります。

天然塩と精製塩の味は、どんな違いがあるのでしょうか?

塩の主成分は塩化ナトリウムで、そのほかマグネシウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルがあります。

ナトリウムはしょっぱいので、ナトリウムを99%以上含む精製塩は、塩辛く感じます。

天然塩にはミネラルが多く含まれていて、そのミネラルの量やバランスによって味が変わります。

カルシウムは甘い味がし、カリウムはすっぱく、マグネシウムは苦さがあります。

天然塩は、塩味の中に甘みやまろやかさも感じられます。

塩自体に旨味があると、料理がおいしくなりますよ。

オリーブオイルに天然塩でサラダ、バゲットに。

ねぎをグリルして天然塩を付けて。

天然塩のおかげで素材のおいしさがより引き立ちます。

では、次項ではさらに天然塩と精製塩の見分け方のコツについて、詳しくお伝えしたいと思います。

天然塩と精製塩の見分け方のコツはある?

市販されている塩のパッケージに義務表示のほか、原材料、原産地、製造法、栄養成分など細かい情報が載せられています。

天然塩なのか精製塩なのか見分け方がわかりにくい時、どの塩を選ぶか迷っている時などは、成分表に注目してみてください。

天然塩は、原材料名に「海水」とあるのに対して、精製塩は「天日塩」などと書かれているはずです。

精製塩の工程の欄には、「イオン膜」、「立釜」などと書かれていて、マグネシウムなどのミネラルは含まれていません。

天然塩には、「再生自然塩」とか「平釜」といった言葉が書かれていますし、ミネラル分がしっかり含まれているはずです。

見かけで判断するのは少し難しいのですが、一般的に、精製塩はサラサラしているものが多く、天然塩は粒子がバラバラしていて、しっとりしているものが多いと言えます。

では、おすすめの塩と、塩の選び方をご紹介します。

天然塩のおすすめと選び方

これまで、天然塩と精製塩の違いや見分け方について述べてきました。

ここでは、おすすめの天然塩をご紹介します。

料理の味を引き立てるおいしい塩を選びましょう。

●ソルト・ファーム

熊本県通詞島の天日塩です。

美しい海の海水をかん水に変え、結晶ハウスの結晶皿に入れ、高温と日照で水分を蒸発させたものです。

結晶が大きく、甘みがあるおいしい塩です。

肉料理や焼き野菜に、サラダにピッタリですよ。

200gで1,000円ほど(参考価格)です。

●カマルグ ペルル ド セル

125gで1,600円ほど(参考価格)です。

フランスのカマルグ社の紙筒に、コルクの蓋がおしゃれな、100%の海塩です。

地中海の海水を塩田に引いて、塩田の水面に現れた結晶を手作業で採ります。

カマルグ社の中でも最高質の塩です。

●海の晶 ほししお

240g900円ほど(参考価格)で買えます。

希少な国産の天日塩です。

雨や湿気の多い日本では、太陽や風の力だけでは結晶化させるのは難しいのですが、独自の研究を重ねて、この塩が誕生しました。

大量生産ではなく、少量ずつ手間暇かけて作られます。

ザラメ状の結晶なので、ゆっくりと溶けます。

柔らかい奥深い味わいです。

では、塩の選び方です。

塩の選ぶときに参考にできる点としては、ミネラルのバランスです。

ミネラルのそれぞれの味については、前の項で述べておりますので、見てみてくださいね。

ミネラルのバランスが味や栄養に影響します。

最適なバランスとしては、塩化ナトリウム以外のミネラルが4~7%の中純度のものから、多くても10%前後の低純度までです。

にがり成分が多いと味に問題が出ます。

あとは、産地や生産方法によっても味に違いが出ますので、いろんな塩を試してみるのも手ですね。

お気に入りの塩を見つけよう!

塩といってもいろいろな種類があり、料理によって、塩を使い分ける方もいらっしゃいます。

おいしい塩をしっかり選んで、健康かつ、おいしい食生活を楽しんでくださいね。

塩を選ぶ際には、今回学んだことを参考になさってください。