皆さんの趣味は何ですか?
女性は特にスイーツ作りが好きで、趣味にしている方は多いですよね!
そんな皆さんにオススメな、スイーツ作りの鉄板材料でもある小麦粉と、砂糖を使った美味しいスイーツレシピを紹介したいと思います!
スイーツ作りで使用されることが多い砂糖の身体に優しいものの選び方も合わせて紹介します。
小麦粉について
小麦粉の性質は大きく分けて、
タイプ(種類)
グレード(等級)
の2つに分類されます。
・グレードによる分類
小麦の胚乳部分は、中心部に近いほど、たんぱく質の量も少なくなる傾向があります。
主にこの中心部分からとれるものを上級粉、逆に表皮近くからとれるものを下級粉と呼びます。
灰分値によって大まかですが、
0.3~0.35%…特等粉
0.35~0.45%…1等粉
0.45~0.65%…2等粉
0.7~1.0%…3等粉
1.2~2.0%…末粉(すえこ)
と分類しています。
原料小麦に対する小麦粉生産比率を歩留り(ぶどまり)といいます。
例えば、麺用1等粉なら歩留りは約60%前後です。
・タイプによる分類
小麦粉に含まれるたんぱく質の量に応じて分類されます。
たんぱく質の多い順に
強力粉
準強力粉
中力粉
薄力粉
です。
1等粉の目安なら、
強力粉…11.5~12.5%
準強力粉…9~11.5%
中力粉…8~9%
薄力粉…6.5~8%
一般に、
強力粉…パン用
中力粉…麺用
薄力粉…砂糖を使用するお菓子やケーキ
などのレシピに使用されます。
砂糖ってどんな種類があるの?
・上白糖
小麦粉を使用したお菓子作りなど、日常生活においてもっともよく使われる砂糖です。
・グラニュー糖
サラサラとしていて上白糖よりも癖のない甘さが特徴です。
・白双糖(しろざらとう)
結晶がグラニュー糖より大きく、無色透明です。
砂糖の中で最も高い糖度であり、その値は99.9度となっています。
・三温糖(さんおんとう)
上白糖やグラニュー糖を取り出した後の糖液を煮詰め、繰り返し結晶にし、黄褐色や風味をつけて作ります。
・中双糖(ちゅうざらとう)
結晶がグラニュー糖よりも大きく、黄褐色です。
・粉砂糖
グラニュー糖を細かく粉にして作ります。
・角砂糖
グラニュー糖を四角に固めて作ります。
・氷砂糖
結晶がとても大きく、まるで氷のようです。
・顆粒状糖(かりゅうじょうとう)
粉砂糖を顆粒状にして作ります。
グラニュー糖が原料なので、純度がとても高いです。
・和三盆(わさんぼん)
江戸時代から続く日本の伝統的な製法で作られるとても希少な淡黄色の砂糖です。
高級和菓子のレシピに利用されます。
・黒糖、黒砂糖
さとうきびの搾り汁を煮詰めたものです。
・きび砂糖
さとうきびの風味とミネラルが入っています。
・てんさい糖
砂糖大根を使って作ります。
琥珀色でミネラル分を多く含みます。
調理には身体に優しい砂糖を使おう!
砂糖は甘さを抽出するために余計なものを取り除いて作られます。
ですが、その取り除いたものの中に体にとって重要なカルシウムやナトリウムなどのミネラル物質が含まれてしまっているのです。
要は、手間を多くかけて精製する砂糖ほど栄養がどんどん少なくなってしまうということです。
体に悪い砂糖は
・白砂糖
・グラニュー糖
・水飴
・氷砂糖
です。
これらの砂糖は加工品であることがほとんどで栄養がなく、血糖値が上がりやすいです。肥満症や生活習慣病の原因にもなります。
これらと比較して、原料として使ったものの味を残している砂糖は体にいいものです。
例を挙げますと、
・黒砂糖…ビタミンやカルシウム豊富で糖分の消化吸収を抑える性質を持っている
・テンサイ糖…腸に優しいオリゴ糖が豊富
・きび砂糖…カルシウム、ナトリウムなどのミネラル物質が豊富
などがあります。
小麦粉を使ったケーキやクッキーなどのレシピにはできるだけ後者の砂糖を使うようにしたいですね。
小麦粉(薄力粉)、砂糖、塩、オリーブオイルだけを使ったクレープ生地のレシピ
もちもちな食感のクレープ生地のレシピです。
使用するのは小麦粉(薄力粉)、砂糖、塩、オリーブオイルだけです。
何を巻いても美味しく食べられるので、朝食やランチなどに是非作ってみてください。
ボウルで計りながらの作業なので洗い物も減り、不足しても随時追加できます。
翌日も固くなりません。
【材料】(6人分)』
・薄力粉…150g
・砂糖…5g
・オリーブ油…5g
・塩…少々
・水…170g
【作り方】
1)水以外の材料を、ボウルに入れ、計りながら混ぜます。
ダマが出来ないように、水を少量ずつ入れながら混ぜていきます。
2)油をひかずにフライパンやホットプレート温めます。
3)おたまに一杯の生地をすくい、フライパンやホットプレートの上に薄く円になるように伸ばしていきます。
4)弱火から中火の強さでほどよい加減に焼きます。
5)周辺が焼けて浮かんできたら反対にひっくり返します。
6)反対側も同じように焼きます。
7)焼き終わったら完成です。
【食べ方】
バナナ、イチゴ、生クリームなどをお好みでトッピングして食べて下さい。
何も付けなくても美味しく食べられます。
☆コツ・ポイント
ダマが出来ないように意識することが重要です。
クレープ生地は焼けるのが早いので注意して下さい。
生地を厚く焼いても美味しく食べられます。
小麦粉と砂糖不使用で作るパンケーキのレシピ
バナナ・卵のみで、小麦粉と砂糖を使わずにパンケーキが作れるレシピがあります。
是非朝食やランチなどにどうでしょうか。
【材料】
・バナナ…1本
・卵…2個
【作り方】
1)バナナをフォークなどでしっかり潰します。
2)卵を加えてよくかき混ぜます。
3)フライパンで焼いていきます。
4)焼き終わったら完成です。
☆コツ・ポイント
バナナはできるだけよく熟したものを使用したほうがより美味しく作れます。
・バナナの栄養素についてのマメ知識
バナナにはビタミンやミネラルがとてもバランスよく入っているので、体の調子を整えることやスキンケアなどに役立ちます。
特にビタミンB6が豊富であり、バナナ1本で1食分のビタミンB6を摂ることができます。
また、ビタミンB6は、たんぱく質の代謝に関わる栄養素です。
動脈硬化予防、月経前症候群(PMS)軽減、便秘改善等、健康に関してとても役に立っています。
砂糖ではなく体に優しい天然の甘味料のはちみつと小麦粉を使ったクッキーレシピ
はちみつの糖分は、ブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)です。
ミツバチはショ糖(スクロース)が主成分の花の蜜を体中で分解し、ブドウ糖と果糖にしています。
糖分が複数混り、はちみつのとろみが出来上がります。
そのとろみが砂糖と比べて優しい味を生み出します。
カロリーを比較してみると、
上白糖…100gで384kcal
はちみつ…100gで294kcal
と、はちみつは低カロリーです。
このように、はちみつは優れたエネルギー源です。
はちみつは吸収が早いのですぐにエネルギー源となり、脳を助け、効率のいい働きを長時間行えます。
さてこれから、バター、砂糖、卵は不要のはちみつクッキーのレシピを説明します。
【材料】(3個分)』
・小麦粉(薄力粉)…50g
・サラダ油…15g
・はちみつ…30g
【作り方】
1)計りの上にビニール袋を乗せて材料を計ります。
2)揉んで均一にします。
3)袋のままめん棒を使って4~5㎜ぐらいの厚さに伸ばしていきます。
4)オーブンを170℃に温めておきます。
5)型を使って抜いたり、スケッパーなどで切れ目を入れたりして、記事の形を整えます。
6)オーブンで約12分程焼きます。
7)焼き終わったら完成です
☆コツ・ポイント
小麦粉にサラダ油を入れてから均一に混ぜ、その後ではちみつを入れると混ざりやすくなります。
油の種類によって生地の緩さが変わるので、粉の量で調整して下さい。
使用する砂糖は、なるべく天然のものを!
いかがでしたか。
精製されている砂糖ほど栄養はあまりなく、摂取し過ぎると肥満や生活習慣病の原因になってしまうので、注意しましょう。
料理に使用する砂糖は、なるべく天然のものを選ぶようにできると良いですね。