味噌は日本食に欠かせない伝統的な食品です。
健康食としても昔から親しまれていますよね。
代表的な「お味噌汁」は具材次第でバリエーションが楽しめます。
料理によって味噌を使い分けたりする方もいらっしゃるでしょう。
しかし、味噌は一気に使いきれるものではありませんから、上手に保存することが重要です。
そこでおすすめなのが「ジップロック」シリーズです。
ジップロックを上手に使って保存し、おいしい味噌を最後まで楽しみましょう。
味噌とは?
味噌は日本食に欠かせない調味料です。
基本調味料の「さ・し・す・せ・そ」の「そ」が味噌です。
味噌は、風味も豊かなため、味つけからお味噌汁まで幅広く使えますよね。
また栄養価も高いので、毎日の食事にぜひとも取り入れたいものです。
お味噌汁は、具材を変えるだけでさまざまなアレンジを楽しめるので、取り入れやすいでしょう。
ただ味噌は、保存次第で、風味が落ちてしまったり変色したりしてしまいます。
そもそも味噌は発酵食品です。
発酵(熟成)が進むと、色が濃く変化していきます。
発酵が進むとうまみが増えますが、進みすぎてしまうと味が落ちてしまうのです。
・黒に近い色になってくる
・味噌の表面に液体が染み出てくる
・渋みを感じる
このように発酵が進んでくると、風味が落ちてしまうので、お味噌汁には使いにくく、主に調味料として使うことになるでしょう。
おいしい状態の味噌を長持ちさせるためには、発酵が進むのをなるべく抑制して保存することが重要です。
特に袋タイプで販売されている味噌は、ジップロックのシリーズを活用することで上手に保存ができます。
ジップロックでの保存方法は後述していきますので、次項では味噌の保存時に気をつけることをお話しします。
味噌の保存で気をつけることとは?
味噌の保存は、発酵の進みをなるべく抑制することが重要とお伝えしました。
では、どのように保存するのが望ましいのでしょうか。
①低温
味噌は、微生物の菌により発酵が進みます。
この発酵は、温度が高いほど活性化します。
つまり、常温が一番発酵しやすく、次に冷蔵庫、そして冷凍庫では発酵が進みにくくなります。
味噌は保存食ですから常温での保存も可能ですが、発酵が進みやすく、カビが生えてしまう可能性があるので、なるべく冷蔵庫や冷凍庫で保存するのがいいでしょう。
なお、味噌は家庭用の冷凍庫では冷凍しても固まりにくいため、使用に困ることはありません。
このことから、低温での保存がおすすめです。
特に、冷凍すると発酵が抑えられるので、味噌の風味が落ちることなくおいしさを長持ちさせることができます。
②空気
保存時の注意として、味噌をなるべく空気にふれされないことです。
味噌は酸素にふれることで、黒っぽくなってしまいます。
以上のことから、味噌は「低温環境で空気にふれさせない」ように気をつけることが重要です。
その保存方法を叶えるのが「ジップロック」のシリーズです。
ジップロックは袋やコンテナ、さまざまなシリーズから選べます。
ジップロックシリーズは味噌の保存に便利!
味噌はさまざまな形態で販売されていますね。
例えば、カップタイプや袋タイプが代表的でしょう。
カップタイプの味噌は、蓋もついていますから、容器としてそのまま使えるので非常に便利ですね。
ただ、開封後は空気にふれてしまうので、味噌を覆うようにラップをかけると風味が落ちにくくなり、表面の乾きを防止します。
そのほか、お気に入りの味噌がカップタイプではなく、袋タイプでしか取り扱われていないこともあるでしょう。
袋タイプの味噌は、そのままだと使いにくく保存にも困ってしまいます。
そこでおすすめなのが、ジップロックシリーズです。
ジップロックは、バッグ・コンテナー・スクリューロックから選べます。
バッグは、気軽に食品保存できるイージージッパーやストックバッグ、厚手素材で冷凍保存できるフリーザーバッグ、マチで安定したスタンディングバッグで使い分けができます。
コンテナーは箱のように重ねて保存ができ、透明なので中身の把握も簡単です。
スクリューロックは蓋を回転させて密閉できるため、粉ものや汁ものにおすすめです。
バッグタイプは使い終わったらコンパクトに廃棄できます。
コンテナーやスクリューロックは使用していないときは重ねて保管できるのでこちらもコンパクトに収納できます。
ジップロックのバッグシリーズで味噌を冷凍保存しよう!
味噌は冷凍保存しておくことで風味が落ちにくくなり、1年から2年くらい長持ちするでしょう。
その冷凍保存には、ジップロックの「バッグシリーズ」が使いやすいのでご紹介します。
ジップロックのバッグシリーズは、スマートジッパーを閉じることで密閉します。
スマートジッパーは、閉まる感覚がパチパチと手に伝わります。
しっかり閉じると酸化を防ぎ、液体も漏れません。
そして開封時は、オープンタブがあるので、つまんで開けやすい仕様になっています。
さらに、バッグには内容物や日付が書き込めるようになっているので、賞味期限や味噌の名称などを書き込んでおくといいかもしれません。
このバッグシリーズを使って、実際に味噌を冷凍保存してみましょう。
●フリーザーバッグ
味噌の冷凍保存にはフリーザーバッグを使いましょう。
8分目を目安に味噌を入れます。
味噌を入れ終わったら、空気にふれないように密閉してジッパーを閉じます。
ジッパーを閉じたら、味噌を均一に伸ばして冷凍庫で保存します。
しっかり空気を抜くことで、発酵を進みにくくします。
●スタンディングバッグ
冷凍庫の味噌を使いたいときに使いたい分だけ使うのであれば、スタンディングバッグがおすすめです。
スタンディングバッグはマチがあるので、自立し、口が大きく開くため、味噌を使う際も楽です。
使った後は、空気を抜いてジッパーを閉じましょう。
冷蔵庫での味噌の保存はジップロックのスクリューロックとコンテナーで!
味噌を冷蔵庫で保存する場合、ジップロックのスクリューロックやコンテナーがおすすめです。
ジップロックのスクリューロックやコンテナーは半透明の容器で内容物がすぐにわかり、上に重ねて置けるので収納性が高く、冷蔵庫をすっきりと使えます。
●スクリューロック
スクリューロックは蓋をひねって開閉します。
味噌の容量に合わせて「730ml」「473ml」「300ml」の大きさから選べます。
直接味噌を入れて、表面をならしてラップをかけて蓋を閉めましょう。
●コンテナー
コンテナーは、蓋を乗せて真ん中を押すとパチンと閉まる「ワンプレスロック」仕様です。
ワンプレスロックであれば、料理の最中でもサッと閉められるので手間になりませんね。
コンテナーは、大きいもので1,900ml、小さいものでご飯一善用と幅広いラインナップとなっています。
味噌の容量に合わせてコンテナーを選びましょう。
こちらも直接味噌を入れて、表面をならしてラップをかけて蓋を閉めれば保存できます。
味噌を最後までおいしくいただくために
味噌は、冷蔵庫や冷凍庫で保存すると発酵が進みにくくなり、また空気にふれさせないようにすると変色も防げるので、おいしさを長持ちさせられます。
しかし、「気が付いたら味噌が黒ずんでいた」ということもあるでしょう。
そうなってしまった味噌は「褐変味噌」といい、お味噌汁には向きませんが、炒め物や漬け物で隠し味の調味料として使えば、最後までおいしくいただけるでしょう。
では、褐変味噌を使ったおすすめのレシピをご紹介します。
●味噌ヨーグルトの漬け物
【材料】
・きゅうり 2本
・ヨーグルト 大さじ2
・味噌 大さじ2
【作り方】
①ジップロックのストックバッグに味噌をヨーグルトを入れて混ぜ合わせます。
②きゅうりを洗って水分を拭き取り、①のなかに入れて、冷蔵庫で一晩漬けます。
③きゅうりを取り出し、洗って、お好みの大きさにカットして完成です。
ジップロックは食品の保存だけでなく、このようなレシピでも活躍するので上手に使いこなしましょう。
味噌はジップロックで上手に保存しよう!
味噌は、低温で空気にふれさせないようにして保存しましょう。
その保存には、ジップロックのシリーズがおすすめです。
冷凍庫ではバッグ、冷蔵庫ではスクリューロックやコンテナーというように、ジップロックのシリーズを使い分けるととても便利です。
もし味噌が変色してしまったら、褐変味噌として料理の隠し味に活用してみてくでさい。
健康のためにも、味噌を使った料理を進んで取り入れましょう。