ヨーグルトメーカーで作るヨーグルト!美味しくて低カロリー

朝ごはんやデザートなどとして食べたり、時には調味料として使用したりするヨーグルト。

低カロリーなのにカルシウムやたんぱく質などの栄養が豊富なうえ、お腹にも優しいのが嬉しいですよね。

実は、ヨーグルトメーカーを使えば、家庭でも簡単にヨーグルトが作れるのをご存知でしょうか。

今回は、ヨーグルトメーカーを使ったヨーグルトの作り方や、おすすめの手作りヨーグルトをご紹介します。

低カロリーのヨーグルトを自分で作れるヨーグルトメーカーとは

お腹に優しく低カロリーのヨーグルトを、毎日食べたい方もいらっしゃるでしょう。

しかし、市販のヨーグルトを毎日買い続けると、結構な食費がかかってしまいます。

家族全員で食べるとなれば毎日の消費量も多くなり、頻繁に買い足さなければなりませんよね。

そんなときは、家庭で簡単にたくさんのヨーグルトを作れるヨーグルトメーカーがおすすめです。

牛乳に「種菌」というヨーグルトの元となる菌を混ぜ、ヨーグルトメーカーで温度や時間を設定して発酵させることで、ヨーグルトを作ることができます。

種菌は、顆粒状のタイプのものがよく販売されていますが、市販のプレーンヨーグルトを牛乳に混ぜて種菌として使用することもできます。

明治のプロビオヨーグルトR-1なども種菌として使用できますよ。

牛乳1パックを使えば一度に大量のヨーグルトを作ることができ、家族で毎日ヨーグルトを食べても家計に優しいのがうれしいですね。

手作りのヨーグルトは冷蔵庫で1週間程度保存が可能です。

ヨーグルトメーカーの使い方と注意点

では、ヨーグルトメーカーの一般的な使い方や、注意点について見ていきましょう。

【一般的な使い方】

①準備

まず、使用するヨーグルトメーカーや、牛乳をかき混ぜるためのスプーンなどをしっかりと熱湯消毒しておきます。

器具に雑菌が残っていると、発酵したときに繁殖しヨーグルトが食べられなくなってしまいます。

②牛乳を温める

乳酸菌が発酵しやすい温度に牛乳を温めておきます。

電子レンジで温めるか、冷蔵庫から出して常温にもどしておけばOKです。

③種菌を混ぜる

牛乳と種菌を10:1くらいの割合で混ぜ、スプーンなどでよくかき混ぜます。

甘くしたい場合は、この時点で砂糖を加えてください。

④ヨーグルトメーカーで発酵させる

ヨーグルトメーカーにセットし、温度やタイマーを設定して発酵させます。

発酵が終わったら、冷蔵庫で冷やせば完成です。

【注意点】

発酵させたヨーグルトがうまく固まらない場合は、以下の原因が考えられます。

・種菌に使用できないヨーグルトを使用している

市販のヨーグルトの中には、必要な乳酸菌が含まれておらず種菌に使用できないものもあります。

・成分調整牛乳などを使用している

カロリーを抑えたいがために、低脂肪牛乳などの成分調整牛乳を使ってしまうと、ヨーグルトが固まりにくくなります。

成分無調整の牛乳を使用しましょう。

おすすめのヨーグルトメーカーは?

低カロリー・高栄養のヨーグルトを家庭で気軽に作れるヨーグルトメーカー。

さまざまな企業からヨーグルトメーカーが販売されていますが、ここではおすすめの2つの商品をご紹介しましょう。

【アイリスオーヤマ:IYM-014 ヨーグルトメーカー】

参考価格:3,980円(税抜き)

牛乳パックに入ったままの牛乳に種菌を混ぜてセットするだけで、簡単にヨーグルトが出来るヨーグルトメーカーです。

牛乳パックごと作るため手入れが楽で、衛生面に優れているのが特徴です。

プレーンヨーグルトは自動メニューで気軽に作ることができ、他にも温度や発酵時間を調整すれば飲むヨーグルトやカスピ海ヨーグルト、塩こうじなども作れます。

【タニカ:ヨーグルティアS】

参考価格:10,000円(税抜き)

マイクロコンピュータを搭載した高性能なヒーターによって、正確な温度管理ができるヨーグルトメーカーです。

温度を安定的にムラなくキープすることで、ヨーグルトの固まり具合や味の差を減らすため、失敗しにくく美味しいヨーグルトを作ることができます。

25~70℃の温度設定と0.5~48時間のタイマー設定が可能で、ヨーグルト以外にもさまざまな発酵食品が作れます。

普通の牛乳より低カロリー!豆乳ヨーグルト

ここからは、「いつも普通のプレーンヨーグルトばかりでは飽きてしまう…」という方のために、アレンジを加えたさまざまな手作りヨーグルトをご紹介します。

まずご紹介するのは、豆乳を使用した豆乳ヨーグルトです。

牛乳が苦手な方でも美味しく食べられますよ。

豆乳ヨーグルトに含まれる植物性乳酸菌は生きて腸まで届きやすく、また、大豆イソフラボンを摂取することもできます。

同じ分量の牛乳と豆乳では、豆乳のほうがカロリーが低いため、豆乳ヨーグルトも普通のヨーグルトと比べてカロリーが控えめです。

豆乳ヨーグルトを作る際は、無調整豆乳と市販の豆乳ヨーグルトを用意してください。

普通の牛乳ヨーグルトを種菌とすることもできますが、豆乳ヨーグルトを使うことで純粋な植物性乳酸菌のヨーグルトが出来ます。

豆乳と種菌を混ぜ合わせたら、ヨーグルトメーカーにセットして発酵させ、固まらせれば出来上がりです。

手軽に作れる!高たんぱくのギリシャヨーグルト

ギリシャヨーグルトとは、普通のヨーグルトに含まれる水分を抜いたもので、水切りヨーグルトとも呼ばれます。

市販のものだと、森永乳業の濃密ギリシャヨーグルト「パルテノ」などが有名ですね。

ヨーグルトに含まれる水分のことをホエイと言い、これを除くことでたんぱく質の凝縮された濃厚なヨーグルトが出来上がります。

脂肪分も濃縮されるので一般的なヨーグルトより少しカロリーは高めですが、ホエイを除いた密度の高いヨーグルトであるため、少量でも満足感を得られるでしょう。

ギリシャヨーグルトを手作りするには、ヨーグルトメーカーで作った自家製ヨーグルトを水切りすればOKです。

キッチンペーパーを敷いたザルをボウルに乗せ、そこにヨーグルトを入れてラップをし、冷蔵庫に入れておきます。

3時間くらい置いておくと、しっかりと水切りができ、濃厚なギリシャヨーグルトが完成します。

完成したギリシャヨーグルトに塩を混ぜるとクリームチーズにもなるので、パンやクラッカーに塗って食べるのも良いですね。

インド生まれのダヒヨーグルトは栄養価が高いのに低カロリー!

ダヒというインドの伝統的なヨーグルトをご存知でしょうか。

ヨーロッパ系のヨーグルトとは発酵に使われる乳酸菌が違い、粘りや酸味が少なく口当たりが良いのが特徴です。

無糖でも飲みやすいため、カロリーを抑えたい方にもぴったりでしょう。

既製品のダヒヨーグルトは日本での取り扱いがないのですが、レインビオ社から発売されている顆粒タイプの種菌を使って、家庭で作ることが可能です。

ダヒヨーグルトはヨーグルトメーカーを使わなくても作ることができます。

牛乳パックに種菌を入れてよく混ぜ、半日~1日常温で置いておくだけでOKです。

もちろんヨーグルトメーカーを使って作ることも可能で、常温とはまた一味違うダヒヨーグルトを楽しめますよ。

出来たダヒヨーグルトに牛乳か水を入れてさらさらにし、砂糖を加えるとラッシーになります。

ぜひ、インド生まれのダヒを味わってみてください。

ヨーグルトメーカーで毎日ヨーグルト生活!

今回は、ヨーグルトメーカーを使ったヨーグルトの作り方や、さまざまな手作りヨーグルトをご紹介しました。

ヨーグルトメーカーを使えば家庭で気軽にたくさんのヨーグルトを作ることができます。

美味くて低カロリーな自家製ヨーグルトを楽しめるうえに、家計にも優しいのがうれしいですね。

ぜひヨーグルトメーカーを使って、毎日の生活にヨーグルトを取り入れてみてください。