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精製塩と食塩って一緒なの?その違いと注意点とは!?

      2018/03/28

精製塩と食塩って一緒なの?その違いと注意点とは!?

減塩に注意している方は多いですね。

しかし、体に塩は不可欠であることをご存知でしたか?

健康維持のため、塩についての正しい知識は大切ですね。

今回は、精製塩と食塩の違いはあるのか、摂るときの注意点などについてご説明します。

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塩とは何か?適切な摂取量は?

塩とは、塩化ナトリウムを主な成分とした、海水の乾燥や岩塩の採掘により生産される物です。

適量のナトリウムは、地球上の多くの生物にとって、生命の維持に不可欠です。

塩分補給のため、陸生動物は塩分を含む岩石や土壌から摂取してきました。

しかしながら、人間が調味料として塩をふんだんに使用するようになると、塩分の過剰摂取が問題となってきました。

塩分の摂りすぎは、高血圧や腎臓病、心臓病、脳卒中などの原因となると考えられています。

その理由とは、塩分を摂りすぎると、血液中のナトリウムイオン濃度を一定に保つために水分を取るようになります。

そうすると血液量が増えて血圧が高くなり、高血圧になります。

また、水分を体外に出そうとしますから、その機能をつかさどる腎臓に負担がかかってしまうことになります。

では、適切な塩分の量はどれくらいでしょうか?

2005年版の『日本人の食事摂取基準』では、一日の塩分摂取量を男性成人で10g以下、女性成人で8g以下を推奨しています。

2013年の日本高血圧学会のガイドラインでは、一日の塩分摂取量は6g未満を推奨しています。

ところで、スーパーなどで私たちがよく目にするのが精製塩です。

次に、精製塩とは何か、天然塩や食塩との違いについて述べたいと思います。

精製塩とは何を指しているのか?天然塩との違い

精製塩とは、原塩を溶かして塩化ナトリウムの含有量を99.5%以上に精製した高純度の塩です。

または、海水からイオン交換膜透析法で、塩化ナトリウムの含有量を99%以上にしたものもあります。

イオン交換膜法とは、日本で開発、実用化された鹹水採取技術です。

海水から電気分解でナトリウムイオンを抽出して濃い塩水を作り、その後に詰めて塩の結晶にするという方法で、塩を作ります。

サラサラとしていて、水に溶けやすく、料理の時にも扱いやすいという特徴を持っています。

大量生産できるため値段も安く、品質も安定しています。

生産される過程で、ミネラル分も取り除かれ、成分はほぼ塩化ナトリウムでできています。

塩を作る方法の中に、逆浸透膜というものもあります。

この工程では、かなり細かいフィルターを使うため、ミネラル分がフィルターに詰まり、ミネラルバランスは崩れている可能性が高いそうです。

精製塩と天然塩との違いは、何でしょうか?

天然塩は、昔ながらの塩田などで自然に濃縮して作られ、塩化ナトリウムの含有量は低く、他のミネラル、つまりマグネシウムやカリウム、カルシウムなども含まれています。

天然塩の種類は、天日で乾燥させる天日塩や天日干しの途中で煮詰める平釜塩、また岩塩や湖塩などがあります。

天然塩は大量生産はできず、生産量も少なく、手間暇がかかるために値段が高いものが多いようです。

次に、食塩と精製塩の違いについてご説明します。

食塩とは?どのように作られるの?精製塩との違いとは?

私たちがよく目にする食塩とは、いったい何を指しているのでしょうか?

まず、読んで字のごとく食塩とは、食用のため精製された塩のことです。

なぜ食塩という名前なのかというと、工業用の工業塩と区別するため、こう呼ばれるようになりました。

食塩は、海水などから採取したものをイオン交換膜法で濃縮し、釜で煮詰めて作られているものが一般的です。

食塩の主成分は塩化ナトリウムで、その割合は99%以上です。

調味料や食品の保存のために使われます。

では、食塩と精製塩との違いは何でしょうか?

じつは、精製塩の意味合いは広く、食塩や食卓塩、クッキングソルトなども精製塩に含まれます。

そのため精製塩は、食卓塩とか食塩と呼ばれることもあります。

食卓塩と食塩は表記の違い?その違いとは?

食卓塩と食塩にも違いがあります。

食卓塩の原材料は天日塩や炭酸マグネシウムです。

輸入された原塩を溶かし、混ざっている雑物を除いてから、煮詰めなおして作られます。

サラサラの使い心地にするため、塩酸マグネシウムを添加しています。

また、旨味成分も配合されていますので、塩辛さに旨味も加わり、おいしくなっています。

主に食卓の上において、調味用として使います。

では、食塩とは何でしょうか?

食塩は先ほども述べたとおり、海水からイオン交換膜法で作られた塩化ナトリウム99%以上の塩のことです。

表示にはイオン膜、立釜、というふうに書かれているかもしれません。

用途は、料理の下準備や味付けから漬物作りに至るまで様々です。

このように、名前は似ていますが、単なる表記の違いではなく、材料から作り方、用途まで、少しずつ違いがあるんですよ。

次は、精製塩や食塩や食卓塩の危険性について、お話します。

精製塩と食塩のもたらす害とは何か?

天然塩との違いの一つに、精製塩や食塩には、本来の天然の塩に含まれているミネラルがほとんど含まれていないことがあります。

精製の過程で、ミネラルも取り除かれてしまうのです。

それらのミネラルは、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどですが、人間の体にとって不可欠なものでもあります。

ミネラルが含まれていない、ほぼ塩化ナトリウムの精製塩を摂りすぎると、血中のナトリウムの濃度が高くなり、のどの渇きを覚えて水分を多く摂ってしまいます。

それゆえに血液の量が増えて、血圧があがってしまい、高血圧になる危険が出てきます。

また、ナトリウムなどを分解するために、ミネラルが使われます。

精製塩には、ミネラルが含まれていないので、精製塩を分解するためには身体の中にあるミネラルを使ってしまうことになるのです。

その分解や消化にも、かなり時間がかかってしまうそうです。

このように、精製塩を摂ることは、体にとっては負担になり、体のバランスが崩れていってしまう結果になります。

毎日摂る塩だからこそ、害のない、質の良いものを選びたいものですね。

害の少ない塩の選び方は?自然塩・天然塩とは?

塩といわれるものの中にも、いろいろな種類があります。

質の良いものを選ぶと抵抗力を強めたり、胃液分泌をスムーズにしたりと様々な効果があります。

しかしながら、ぱっと見ただけでは、自然塩・天然塩と精製塩との区別がつきにくいかもしれませんね。

なぜかというと、天然塩とか自然塩、といった表示をすることは禁じられているからです。

そこでおすすめなのは、パッケージ裏などに表記されている成分表や製造方法を見ることです。

精製塩は、イオン膜や立釜などと書かれているのに対し、自然塩・天然塩は、天日とか平釜という単語が表記されています。

海水を天日干しにして乾燥させ、平釜で煮詰めつ方法で生産されるためです。

この作り方は、昔ながらの製法と言えます。

海外では、岩塩とか湖塩も自然塩・天然塩に入ります。

注意点ですが、現在では精製塩に天然成分を後で加えても、自然塩・天然塩として売ることができます。

また、パッケージに天然塩とか自然塩、といった表示をすることは禁じられています。

では、どこで自然塩・天然塩は購入できるのでしょうか。

高級スーパーやデパート、大手スーパーなど以外にも、自然塩・天然塩はネットショップでも購入できます。

パッケージに表記されている部分や説明文をしっかり見て、精製塩や食塩との違いに注意して、購入してください。

日本の天然塩は高いのですが、輸入物の天然塩なら比較的安く購入できますよ。

しかし、輸入品よりも国産の塩のほうが、表示に統一性があり、生産方法や成分表が詳しく記載されていますので、これは国産の塩を買うメリットとなります。

体にやさしい塩を選びましょう!

いかがでしたか?

精製塩の危険性について、また塩の選び方についてご紹介しました。

関心がある方は、今度デパートやスーパーに行ったとき、塩コーナーに行ってパッケージを見てみてください。

今回の記事をぜひ参考にして、精製塩と自然塩が見分けられるか、試してみてください。

そして、小さめのパッケージの自然塩を試しに買ってみて、一度使ってみられるのはいかがでしょうか?

 - 料理のポイント