電子レンジで手軽に調理!卵を使う絶品デザートレシピ

デザートを手作りしたいけど、毎日忙しくて時間がなかったり、少し面倒だと感じてしまったりなど、さまざまな理由で諦めてしまう場合もありますよね。

時間をあまりかけずに美味しいデザートを作りたい人におすすめなのが、電子レンジを使った調理法です。

そこで、この記事では、摂取することでいろいろな効果が期待できる卵と、手軽な調理が可能になる電子レンジを有効活用したデザートレシピなどをご紹介します!

電子レンジはデザートも作れる優れもの!

「今日はお菓子やデザートが食べたい気分!」なんて日もありますよね。

そんな日に、本当は手作りしたいけど難しそう…と敬遠してしまい、毎回市販のものを買っている人に朗報です。

実は、電子レンジでお菓子やデザートを作ることが可能です。

電子レンジを使うのは、何か食品を温めるときや料理を作る工程で使用するときを思い浮かべるかもしれませんが、それだけではないのです。

驚くことに、ケーキ・クッキー・プリンなど、一見手の込んでいそうなお菓子やデザートも作ることができてしまいます。

また、電子レンジでの調理はフライパンなどの調理器具を使うときと違い、お皿をセットしてスイッチをオンにして待っていれば調理できるので、より気軽に調理ができるのではないでしょうか。

また、電子レンジは調理時間短縮につながるのはもちろんですが、火を使用しないという点もメリットのひとつです。

お子様と一緒にお菓子やデザートを手作りしたい場合には、火を使わない電子レンジでの調理ですと安心感がありますよね。

興味が湧いた方は、この記事で後ほどご紹介する卵を活用したデザートも作ってみてください!

卵に期待できる効果とは?

電子レンジでできる卵を使ったデザートレシピをご紹介する前に、こちらの項では、卵を摂取することで期待できる効果についてお話ししていきます。

◆ダイエット効果

卵にはたんぱく質が含まれており、食欲をセーブする働きを持つ成分の分泌を助けます。

さらに、空腹状態が続くとグレリンと呼ばれるホルモンが活性化しますが、その作用も抑えてくれるので、結果的にダイエットにもつながるのです。

◆疲労感の緩和

卵に多く含まれているアミノ酸は、疲れた身体を回復に導いてくれる栄養素です。

◆風邪の病原菌の撃退効果

リゾチームという成分は、風邪の病原菌に対抗してくれるので、これを含む卵は風邪予防にも役立つと考えられています。

◆二日酔い対策

卵には、肝臓内でのアルコール分解に携わるメチオニンが多く含まれています。

そのため、二日酔いが心配な方は飲酒時に卵を一緒に摂取しましょう。

◆記憶力の向上

卵に入っているコリンと呼ばれる栄養素は、記憶力を良くする神経伝達物質を形成するには必要なものです。

ですから、卵を摂取すれば結果的に記憶力向上が見込めます。

以上はほんの一例ですが、卵を摂取することで期待できる効果について、いくつか挙げてみました。

卵は普段の食事にも、おやつにも、デザートにもいろいろな用途で活用できる便利な食材ですから、積極的に摂取したいですよね。

電子レンジで!卵を使ったデザートレシピ①プリン

さて、ここからは主に電子レンジを使うことで完成する、卵を活用したデザートやお菓子のレシピをご紹介していきます。

【卵を使ったデザート1.プリンのレシピ】

このレシピはプリンやゼリーなどを入れるカップ4つ分ほどの分量です。

ご自身で使うカップに合わせて分量を上手く調節してプリン液を入れてくださいね。

【材料】
・卵   2つ
・砂糖   40g(お好みで調整)
・牛乳   250ml

【作り方】

①牛乳を耐熱性のある容器などに入れ、電子レンジで温めます。

目安は、1分30秒ほどですが、お使いの電子レンジで熱の通り加減は変わってきますので、沸々としてきたら止めます。

②①をしている間に、割った卵をボウルなどの器に入れて、よく混ぜてほぐします。

後に砂糖も投入して全体をかき混ぜます。

③①で温まった牛乳を、数回に分けて②に入れて混ぜ合わせるという流れを繰り返します。

④ココットなど耐熱性のあるカップなどにプリン液を投入して、電子レンジで温めます。

このとき、ラップは不要で、時間の目安は200Wでおよそ30秒です。

しかし、あくまでも目安なので、プリン液が温まり、上面が揺れてきたら止めます。

⑤電子レンジから出して、さらに余熱で温めるためにラップで覆い放置します。

⑥冷めてきたら、冷蔵庫で冷却させて固めて出来上がりです。

電子レンジで!卵を使ったデザートレシピ②ガトーショコラ

引き続き、主に電子レンジを利用した卵を使うデザートやお菓子の作り方をご説明していきます。

【卵を使ったデザート2.ガトーショコラのレシピ】

こちらのレシピは、直径が4cmほどのカップで4~6つくらい作れる分量となっています。

【材料】
・板チョコ   1枚
・ホットケーキミックス   およそ30g
・卵   1つ
・ココア   大さじ1
・バター   およそ20g

【作り方】

①まずは材料の下準備です。

板チョコを細かくちぎります。

②バターと細かくした板チョコを耐熱性のある容器に投入して電子レンジで温めます。

目安は1分間くらいです。

③②に溶いた卵を加えて、全体を混ぜ合わせておきます。

後に、ココアとホットケーキミックスも加えて、同じようにしっかり混ぜ合わせてください。

④カップなどの耐熱性のある容器に生地を流し入れて、電子レンジで温めます。

目安は500Wでおよそ2分~3分間ほどですが、様子をみて調整する必要性があります。

⑤竹串を通して生地が付着しなかったら、出来上がりです。

お好みでデコレーションなどをしても可愛らしい仕上がりになるでしょう。

食後のデザートでもバレンタイン用のお菓子でも良いですよね。

電子レンジで!卵を使ったデザートレシピ③ヘルシードーナツ

まだまだ電子レンジを上手く活用したデザートやお菓子のレシピはあります。

【卵を使ったデザート3.おからのドーナツのレシピ】

こちらは生地を均等に分けて、ドーナツを9つほど作れる分量です。

【材料】
・卵   1つ
・ホットケーキミックス   100gほど
・牛乳   20g
・おから   100gほど
・砂糖   20g(お好みで調整)

【作り方】

①卵を溶き、ボウルなどの器に投入します。

そこに、砂糖や牛乳も加えて全体をしっかりと混ぜ合わせておき、後にホットケーキミックスやおからも加えて同じようにかき混ぜてください。

②耐熱皿などにドーナツの生地を置いていきます。

生地を適量とってドーナツの形を作ってください。

③②を電子レンジで温めます。

このときはラップで覆ってください。

時間の目安ですが、まず600Wで1分30秒ほど熱を通して、全ての生地を裏にしてさらに30秒間温めましょう。

しかし、お使いの電子レンジによって熱の通り加減は異なるので、焦げないように調整してくださいね。

④竹串などを通して生地が付着しないなら出来上がりです。

生地におからを練り込むので、ヘルシー志向の方にはピッタリのドーナツです。

砂糖で甘さを調整してください。

デザートやお菓子のトッピングや中身に!お手製カスタードクリーム

最後にご紹介したいのが、カスタードクリームのレシピです。

カスタードクリームはデザートやお菓子の中身に入れるのに使えたり、上にトッピングして美味しそうに仕上げられたりと、デザートやお菓子には定番の材料ですよね。

甘くて卵の風味が生かされた、美味しいカスタードクリームも電子レンジで手作りできます。

カスタードクリームまで手作りできたら、さらにデザート&お菓子作りの幅も広がりますよね。

【お手製!カスタードクリームのレシピ】

こちらは卵1つ分を基準として使い切れるように、他の材料を合わせた分量にしています。

【材料】
・卵   1つ
・牛乳   200ml
・砂糖   30gほど(お好みで調整)
・バニラエッセンス   適量
・小麦粉   15g

【作り方】

①牛乳を耐熱性のある器などに入れ、電子レンジで熱を通します。

目安は、600Wで1分間ほどですが、様子をみて調整するのが良いでしょう。

②①の間に、溶いた卵をボウルなどの器に移して、砂糖を入れてよくかき混ぜましょう。

後に小麦粉をふるい入れて、さらに全体を混ぜ合わせてください。

③①の牛乳が人肌くらいの温度までになったら、②に数回に分けて回し入れて混ぜてという作業を繰り返します。

後にバニラエッセンスも器に投入して、よくかき混ぜておきましょう。

④③を電子レンジで熱を通します。

目安は500Wで2分間ほどで、電子レンジから出して全体をしっかりと混ぜ合わせてください。

⑤④の作業を再度行って、出来上がりとなります。

甘さの好みは人それぞれだと思いますので、砂糖の分量は自分好みにしてくださいね。

気軽に絶品デザートは作れる!

いかがでしたか?

時間がかかって大変そうなデザートも、電子レンジを使った調理法で気軽にチャレンジできます。

卵の成分にはいくつもの効能が期待できるので、あまり卵を摂取していなかったという人は食べ過ぎない程度に意識して摂取しましょう。

今回ご紹介したレシピは、食後のデザートやおやつの時間に食べるお菓子としても大活躍間違いなしですので、一度作ってみてはいかがでしょうか。