醤油1リットルについての雑学。一気飲みは危険って本当?

醤油は万能調味料であり、日本の食卓には欠かせないものです。

身近な調味料である醤油ですが、使い方によっては危険なこともあります。

醤油が危険とは、いったいどういうことでしょう。

今回は、醤油1リットルの雑学についてまとめました。

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醤油1リットルが危険?

醤油は、日本の代表的な調味料のひとつです。

和食では、さまざまな料理に使われ、どこのご家庭にも常備してある調味料です。

毎日使う身近なものですから、食卓の上に置きっぱなしにしているお家もあるでしょう。

子どもの頃、醤油を舐めようとして怒られた経験がある人もいるのではないでしょうか。

好奇心旺盛な子どもは、なんでも口に入れようとしてしまいますよね。

醤油を飲むとどうなるのか、一緒に考えてみましょう。

もちろん、体に良くないということはわかります。

少量を舐めただけで「しょっぱい」と感じるのですから、それだけ塩分濃度が高いのです。

実際に、一度に醤油をどれくらい摂取すると危険なのでしょう。

実際に、醤油を1リットル飲んで、危険な状態になったという例があります。

19歳のアメリカ人の少年が、1リットルの醤油を一気飲みして昏睡状態になるという事件が過去にありました。

救急搬送された少年は、3日間昏睡状態に陥りましたが、治療のおかげで3日後に意識を取り戻しました。

なぜ、このような事態が起きたのでしょう。

醤油は毒ではありません。

毎日使う調味料です。

どのような理由で昏睡状態にまで陥ってしまったのでしょう。

1リットルの一気飲みは死に至ることも!

醤油を大量に飲むと、体にはどのような影響があるのでしょうか。

醤油を1リットル飲んだ少年は、「高ナトリウム血症」と診断されました。

高ナトリウム血症とは、血中のナトリウム濃度が上昇し、口の渇きや血圧上昇、錯乱、けいれん、昏睡、くも膜下出血などを引き起こす電解質代謝異常症のひとつです。

調味料である醤油は、塩分(ナトリウム)濃度がとても高く、摂取しすぎるととても危険です。

塩の致死量は体重1キログラムあたり3~3.5グラム程度といわれています。

体重が65キログラムだと、195~227グラムです。

醤油の塩分は、濃口で16~17%、薄口で17~18%です。

醤油1リットルには、およそ160~180グラムの塩分が含まれているのです。

醤油の致死量は、体重1キログラムあたり2.8ミリリットル~25ミリリットルといわれています。

体重65キログラムであれば、182ミリリットル~1625ミリリットルです。

もし体重が10キログラムの子どもであったら、致死量は28ミリリットル~250ミリリットルです。

28ミリリットルとなると、ありえない量とはいえません。

子どもがいるご家庭では、十分な注意が必要になります。

醤油を一気飲みすることが、いかに危険がかお分かりになるでしょう。

醤油だけでなく過剰摂取はダメ!

醤油の過剰摂取をすると、危険であることがわかりました。

しかし、この作用を悪用することもありました。

戦時中の日本では、醤油を大量に飲むと体調が悪くなることを利用して、徴兵検査前に一気飲みする人がいたそうです。

体調不良による兵役逃れを狙っていたのです。

兵役逃れのために、いろいろと知恵を巡らせていたのですね。

しかし大変危険ですので、決して真似をしないでください。

命にかかわります。

しかしながら、塩分は人の体に必要な成分です。

摂取しすぎはいけませんが、全く摂らないのもいけません。

健康な成人の場合、男性は1日8グラム未満、女性は7グラム未満の塩分摂取が推奨されています。

適度な塩分を摂取して、健康的な食生活を目指しましょう。

ちなみに、どのような調味料でも過剰摂取は危険です。

ほかの調味料の致死量も見てみましょう。

・砂糖 1キログラム
・酢 4リットル
・油 1リットル
・カフェイン 3~10グラム
・水 10~20リットル

といわれています。

水にも致死量があるとは驚きです。

なにごとも、摂り過ぎは厳禁ということです。

醤油の主流は1リットルから750ミリリットルへ

醤油についての雑学をお伝えしてきました。

醤油は、日本の食文化に深く根付いている調味料でありますが、近年醤油の消費量が減少しているといわれています。

核家族化が進んだことや、食文化が多様化していることが原因として考えられます。

それに伴い、これまで家庭用として販売されていた醤油1リットルサイズの商品に代わり、750ミリリットルや500ミリリットルの商品が主流になりつつあります。

醤油製品を取り扱う各社が、家族の人数に合わせてサイズを小さくし、「鮮度」を重視し始めました。

使いやすく、使い切れるということを押し出し、醤油の消費を復活させようとしています。

醤油は、開封すると徐々に酸化が進みます。

酸化すると風味や色が変わってしまい、美味しさも減ってしまいます。

そこで、とある醤油メーカーが、「4人家族が1カ月で使い切れる量」を800ミリリットルと推計し、750ミリリットルというサイズを主流として売り出し始めました。

このサイズが、量がちょうどよく、冷蔵庫にも収納しやすいことから好評を博し、各社が追随するようになりました。

今では、1リットルではなく750ミリリットルが主力の商品です。

洋食や中華など、食生活は多様化しています。

また、つゆや専用調味料で味付けをするご家庭も増えました。

しかし、醤油は昔から使われてきた万能調味料です。

醤油が1本あるだけで、いろいろなことができます。

ぜひ日本の伝統的な調味料である醤油を、もっと食生活に取り入れましょう。

薄口醤油の塩分にご注意

ところで、醤油はいくつかの種類に分類されています。

・濃口醤油(こいくち)
・薄口(淡口)醤油(うすくち)
・たまり醤油
・刺身醤油
・だし醤油
・昆布醤油
・減塩醤油
・うす塩醤油

とあり、種類が豊富です。

主に使われているのは、濃口醤油です。

関西地方では、薄口醤油が使われています。

勘違いされている人もいるかもしれませんが、濃口醤油を薄めても薄口醤油にはなりません。

薄口醤油は、濃口醤油の味を薄めたものではありません。

濃口と薄口の違いは、「色・香り・酸味・うま味・甘み」が薄いということです。

薄口醤油は、色や香りが薄いので、だしを生かしたいときに使われることが多いようです。

驚くべきことに、濃口醤油よりも薄口醤油の方が塩分が1割ほど高いのです。

醤油の塩分は、濃口で16~17%、薄口で17~18%であると前の項でもお話しましたね。

とある醤油メーカーで見てみましょう。

濃口醤油は、15ミリリットルで2.4グラムの食塩相当量を含みます。

薄口醤油は、2.8グラムの食塩相当量を含みます。

色に惑わされてはいけませんね。

減塩を心がけるのであれば、減塩醤油を選びましょう。

減塩醤油は、濃口醤油よりも少し値段が上がりますが、健康には変えられません。

濃口醤油が1リットル300円程度なのに対し、減塩醤油は1リットル500円程度です。

大きな差というわけではありませんので、おすすめです。

万能調味料である醤油をさらに万能に

醤油は単品でも万能調味料ですが、ひと手間加えるとさらにスゴイ万能調味料になります。

料理の味が決まらないということもありますよね。

そんなときに使える、万能醤油だれのレシピです。

【材料】

・すりおろしリンゴ 1/2個
・すりおろし玉ねぎ 1/4個
・すりおろしニンニク 小さじ1
・すりおろししょうが 小さじ1
・醤油 1/3カップ
・酢 大さじ1
・ハチミツ 小さじ3

【作り方】

すべての材料をよく混ぜて、熱湯消毒した瓶に詰めて出来上がりです。

3日ほど寝かせると、味がなじんでさらにおいしくなります。

お肉料理のソースにしても良いですし、唐揚げの下味に使うと絶品唐揚げが出来ます。

どんな料理にも使えますので、作っておくと便利です。

1リットルの醤油が使い切れない、というときにぜひ作ってみてください。

醤油の知識を深める

みなさんは、知っている雑学がありましたか。

毎日口にしている醤油ですが、知らないこともたくさんありましたね。

日本人にとって、醤油がない食生活は考えられません。

醤油の知識を深めて、さらに醤油を上手に取り入れていってほしいものです。