みそ入りの鍋はポカポカと温まりますよね。
みそを入れることでコクも旨味も出ますし、何といっても健康にもいいのです。
みそは大豆を発酵させて作られますが、発酵することで大豆に含まれる少量のアミノ酸やビタミン類が大量に作られる他、たんぱく質、炭水化物、ビタミン、ミネラル等を豊富に含んでいます。
他にもペプチド・アミノ酸のたんぱく質や、イソフラボン、サポニン、酵素、食物繊維、リノール酸なども含んでいますから、女性にもうれしいところですよね。
健康促進や老化抑制の効果もあるそうです。
今回はそんな栄養豊かなみそをベースにした鍋とスープのレシピを紹介したいと思います。
韓国チゲ鍋みそ入りスープの作り方
簡単に作れるみそ入りチゲ鍋です。
韓国料理が好きな方にはたまらないスープですよ。
【材料】
・だし汁1ℓ
・豚肉200~500g
・白菜1/8個
・豆腐1丁
・エリンギ、舞茸(などお好きなキノコ類)1袋
・ニラ1束
・揚げ4枚
・にんにく1片
・しょうが1片
・ごま油適宜
・コチュジャン大さじ1
・粉唐辛子大さじ1
・キムチ250g
・あさり1パック
・みそ大さじ1~2
・お好みで卵
・お好みでごま油
【作り方】
①あさりを砂抜きし、豚肉は4~5cmに、白菜やキノコ類は食べやすい大きさに切りましょう。
②長ねぎは斜めに切り、揚げは4等分くらいに、ニラは4~5cmに、にんにく、しょうがはすりおろし、キムチもざく切りにします。
③ごま油を鍋に入れて熱し、にんにく、しょうが、コチュジャン、粉唐辛子を入れ、弱火で香りを出しましょう。
④豚肉とキムチを入れて炒めたらアサリを入れ、だし汁を加え、強火で沸騰させます。
⑤長ねぎ、キノコ、白菜の芯の部分を先に入れ、みそを入れます。
⑥煮立ったら、白菜の葉の部分、豆腐、揚げを入れ、最後にニラを入れます。
⑦食べる直前に生卵を入れると辛さがまろやかになります。
お好みでごま油も足して下さい。
キムチ鍋みそ入りスープ作り方
おなじみ豚キムチ鍋です。
もっとみそ味を利かせたいとか、こってりさせたい、という方は、お好みでみそを増やしたり、ウェイパーを多めに加えたりしてみてください。
スープもとても美味しいです!
ぜひ試してみてください。
【材料】
・白菜5枚
・もやし1袋
・長ネギ1/2本
・豚薄切りバラ肉100g
・とうふ300g
・キムチ100g
・ごま油大さじ1
・みそ大さじ2
・しょうゆ大さじ1
・酒大さじ1
・ウェイパーなど中華だし大さじ1
【作り方】
①白菜と長ネギ、豆腐は食べやすい大きさに切っておきます。
②鍋にごま油を熱し豚薄切りバラ肉とキムチを炒めます。
水400~500ccを入れみそ、しょうゆ、酒、ウェイパーをを入れます。
③沸騰してきたら①の材料を入れて煮込み、野菜に火が通ったらでき上がりです。
これは絶品!ピリ辛四川風みそ鍋スープの作り方
四川風の鍋です。
辛いのが好きな方、もしくはトライしてみたい方ぜひ試してみてください。
四川料理には欠かせないスパイス花椒のさわやかな香りと舌がしびれるような刺激が効いているスープです。
辛いのはちょっと苦手という方は唐辛子と豆板醤の量を減らしてみてください。
【材料】
・ごま油お好みで(多めが美味しいです。)
・花椒大さじ1~3
・唐辛子お好みの量
・豆板醤大さじ4
・みそ大さじ1
・酒大さじ1
・にんにく(チューブ)適量
・しょうが(チューブ)適量
・オイスターソース適量
・ウェイパーなど中華だし
・長ネギ(スープ用)1本
【具材】
・鶏もも肉
・長ネギ
・豆腐
・エノキ
・椎茸などお好きなもの
【作り方】
①スープ用長ネギはみじん切りにしておきます。
入れたい具材を切っておきます。
②多めのゴマ油で花椒と唐辛子を熱します。
弱火でじっくり香りを出す感じです。
③香りが出てきたらみじん切りの長ネギ入れて焦げないように熱します。
④豆板醤、みそ、酒、しょうが、にんにくを入れてさらに炒めていきます。
⑤水400~500㏄を入れて、中華だしを入れて煮だたせます。
⑥お好きな具材を入れて火を入れたらでき上がりです。
みそ豆乳鍋のスープレシピ
みそ入り豆乳鍋のレシピです。
豆乳にはイソフラボンやビタミンが含まれ美肌効果、便秘解消、生理痛の緩和、更年期障害対策という、女性に嬉しい効果が期待できます。
またサポニンという栄養成分もあり、コレステロールや中性脂肪、血圧を下げる効果、免疫力アップ効果があります。
豆乳鍋は美味しいだけでなく、健康にも役立つのです。
このレシピはつくねから出た旨味たっぷりのスープを使うのでとても美味しく、ついついスープとして飲んでしまいそうになります。
【材料】
・豆乳200cc
・みそ小さじ1
・鶏ガラスープの素小さじ1
・つくねを茹でた汁200cc
【具材:】
・白菜4~5枚
・人参2分の1本
・えのき適量
・長ネギ適量
・豆腐小1個
・湯葉適量
・生しいたけ4~5個
【つくねの材料】
・鶏ももミンチ200g
・卵1個
・生姜(チューブ)1cmくらい
・片栗粉大さじ3
・粗挽きコショウ少々
・長ネギ(みじん切り)少々
【作り方】
①具材を食べやすい大きさにカットします。
②つくねを作ります。
鶏ももミンチにつくねの他の材料を全部入れて粘り気が出るまで混ぜます。
③沸騰した鍋に鶏ももミンチをスプーンで丸くしていれ、浮いてきたら一度皿に取りましょう。
そのスープは捨てず、そのまま①の具材をきれいに並べて入れ煮ます。
最後につくねを入れてぐつぐつしたらでき上がりです。
ちゃんこ鍋みそベースの作り方は?
お待ちかね、ちゃんこ鍋のレシピです。
ちゃんことは本来相撲部屋で力士の作る手料理すべてを指しているのですが、その中でも特に知られているのがちゃんこ鍋です。
なぜちゃんこ鍋というのかは諸説あり、ひとつは「ちゃん=中国」「こ=鍋」「中華鍋」が転じたものという説があります。
もう1つは相撲部屋で親方のことを「お父さん」=「ちゃん」+「子」=「こ」つまり、師匠と弟子の親子で食べる鍋だから「親子鍋」の意で「ちゃんこ鍋」となったという説です。
何はともあれとても美味しいので、ぜひ作ってみてください。
【スープ材料】
・昆布5㎝角1枚
・水1ℓ
・ウェイパーなど中華だし15g
・砂糖小さじ1
・みりん大さじ1
・合わせみそ60g
・塩コショウ少々
・すりおろしにんにく(チューブのでOK)適量
・すりおろししょうが(チューブのでOK)少々
・ごま油かラー油お好みで
【具材】
・豚肉の薄切り
・もやし
・豆腐
・人参
・白菜
・エノキなどお好みで
【作り方】
①鍋に固く絞った濡れ布巾で表面を拭いた昆布と水を入れて火にかけます。
沸騰直前で昆布は取り出し、他の調味料やにんにく、しょうがも入れます。
②塩コショウで味を調えて、煮えにくい具材から煮込んで火が通ればでき上がりです。
仕上げにお好みでごま油かラー油を少しかけても美味しいですよ。
もつ鍋をみそベーススープで作ろう!
もつとは臓物の略で、もつ鍋とは牛や豚の内臓をにらやキャベツなどとともに煮込んだ鍋料理です。
もつからでるスープはコラーゲンたっぷりと言われており、女性にもうれしい料理です。ホルモンが安く手に入ったらぜひ作りたいですよね!
【材料】
・もつ500g
・キャベツ中1個
・にら2本
・ニンニク3片
・鷹の爪1本
・水1500cc
・昆布10cm
・ちゃんぽん3袋
・和風だし大さじ1
・砂糖大さじ1
・醤油大さじ1
・みりん小さじ1
・赤みそ80g
・合わせみそ70g
【作り方】
①鍋に水を張り昆布を入れておきます。
②キャベツを手でひと口大にちぎり、ニラを5㎝幅に切って、ニンニクをスライス、鷹の爪をかさみでカットします。
③鍋に火をかけ赤みそ、合わせみそを溶き、そこに和風だし、砂糖、醤油、みりんを入れ全体を混ぜ合わせたら火を消します。
④③に下処理済みのもつ、キャベツ、ニラを盛り付けそれからカセットコンロに移動させます。
⑤火が通ったらでき上がりです。
しめはちゃんぽん麺でどうぞ!
【もつの下処理の仕方】
①もつをボウルに移して塩でしっかり揉みます。
その後水で塩を流します。
②次は小麦粉で揉み、塩と同様に水で流します。
③鍋に湯を沸かし、長ネギ、もつ、おろしショウガを茹で(1~2分程度)下処理完成です。
みその鍋は種類も豊富
みそ入りの鍋レシピ、いかがでしたか?
種類の豊富さに驚かれたのではないでしょうか?
みそを入れるとコクと旨味が出るため、みそは鍋にぴったりです。
今回紹介したのはどれも簡単に作れる、とても美味しいレシピです。
ぜひ家族の団らんのためにも、腕をふるって作ってみてくださいね。