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一反分のお米の収穫量はどのくらい?消費が減った理由とは?

      2017/06/12

一反分のお米の収穫量はどのくらい?消費が減った理由とは?

皆さんは、お米をよく食べますか?

田んぼやお米の量を数える言い方には一反、一升などがありますが、どのくらいの量を指すのでしょうか。

また、日本人のお米の消費量が減っている背景には何があるのでしょうか。

今回は、お米の収穫量に関することから、手軽に消費できるレシピまでをみていきます。

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田んぼを「一反」と数えるのは古代からの流れ?

田んぼを「一反(いったん)」と数えるのは知っていても、なぜ一反と言うのかを知っている方は、少ないのではないでしょうか。

田んぼは、「一反、二反」と数えていきますが、これは個数の単位ではなく、面積の単位です。

一反は300坪なので、メートル法に直すと、約991.7㎡になります。

古代、お米の収穫量で面積は決められました。
面積が決められた当時、大人1人の年間のお米の消費量は一石だったので、一石収穫できる田んぼを、一反としたのです。

一反の面積は、土地の条件によって違ってきますが、反数が同じならば、大体同じくらいの収穫量があるということです。

また、田んぼ1反あたりの米の収穫量を反収(たんしゅう)と呼ぶこともあるようです。

反は田んぼだけでなく、着物に使われる反物(たんもの)でも使われます。
しかし、こちらは面積ではなく、「長さ」を表しています。

反物の場合は、幅九寸(約34cm)×長さ二丈八尺(約10.6m)が一反となります。

普段の生活では、あまり馴染みのない数え方ですが、お米や着物の世界では、まだこうした言い方が残っているのですね。

一反の広さと収穫量はどのくらい?尺貫法とメートル法

日本の田んぼの広さは一反(いったん)で表され、お米の量は一俵と数えます。

米作りではメートル法ではなく、尺貫法で表すのが普通だからです。
ですが慣れないと、なかなか量の見当がつかないですよね。

田んぼの広さの表記は、広い順から下のようになります。

尺貫法だけではわかりにくいので、メートル法で表記したものと、広さの目安を併せて載せておきます。

<尺貫法での表記>
1歩(いちぶ)あるいは1坪(ひとつぼ)< 1畝(いっせ)< 1反(いったん)< 1町(いっちょう)

<メートル法での表記>
1歩(1坪)が1.8m*1.8m=3.3㎡、以降、約10m*約10m=1a、約31.5m*約31.5m=10a、約100m*約100m=1haとなります。

<広さの目安>
1歩(1坪)が畳2枚分、都市部の分譲墓地に相当する広さで、1畝(いっせ)は約30坪・高級4LDKマンションに相当します。

1反は約300坪・高級分譲地4棟分相当で、1町(いっちょう)は約3000坪・高級分譲地40棟分となります。

また、かつては国民一人が食べるお米の量は、大体70㎏(一俵強)程でした。

一反の田んぼでとれるお米の量(収穫量)は、約8俵(480kg)ですので、一反で約7人分のお米が収穫できる計算になります。

一反の田んぼからとれたお米の収穫量にも尺貫法が使われる!

田んぼの広さは尺貫法で一反と表すとお伝えしましたが、収穫量など、お米の量を表す際にも尺貫法が使われます。

ですが、容積と重量が混ざっているのでわかりにくいです。

例えば、一合は容積を表しているので180ccなのですが、重さは150gです。
反対に、「一俵」は重量を示しているので、60㎏になります。

また、料理などでよく出てくる1カップは、おおむね一合を指しますが、200cc(180g)の意味で示されている場合もあります。

以下に、尺貫法で表記したものと、容積・重量・容積の目安を参考に載せておきます。

<尺貫法での表記>
一合(いちごう)< 一升(いっしょう)< 一斗(いっと)< 一俵(いっぴょう)< 一石(いっこく)

<容積>
一合から180cc、1.8ℓ、18ℓ、72ℓ、180ℓというように、容積も増えていきます。

<米の重量>
これも、一合から順に、150g、1.5㎏、15㎏、60㎏、150㎏となります。

<目安(容積)>
一合はコップ一杯、一升は一升瓶という酒瓶、一斗はポリタンクの容積と考えるとわかりやすいです。

重量だと、一俵はセメント袋3個分の重さで、一石は関取の体重と同じくらいです。

また農家の方が、米だけを生産して生活する場合、どのくらいの広さの田んぼなら、生計を立てられるか考えてみました。

試算すると、大体6町分の田んぼがないと生計が立たないことがわかりましたが、その広さだと作業に使うトラクターなども大型になります。

収入の半分を農機具のローン返済に充てると、米農家の生活はギリギリです。

お米の収穫量を減らす、減反政策とは?

ここまで、一反という数え方と、収穫量などに使われる尺貫法についてご紹介しました。

ところで、皆さんは、「減反政策」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
減反政策は、お米の価格を維持し米農家の生活を守るために、1970年から始まりました。

太平洋戦争以後、日本では政府がお米を高値で買い取り、米農家の生活を守っていました。
しかし、国民の生活スタイルが変わったことで、お米の消費も減り、お米が余るようになりました。

減反政策は、お米の収穫量を調整する(生産を抑える)ことで価格を安定させ、米農家を保護できるのが最大のメリットです。

政府はお米の収穫量を減らしたいので、生産量を減らした米農家には、補助金を出しています。

この補助金は、毎年2,000億円とも言われています。

これがなければ、お米の収穫量が増えすぎて価格が下がり、廃業する農家が出てしまうので、一定の効果は出ています。

しかし、もちろんデメリットもあります。
まず、国際競争力が落ちました。

また、米作りをしなくなった田んぼは、米以外の作物(大豆や麦など)の栽培に充てることが推奨されましたが、なかなかうまくいっていません。

減反政策を含めて、農業のありかたを模索する必要がありそうです。

日本で米離れが進んでいる背景

先ほど、お米の消費量が減ったため、収穫量を減らしているとお伝えしました。

しかし、最近はさらに、日本全体で米離れが進んでいると言われており、日本人のお米の消費量は、年々減少しています。

2015年度には、1人が1年間に食べたお米の量が54.6㎏となったことがわかりました。
これは、前年度より1㎏減っていて、消費量がピークだった1962年度の半分以下の量です。

お米を食べる人が少なくなるということは、一反の田んぼでとれるお米の需要も減っていくということです。

実際に、お米の需要は、毎年約8万tずつ減っています。

また、「1日に1度はお米を食べる」という人の数も、年々減っています。
数字で見ると、はっきりわかりますが、1992年には71.4%だったのが、2014年には53.5%まで減りました。

また、全体の約6.8%の人は、農林水産省が実施した主食についての調査で、「直近1ヶ月で1度もお米を食べていない」と回答しています。

また、インターネット上では、「家にはお米がない」という人まで現れ、驚きの声も上がっています。

米離れが進んだ背景には、いくつかの要因があります。

1.お米より、パンや麺の方が準備や片づけが楽
2.ダイエットのために、糖質は避けている
3.少子高齢化社会に突入した影響で、国民一人あたりの平均摂取カロリー自体が下がっている

これを受けて、農林水産省は、お米を食べようと呼びかけています。

見直されるお米のメリットと簡単レシピのご紹介!

消費量と収穫量が減っているお米ですが、お米(ご飯)は、脳にとっては最大のエネルギー源です。

脳は、糖質しかエネルギーにできないので、特に朝は、ご飯を食べておくことが大事だと言われています。

また、お米は粒食ですので、消化・吸収がゆっくりです。

血糖値の上がり方も穏やかなので、脳の働きを維持するためのブドウ糖も安定して得られます。

農林水産省からも『めざましごはん』キャンペーンが実施され、「朝からしっかりご飯を食べましょう!」と呼びかけられました。

そこで、朝でも簡単にお米を食べられるということで、注目されブームとなったのが、卵かけご飯です。

ご飯と卵だけ用意すればいいいので、それほど面倒ではありませんよね。

洗い物も少なくて済みます。

卵かけご飯の朝食を摂るメリットには、以下のことがあります。

・朝から頭と体が働くので、日中、仕事や勉強に集中できる
・血液循環がよくなり、体温が上がるので脳が活性化される
・消化吸収がいいので、胃腸に優しい
・血糖値が上がり過ぎず、腹持ちもいい
・内臓脂肪がたまるのを防ぐので生活習慣病が予防できる

一反一反、田んぼでお米を作ってくれる農家さんのためにも、卵かけご飯でアミノ酸などの栄養素をしっかり補給し、元気に1日を始めましょう。

もう一度、お米の良さを見直そう!

今回のお話で、「一反」はお米の面積の単位であることがわかりましたね。
また、米作りでは今でも尺貫法が使われているので、わかりやすい形でお伝えしました。

お米以外を主食にする選択肢が増え、お米の消費量は減っています。

しかし、お米は脳にとっての栄養源なので、お米をあまり食べない方は、卵かけご飯を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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