BBQと言えば、お肉や野菜を鉄板で焼いて、ビールを飲みながら談笑するもの。
アウトドアが好きな人は、その場で釣った魚なども加えたりして、楽しい時間を過ごします。
でも、そのメニュー、いつもと同じではありませんか?
お酒を飲まない人にはちょっと物足りないメニュー、それがBBQでのメインです。
しかし、焼きおにぎりをその場で作ることによって、満足度は格段に上昇します。
味噌味でも醤油味でも、ぜひ加えて欲しい一品です。
BBQでぜひ試してほしい!子供が喜ぶ焼きおにぎり
BBQと言えば何を焼きますか?
お肉、野菜、焼きそばなどが定番だと思いますが、炭水化物がシメだけというのは少し寂しい気もします。
大人はお酒を飲むのでお肉メインでもまったく構わないと思いますが、食欲全開の子ども達がいる家庭では、やっぱりお肉をおかずにご飯も食べさせたいです。
そんな時に、家庭で握っていったおにぎりを持たせる方も多いですね。
でも、お肉や野菜は熱々なのに、ご飯が冷めていたんじゃちょっと味気ないです。
それなら、おにぎりをいっそ焼いてしまいませんか?
調味用の味噌や醤油だれを持っていけば、誰でも簡単にBBQで焼きおにぎりを作ることができます。
手軽に作れて、お腹も満足の一品間違いなしです。
その場で焼いてしまうならば、冷めたご飯も熱々で食べることができます。
お酒を飲まない人も、お肉を焼きながら片手で食べられるので、運転を控えたお父さんにも嬉しい料理です。
焼きおにぎりは味噌派?醤油派?鉄板の形で使い分けよう!
一口に焼きおにぎりといっても、各家庭で味付けは違いますよね。
味噌焼きおにぎりだったり、醤油焼きおにぎりだったり、親しんだ味を食べたいという方も多いかと思います。
どちらも好きだ!という方は、鉄板の形で焼きわけてみませんか?
BBQに使う鉄板は、大きく分けて2種類あります。
平らなものと、波型のものです。
平らなものの場合、油やタレが下に落ちることなく、旨味を逃しません。
逆に波型のものですと、タレや油が熱でしたたりおち、ちょうど良い味付けと焼き加減を狙えます。
醤油派の方は、波型の鉄板の際に焼きおにぎりを作りましょう。
刷毛で醤油ダレを塗りながら焼くと、余分な醤油ダレが下に落ちて、ちょうどいい具合に焼くことができます。
平らな鉄板を使用している家庭は、なんといっても味噌焼きおにぎりがおすすめです。
味噌焼きおにぎりを簡単に、洗い物を少なく作れる方法をご紹介しますね。
BBQで洗い物を少なく!焼きおにぎりの簡単調理
BBQで困るのが、洗い物です。
大きな鉄板を洗うだけでも大変なのに、食器や調理器具などが増えてしまったら、帰る前にクタクタに疲れてしまいます。
そこで、鉄板を汚さず、簡単に作ることのできる味噌焼きおにぎりの作り方をご紹介します。
【材料】
・おにぎり 4個
・味噌 大さじ2
・みりん 大さじ1と1/4
【作り方】
①味噌とみりんを溶いたものをおにぎりの両面に塗り、アルミホイルに包みます。
②上下ひっくり返しながら焼いて、味噌がぐつぐつする音が聞こえたら、出来上がりです。
あまり焦げ目はつきませんが、アルミホイル越しに伝わった熱でしっかり味噌が加熱されて、香りも味も最高の味噌焼きおにぎりになります。
アルミホイルで包んでいるので、BBQで大変な洗い物も少なくてすみます。
はじめにおにぎりを作った時に使ったアルミホイルを流用しても大丈夫ですよ。
焼きおにぎりの味噌が余ったらこんな風に使って!
さて、焼きおにぎりの味噌が残ったら、それをどうやって再利用しますか?
みりんで味がついてしまっているので、味噌汁などにいれるのには向いていません。
そんな時は、アルミホイルを利用して、BBQで嬉しいもう一品を作ってしまいましょう。
例えば、鮭のちゃんちゃん焼き。
アルミホイルに鮭を入れて、味噌ダレを塗って、ぐつぐついうまで加熱し、最後にバターを落とすだけです。
または、キノコのホイル蒸し。
これも、あらかじめ石づきを取ったきのこを、味噌ダレとバターで蒸してあげるだけのお手軽料理です。
どれも鉄板の隅で作れる上に、おかずにもおつまみにもなる万能料理。
むしろこの料理を同時に作るために、味噌ダレをたくさん作って持っていってしまうかもしれないぐらい、とても美味しい料理です。
他にも、たけのこなど山菜をキノコと同じくホイル蒸しにしてもいいですね。
味噌ダレと、たけのこの場合はマヨネーズを加えて焼いてみてください。
コクがあって大変美味しいホイル蒸しが出来上がります。
釣った魚をその場で食べる場合も、ただ塩焼きにするのでは味気ないので、味噌を塗って焼くのも美味しいです。
BBQで味噌焼きおにぎりを作るメリット
味噌焼きおにぎりをBBQで作るメリットは、いくつか挙げられます。
ひとつめに、お酒を飲まない人でも楽しめるということ。
お子様や運転手、アルコールに弱い方などが、味噌味の焼きおにぎりというボリュームのある一品でお腹を満たし、満足感を高めることができます。
ふたつめに、お肉を存分に味わえるということ。
お肉にはお米!と思っている方も、焼きおにぎりがあれば、楽しく食事をすることが可能です。
みっつめに、かさばらず帰り道が楽だということ。
BBQは行きが一番荷物が多い状態です。
帰りにはその中の大半が消費されるわけですが、それでもゴミも洗い物も格段に多いです。
鉄板があるのですからチャーハンなどでもいいのでは?と思いますが、そうなると、ご飯、具材などをいれるタッパーウェアが必要になってしまいます。
その点、味噌焼きおにぎりを作る場合は、小さめのタッパーウェアに味噌をあらかじめ調味して入れておき、おにぎりはアルミホイルに包んで持っていけます。
洗い物も少なく、かさばらず、ゴミも最小限にできるのです。
醤油焼きおにぎりの場合は刷毛などが必要になりますが、味噌焼きおにぎりの場合はスプーンやフォークがあればそれでOKです。
手軽に作れて、満足度の高いBBQ体験になること間違いなしです。
味噌派も醤油派も仲良くBBQを楽しもう
ここまで味噌味の焼きおにぎりをBBQで作ることのメリットを話してきましたが、もちろん醤油味の焼きおにぎりだって作ってはいけないということはありません。
むしろ、刷毛を一本持っていくだけで、味のレパートリーが広がるのは、作る方にも食べる方にも嬉しいことです。
特に醤油味の焼きおにぎりは、香りが最高です。
お肉の焼ける匂いと一緒に、醤油が焦げて弾ける匂いが同時に漂ってきたら、誰しもが唾を飲み込むこと間違いなしです。
味噌ダレ入りのタッパーウェアと醤油ダレ入りのタッパーウェア、そして小さな刷毛を持っていくと、両方の味が楽しめて良いかもしれません。
子ども達にお手伝いをさせるのも素敵ですよね。
味噌焼きおにぎりの場合は、おにぎりに味噌を塗る部分を、醤油焼きおにぎりの場合は、刷毛で醤油ダレを塗り重ねるところをお手伝いさせると、雰囲気がでて良いでしょう。
味噌や醤油が跳ねて危険なことがあるので、焼き加減を見るのは親御さんがしてあげてください。
手軽で美味しい焼きおにぎりでBBQをさらに楽しく
焼きおにぎりをBBQのメニューに加えると、こんなに良いことがあるんですね。
特に味噌味の焼きおにぎりは、調理も後始末も簡単でおすすめです。
今年の夏は焼きおにぎりを作って、いつもよりも満足度の高いBBQにしませんか?
おにぎりは前日に握ったものでも大丈夫なので、準備の時間もそれほどかかりません。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。