食事に添えて簡単に取れる、味噌玉の具におすすめの食材

味噌玉という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?

味噌玉はとても簡単に作れますし、味噌玉を前もって作って保存しておけば、あとはお湯を注ぐだけで、汁物を手軽に摂取することができます。

味噌玉の具に使う食材を工夫すれば、ほんのひと手間で、食事に汁物を添えることができると同時に、献立のバランスも、より良く整えることができます。

おすすめの具材をご紹介しますので、ぜひ一度試してみてくださいね。

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味噌玉とは?どんな具を加えるの?

味噌玉という言葉が、雑誌の特集や、料理本のタイトルにも最近ちょこちょこ見られるようになりました。

しかし実は、味噌玉とは昔からある保存食の一種なのです。

元々は戦国時代の陣中食、もしくは兵糧丸として開発されました。

陣中食とは、出陣の最中に野営地などで簡単に食べる食事のことで、兵糧丸とは更にそれを身に着けて持ち歩きが出来るようにした、簡易食料の事です。

調理をする時間や状況ではない時の栄養摂取として、保存に適した具を味噌の中に入れて乾燥させたものを、そのまま少しずつかじったり、お湯を注いで溶いたもので食事代わりにしたそうです。

今、一般的に味噌玉というと、お湯を注いで溶いたものの利用方法を指すと思いますが、これは現代で言うところの、自家製のインスタント味噌汁の素といったところでしょうか。

自分で好きな具を組み合わせて作ることができるので、おすすめの具材と好みの味の味噌を合わせたり、色々と楽しむこともできます。

味噌玉のベースの作り方

味噌玉の作り方はとても簡単で、ご家庭でも気軽に作ることができます。

まず基本的に必要なのは味噌ですが、これはご自分のお好みで、どの味のものを使っても良いです。

白味噌・赤味噌と、それぞれ具に合わせて作っておいても良いでしょうし、違った種類の味噌を混ぜて、自分好みの合わせ味噌にしてしまうのもおすすめです。

使いたい味噌を用意したら、そこに出汁の素になるかつお節を加えます。

パックに入っている削り節をそのまま加えても大丈夫ですが、ざらざらした舌触りが気になる場合には、すり鉢かスパイス用の小型ミキサーで細かく砕いてから加えれば、口当たりが良くなります。

粉末のコンブやシイタケ、煮干しを粉状にしたものなども、出汁の素として利用できますので、色々試してみて、お気に入りを見つけてみてください。

味噌と出汁の素をよく練り混ぜたら、これが味噌玉を作るベースになります。

あとは、このベースにお好みの具を加えて混ぜ、大体大さじ1杯くらいの量ずつに分けて丸めれば完成です。

味噌玉ベースの量は、味噌自体の味の濃さとご自身の味の好み、使用するカップの容量などによって調整してください。

味噌玉に使うおすすめの具

味噌玉に入れるおすすめの具材には、どんなものがあるでしょうか。

乾燥している食材で、水で戻せばそのまま食べられるものは、まず何でも大丈夫です。

そのまま味噌に混ぜ込んでみてください。

例えば海産物であれば、

・ワカメ
・ちりめんじゃこ
・アオサ
・とろろ昆布
・桜エビ
・乾燥シジミ

などの具がおすすめです。

農産物なら、

・細かく切った高野豆腐
・手毬麩
・切り干し大根
・乾燥ネギ
・いりごま

などはいかがでしょうか。

その他にも、大根の葉っぱを乾煎りしたものや、細かく切って乾燥させたエノキ茸なども良いでしょう。

こういった、元々保存食に向いている食材を具にしたものは、水分が滲みだしてこない分、扱いも簡単で、日持ちもします。

スーパーの乾物が置いてある棚をのぞいてみれば、サラダ用にミックスされた海藻や、フリーズドライの野菜類など、他にも様々な乾燥してある食材が見つかると思います。

どの組み合わせがお好みに合うか、いろいろと試してみてください。

冷凍保存におすすめの具

作った味噌玉の保存に冷凍庫を利用するのであれば、乾物以外の食材を使っても大丈夫です。

油揚げや、下茹でして固く絞ったホウレン草や、小松菜などの青菜もおいしくいただけます。

カボチャなどの固い野菜も、細かく切ってから火を通して、そのまま食べられる状態にしてから味噌に混ぜ込めば、味噌玉の具にするのにおすすめです。

その他にも、軽く炒めたタマネギやカブなどの野菜、細かく切ったベーコンなども、火を通しておけば具として利用できます。

電子レンジで下調理を済ませてしまえば、更に手軽に作ることができると思います。

すりおろした生姜を加えても、さっぱりと体の温まる味噌汁ができておいしいでしょう。

冷凍されていたものを解凍しても、おいしくいただける食材であれば、どのようなものを味噌玉の具にしても大丈夫です。

普段の味噌汁によく使う具を合わせてみたり、反対に、普段はめったに思いつかないような具の組み合わせを考えてみるのも楽しいでしょう。

味噌玉の保存方法

味噌玉ベースにお好みの具を加えて丸めれば、味噌玉の出来上がりですが、保存はどのようにするのでしょうか。

一番手軽なのは、具を包んで丸める段階で、ラップを使って包みながら丸めて、冷蔵庫に保存することです。

包んだラップにマスキングテープなどを貼って、中身の具に何を使ったのかを記しておくと、使う時に分かりやすく、とても便利でおすすめです。

長く保存したい場合や、具に水分が含まれているものを使った時には、冷凍保存もおすすめです。

味噌は塩分濃度が高いので、冷凍庫に入れても完全には凍りつきません。

そのままお湯を注ぐだけでちゃんと溶けるので、多めに作って保存しておきたいときには、冷凍保存がおすすめです。

もしくは、伝統的な作り方で、乾燥させてしまうということも可能です。

本来は寒くて空気の乾燥している時に、寒風に当てて乾燥させるという保存方法をしていました。

今でいうフリーズドライのような手法なのですが、ラップに包まずに冷蔵庫に入れておくだけで、冷たくて乾燥した状態が作り出せます。

この場合には、具は乾物のみを使うのが良いでしょう。

ドライフルーツなどを作るための乾燥器を持っている場合は、そちらを使ってみるのも良いかもしれません。

味噌玉のおすすめの利用方法

出来上がった味噌玉は、お湯を注ぐだけで味噌汁としておいしくいただけます。

忙しい朝ごはんの時間や、手早く済ませたいお昼ごはんの時、遅く帰ってきた夕飯の時などにも、ほとんど余分な時間をかけずに、温かい味噌汁が準備できるなんて、嬉しいですよね。

お弁当に添えて持って行けば、お湯を用意するだけで温かい食事を取ることもできます。

具の種類を工夫することで、不足しがちな野菜類を手軽に補うこともでき、バランスの取れた食事に一歩近づけるでしょう。

乾燥させた味噌玉は、軽くて持ち運びもしやすいので、山登りやハイキングに持って行くのもおすすめです。

その他には、お湯を注いで味噌汁として利用する以外にも、味噌炒めなどの調味料として利用することもできます。

味噌玉に料理酒とみりんを足すだけで、おいしい味噌炒めができあがります。

カルボナーラなどのクリーム系のパスタの隠し味にも、味噌玉はおすすめです。

コクが出て、まろやかな味になりますよ。

手軽に作れる味噌玉を作ってみませんか

味噌玉を作るのは簡単で、アイディア次第で色々な味の組み合わせを楽しむこともできます。

発酵食の良さが見直されている今、ちょっとしたひと手間で、毎回の食事に味噌汁を足すことができたら良いと思いませんか。

まとめて作って保存しておけば、食事のたびに用意するのは熱いお湯だけ。

それだけで毎食おいしい味噌汁を飲むことができます。

ぜひ一度試してみてください。