夏も本格的なってきて、どんどん暑くなってきました。
暑くなると体調が安定しなかったり、動きたくなくなったりしますよね。
お湯を沸かせて調理するのが面倒なときもあることでしょう。
そんな時は、冷凍うどんに頼ってみませんか?
そこで今回は、冷凍うどんを電子レンジで解凍する方法や、レシピをご紹介します。
電子レンジでうどんの解凍
冷凍うどんを利用するとき、みなさんはどうやって解凍しているでしょうか。
お湯にうどんを入れ、茹でて解凍される方が多いかと思います。
その際、水や鍋を使い、その鍋を洗い、うどんの解凍一つで手間が多くかかりますよね。
特に冷やしうどん等の場合は、そこにザルを洗う手間も増えます。
その手間を一つでも省けたら楽なだけでなく、時間がより有効に使えますよね。
どうしたらその手間が一つでも省けるかというと、電子レンジを使うという手段があります。
電子レンジといえば、ご飯を温めたり、食材を加熱する電子機器です。
冷凍のお肉などを解凍するイメージはありますが、うどんなどを解凍するイメージは無い方も多いかもしれませんね。
しかし、理論上は食材が解凍できる時点で、冷凍うどんの解凍ができないということはありませんが、一つ気になるのは、その味ですよね。
電子レンジで解凍したうどんの味がどうなのか、次の項でお話します。
電子レンジで解凍したうどんは美味しいの?
電子レンジで解凍したうどんは、解凍の仕方次第で解凍の難易度と、うどんの味が変わります。
どう変わるのか、解凍の仕方のパターンに分けて、ご説明いたします。
①冷凍うどんをお皿に乗せてラップせずに解凍する方法
この方法だと、水分が飛び過ぎることがあります。
加熱が多すぎると白いまだら模様が所々入ったり、食感が場所によっては水分がなさ過ぎてガシガシになってしまう所が出てきてしまいます。
また、水分が多すぎてテロテロになるところが出てきます。
電子レンジのスペックにもより、仕上がりに差が出やすいです。
上手くできることもありますが、正直それは電子レンジの機能によるところが大きいのです。
よって、この方法はあまりおすすめできません。
②冷凍うどんをお皿に乗せてラップをして解凍する方法
この方法にはコツがあります。
ラップをするときに親指ほどの隙間をあけるのです。
そうすることで、その部分は熱くなりにくく、お皿を取り出しやすくなります。
そして、機器によって爆発音がするのを防止します。
肝心のうどんの味はというと、ラップをしない解凍法よりおいしいです。
ラップをしない方法より、解凍が上手くいく確率がはるかに上がります。
しかし、電子レンジの性能によってはお皿にうどんが張り付いたりする可能性があるため、少々気を使う解凍法です。
このように電子レンジで普通に解凍する場合、解凍したうどんが美味しくなるかどうかは、ラップをしてもしなくても少なからず気を使います。
電子レンジで解凍したうどんを、もっと簡単に美味しくする手段はないのでしょうか。
冷凍うどんをおいしく簡単に解凍する方法
冷凍うどんでも、おいしく食べたいですよね。
おいしく食べるためには、解凍方法にあります。
それは冷凍うどんを深めの皿に入れ、水を入れて親指ほどの隙間をあけてラップをしてから電子レンジで加熱を5分間する方法です。
こうすることで、鍋での冷凍うどんの過熱と同じような仕上がりになります。
理由は、この方法ではうどん自体も電子レンジで発熱させるのですが、水を張り巡らせているため、まんべんなく熱がいきわたります。
そして良い加減に冷凍うどんがほぐれ、麺全体に過熱がされます。
もし、機器による加熱に差が出て一部解凍できてないところがあったとしても、あわてずにそのまま電子レンジで1分加熱するだけで対処できます。
加熱のし過ぎによる麺のだれ具合も、余程過熱しなければ防げることです。
もし加熱をしすぎてしまったら、水ですぐに冷やせば応急処置となり、麺が冷えてしまります。
その点は鍋での応急処置と同じなので慌てずとも大丈夫です。
この方法で冷凍うどんを解凍すれば、簡単においしく解凍できますよ。
電子レンジで解凍したうどんで作る簡単ぶっかけうどん
冷凍うどんを電子レンジで解凍した麺で、夏に食べたくなるぶっかけ冷うどんを作ってみましょう。
【材料 一人前】
・冷凍うどん 1玉
・大根おろし 50g
・葱 30g
・卵の黄身 1個
<A>
・麺つゆ(希釈済み) 50ml
・レモン汁 10滴
【作り方】
①冷凍うどんを深めの皿に入れ、水を入れて親指ほどの隙間をあけてラップをし、電子レンジで加熱を5分間し、うどんを解凍します。
②皿の中にある温まった水を捨てて、冷たい水で麺を冷やし洗います。
③大根おろしを乗せます。
大根をすりおろすか、コンビニやスーパー等にある市販のものを冷やしたうどんに乗せます。
④葱を乗せます。
ネギを輪切りにして刻むか、コンビニやスーパー等にある市販のものを冷やしたうどんに乗せます。
⑤<A>をかけます。
⑥卵の黄身を乗せて、できあがりです。
夏にぴったりの涼しいメニューが簡単に作れます。
そして冷たい麺なので、夏バテ中も食べやすい一品です。
もし、しばらく食べられないことが続きそうなときは、卵白も入れると栄養価が高くなりますよ。
買い物や洗い物が面倒なときは、試してみてくださいね。
電子レンジを使った温かいかけうどんの作り方
風邪のときなど、弱っているときほど台所に立ちたくないときはありません。
むしろ、そんなときは台所には長時間立てませんよね。
しかし、体を温めてくれる、温かいうどんが食べたくなります。
風邪で動けないときでも食べれる、温かいかけうどんの作り方をご紹介します。
【材料 一人前】
・冷凍うどん 1玉
・麺つゆ(希釈済み) 300ml
【作り方】
①冷凍うどんを深めの皿に入れ、希釈済みの麺つゆを入れて親指ほどの隙間をあけてラップをします。
②電子レンジで加熱を5分間しすればできあがりです。
電子レンジで加熱の際に入れる水を麺つゆにするだけで、麺つゆも温まります。
お好みで卵を入れたり、七味を入れたりしてみてくださいね。
体が弱っているときこそ、薬味は生姜と生卵がおすすめです。
生姜を入れると体が温まることからよく眠れ、体調が回復しやすくなります。
生卵は滋養に良く、完全栄養食なので豊富な栄養が手軽にとれます。
弱っているときでも栄養が手軽に確保できます。
胃にも優しく適度な塩分が取れ、病んでいるときは特においしく感じますよ。
鰹節をかけるのも、おすすめです。
コンビニ食材だけでできる冷製サラダうどん
冷凍うどんを利用した、夏の涼しいお洒落な冷製サラダうどんのレシピをご紹介します。
ここでは、コンビニやスーパーにある食材だけで作ります。
【材料 一人前】
・冷凍うどん 1玉
・サラダチキン 半分
・サラダ用野菜ミックス 1/2袋
・麺つゆ(希釈済み) 200ml
・マヨネーズ 30g
①冷凍うどんを深めの皿に入れ、水を入れて親指ほどの隙間をあけてラップをし、電子レンジで加熱を5分間し、うどんを解凍します。
②皿の中にある温まった水を捨てて、冷たい水で麺を冷やし洗います。
③お皿の冷たいうどんの上にサラダ用野菜ミックスを乗せてサラダチキンを細く手でちぎります。
手は洗って清潔にしてからサラダチキンをちぎりましょう。
④ ③の上に麺つゆをかけてマヨネーズを乗せてできあがりです。
この方法で、お洒落なサラダうどんを簡単に作れますよ。
野菜もたっぷりとれて、マヨネーズを乗せてあるので、子供も比較的食べやすいレシピです。
手間をかけずに作るうどんは美味しい
暑い夏は、食事の用意をするのも億劫になりますよね。
そんなときは、電子レンジを利用したレシピを活用してみましょう。
あまり動かず、簡単に冷凍うどんを解凍して食事を作ることができます。
手間をかけたくないときや風邪をひいたとき、この記事のレシピをお気軽に試していただけたらと思います。