一人暮らしをしている方、食事はどうされてますか?
自炊・中食・外食とありますが、中食・外食は手軽だけどお金がかかってしまう。
それなら自炊しよう!と思ったことありませんか?
でも、一人分のお米や食材を使いきれなかったり、作るのが大変…と思い諦めている方も多いようです。
今回は日本人の主食である米を10キロ買った時の保管方法・レシピなどを書いていきたいと思います。
一人暮らし米10キロ何日でなくなる?
一人暮らしで米10キロ買ったら平均何日でなくなるのでしょうか?
日本人は1日どれくらい米を食べるのでしょうか?
想像がつかない方も多いと思いますので、計算してみましょう!
まず、米1合は150グラムあるので、それを10キロで割ると約67合になります。
1日2合食べると仮定すると34日後には10キロなくなります。
ただし、これはあくまでも米だけの重さです。
実際には水を入れて米を炊くので重さが水を入れた分だけ重くなります。
では、水を入れたら1合はどれくらいの重さになるのでしょうか?
米1合炊くのに水を180グラム入れるので、
『米1合150グラム+水1合180グラム=330グラム』
お茶碗一杯で約150グラムなので、1合炊くと約2杯分の量になります。
1日3食自宅で食べると1.5合あれば毎回お茶碗一杯のごはんが食べることができます。
67合を1.5合で割ると約44日になるので、計算上では1か月半で全部食べきることができます。
一人暮らしでは米を炊いた後どうする?
10キロ米を買えばどんどん食べていかないと傷んでしまったり、味が落ちていしまいます。
でも、一人暮らしで毎日米を炊くのは大変!
いっぱい炊いて食べきれず処分ももちろんやりたくない。
と思いますよね。
では、炊いた後どうしたらいいかというと、小分けにして冷凍庫にしまいましょう。
そうすれば、毎日炊かずに長期保管することができます。
★米を冷凍するときのポイント★
・熱いうちにラップで包む
米が乾燥すると味が落ちるので、早めにラップすると美味しいまま保管できます。
・一膳分の量を平くして包む
一膳分だけ平くしておくと冷凍庫の場所も取らず、食べたい時にすぐに食べることができます。
★米を解凍するときのポイント★
電子レンジで凍ったまま、500wで3分or700wで2分温めると、炊きたてのようなごはんができます。
解凍だと温まるのに時間が少し掛かるため、味が落ちてしまいます。
米10キロを買うときのポイントは?
一人暮らしで米10キロ買うとなれば、ハズレの米は買いたくないです。
今は、スーパーでもネットでもいろんな種類があるので、どれを買えばいいか悩む方も多いと思います。
今回はよくスーパーなどで目にするコシヒカリについてまとめていきます。
★コシヒカリ★
・言わずと知れた米の代表!
特徴としては強い旨味と香り、粘り気がある米です。
味の濃いものとの相性がよく、濃い味付けの料理(とんかつやハンバーグなど)にも負けないくらい、しっかりした味を持っています。
・産地はどこがいい?
スーパーに行くと、産地が違うコシヒカリがあると思います。
産地で味は変わるのか?
違いは?
と疑問すると思いますので、簡単に説明していきます。
米の産地で有名なのはやはり新潟ですが、今は北の北海道から南の九州まで米を作っています。
コシヒカリも北海道から九州までいろんな場所で作られています。
北海道・東北など北寄りの場所で作られた米は柔らかく粘り気が強く、南下していくにつれ粘り気が弱くなっていきます。
米の味を楽しみたい方は新潟(特に魚沼産がオススメ)・東北の米を、さっぱりしたものが食べたい方は長野・山梨の中部地方がオススメです。
米10キロの安心保管方法
米を買ったらどこにどうやって保管してますか?
米が入ってる袋・米びつ・ペットボトルなどいろんな種類があると思います。
10キロ買ったのに、傷んで食べれなくなったり、味が落ちてしまった…。なんてことにならないように保管しましょう。
★米が入ってる袋
・メリット
買ったままの状態なので、手間がかからない。
・デメリット
密封性が低いため、湿気たり酸化して味が落ちやすい。
★米びつ
・メリット
計量米びつの場合、計らなくてもボタンひとつでできる。
・デメリット
米びつに米を移し替える手間がかかる。
★ペットボトル
・メリット
コストが低く、手軽に手に入れることができる。
密封性が高い。
・デメリット
毎回移し替えないとだめ。
米が入る量が少ない。
主に上記3種類が使ってる方が多いと思います。
一人暮らしだと袋のまま保管している方も多いのではないでしょうか?
どれも一長一短なので、一番使いやすいと思うものを選べばいいと思いますが、保管場所に関してはシンク・コンロ下や日当たりのいいとこは避けることをオススメします。
米を保管する際の最適な気温は10℃以下が最適なので、冷蔵庫に入れると日持ちし味も落ちにくくなります。
一人暮らしに手軽な米レシピ
一人暮らしで米を普通に炊いて、おかずも作って…と考えるとなかなか自炊する気が起きなくなると思います。
そこで、料理が苦手な人や時間がない方でも簡単に満足のいくレシピを紹介したいと思います。
★包丁いらず!ボリューム満点簡単鶏めし★
【材料】
・鶏むね肉 200グラム
・塩 大さじ1杯
・砂糖 小さじ 2杯
・コショウ お好み
【作り方】
1)鍋に水(鶏むね肉が浸かる程度約400ミリ~500ミリ)・塩・砂糖・胡椒をいれ沸騰させます。
2)沸騰した1に鶏むね肉を入れます。
(皮はとらなくても大丈夫ですが、苦手な方は取ってください。)
3)鶏むね肉を入れて再沸騰したら、火を止めてそのまま冷まします。
4)炊飯器に米を入れて、3の出汁を目盛りまで入れて上に鶏むね肉を置いて炊きます。
米は2合だとしっかりした味、3合だと出汁が足りない場合があるので、その時はお水を足して下さい。
あっさりした味になります。
スパイスや野菜などは好きなものを追加すれば、味が飽きることなく10キロの米もどんどん減っていくので、是非作ってみて下さい。
一人暮らし、みんなを呼んで米パーティー
一人暮らしだと、自宅に友達や職場の方を招く機会も多いと思います。
そこで、10キロの米の出番です。
たくさん使って、大人数来ても喜ばれるパーティー用の米レシピを紹介したいと思います。
★手軽でたくさん作れる手まり寿司★
【材料】
・○米 1合
・○酢 大さじ2杯
・○砂糖 小さじ2杯
・○塩 ふたつまみ
・サーモン(海鮮系ならどれでも大丈夫)
・生ハム
・卵
・きゅうり
【作り方】
1)炊きたてのごはん○の調味料を全部入れて、切るように混ぜます。
2)サーモン・生ハムはひとくちサイズにします。
3)きゅうりは厚さ2ミリほどの輪切り、卵はほぐしてからフライパンでスクランブルエッグにします。
4)ラップを敷き、その上に具材を1種乗せて、その上に酢飯を乗せます。
ラップで包み巾着のような形にして、しっかりぎゅっと丸くします。
5)ラップを外して、具材を上にしてお皿に盛り付けます。
6)具材を変えて同じ工程を繰り返していきます。
ごはんのレシピは1合分なので、2合・3合にする場合は調味料の分量も2倍・3倍に変えて下さい。
一人暮らしの方是非米から自炊の習慣を
自炊しようと思って挫折した方は多いと思います。
でも、自分で作るものはやっぱり美味しいです。
いきなりメニューを決めて、買い出しして、ごはん作ってと全部一度にしてしまうと気持ちの面や時間の面でもいっぱいいっぱいになってしまいます。
それなら、米だけでも自宅で炊いてみましょう。
いきなり毎日はなかなか難しいですが、週1回夜だけなど無理しない範囲から始めれば、1か月もすればそれが当たり前になってきます。
難しく考えず気軽な気持ちでやってみてください。