電子レンジやトースターを正しく使うやり方と適した調理方法

電子レンジやトースターなどの調理家電は、意外と正しいやり方や違いを知らない人も多いのではないでしょうか。

やり方を間違えると大変な事故も起きてしまうかもしれないので、怪我や火災を起こさないためにも、正しい知識があると安心ですよね。

正しい知識を身に付けることで、料理もきっと楽しくなることでしょう。

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調理家電は加熱のやり方に違いがある

まずは、電子レンジやトースターなどの調理家電の仕組みの違いについてお話します。

食品への熱の伝わり方には、放射・伝導・対流の3つがあります。

対流による熱の伝わり方は食品の温度を上昇させるのに関係していて、放射による熱の伝わり方は食品の焼き色が付くことに関係しています。

<電子レンジ>

電子レンジはマイクロ波を食品の水の分子に当てて振動させることにより発熱させているため、食品の内部から外側へと温度が上がるという特徴があります。

焼き色は付きません。

加熱にムラが出る場合があるので注意が必要です。

<トースター>

放射熱により、食品に焼き色を付けて直接食品を温める方法です。

厚みのある食品だと、中心部までしっかりと火が入らない場合があります。

<オーブン>

四方向からの対流熱により、熱くなった空気を庫内に対流させて食品の温度を上げる方法を使うのがオーブンです。

食品をムラなくゆっくり加熱したい場合に向いています。

<グリル>

片面焼きタイプと両面焼きタイプがあります。

直火で表面をこんがりと焼いて放射熱で包む形で加熱をするので、中はジューシー、外はパリッとという食感に焼き上がるのが特徴です。

庫内がコンパクトなので温度上昇も早く、また温度も高くなるので調理時間の短縮にもなります。

このように、それぞれ加熱のやり方に違いがあるのがお分かり頂けたかと思います。

特徴を知ることで調理の幅も広がり、調理することが楽しくなること間違いなしです。

電子レンジやトースターなどの正しい調理方法

電化製品は、正しい使い方をしなければ事故の原因になり大変危険です。

電子レンジ、トースター、オーブン、グリルの正しい調理のやり方について詳しく説明していきます。

<電子レンジ>

ターンテーブルがある電子レンジの場合は、食材は真ん中には置きません。

中心に置いてしまうと電磁波の照射にムラが起こるため、中心からずらしてターンテーブルの端に置きましょう。

器が電子レンジ対応のものか確認しましょう。

使えるものは磁気、陶器、耐熱容器です。

使えないものは金属製のもの、アルミホイル、琺瑯などです。

ラップできちっと覆ってしまうと、ラップが裂けたり食品が熱くなりすぎたりします。

ふんわりと、ラップをかけましょう。

<トースター>

バターを塗ってあるパンは焼かないでください。

パンが発火する可能性があるためです。

また、受け皿なしで加熱すると、油が落ちて発火する可能性がありますよ。

クッキングシートやケーキカップは使わないでください。

こちらも発火の原因になるためです。

<オーブン>

予熱をしっかりと設定しておきます。

温度が低い状態で加熱を始めると生焼けになる場合があるためです。

そして、オーブン皿は必ず使いましょう。

オーブン皿を使わないと熱が届かず、うまく焼けなくなります。

<グリル>

必ず受け皿に水を入れます。

庫内の温度上昇を防ぎ、高温による油からの発火を防ぐことが出来ます。

また、魚などの油が受け皿に落ちたとき、煙になるのも防げます。

調理家電を使う場合は、以上のことに注意して調理するように心がけましょう。

調理によって電子レンジやトースターなどを使い分けるやり方

それでは、電子レンジやトースターはどんな食材を調理するのに適しているのでしょうか。

使い分けのやり方を詳しく解説していきます。

<電子レンジ>

電子レンジで調理した場合、焼き色は付きませんが、上手に使えばどんな調理器具よりも早く調理をすることが可能です。

お菓子も作ることが出来ますし、蒸し料理も出来ます。

<トースター>

パンの横で、ハムと卵を合わせて耐熱容器に入れたものを一緒にトースターで焼くと手間なく、ハムエッグとトーストが一度に作れたりと、上手に使えば時間短縮にもなります。

トースターは、主にトーストを作るときが多いかと思いますが、揚げない唐揚げだったり、アヒージョなども作れますよ。

後程レシピを詳しくご紹介します。

<オーブン>

オーブンは肉の塊を焼きたいときや、グラタン、焼き菓子作りに適しています。

火加減の調節が不要ですので、料理初心者の方でもオーブンに任せてしまえば大丈夫です。

また、オーブンで焼けるまでの間ほかのことも出来るので、時間を有効活用出来るのも良いですよね。

ほかにも、多めの油を使えば揚げ物も出来ますし、蓋をしてオーブンで焼けば煮込み料理も出来ます。

<グリル>

魚を焼くだけのための物と思っている人も多いはずのグリルですが、ほかにも利用方法はあります。

火が近いので野菜を焼いたり、パンを焼いても美味しく出来上がります。

短時間で高温になるので、ピザを焼くのもおすすめです。

揚げない?!トースターで唐揚げを作るやり方

ここからは、電子レンジやトースターで実際どんな料理が出来るのかご紹介します。

●トースターで作る揚げないから揚げ

【材料】

・鶏むね肉 600g
・すりおろししょうが 2片
・醤油 大さじ3
・酒 大さじ3
・塩、こしょう 少々
・片栗粉 大さじ4
・薄力粉 大さじ4
・サラダ油 適量

【作り方】

①鶏むね肉の皮を取って、一口大に切ります。

②鶏むね肉に塩、こしょうをふります。

③密閉出来る袋に醤油、酒、すりおろしたしょうがを入れ、鶏むね肉を入れて良く揉みます。

④ほかのビニール袋に、片栗粉と薄力粉入れて混ぜておきます。

⑤味を付けた鶏むね肉を④の袋に入れて、粉がまんべんなく付くように袋を振りましょう。

⑥粉が付いたら、トースター用の天板に並べます。

⑦ ⑥にサラダ油をまんべんなく塗ってください。

⑧トースターで20分加熱した後、裏返して再び20分加熱します。

⑨火が通ったら完成です。

意外にもトースターでも唐揚げが作れるのです。

揚げ物をするのが怖い、熱いから嫌だという人でも簡単に出来るのでよいですよね。

また、鶏むね肉を使用するので、カロリーを抑えることも出来ますよ。

次の項目では電子レンジを使う、料理のやり方をご紹介します。

ジャーマンポテトは電子レンジでも作れる!

火が通るのに時間がかかるジャガイモですが、電子レンジを使えば10分以内に1品作れてしまいます。

フライパンを使わなくても、電子レンジで簡単にジャーマンポテトが作れますよ。

●電子レンジでジャーマンポテト

【材料】

・ジャガイモ 3個
・ベーコン 120g
・玉ねぎ 1/4個
・ニンニク 1片
・オリーブオイル 大さじ1
・塩 小さじ1/2
・コンソメ顆粒 小さじ1
・醤油 少々
・ブラックペッパー 少々

【作り方】

①ジャガイモの皮をむいて乱切りにしてから水にさらし、玉ねぎは薄くスライス、ニンニクはみじん切りにします。

②ベーコンは5㎜幅に切りましょう。

③ジャガイモの水を切り、キッチンペーパーで軽く水気を拭きます。

④耐熱容器にニンニクのみじん切り、オリーブオイルを入れて良く混ぜて、ラップをしてレンジで600Wで1分加熱します。

⑤加熱したオリーブオイルにベーコン、玉ねぎ、ジャガイモを加え、塩、コンソメ顆粒、醤油も入れて、オイルがからむように混ぜ合わせましょう。

⑥ ⑤にラップをして600Wで3分半加熱し、一度混ぜてさらに3分加熱します。

⑦仕上げにブラックペッパーを振って、出来上がりです。

ジャガイモの硬さはそれぞれ変わるので、加熱は様子を見ながら行ってくださいね。

次の項目では、電子レンジとトースター、どちらでもOKの調理のやり方をご紹介します。

電子レンジでもトースターでも出来るポテトチップスの作り方

ノンフライなのでカロリーも抑えられて、食べても罪悪感のないポテトチップスですよ。

カロリーを気にしている方や、子どものお菓子としてもおすすめのレシピです。

●ノンフライ!ポテトチップス

【材料】

・ジャガイモ 1個
・塩水 適量
・青のり 適量
・ブラックペッパー 適量
・カレー粉 適量

【作り方】

①塩水を準備します。

ジャガイモは皮つきのまま良く洗い、スライサーでスライスし、塩水へ3分つけます。

②キッチンペーパーの上に広げたら、上からペーパーで押さえて水切りをしましょう。

③電子レンジ600Wで3分加熱して一度ひっくり返し、また3分加熱します。

焦げないように注意しながら加熱してください。

水分が抜けてパリッとなったらOKです。

④お好みで青のりやブラックペッパー、カレー粉をまぶし、味付けを行ってください。

塩水に浸すことで塩分はあるため、塩をふらなくても美味しく仕上がりますよ。

電子レンジによって加熱時間が異なる場合があるので、注意しながら加熱時間を調節してください。

ちなみに、トースターでもポテトチップスを作ることが出来ます。

上の手順の①と②までは同じやり方で、その後は180℃のトースターで20分程度焼けば、パリパリチップスの完成です。

ただし、調理時間がトースターは時間がかかりますので、時間短縮をしたい方は電子レンジを使いましょう。

正しい使い方で楽しく調理!

電子レンジやトースターは、正しい方法で調理をしないと、大変な火災や怪我の原因になります。

それぞれの特徴をしっかり理解すれば、様々なバリエーションの料理が出来るので、きっと、毎日の調理が楽しくなること間違いなしです。

今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひ作ってみてくださいね。