「あれ?これ片栗粉と小麦粉、どっちだっけ?」見分け方は?

お料理でよく使う、片栗粉と小麦粉。
どちらも白い粉で、袋から出したらどっちか分からなくなってしまった、なんて経験はありませんか?

例えばから揚げを作る時、片栗粉を使うのと小麦粉を使うのとでは、仕上がりが全く変わってきます。
お菓子を作るときもそうですよね。

本当は小麦粉を使うところを、間違えて片栗粉を使ってしまった…なんてことにならないために、見分け方を勉強していきましょう。

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片栗粉と小麦粉の違い?見分け方はあるの?

それでは、片栗粉の成分から見てみましょう。

片栗粉はユリ科の「カタクリ」の根から摂れるデンプンを精製して作られています。
最近では、カタクリの収穫量が少なくなったため、ジャガイモのデンプンを使用している場合も多いそうです。
他の物は入っておらず、デンプンが100%です。
「とろみ粉」などと呼ばれる場合もあります。

対して小麦粉は、名前の通り小麦を挽いて作られたもので、70%~80%がデンプンで、1割程度のたんぱく質も含まれています。
このたんぱく質の含有量で、「強力粉」「中力粉」「薄力粉」の種類が分かれています。
たんぱく質が一番少ないものが薄力粉、次に多いのが中力粉、一番多いものが強力粉です。
薄力粉はお菓子やてんぷらなどに使われることが多く、中力粉はうどんなどに使われます。
強力粉はパンやピザ生地、餃子の皮などに使われることが一般的です。
どちらも白い粉で、パッケージから出してしまうと、どっちがどっちか分からなくなってしまうこともよくありますよね。

しかし、使い方を間違えてしまうと料理の仕上がりがかなり違ってしまうので、注意が必要です。

きちんと見分け方を勉強して、間違えないようにしましょう。

小麦粉も片栗粉も、どちらも白い粉…見分け方にはコツがいる?

では見分け方を勉強していきましょう。

まず一目見て、気づく人は気づきます。
何が違うのでしょうか。

例えば、小麦粉だけを見て「これは小麦粉だ」と判断するのは難しくても、小麦粉と片栗粉を並べると、「こっちが小麦粉で、こっちが片栗粉だ」と判断することができるのです。

それは、色が微妙に違うからなのです。
どちらも白いことに変わりはないのですが、その白さに少し違いがあります。

片栗粉は完全な真っ白、雪のような白さですよね。
対して小麦粉はというと、少しだけ黄みがかっているのが分かりますか?
オフホワイトというか、生成りというか…少しの差なので、比べてみないと判断は難しいかもしれません。

また、手で触って確かめるという方法もあります。
小麦粉はサラッとした手触りなのに対し、片栗粉はキュッキュッという感じがします。

もしも、見ただけで判断するのが難しい場合は、手に取って摘まんだり擦ったりしてみてください。
きっとあなたも見分けられることでしょう。

小麦粉と片栗粉、見分け方が分かったら使い方を勉強しよう

見分け方が分かったところで、それぞれの使い方を見てみましょう。

前述しました通り、小麦粉にはたんぱく質が含まれています。
従って、料理の打ち粉として使う場合は、片栗粉よりも小麦粉の方が焦げ付きやすくなっています。

揚げ物の衣として使う場合は、片栗粉はカリッと、小麦粉はしっとりした触感になります。
から揚げに使う場合は好みもありますし、両方を混ぜて使う場合もありますが、揚げ出し豆腐なんかには、小麦粉の方が向いているかもしれませんね。

どちらもとろみを付ける際には重宝されますが、片栗粉の方がより粘り気がある仕上がりになります。
あんかけチャーハンのあんや、中華料理には片栗粉の方が向いています。

逆に、トロッとしていながら粘り気の少ない、カレーやシチューなどには、小麦粉の方が向いています。

よく考えてみると、カレー粉やシチューの素には小麦粉が使われていますよね。

強力粉と薄力粉が分からなくなった時の見分け方…迷うのは片栗粉だけではない

片栗粉と小麦粉の見分け方の違いは分かったと思いますが、では同じ小麦粉でも薄力粉と強力粉の見分け方はどうでしょう。

片栗粉のときのように、見た目にはほとんど違いがなく、見分けるのは困難です。
しかし、使う料理によってはきちんと使い分けないと、全く違う仕上がりになってしまうので、注意したいところ。

パッケージから出して、同じような容器に移し替えて、「あれ?どっちだっけ?」となってしまった場合、見分けるには触ってみるしかないと思われます。

手でぎゅっと握ってみてください。
パラパラのままの方が強力粉、手の型が粉に付いた方が薄力粉です。
つまり、強力粉と比べると薄力粉の方が少ししっとりしているのです。

料理に使うときには、強力粉の方が歯ごたえがあり、「モチモチ」とした食感がより強くなります。
ですから、パンなどに使われるのですね。
対して薄力粉は「ふんわり」といった触感ですね。
ですから、ケーキなどには薄力粉が使われます。

クッキーなども、本来薄力粉で作るものなので、もしも強力粉を間違えて使用してしまうと、カチカチになるかもしれません。

片栗粉と小麦粉、それぞれを代用できるのか?

片栗粉や小麦粉の特徴や見分け方、それぞれに向いている料理などを紹介してきましたが、ではどちらかしかない場合代用することは可能でしょうか。

料理を始めてから、「あ!小麦粉がない!」となってしまったこと、ありませんか?
買いに行くには時間がないし、でも小麦粉がないと…。
そんな時、料理によっては片栗粉で代用できるかもしれません。

例えばから揚げや、肉や魚を焼くときの打ち粉として使う場合。
この場合は、少量で使うものなので、片栗粉を代用しても問題ないでしょう。
多少仕上がりに違いは出ますが、普通に美味しく食べられると思います。

また、片栗粉ではなくても、例えばムニエルなどに使う場合はお好み焼き粉などの味の付いた粉を使っても良いですし、お菓子作りの際にはホットケーキミックスを代用しても良いでしょう。

ただし、ホットケーキミックスには、小麦粉だけでなく砂糖やベーキングパウダーも含まれているので、レシピはホットケーキミックス用のものに変えたほうが無難かもしれませんね。

逆に片栗粉が足りない時にも、小麦粉で代用できる場合があります。
とろみをつけたい場合は特に小麦粉はもってこいですが、その際は水と小麦粉を1:1で溶いて使うようにしてください。

また、打ち粉として使用する場合や、揚げ物をする場合、片栗粉よりも小麦粉の方が焦げ付きやすいので注意しましょう。

片栗粉と小麦粉のカロリーや糖質の違い

見分け方も覚えた片栗粉と小麦粉がそれぞれ代用できることも分かりましたが、から揚げのようにどちらを使っても美味しく作れる場合、味の好みもありますがどちらを使うかカロリーや糖質を気にしてみるのも良いかもしれません。

どちらも粉ものなので、やはりお米などに比べるとカロリーはお高め。
健康維持の為にも、少しでもカロリーを抑えたい方はどちらを使うべきなのでしょうか。
結論から言うと、カロリーを抑えたい方は片栗粉を、糖質を抑えたい方は小麦粉を使うと良いです。
どちらをとっても、両方を抑えられるわけではないので、食べる時にはそれなりに覚悟して口にするようにしましょう。

片栗粉の場合、少量でとろみが付くので、あんかけなどの場合は片栗粉でとろみを付けるといいですね。
しかも、食感で満腹感が得られやすいのもオススメの理由です。

よく似ていても用途は違う!片栗粉も小麦粉もお料理には欠かせない

用途は違いますが、小麦粉も片栗粉もお料理には欠かせないものです。

見分け方をマスターして、きちんと使い分け、お料理のレパートリーを増やせるといいですね。