今まで料理をまったくしてこなかった方料理初心者の方は、何から始めたらいいのか迷いますよね!
今回は、そんな料理初心者の方が何から始めればいいのかをお話していきたい尾思います。
まずは、調理器具を揃えてみましょう!調理器具の選び方の説明からお話します。
料理初心者の調理器具は何から揃える?~包丁・まな板~
料理初心者の方は調理器具を何から揃えれば良いか迷われると思います。
そこでまずは包丁とまな板から揃えていきましょう。
【包丁】
料理の専門家なら包丁はお金を掛けるべきでしょうが、最初の1本ですからまずはリーズナブルな物で十分です。
素材はステンレス、価格帯は3,000~4,000円で結構良い物が買えます。
そして包丁研ぎも用意しておきましょう。
包丁と同じ素材の方が良く、そうでないと包丁が傷ついてしまう可能性があります。
【まな板】
大きくて平らなら、素材や値段にこだわらなくても大丈夫です。
小さいと切った具材が外に転がって行ったり、具材を調理する前に置いておくスペースの為にも大きい方が良いのです。
また素材はこだわれば高価な桐の物などがありますが、シリコン等の物であれば1,000円しませんのでそれで十分です。
まな板立ても安価で手に入るので、合ったほうが良いでしょう。
包丁とまな板は、肉や魚の生もの類とそれ以外に分けるという方法を取る方もいるでしょうが、初心者の方はまず1セット揃えてみるという事です。
料理初心者の調理器具は何から揃える?~フライパン~
それでは初心者の方はまず最初に何から料理したら良いのか?
まずは焼く、炒める等の簡単な料理から始めると良いと思います。
となるとなくてはならないのはフライパンですね。
フライパンは大きめで、ある程度深さのある方が良いですね。
大きい物であれば、焼きそば等1人分でも炒める時にかさばる様な料理の時に便利です。
また深さがあれば炒め物だけではなく、煮物などにも利用できます。
素材は色々ありますが鉄製の物はさびたりして手入れが面倒なので、ステンレス製の物が良いでしょう。
今は安くても表面がテフロン加工してあるものが多いので、中々傷が付かず長持ちします。
またガス火(普通のコンロ)専用の物もあるので、IHの方は専用の物を購入して下さい。
あとは煮たり、蒸したりする用のフタもあったら便利です。
目玉焼きなんかフタをして蒸し焼きにすると美味しくできますよ。
セットの物もありますが、別売りの物で立てて置けるタイプの物等、機能が充実した物もあるので、とにかくフタも用意しましょう。
その他、料理初心者が揃えておくべき調理器具は?
調理器具何から揃えて良いか徐々に分かってきましたか?
次は調理小物についても触れておきましょう。
菜箸はあると便利。
料理時に炒めたり、熱い物をつかむ時に使う長い箸です。
普段食事している時に使っている箸でも良いのですが、先が欠けたり、塗料がはがれたりするので、専用の箸があった方が良いです。
100円ショップの物で十分ですので、何本か持っておきましょう。
「お玉」も欲しいですね。
スープやみそ汁は比較的簡単に出来るので、初心者の内は結構頻繁に作るものです。
そんな時はお玉が無いと器に移せませんからね。
あとは「ざる」ですね。
野菜を洗った後の水切りや、麺をゆでた後の湯切りなんかに使います。
持ち手と足があるとさらに便利です。
持ち手があると水切りがしやすいですし、足が付いているとキッチンで安定するので重宝します。
さて最後は調理器具の真打ちと言っても良い「鍋」です。
まず大小一つずつ欲しいです。
カレーやシチュー等は大きい鍋でたくさん煮込んでこそだと思いますし、ラーメンやパスタの麺をゆでるのにはたくさんの湯を必要としますから大きい鍋はやはり必要です。
一方小さな鍋は、牛乳を温めたり、1人分のみそ汁を作ったりと、やはり用途は多彩です。
あとはフライパン同様IHの方は対応製品を買って下さい。
調理器具を揃えたら何から覚えていけばいいの?
さて一通り器具が揃ったら、料理を始めましょう。
料理初心者の方はまず切る事から覚えて下さい。
きゅうりのスライスやキャベツの千切りをしてみましょう。
最初は分厚くなったり、不揃いだったりしますが、練習を重ねている内に上達してきますので根気よく続けましょう。
包丁を持つ手と反対の手を丸めて具材にあて、軽く押さえる様にして切ります。
当然ですが包丁は包丁自体を動かさないと切れませんので、片手で押さえておかないといけないわけです。
次は一番簡単な物の焼き方を覚えましょう。
何から焼くにしても、まず具材を入れる前にフライパンだけを温めます。
フライパンが熱くなっていないと、具材がくっついてしまったりするからです。
フライパンを軽く熱したらサラダ油を薄く伸ばすように引きます。
油が熱されたら具材を入れますが、とにかく注意して頂きたいのは焦がさない事です。
肉でも魚でも、せっかくの美味しい食材が焦げたら、焦げの味しかしなくなって台無しになります。
焼き色を確認して、こんがり焼き目が付いてきたら火力を少し落とします。
あとは適度に具材を裏返して、焼き上げていきましょう。
料理初心者で何から作ればいいか迷ったら「特製たれ」を作ってみよう!
「料理?何から作って良いのか分からない?」
それでは具体的に一品紹介します。
多くの料理に合う「特性たれ」を作ってみましょう。
これを作ったら「ホントに料理初心者?」と驚かれるかもしれません。
下記に4つの特性たれの材料を紹介します。
作り方はすべて同じなので最後に記します。
①ピリ辛ネギ塩ダレ
【材料】
みじん切りネギ:1本
すりおろしショウガ:小さじ1
ゴマ油:150ml
水:50ml
輪切り唐辛子:少々
塩:小さじ2
コショウ:少々
②エビ塩麹ダレ
【材料】
干し桜えび:200g
塩麹:小さじ2
みじん切りショウガ:小さじ1
サラダ油:大さじ1
水:150ml
酒:大さじ1
③ネギしょうが醤油ダレ
【材料】
みじん切りネギ:1本分
ショウガ小さじ1
めんつゆ:100ml
みりん:大さじ1
酒:大さじ1
水:50ml
④ニラ醤油ダレ
【材料】
みじん切りニラ:1束
めんつゆ:100ml
水:50ml
輪切り唐辛子:少々
ラー油:お好みで
材料を見てお分かりの様に、ネギやショウガをみじん切りにする事で、包丁の練習を兼ねているのです。
材料を切り終えたら、「中火」にして、鍋で煮ます。
沸騰したら火を止めて冷ましたら完成です。
ビンなどに詰めて、2週間程度で使い切って下さい。
料理初心者におすすめの調理道具も!
最後に料理初心者でも簡単に料理が出来る方法を紹介します。
まずは「シリコンスチーマー」についてお話しします。
シリコンスチーマーは電子レンジで簡単に蒸し料理や煮物等が出来るすぐれものです。
「何から作ろうか?」なんて悩んだら、とりあえず100円ショップで買えますので、試してみて下さい。
またあの有名レシピサイトに、シリコンスチーマーを使ったレシピが山ほど載っていますので参考にして下さい。
★肉料理の調理例
・ブロック肉に塩を軽く振り、シリコンスチーマーに入れてレンジで加熱します。
・適当に加熱したら軽くスライスします。
・野菜などを敷いた皿の上に盛り付け、
先程紹介した「特性たれ」をかけて完成です。
またアルミホイルを使った魚の蒸し焼きもオススメです。
アルミホイルにサーモンか白身魚とスライスした玉ねぎを乗せ、軽く塩コショウをして、バターを乗せます。
あとはトースターで10分ほど焼けば完成です。
調理と言えば玉ねぎをスライスするだけですから、初心者の方にオススメです。
またジップロックなどの保存袋も料理に重宝します。
鶏肉と調味料とから揚げ粉を袋に入れて揉みこめば、それだけで鳥の唐揚げの下準備完了です。
この方法はとにかく漬け込む料理に最適です。
自分のペースで頑張りましょう!
料理初心者の方は、まずは自分のペースで技術を身に付けましょう。
最初から全てうまくいくわけではないので、徐々に覚えるようにしましょう。
自分でご飯を作ると、外食するより絶対に健康維持につながります。
バランスの良い食事を作れるようになると、毎日の食事がとても楽しくなるかもしれませんね。
嫌にならない程度に、料理を頑張ってみてくださいね。