体に良い玄米を2合炊くとき、水の量はどれくらいがいいの?

健康ブームで注目されている玄米を、ご家庭でも炊いてみませんか。

普段お使いの炊飯器はもちろん、ポイントさえ押さえれば圧力鍋や土鍋、普通のお鍋でもおいしく炊けます。

今回は手始めに、2合を炊くときの手順をご紹介いたします。

白米とは異なる水の量や、必要な下準備などを詳しくご説明させていただきますので、参考になさってくださいね。

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玄米2合を炊く前に!やるべき大切な下準備とは?

玄米を炊くときには白米と違い、ちょっと面倒ですが、次のような下準備が必要です。

①洗米

玄米はもみ殻だけを取り除いた状態のお米なので、もみ殻かすやごみなどが混じっています。

そこで、ボウルに玄米を入れたら水を注ぎ入れて軽くかき回し、上に浮き上がってきた不純物を手で丁寧に取り除いてあげましょう。

水を取り替えながら2~3回行います。

次に両手に玄米を取り、こすり合わせるようにして洗います。

ちょうど手を合わせて拝むような格好なので、拝み洗いと呼ばれる洗い方です。

拝み洗いをすると外皮がこすれて傷がつくため、そこから水が浸透して柔らかくふっくら炊けるのです。

これも2~3回行います。

②浸水

玄米の下準備で最も大切なのがこの浸水です。

0洗った玄米を浸るほどの水に浸けておきます。

浸水時間は長ければ長いほど良しとされています。

24時間以上の浸水を続けると、玄米が発芽して、ギャバをはじめとした栄養価がパワーアップするからです。

そこまでせずとも通常は、一晩水に浸けておけば大丈夫。

翌朝炊飯し、夕食用には朝食後の片づけ時にセットしておくようにします。

以上を行ったら、お米の分量に合わせた水を測り入れて、いよいよ炊飯です。

ただし、何で炊くかによっても水の量は変わります。

次項からは、玄米2合を炊飯器、圧力鍋、土鍋、普通のお鍋で炊くときの水の量と炊き方を、ご紹介していきます。

玄米2合を炊飯器で炊くときの水の量は?

最近は性能の良い炊飯器が増え、玄米も普通に炊けるようになりました。

炊飯器で玄米2合を炊く場合、まずは説明書通りに行ってください。

洗米や浸水をしっかりやらなくても炊けると書かれていても、できればきちんとやったほうがいいでしょう。

特に浸水は、最低でも6時間は浸けておきましょう。

柔らかく炊けます。

浸水まで終えた玄米は、いったんざるに上げて水を切った後、炊飯器に入れて水を加えます。

水の量は、玄米モードの水の目盛りに合わせてください。

玄米モードがなければ、玄米2合で600mlを目安に入れてみましょう。

通常水の量は玄米の1.2~1.5倍といわれますが、炊飯器の玄米モードなしの場合、水の量はさらに多めにします。

浸水時間もできるだけ長くするのがコツです。

12時間以上浸けておくくらいのほうがいいでしょう。

水を入れたら塩も加えます。

玄米の臭みが取れ、柔らかく炊けます。

全体を軽く混ぜたらスイッチオン。

後は炊き上がるのを待つだけです。

玄米2合を圧力鍋で炊くときの水の量は?

圧力鍋をお持ちの方は、ぜひ玄米を炊いてみてください。

蒸気が外に逃げないため水の量は少なくて済み、うまみがギュッと凝縮されて、お米のおいしさが実感できます。

それではさっそく、2合を炊くときの炊き方をご説明しましょう。

洗米、浸水までは上記で述べた方法と同じです。

圧力鍋で炊く場合、浸水しなくても炊けるものもありますが、やはりできるだけ長く浸水させたほうが、もっちり柔らかく炊けます。

浸水させた玄米を、いったんざるに上げて水を切ってから圧力鍋に入れ、水を加えます。

2合なら水の量は400mlが目安です。

天然塩も加えます。

2合なら小さじ1/2杯と覚えておくと便利です。

全体を大きくかき混ぜたら蓋をして火にかけます。

最初は高圧で強火です。

圧力がかかり沸騰してきたら弱火にし、20分炊きます。

火を止めたら余熱で焦げつかないよう鍋を火からおろし、そのまま10分程度蒸らします。

圧が抜けたら蓋を開け、上下をひっくり返すように大きく混ぜて出来上がりです。

おいしくて、もちもちした食感に病みつきになりますよ。

玄米2合を土鍋で炊くときの水の量は?

玄米でも白米でも、お米は土鍋で炊くととてもおいしいものです。

ふっくらさっぱり炊き上がり、昔ながらのおこげもまた格別においしく感じられます。

それでは玄米2合を、土鍋を使って炊く方法をご紹介します。

洗米、浸水までは同じです。

浸水したお米は、いったんざるに上げて水を切っておいてから土鍋に投入します。

そこへ水と塩を加えます。

水の量は2合なら500mlが目安です。

塩は天然塩を小さじ1/2杯入れます。

全体を大きく混ぜたら蓋をして火にかけます。

最初から強火にかけてもいいですが、土鍋の底が濡れていると割れてしまううえ、2合だとすぐに沸騰してしまって、じわじわと水分を浸透させていけません。

そのため最初は中火でOKです。

沸騰してきたら火を弱火にし、25分炊きます。

蓋の穴から出ていた蒸気がなくなり、ぶくぶくした泡も消えていたら、いったん蓋を開けて水分が残っていないかどうか確認してみてください。

水分が残っていなかったら、いったん30秒ほど強火にしてから火を止め、そのまま10分程度蒸らします。

蓋を開け、全体を大きくさっくり混ぜたら出来あがりです。

途中沸騰しているかどうか、あるいは水分がなくなっているかどうか、蓋を開けて確かめてくださって大丈夫です。

出来あがった土鍋ご飯のおいしさに、どうぞ舌鼓を打ってくださいね。

玄米2合を鍋で炊くときの水の量は?

意外に思うかもしれませんが、お米は普通のお鍋でも炊けます。

キャンプの飯ごう炊さんを思い出せば納得できますよね。

玄米の場合、蓋があって、できるだけ厚い鍋であればOK。

中身が見える透明なお鍋であれば文句なしです。

作り方は、洗米・浸水までは、他の調理器具の場合と変わりありません。

できるだけ長時間浸水して水分をしっかり含ませてください。

いったんざるに上げて水気を切った玄米をお鍋に入れて、水と塩を加えます。

水の量は玄米2合に対して600mlを目安にしてください。

塩は天然塩を小さじ1/2杯入れます。

全体をざっくりかき混ぜたら蓋をし、強火にかけます。

鍋の蓋がゴトゴト動き出したら弱火にして30分炊きます。

火を止めそのまま30分蒸らします。

蓋を開けて、上下をひっくり返すようにかき混ぜたら出来あがりです。

お鍋で炊く場合、気を付けたいのが火加減。

強火にかけすぎると焦げ付くので、様子をよく見ながら調節してください。

また、蒸らし時間も長めにすることで、しっかりと中まで水分を行き渡らせましょう。

鍋によって水の量や火加減、炊飯時間を上手に変えてみてください。

玄米2合をびっくり炊きするときの水の量は?

びっくり炊きをご存知ですか。

米どころ秋田県に伝わる伝統的な炊き方で、炊飯途中で冷水(びっくり水)を入れることからびっくり炊きと呼ばれています。

この方法ですと、長時間浸水させる手間を省いても、玄米がふっくら柔らかく炊きあがると評判です。

さっそく2合を炊く場合の手順をご紹介いたしましょう。

玄米2合は洗米だけしたら、いったんざるに上げて水を切ります。

土鍋(または普通のお鍋)に水を切った玄米と、水を加えます。

水の量は玄米の1.2~1.5倍が目安です。

お好みで調節してください。

蓋をして17~18分強火にかけます。

水が吹きこぼれるなら火を弱めてください。

水の量がお米に対してひたひた位になったら、びっくり水を入れます。

びっくり水の量は玄米の1.0~1.2倍です。

全体を混ぜたら再び蓋をして強火にかけます。

沸騰してきたら再び弱火にし、17~18分炊きます。

水分がなくなり、ピチピチ音がしてきたら炊きあがりなので、そのまま10分程度蒸らします。

蓋を開けて大きく上下をひっくり返したら出来あがりです。

普通に炊くよりカサが1.5倍くらい増えます。

びっくり水を入れることで刺激となって皮が破れ、水分をたっぷり吸収するそうです。

簡単でいながら柔らかく炊けるので、ぜひ一度お試しください。

玄米を柔らかく炊くには浸水と水の量が決めて!

玄米は外皮が硬いため水分を吸収しにくく、白米に比べると食感がポソポソして硬いのが特徴です。

少しでも柔らかく、ふっくらと炊くには、炊飯時の水の量が決め手です。

玄米の1.2~1.5倍が目安ですが、炊飯器具やお好みによって調節してみてください。

また、炊飯前の洗米と浸水は大切です。

特に十分な浸水は、炊きあがりの柔らかさに関わります。

びっくり炊きをしないのなら、一晩は水に浸けておくようにしましょう。