最近、玄米食に対する評価が、見直されてきています。
玄米が健康に良さそうだということは、以前から知られていました。
しかし、玄米には味と食べにくさの問題があり、なかなか一般的にならなかったのです。
ところが、その玄米が静かなブームになってきています。
そこで今回は、玄米が人気になってきている理由と、玄米のおすすめ銘柄をご紹介していきます。
玄米が人気になってきた理由
はじめに、玄米が人気になってきている理由を探ってみましょう。
その人気の発端には、最近の健康志向の高まりがあります。
グルメブームが落ち着いてきて、いかに健康的な食生活を送るかという方向に意識が向いてきているのです。
その変化の根底には、まず生活習慣病にかかる人の数が増えてきている現状があります。
また、美の面からも健康でありたいという願いがあり、食について見直そうという意識が広がってきているのではないでしょうか。
そうした健康志向の高まりに、玄米食がマッチしたのです。
では、玄米食のどういった面が、健康的なのでしょうか。
玄米とは、白米に精米をする前のお米のことです。
玄米からぬかと胚芽を取り除いたのが白米で、それにより白米は美味しく、食べやすくなりました。
しかし、玄米は白米よりも栄養素が豊富で、食物繊維も多く含まれています。
玄米は豊かな栄養を体に与えてくれ、さらに食物繊維が体の毒素を外に出すという、まさに一石二鳥な食品だというわけなのです。
そして、ダイエットに玄米を取り入れるという動きが出てきており、ダイエットにおすすめの銘柄も増えています。
おすすめの玄米の炊き方
先ほどお伝えした理由のように、玄米が人気になってきました。
しかし、白米と比較すると、「玄米は食べにくい」という声が多いのも事実です。
そこで、玄米が食べやすくなるおすすめの炊き方をご紹介したいと思います。
玄米の表面は米ぬかで覆われているので、玄米には水を弾きやすいという特徴があり、玄米を水にひたしてすぐに炊飯器にかけると、芯が残りやすくなります。
この芯が、玄米の食べにくさの原因なのです。
炊きあがった玄米に芯が残らないようにするためには、充分な時間をかけて水にひたしておく必要があります。
少なくても炊きはじめる前、2時間は水にひたしておきましょう。
もし食べてみて芯が残っていると感じられたら、もう少し長く水にひたします。
中には12時間以上、水にひたすという人もいますので、ご自身が丁度いいと思える時間を見つけ、把握しておくのも大事です。
玄米を研ぐときですが、少し強めに研いでください。
ゴシゴシと洗う感じで研ぐと良いでしょう。
また、研いだ後に薄皮が残っていることもあるので、すすぎは入念にします。
すすぎ終わったら、水をまた加えましょう。
水は白米より少し多めに加えますが、炊飯器に玄米メニューがついている場合は、その分量に合わせればOKです。
さて、ここでは玄米の炊き方を見てきましたが、次項では玄米のおすすめ銘柄についてご紹介します。
玄米のおすすめ銘柄は無農薬にこだわりあり!
このところの玄米の人気上昇に合わせて、いろいろな独自ブランドの玄米が登場しています。
それぞれに固有の特徴がありますが、それらの中でおすすめ銘柄の玄米には、ある共通した特徴が存在します。
その特徴とは、無農薬であるということです。
もともと玄米はぬかの部分に農薬が残りやすく、できるだけ農薬を使用しない栽培方法が求められているため、無農薬の玄米がおすすめになるのです。
玄米は白米に比べ、小売価格が若干高めになっていますが、その理由は無農薬にこだわるという栽培方法にもあります。
どうしても無農薬栽培には手間がかかるので、小売価格が白米と比較すると高くなってしまうわけです。
しかし、小売価格が高いというマイナスポイントよりも、無農薬という健康に対するプラスポイントが上回り、無農薬玄米の需要が伸びています。
もともと健康志向で選ばれることが多かった玄米なので、無農薬というアピールポイントが良い方向に作用したというわけです。
このあと、おすすめ玄米をご紹介しますが、すべて無農薬玄米の銘柄となっています。
そして、おすすめ玄米銘柄とは、無農薬発芽玄米、無農薬酵素玄米、無農薬レトルトパックの3つになります。
発芽玄米は健康に良く特におすすめ!
ここでは無農薬発芽玄米の、おすすめ銘柄についてご紹介します。
発芽玄米とは、文字通り発芽している玄米のことで、栄養素の高さで人気の玄米です。
また、発芽玄米は普通の玄米よりも、ぬかの部分が柔らかいという特徴があります。
そのため、普通の玄米よりも、水にひたす時間が短くて済みますよ。
また、ぬかが柔らかいという特徴は、消化が良いという面も併せ持ちます。
玄米を炊くときの手間が少ない上に、消化にも良いという理想的な玄米だというわけですね。
さらに発芽玄米には、最近話題のGABAがとても多く含まれており、この点でも多くの支持を集めているのです。
玄米を選ぶときには、まずこの発芽玄米かどうかが大きなおすすめポイントになります
もともと人気のあったブランド米の発芽玄米なら、さらに選ばれやすいので、供給量も多くなり、手に入りやすくなっていますよ。
手に入りやすいというのは、嬉しいポイントですよね。
そして、食べたときの味と食感が、ブランド米ではやはり違うものです。
無農薬酵素玄米のおすすめ銘柄の特徴も知っておこう!
無農薬酵素玄米という玄米のことを、聞いたことがあるでしょうか。
一般的には、寝かせ玄米という名称の方が、有名かもしれません。
この寝かせ玄米とは、玄米に小豆と塩を混ぜて炊いた玄米のことで、玄米七号食ダイエットに使用されることが多い玄米でもあります。
寝かせ玄米は、ご家庭で作ることも可能です。
まず、玄米と小豆に塩を加え炊き上げます。
炊き上げたまま2~3日保温しておくと、この寝かせ玄米の完成です。
塩は、できるだけ天然塩を使いましょう。
数日寝かせることで、とてもモチモチした食感になり、食べやすくなるのが特徴です。
食べきれない分は、ラップにくるんで冷蔵庫に保管しましょう。
食べやすいこの寝かせ玄米は、レトルトパック商品としても販売されていて、おすすめの玄米です。
寝かせ玄米はとても栄養価が高く、美味しい玄米ですが、自分で作るとなると、最低でも2~3日かかってしまいます。
その間、炊飯器を使用することができなくなるのも困りますよね。
その点、レトルトパックは簡単です。
いつでも必要な分だけ食べることができるので、何種類かストックをしておくと便利ですよ。
そして、このレトルトパックにもおすすめの銘柄があります。
おすすめ銘柄玄米のレトルトパックをダイエットに活用しよう!
便利な玄米のレトルトパックは、寝かせ玄米だけではなく、多くの種類が販売されています。
もちろん、無農薬玄米や発芽玄米のレトルトパックも発売されていますので、上手に活用してみましょう。
レトルトパック玄米はダイエットにも活用されています。
特にダイエット期間中、10日間玄米だけを食べてデトックスする玄米七号食ダイエットには、このレトルトパック商品がおすすめです。
毎日ずっと玄米を食べるのならば、5キロ入りの玄米などを購入しても使い切りますが、玄米七号食ダイエットの期間だけ食べるのなら、小分けしてあるレトルトパックが重宝しますよ。
また、七号食ダイエットは玄米しか口にしないので、玄米に飽きてしまうことも多いものです。
その点、いろいろな味わいのあるレトルトパックを複数用意しておけば、飽きることをある程度ふせぐことができます。
七号食ダイエットでは、玄米だけはいくら食べても大丈夫なので、食べたいときにレトルトパックをレンジでチンする方法が簡単で便利です。
さらに、お試しで七号食ダイエットに挑戦をする場合も、レトルトパックがあれば手軽にはじめることができます。
このような利点から、保存もきくのでレトルトパックの需要が高まり、供給も多くなっています。
いろいろな種類が販売されているので、好みの銘柄のレトルトパックを購入して試してみましょう。
健康のため玄米を食生活にとり入れてみよう
玄米が人気になり、いろいろな商品が開発され、販売されています。
選択肢が増えていることで価格の面でも競争がおき、手ごろな値段の商品を手に入れることが可能になりました。
お求めやすくなり、さらに無農薬で健康に良いという商品も増えています。
今回おすすめした玄米の特徴は、玄米を選択するときのポイントになるものです。
健康な生活を送るための手助けに、玄米を活用してみましょう。