料理が苦手な人や、料理は嫌いではないのに上手にできないという方、多いのではないでしょうか?
料理が苦手だったり下手な人の特徴はご存知ですか?
料理が苦手・下手を克服して、料理上手になるポイントを紹介します!
料理が苦手・料理下手な人の特徴って?
「自炊はしてるけど人に食べさせたことはあまり無い」、「味見なんかしないでチャッチャと作る」、「自己流でレシピなんか見た事が無い」
このような事あなたは当てはまってませんか?
実はこれは自分が料理を苦手と思っている人だったり、はたから見たら料理下手な人の特徴なんだそうです。
もちろん個人差はあるので、違う方も大勢いらっしゃいます。
その他にも「見た目はどうでもいい」とか、何を食べても美味しく感じる人とか、色々と理由はある様です。
まず人に食べさせてみないと自己評価だけで、その人が何を食べても美味しいと感じる人だったらその評価はあやしい事になります。
またレシピを見ないのは悪い事ではありませんが、レシピ通りに作れば少なくとも不味くなる事は少ないでしょう。
そして料理中に味見をしないのは致命的かもしれません。
「料理は足し算」などと言いますが、味見をしながら具材や調味料を足して完成させていくものですよね。
味が薄かろうが濃かろうが、レシピも見ずに、味見もしないで突っ走れば、奇跡的に美味しい物が出来たとしてもその確率は極めて低いでしょう。
次項からは料理が苦手な方の克服方法を紹介します。
苦手を克服して料理上手になる方法は味を覚えレシピ通りに!
前項でも言いましたが、苦手克服にやはりまずは料理中の味見が重要と考えます。
料理が上手な人は、その料理がどんな味になるかを大体把握していて、それに向かって味見をしながら近づけていきます。
一方料理下手な人は味を把握していない上に、味見もしないのであらぬ方向へといってしまうのです。
味見をする事で味覚が鍛えられ、味付け上手にもなっていくのだと思います。
また調味料などは、料理に入れる前に味見をして確認しましょう。
例えば「醤油と酒とみりんを混ぜたらこんな味なんだ!」と事前に分かっていれば、どの位入れたらよいのか分かるのではないでしょうか。
そして最初はレシピ通りにやってみる事も大事ではないでしょうか?
レシピ通りに作ってみて初めて味が分かるわけで、アレンジはそこから始めれば良いのです。
また手順を守る事も重要です。
手順にはそうしなければならない意味があるはずなので、無視して作れば味にも変化が出るでしょう。
今は、ネットに料理のレシピがあふれている時代ですから、あなた好みのレシピも数多くあるはずです。
苦手を克服するためには料理の盛り付け、色んな味付けを経験する
料理は味覚(口)、嗅覚(鼻)、そして視覚(目)で楽しむものです。
食べてみれば美味しいかもしれないけど、へんな臭いがする物って少し敬遠しますよね。
そして見た目、お皿に雑に盛られていたら美味しそうには見えませんし、全体的に茶色かったりすると何となく…。
特に人に料理をふるまう時は見た目も意識しなくてはいけません。
ちょっとした事で良いのです。
煮物など茶色くなりがちな物には緑の物を加えてあげるとか、汁やタレが飛び散っていたら軽くふき取るとか。
そして盛り付けは、真ん中を高くして盛ると美味しく見えるそうなのでやってみましょう。
また苦手克服という点から見れば、美味しい物に多く触れる事も必要です。
色々な物を食べていけば、自然と舌がこえてきて味の良し悪しが分かるようになると思います。
また食べる時に、どんな調味料を使っているか?どうやったらこの味になるか?など考えると、自分が作る時にその味付けを再現できるかもしれません。
レシピ通りに料理を作るのも苦手!そんな方の見逃しがちなポイントを知って克服しよう
「レシピ通りに作ったけど、なんか上手くいかない」こんな経験は誰にでもあります。
しかしこれは苦手を克服する良いきっかけなので、気にしなくて大丈夫です。
それなので、まずは事前にやれることを全部やっておきましょう。
例えば材料をあらかじめ全部切っておくとか、調味料を合わせておくとか、お湯を沸かしておくなど…下準備をするという事です。
料理に慣れている人は、肉を焼きながら、野菜を切ったり、調味料をさっと入れたりして手際が良いです。
しかし苦手な人はそうはいかないので、あらかじめ下準備をしておいた方が良いのです。
またレシピに書いていない事でも欠かせないポイントはあります。
例えばアクの強い物(ナスやたけのこなど)は水にさらしておくとか、魚には塩をふって水抜きするとか、書くまでもない常識だからとレシピから省かれている事を覚えるのも大切ですね。
あとは食器です。
大切なのは料理を美味しく見せる事なので、最初はあまり派手じゃないシンプルな白い食器が良いのではないかと思います。
盛り付けも意識して下さいね。
料理が苦手な人は、まず料理の基本を覚えよう!
料理の「さしすせそ」ってご存知ですか?
私もそうですが、大体分かるという方もそれが料理にどんな効果があるかまでは知らないかもしれません。
苦手を克服するのにも役立ちますから、少し詳しく見てみましょう。
「さ」…砂糖
砂糖は甘味付けだけでなく、食材を柔らかくする役目があります。
味が染みるのに時間が掛かるので出来るだけ先に入れましょう。
「し」…塩
「塩梅(あんばい)」なんて言葉もある様に料理の基本中の基本です。
水分や臭みを取ってくれるので、肉や魚に塩を振るわけです。
「す」…酢
料理に使う場合は、風味が飛ばない様になるべく最後に入れます。
また食品を腐りにくくしてくれるので、保存食として重宝されます。
「せ」…しょうゆ
むかしはしょうゆの事を「せうゆ」といった事から、せ=しょうゆになっています。
煮詰まると塩辛くなるので、基本は仕上げに使います
「そ」…みそ
基本はしょうゆと同じで後入れです。
「酒・みりん」…代表的な調味料なので補足的に
この2つの調味料は相反する作用があるので、同時に使うのが効果的です。
みりんは照りやつやを出してくれる一方で食材を固くします。
一方酒は、食材を柔らかくしますので、一種に使うと良い訳です。
料理が苦手だと一度に料理をたくさん作るのも大変!常備菜の活用がオススメ!
料理が苦手な人は、何品も同時に作るのは大変ですよね。
そんな時は直ぐに出せるものを用意しておくと良いです。
豆腐なんかは切って薬味をのせれば「冷奴」として立派な一品ですよね。
また常備菜として、日持ちのする料理をあらかじめ多く作っておき、ストックしておくのも良いでしょう。
簡単なレシピで作れるものが多いですから、検索して作ってみて下さい。
一品だけ例を挙げておきます。
【大根葉のしっとりふりかけ】
1)大根の葉をよく洗い、塩を加えたお湯を沸かし、1分~2分茹でる。
2)ゆで上がった大根の葉を冷水に取り、よく絞って5mm幅に切り、小さ目のフライパンか小鍋でごま油を加えて炒める。
3)ごま油が大根の葉全体に回ったらかつお節、いり胡麻、きび砂糖、しょうゆを加え、混ぜたら蓋をし火力を弱にして10分蒸らしながら煮詰めて出来上がり。
普段なら捨ててしまう大根の葉を有効利用した常備菜です。
参考にしてみて下さい。
あとは野菜を食べやすい大きさにカットして、保存袋に入れて冷凍しておくのも便利でオススメです。
こういった工夫一つで、苦手を克服するきっかけになれば幸いと思います。
今からでも克服してみては?
いかがでしたか。
料理は、コツを掴むことで、苦手や料理下手を克服することができるかもしれません。
料理は、生きていく上で必要不可欠です。
出来ないままではなく、出来るようになるように挑戦してみてはいかがでしょうか。
まずは、レシピ通りに作っていきましょう。
そして、一番の上達方法は人に振舞うことです。
自分の家族や友人に振舞ってみると、だんだん上達するかもしれませんよ。