子供の栄養ドリンク。何を飲ませれば良いのか悪いのか?

子供の成長には、栄養が必要です。

そんな子供に栄養がある飲み物として何を飲ませれば良いのでしょうか?
また、子供に市販の栄養ドリンクを飲ませても大丈夫なのでしょうか?

子供の飲み物でも、含まれるカフェインの影響やアルコールの害について解説します。
そして子供の栄養ドリンクとして、どのような飲み物が悪いのか、良いのかといった疑問に答えます。

子供が飲んではいけない栄養ドリンク

★牛乳
成長に良いと、子供に牛乳を毎日飲ませている家庭もあると思います。
そんな牛乳は、子供の栄養ドリンクとしてカルシウムが摂れると言うイメージがあります。
しかし、あまり牛乳を飲み過ぎてしまうと、反対にカルシウムや鉄の吸収を抑えてしまうのをご存知ですか。
また、子供によりアレルギー反応を起こすことも牛乳にはあります。

ですからカルシウム補給を目的に牛乳を飲ませるのなら、積極的にひじきや小松菜、小魚を食べさせましょう。
また、牛乳はカルシウムの吸収に必要なマグネシウムの比率が低いので、カルシウム含有量に対して吸収率はさほど良くありません。

★果汁100パーセントジュース
果汁100パーセントのオレンジジュースなども子供の栄養ドリンクに良いと飲ませてしまいます。
しかし、市販されているほとんどの果汁100パーセントジュースは、濃縮還元果汁です。果汁を1/5~1/6に濃縮したものに水を加えて還元したものです。
そこへ風味を補うために一般に香料や酸味料、糖類といった添加物が使われています。
ですからあまり子供には良くありません。

子供に過度に飲ませてしまうには、ジュースは糖質が多すぎます。
砂糖水を飲ませているのと同じです。
できれば是非、ストレート果汁100パーセントのジュースを作ってあげてください。

★スポーツドリンク
水分補給のための子供の栄養ドリンクとしてのイメージがあります。
しかし、スポーツドリンクは糖分も多く、子供の虫歯の原因にもなります。

スポーツドリンクは、水分補給に常飲させてしまいがちです。
薄めて飲ませるのも良いのですが、スポーツドリンクの甘い味に慣れてしまうと水やお茶を受けつけなくなりかねません。
ですからスポーツドリンクは、子供の発熱時や脱水が心配な時だけにしましょう。

水分代わりに飲ませる子供の栄養ドリンク

子供は体が小さくても、汗をかく量は大人と変わりません。
そして子供は汗かきですから、こまめな水分補給が必要です。

そこで子供には良いお水を飲んで貰いたいです。
子供の栄養ドリンクとして、子供が欲しがるだけジュースを与えてしまうのは、本当に子供の身体に良くありません。
肥満体になりいずれは生活習慣病になってしまいます。

後述しますが、お茶(緑茶など)もカテキンなど身体に良い成分も入っていますが、わずかにカフェインが入っています。
ですから、子供に水分補給としてお茶を飲ませるのはやめてください。
お茶を飲むなら食事の時だけにしてください。

そこで、子供には麦茶がオススメです。
麦茶にはカフェインは入っていませんし、ミネラルも豊富です。
子供の栄養ドリンクとして、麦茶は安心して飲ませられます。

しかし、あまり長く保存していると、麦茶が酸化してしまいます。
麦茶を作ったら、早めに飲むことをオススメします。

子供の栄養ドリンクとお水の水分補給

子供には、日本の新鮮なお水は安心して飲ませられます。
そして、日本の水質管理は世界トップクラスです。
ですから日本の水道水は衛生的にも優秀です。

実は、日本の水道水は市販のミネラルウォーターやウォーターサーバーの水よりも化学物質の管理やチェックが厳しいのです。
ですから、日本の水道水は安心して子供に飲ませられます。

しかし、水道水のカルキには注意が必要です。
日本では、水道を捻って出てくるお水には殺菌作用のあるカルキが残っています。
カルキは、子供の細胞を傷つける可能性があります。
大人では問題のない濃度になっていますが、子供は抵抗力が弱く、成長途中の子供に毎日飲ませるには不安があります。

マンションや共同住宅のように水道水をタンクに溜める場合はとても危険です。
管理組合さんが業者に頼み、定期的に水道のタンクの清掃を行っています。
しかし、建物によってはマンションの空き部屋問題も絡み、水道タンクの管理が不衛生で、管理がずさんになっている物件もあります。
建物の老朽化もあり、水道管のサビ等も気になります。
そのような場所の水道水は子供の飲み水としては不安です。

そんな場合は、子供に飲ませる飲み水としてミネラルウォーターを選びましょう。
市販のウォーターサーバーの水は、水道水と同じ水源のお水も多いですから、お水を選ぶ時に水源を調べて見ましょう。

注意としては、ミネラルウォーターには殺菌能力がないこと。
ですからミネラルウォーターでも長時間の保存は衛生面でも不安です。
ミネラルウォーターの開封後は、1週間位で飲み終わりましょう。

また、ウォーターサーバーも手入れをしていないと雑菌が繁殖します。
こまめにウォーターサーバーは洗浄してください。

美味しいお水は身体に潤いを与えます。
でもミネラルウォーターだけの水分補給では、ミネラルが不足してしまいます。
子供の栄養ドリンクとしてミネラルウォーターを選ぶなら塩分補給も忘れないでください。

子供の栄養ドリンクを与える際のカフェインの危険度

子供に飲ませる栄養を考えた、子供の栄養ドリンクとして、カフェインを含んだ飲み物は子供に与えてはいけません。
コーラ等の炭酸飲料にもカフェインがもちろん含まれています。

また、コーヒーも健康に良いと医学会で報告もありますが、大人が適量飲むならと言う条件がつきます。
そのコーヒーにも、カフェインが入っています。

カフェインが子供の成長を妨げてしまいます。
カフェインにより、血液が不足すると栄養が身体中に届きにくくなります。
心臓に負担がかかり、脳や内臓の発育がカフェインを摂取することにより悪くなってしまいます。

緑茶や紅茶、コーヒー以外にもカフェインが含まれている、子供が好きな飲み物があります。
それは、ココアです。
実は、ココアにもカフェインが含まれています。
コーヒーカップ1杯あたりのカフェインの量は、8~12mg位です。
それほどカフェインの量が多い訳ではありませんが、子供に飲ませるには気をつけてください。

最近は、コンビニ等で売っているペットボトルの飲料のお茶でも、ノンカフェインの物もあります。
緑茶以外では、麦茶や黒豆茶、番茶、玄米茶などもノンカフェイン飲料が販売されています。
なるべく子供にはノンカフェインのお茶を飲ませるべきです。

〇様々なお茶のカフェイン量です。
■緑茶 20mg/100ml
■ほうじ茶 20mg/100ml
■玄米茶 10mg/100ml
■玉露 120mg/100ml
■紅茶 30mg/100ml
■コーヒー 60mg/100ml

コーヒーと比べても玉露のカフェインの量の多いことに驚かされます。

子供の栄養ドリンクとしてエナジードリンクは飲ませるな

子供が風邪をひいてしまったら、市販の栄養ドリンクやエナジードリンクを子供の栄養ドリンクとして飲ませても良いのでしょうか?

栄養が足りないからと安易に子供に飲ませてしまうことは大変危険です。
コンビニ等で買える、大人が飲む栄養ドリンクやエナジードリンクは子供が習慣的に飲んでしまうと、以下のような影響が確認されています。

◆子供の身長が伸びなくなる。
◆精神的に不安定、キレやすい子供になる。
◆カフェインを含むため中毒になる。
◆成長過程で脳に深刻なダメージを与える。
◆心臓発作を起こす可能性がある。
◆将来的にアルコールやタバコやドラッグ等の入り口になる。

子供に影響がある項目を見てしまうと、とても恐ろしく感じます。
最近は、大人でもエナジードリンクを飲み過ぎて死亡する事件がありました。
そして栄養ドリンクと呼ばれる飲み物には、微量ですがアルコールが含まれています。

やはり子供にはとても成分が強い飲み物であると言う認識がないといけません。

子供の栄養ドリンクアルコールが子供に与える影響

子供に栄養があるからと、子供の栄養ドリンクとしてお酒を飲ませる親はいません。
しかし、ほとんど全ての栄養ドリンクと呼ばれている飲料にはアルコールが含まれています。

子供にアルコールが与える影響として、子供が飲酒により勉強ができなくなり、勉強に集中できなくなることが挙げられます。
そしてアルコールの影響により、ヤル気が出ず感情的になって怒りやすい子供になってしまいます。

人間の脳は成熟するのが20歳です。
子供が飲酒してしまうと、せっかく育った神経細胞が無くなってしまいます。
ですから、飲酒は20歳からなのです。

子供の栄養ドリンクは食生活から

子供の栄養が足りないと市販の栄養ドリンクやエナジードリンクはもちろん子供の身体には悪影響です。

ですから子供が風邪をひいた時でも栄養は温かい食事から摂ることが適切です。
100パーセントのオレンジジュースや、野菜ジュースも子供の栄養ドリンクとしては糖分が多すぎます。

子供には、日々の水分補給としてカフェインレスな飲み物を飲みように心がけてください。

なにより子供の成長には栄養が大切です。
やはりご家庭で健康的なバランスのとれた食生活をすることが一番大切だと言えるでしょう。