お米の炊き方の手順と炊いたご飯の保存は炊飯器で良いのか?

日本人の主食「白米」。
毎日の食卓に欠かせないものですよね。

一人暮らしの方や新米専業主婦の方、お米を正しく炊けていますか?
初心者向けの炊飯器でのお米の炊き方をしっかり覚えて美味しいご飯を炊きましょう!

また、お米の炊き方の基礎をしっかり覚えた後は、冷めても美味しいお米の炊き方にも挑戦してみてください!

また、炊いたご飯の保存方法についても紹介したいと思います。

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初心者向け!炊飯器でのお米の炊き方

まず1合分、お米(180cc)、計量カップ、水道水、ミネラルウォーター(200cc)を用意してください。

それでは、 炊飯器で1合のお米の炊き方を説明しましょう。

STEP1: お米を計量
計量カップで、お米1合(180cc)を計量して、炊飯器のお釜に入れます。

STEP2: お米を研ぐ
お釜に水を入れ、手で米を混ぜ込むように研ぎます。

STEP3: 水を流す
水が白く濁ったら、水を流します。
米がこぼれ落ちないよう緩やかに捨ましょう。

STEP4: 「研ぐ」「流す」を5回ほど繰り返す
水の白い濁りが薄くなるまで、「研ぐ」「流す」を5回ほど繰り返してください。
少し濁っている程度がよく、全く濁りがなくなると旨みや栄養価も減りますので注意してください。

STEP5: 水を注ぐ
お釜にメモリがあるので、1合のところまでミネラルウォーターを注ぎます。
水200ccでメモリまで到達します。
2合、3合など炊く場合は、対応するメモリまで注ぎましょう。

STEP6: 炊く
炊飯器に入れる前に、お釜についた水滴をふきん等でふくことを忘れずに。
炊飯器にセットし、「炊飯」ボタンを押すと炊飯を開始します。

お米の選び方と保存方法について

炊飯器でお米の炊き方を知る前に、まずお米を選びましょう。

【お米の選び方】
人それぞれ好みは違います。
まず「自分の好みのお米を知る」ことが、美味しいお米を炊く第一歩です。
お米の粘り・弾力・甘味の強さ・硬さ等から自分の好みの品種を探してみてください。

【お米の保存方法】
・保存に良い場所
お米は、温度差、湿度、ニオイ、直射日光等に影響を受けやく、袋のまま室内に置いておくと味が落ちていきます。
保管場所は温度の変動が少なく、結露のない場所に置いてください。
買ってきたお米は、3週間~1か月以内に食べるようにしましょう。

・保存に良い容器
お米の品質を保つためには、できるだけ空気に触れさせないことが大事です。
購入したお米の袋には小さな空気穴があり、空気に触れて酸化してしまいます。

・実際の保存
最適な場所は野菜室(または冷蔵庫)です。
購入時の袋のまま野菜室や冷蔵庫に入れると、匂いの影響や、野菜の汁等を吸収したりすることがあります。
保存は、以下の手順でしましょう。
1)チャック付き袋かポリ袋に入れる。
2)袋の中の空気を抜き口をしっかり閉じる。
3)冷蔵庫又は箱に袋ごと入れ、温度差のない・陰の場所に保存する。

冷蔵庫で保管したお米は使い終わるまで外に出さないようにしましょう。
冷蔵庫の熱を発するモーターの近くやシンクの下は、温度や湿度の影響があり、避けてください。

冷めても美味しいご飯を炊飯器で!お米の炊き方(3合炊きの場合)手順

炊飯器でお米の炊き方の計量等を説明します。

1)お米を計量する。
1合カップ(180cc)ですりきり1杯ずつ3回計量します。

2)計量したお米を研ぎます。
ザルにお米を入れ、水を入れたボウルにザルを移し、お米を混ぜるように手を回し、さっと上げ、ボウルに新しい水を入れ、再度ザルを戻します。
これを2~3回繰り返します。

また、研ぐときは、手のひらで押しつぶすようにという人もいますが、これは、精米の技術が発達していなかった時代の話で、精米技術が向上した現在では、その必要ありません。
お米を研ぐ時は、あくまで優しく、研ぎ過ぎないようにしてください。
研ぎ過ぎるとお米からでんぷんが溶け出してしまいます。

3)水を切る。
研ぎ終わったら、お米を水から上げます。
ザルから水を切って、3分~5分程度放置しましょう。
5分以上放置すると、空気に触れている外側のお米が乾き、ヒビが入りますので注意してください。
無洗米は一度だけ研ぐと、お米の表面が整い、べたついたムラのある炊き上がりを防げます。

4)水量を量る。
水の量の目安は以下のとおりです。
・収穫から3か月以内(新米※)1合の場合は180cc~220cc
・収穫から3か月以上 1合の場合は200cc~220cc

(※)炊飯器の内釜にある線の位置はメーカーにより違います。
各社が推奨の水量(内側の線の位置)を決めているためです。

美味しいお米の炊き方のコツ「しっかり吸水」

炊飯器でお米の炊き方の吸水・炊飯を説明します。

5)吸水をする。
「吸水」とは、釜のなかでお米と水を一緒にしておいて時間をかけることです。
吸水をするとふっくらと炊き上がり、冷めても美味しいご飯になります。
お米は最低2時間(※コシヒカリの場合)の吸水を、できるなら一晩吸水を行ってください。
吸水の時間が取れない人は吸水の早い品種を選ぶようにしましょう。

【吸水すると美味しいご飯になる理由】
お米に吸水させることで、内部まで水分がしっかりと行き渡ります。
お米の粒には、やせ細ったもの、ふっくらとしたもの等様々ですが、特に選別されたふっくらとした粒のお米ほど、内部までしっかり水を吸わせることが大事です。
その理由は、炊き上がりがふっくらとなり、冷めても美味しいご飯になることから、吸水は欠かせない作業なのです。

6)炊飯する。
吸水がしっかりしたお米を炊く時は、タイマー炊きではなく高速炊飯(お急ぎ)機能を使用します。
タイマー炊きを使用した場合、お米に水を吸収させる工程が入るため、しっかりとした粒感のあるご飯に炊き上がりません。
一方、高速炊飯では吸水の工程がなく、お米のでんぷんを水に溶かすことなく、ふっくらとした粒感に炊き上がります。

2度の蒸らしで冷めても美味しいお米に!

炊飯器で美味しいお米の炊き方の蒸らし等を説明します。

7)蒸らし(1度目)
炊飯器で炊き上がったらそのままの状態で蓋を開けずに、5分間程度お米を蒸らします。
8)飯切り
蒸らしを5分間程度したら蓋を開け、飯切りをします。
・釜の縁に添いお米を釜から剥がすように、しゃもじでゆっくり1周回します。
・十字に4等分し、各区画ごとに底からお米をすくい上げ上下をひっくり返します。
・しゃもじのふちで、お米を切るようにほぐします。

ご飯の粒と粒の間に隙間が出来るようになると最良です。
お米の粒を潰すように混ぜると、粘りが出てくっつき、団子状になるので注意してください。

【飯切りすると美味しくなる】
飯切りを実施する理由は、次のようなためです。
・釜の上、中、下部でそれぞれの熱の入り方が違うことによるムラを均一にするため。
・余分に出た水分を飛ばしてなくすため。
・釜の下部にあるお米を上部のお米の重みで潰さないため。

飯切りをするとお米の仕上がり状態が変わります。

9)蒸らし(2度目)
飯切りを終えたら、炊飯器の蓋を閉めて再び5分間蒸らします。
この段階で、蒸らし過ぎるとお米が水っぽくなるので注意しましょう。

10)完成
5分程度蒸らし終えたら出来上がりです。
出来上がったご飯を食器に入れる時は、しゃもじをスライドさせて滑らすような動きで食器へ入れてください。

炊飯器の保温状態でのご飯の保存時間は?

炊飯器での美味しいお米の炊き方を説明しましたが、保存方法について説明します。

保存方法は、ご飯を食べたい時に応じて考えてください。
・約2時間以内に食べる場合、炊飯器の保温のままで食べましょう。
・2時間以上~2日以内に食べる場合、一旦冷蔵庫で保存してください。
・2日目以降に食べる場合、一旦冷凍庫で保存すること。

保存の方法
炊き上がったご飯をラップに置き、お米が潰れないようにふっくらと2cmほどの高さにほどこします。
・冷蔵保存の場合は、ラップに包んだご飯を、熱が冷めたら冷蔵庫へ入れます。
・冷凍保存の場合は、乾燥を防ぐためラップに包んだご飯をフリーズバックの中に入れて、熱が冷めたら冷凍庫へ入れます。

解凍方法
冷蔵保存・冷凍保存したご飯、いずれの場合も食べる直前にレンジで加熱してください。
柔らかめのご飯にしたい場合は、加熱前に少しの水か純米酒を振りかけてください。
解凍後は、ご飯を軽くほぐしてから食器に入れるとふっくらします。
一度レンジで加熱したご飯を再び冷凍・冷蔵・加熱はしないでください。
食感が悪く、べたついたりぱさついたりしたご飯に変化してしまいます。

美味しいご飯を食べるにはしっかり基礎を覚えましょう

いかがでしたか。

お米を炊くのはとっても簡単ですが、お米の量と水の量を間違えないようにしましょう。
美味しいご飯を炊くには、しっかり基礎を覚えることが重要です。
毎日の食卓に欠かせない白米を美味しく食べましょう。