手作り味噌からでてくる液体の正体、それはまた別の形の味噌

手作り味噌を熟成させておくと、味噌からじわーっと、茶色い液体がわいてきませんか?

ちょっと試しになめてみてください。

コクと風味が強くて、「これはおいしい!」と思うでしょう。

これは「たまり」といって、味噌が液体化したものなのです。

手作り味噌の液体について、調べてみましょう。

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手作り味噌から出てくる液体の正体は?

実はこの液体、手作りの味噌でなくてもじわーっとわいてきます。

茶色くて、たまり汁みたいで、いや実際たまりなのですが、どこから出てくるか不思議ですよね。

味噌の液体は数か月から1年ほどかけて、表面にあらわれます。

正体は、味噌の固形部分と液体部分が自然とわかれた結果なのです。

この液体の名前は、「たまり」または「味噌たまり」といいます。

わずかにしか出てこないので、「通常は味噌に練り合わせてください」、といわれる方もいるでしょうが、ちょっとまってください!

このたまりについて、興味もちませんか?

なめても害はないですし、それどころかとてもおいしいらしいのです。

もちろん固形の味噌もいいとこだらけなのですが、液体ならばこそのいいところが沢山あります。

手作り味噌から出てくる液体の使い方

手作り味噌から出てくるこの液体の使い方ですが、味噌のエキスですので、味噌に混ぜてしまっても構いません。

これは、味噌、味噌たまりファン(実在する団体かは不明)にとっては、もしかしたらもったいない使い方かもしれません。

液体味噌は、刺身のしょうゆ代わりに使うと、コクがあっておいしいです。

液体味噌はまた、豆腐や納豆にかけても深みがでておいしいです。

その他、煮もの焼き物、お漬物などなど、日本食のほとんどに合います。

なぜ、味噌の液体がおいしいかというと、たまりじょう油とはまた違ったおいしさ、成分で、できているからです。

たまりじょう油は、大豆、小麦、塩からできています。

それに対し、味噌の液体(みそのたまり)は、大豆、米、塩からできています。

どちらもおいしいのですが、味わいは小麦か米かで、また違ってきます。

手作り味噌と、その液体にはこんな効果があるらしい!

味噌には、固形、液体どちらも、次のようないい効果をもたらすと言われています。

まず初めに、味噌はメタボに良いらしいです。どうやら中性脂肪を減らす研究結果が報告されているようです。

これは手作りの味噌を作って、大量にたべれば、スリムになれるかも!というのは極端なのでやめてくださいね。飲み過ぎれば逆に体の毒かもしれません。

さらに聞くのは、腸内環境を良くして便秘解消するとのことです。

植物性の善玉菌が大腸まで届いて、腸の中がよくなるらしいと言われています。

さらには、アンチエイジング効果と、大豆に対するアレルゲン性低下など、良い効果を色々もっているらしいです。

これだけ良い効果を持っている味噌、固体でも液体でも持っているので、是非毎日摂取してみたくなりますね。

手作りにこだわれば、無添加だからさらに体にいい味噌が取れそうですね。

手作り味噌から出てくる液体はどのくらい取れる?

具体的な数字は出せないのですが、本当に少量です。

もし大量に取れるなら、今頃大手メーカーさんが大きく販売していても間違いありません。

手作り味噌から取れる液体の味噌は、大切に、「この料理が好きだから!」という気持ちで、好きな料理に厳選して使ったほうがいいかもしれません。

熟成させてからあらわれても、表面に水たまりのような程度しかとれません。

だからみそのたまりというのかもしれません。

ところが、です。さいきん「液体の味噌」が売っているのをご存知ですか?

現在売り出されている、「液体の味噌」は、あくまで調理を簡単にするために味噌を液状化しただけで、「みそたまり」とは、まったく違います。

調べてみるとわかると思うのですが、手作りの味噌の液体のようなおいしさとは違うもので、用途としては、「すでに溶かしてある味噌」として使われます。

手作りの味噌の液体が真に希少であること、わかっていただけると思います。

手作り味噌から出てくる液体がもっとほしい!売っているの?

具体的な情報はだせませんが、売っています。

ですが手作り味噌の液体となるとおそらくちっちゃいビンとかに入っていそうですね。

値段も、なんだか高そうですし。

でも、どうしても手作りの味噌の液体が欲しい!

あのおいしさが忘れられない!

そんな方へとっておきの方法があります。

手作り味噌を作るのです!

なんだかばかげたことを書いてすみません。

しかし、そこまで味噌にほれ込んだのなら、やっぱりいろんな種類の味噌を手作りして、マニアの域にまで達してしまうのも面白いと思うのです。

北は津軽味噌、南は麦味噌までと、様々な味噌があります。

さらに東アジア独特の味噌まであるのですから、極めるのは至難のことだと思われます。

だからこそ、面白みがあると思います。

手間暇は掛かりますが、沢山の手作り味噌を作ってみてはいかがでしょうか?

手作り味噌から出てくる液体の簡単な歴史(まめ知識)

西暦538年。この頃は、やまと政権といい、今の日本政治の基盤が作られたといっても良い政権です。

この頃に他の大陸の文化や、朝鮮半島の食文化も導入されたらしいです。

その中に、中国の調味料「醤(じゃん)」という液体も含まれていました。

これが昨今まで、日本の味噌の原材料かと思われていたのですが、どうやら違うようです。

実は縄文時代から、日本人は手作りの味噌をつくっていたのではないか?というものが発掘されたらしいです。

こうじ(味噌を作る上で欠かせないものの1つ)も長野県富士見町の井戸尻遺跡群から発見されたとも言われています。

不思議な点があります。

それは古文書、『古事記』や『日本書紀』に味噌について触れているところがないことです。

説は3つあります。

1つ目は、ありふれた食べ物で無視をされたとか。

2つ目は、貴重な調味料なので、貴族などが独占したかったため、あえてふせたらしいです。

3つ目は、何らかの理由で黙殺したそうです。

1つ目と2つ目の説には現在、支持する人はいないようです。

3つ目の説については、やまと政権のあり方になにか関係するのでは、という見方をする人もいるそうです。

それにしても矛盾のある説や物証があったりと、手作り味噌については謎に包まれています。

手作り味噌の不思議な液体の不思議な歴史

調べれば調べるほど、ごくごく単純に、「なんだ、ただの味噌の固体と液体に分離しただけか」と、思いきや、手作り味噌の歴史は奥深いです。

健康面においても、いいことが沢山あるらしいし、なんでこんなすごいものが日本で(かもしれない)生まれたのだろうと、驚きました。