塩少々は何グラムが適正かを知って、美味しい料理を作ろう

料理にかかせない、調味料の基本の「さしすせそ」のひとつの塩ですが、レシピに書いてる場合は、少々と書いてることが多いですよね。

しかし、少々とは何グラム入れたら良いのでしょうか?

ちょうど良い塩加減になるように、どのくらいが適正か、調べていきたいと思います。

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1食で何グラムの塩を使う?

どのご家庭にもある塩ですが、毎日の食事において、1食何グラム使っているのかご存知ですか?

料理によって塩加減が違いますが、和食・洋食・中華の大きく3つに分けて、塩が1食何グラムほど入っているかをご紹介します。

・和食

日本の伝統的な食事で、一汁三菜のバランスのとれた和食ですが、塩はどのくらい入ってるのでしょうか?

和食は素材の味を引き立てるために、塩や醤油などの調味料を少々入れるので、意外とたくさんの塩を摂っていることが多いです。

また、梅や漬物には大量に塩が使われているので、知らず知らずの内に、口にしている機会が多いと言えます。

・洋食

ハンバーグやオムライスなど、味付けのしっかりしてる料理が多いので、塩も多く入っているのではないかと思いますよね。

洋食は高カロリーなものが多いですが、塩の量だけを見ると、和食よりも少ないです。

・中華

洋食と同じく、高カロリーなイメージですが、中華は塩も多く入っています。
和食はあくまでも、素材を引き立てるための塩ですが、中華は料理全体の味が濃くなっています。

3つの料理の特徴をご紹介しました。

それでは具体的に、生姜焼き定食・ハンバーグセット・八宝菜定食を例に、塩の量を比較してみましょう。

・生姜焼き定食 4~5.5グラム
・ハンバーグセット 3.5~5グラム
・八宝菜定食 6~7グラム

1食で、これだけ塩を摂っているということがわかりましたね。

少々の塩で健康に!1日何グラムまで塩を摂ってもいい?

塩は体内で重要な役割をしているため、不足してしまうと、体がうまく機能しなくなります。

しかし、過剰に摂ってしまうと逆効果になります。

塩の役割を知ってから、何グラムまで摂ればいいかを説明していきます。

塩は主に、4つの役割があります。

・体液の塩分濃度の調整

体液は常に約0.85%の塩分濃度に調整されており、体内で塩分濃度が多いときは骨に吸収され、少なくなれば、骨に在存する塩が放出されることで、バランスを取っています。

・体液のpH値の調整

pH値とは、酸性・アルカリ性を表す値です。
人の体内は、常に弱アルカリ性です。

食事をした際に、体内の代謝により酸性に傾きやすいのですが、それを中和して、弱アルカリ性を保っています。

・栄養素の消化や吸収のサポート

塩は、たんぱく質の分解を促したり、栄養素の吸収を助けます。

主な栄養素のブドウ糖やアミノ酸も、塩と結合しないと吸収されません。

・筋肉の動きと神経伝達のサポート

人の筋肉の動きや神経伝達は、すべて脳からの信号によって起こっています。

その信号が送られると、カリウムと塩(ナトリウム)によって、電気が発生して動きます。

塩は大事な役割を持っているので、たくさん摂っても良いのではないかと思いたいですが、摂りすぎると高血圧や、ガンや脳梗塞などの病気になりやすいと言われています。

日本人の場合だと、1日の摂取量は、男性8グラム・女性7グラムを目安にしましょう。

1食で少々の塩を摂取するようにすると、1日の摂取量を超えることは、少なくなりますよ。

何グラムまでが塩少々?

レシピ本に載っているレシピでは、塩少々と書いてあることが多いですが、何グラム入れるのが適正なんでしょうか?

あまりに「少々」過ぎてしまうと味がなかったり、逆に入れ過ぎると塩辛くなったりと、バランスが難しいですよね。

そんなことにならないように、少々が何グラムなのかを調査しました。

まず、少々を説明するために、一番イメージが湧く、海水の塩分濃度でどのくらい塩が入ってるのかを説明します。

海水は1リットルに対して、塩が30~40グラム入ってます。
海水は塩辛いと感じると思うので、これでは入れ過ぎです。

では、何グラム入れると、ちょうど良くなるのでしょうか?

1日に摂っても良い塩分量は、平均7~8グラムですので、1食に対して2~3グラム入れると、ちょうど良くなります。

毎回計るのは大変ですので、小さじ半分・指3本で、つまむ量がだいたい2~3グラムです。

レシピに少々と書いてある場合は、2~3グラムを目安にすると、塩分量もちょうど良く、味のバランスも取れますよ。

いろいろある塩の種類

「塩少々」の量はわかりましたが、塩といっても、サラサラの塩や岩塩など、いろいろなものがあります。

同じ塩でも、種類によって、塩少々が何グラムになるのかが変わるのでしょうか?

この項では海塩・岩塩・湖塩の3つに分けて、それぞれの特徴について説明していきます。

■海塩

海から取れる塩で、家庭によく置いてあるものです。
ミネラル分が豊富なのが特徴で、製造法によって種類が変わります。

・天日塩
海水から、太陽の力で水分を蒸発させて作った塩です。

・平釜塩
海水を釜で煮詰めて作る、日本の伝統的な塩です。

■岩塩

採取される地域によって、見た目や味が違い、産地ごとに様々な特徴があります。

・ピンクソルト
ピンク色のまろやかな塩で、女性に人気です。

■湖塩

限られた地域でしか取れないため、普段、目にする機会は少ないと思います。
代表的な産地を3つご紹介します。

・ウユニ塩湖
結晶がピラミッド型で甘味があります。

・死海
ミネラルが一般的な塩よりも多く含まれているため、美容やスキンケアにも使われます。

・デボラ塩湖
料理業界では有名な塩で、海塩に比べてまろやかで、岩塩に比べて、しっかりした塩味です。

このように、塩と言っても、たくさんの種類があります。

岩塩や湖塩は、海塩よりもしっかりした味のものが多いので、少し量を減らして入れると、バランスが取れます。

種類によってグラムが若干変わりますが、少々となると、大きく変わるということはありません。

塩少々で料理上手に

塩少々が、何グラムなのかがわかりましたね。
料理には、塩が欠かせません。

少々の塩を使うだけで、料理の味が変わります。

特に素材の味を引き立てるためには、なくてはならない調味料ですので、上手に使って美味しい料理を作りましょう。

■豚肉の塩ちゃんちゃん焼き風

【材料 2人前】

・豚肉 200グラム
・キャベツ 1/4個
・人参 1/2個
・玉ねぎ 1/4個
・味噌 小さじ2
・塩 少々

①キャベツはざく切り、人参は短冊切り、玉ねぎは薄切りにします。

②フライパンに油を少し入れて、豚肉を焼きます。

③豚肉が焼けたら、野菜・調味料・水を入れ、フタをして蒸し焼きにします。

野菜に火が通ったら完成です。

ちゃんちゃん焼きとは、北海道の郷土料理で、本来は鮭を使います。
豚肉を使って、ボリューム満点の料理にアレンジしてあります。

今回は、野菜から出る旨味を、塩で引き立てるために、味噌は少なめです。
濃い味が好きな方は、何グラムか調味料を増やすと、満足する味になりますよ。

おすすめの塩紹介

スーパーでは様々な塩が販売されていて、何グラム入りのどの塩を買えば良いのかと、悩む方も多いと思います。

1食に少々しか使いませんが、塩の大切さは、よく分かったと思うので、おすすめの塩をご紹介します。

・伯方の塩

スーパーでお馴染みの塩ですね。
様々な料理に使え、コストパフォーマンスも良いので、気兼ねなく使えます。

・ぬちまーす

通常の塩とは違い、サラサラのパウダー状の塩です。

まろやかな味で粒子が細かいため、料理に混ぜる以外にも、最後の仕上げに振りかけるという使い方もできます。

・心と体にしみる塩

こちらは岩塩でもなく、釜で煮る塩とも違う精製法で作られています。

自然のエネルギーを使ってるため、時間はかかりますが、まろやかな甘みがある塩です。

塩は痛むことはありませんので、500~1000グラムのものをまとめて買っておいた方が、コストパフォーマンスが良いのでおすすめです。

塩少々の大切さ

塩は、体内で大事な役割を持っています。

料理に使うときは他の調味料に比べると、少々しか使わないので、もっと入れた方が良いのでは?と思っていたかもしれませんが、素材の味を引き立てるためには少々で十分です。

塩をうまく使って、美味しい食事を作りましょうね。