玄米、醗酵食などで美と健康を目指す、正しい食の情報メディア

健康人口倍増計画

小腸の役割とは!?水分のほとんどは小腸で吸収されている!

      2017/12/17

小腸の役割とは!?水分のほとんどは小腸で吸収されている!

下痢や便秘、それに伴い繰り返される腹痛などの症状に悩まされている人は、老若男女問わず多いと思います。

今回は、私達の大事な消化管のうちの「小腸」に、スポットを当ててみました。

水分の吸収は大腸で、栄養の吸収は小腸でという認識をもっていた方、必見です。

実は、水分のほとんどは小腸で吸収されていたのです!

スポンサーリンク

  こんな記事もよく読まれています

米はご飯になると何グラム?カロリーは?米の種類別にご紹介

毎日の食卓に欠かせないものと言ったらやはりご飯ではないでし...

毎日量る白米1合は何グラム?お米の単位と簡単に量る方法

白米を量る時に使う際に、「合」という単位を使います。 ...

料理本にある水1カップとは?日本と外国の計量カップ!

近年では外食をする機会が増えていると思いますが、健康面を考...

水1カップをccで表すと?計量カップ以外の計量方法とは?

計量カップにも色々ありますが、水1カップは何ccなのでし...

自宅で味噌作りをしよう!容器や大豆の大きさ選びがたいせつ

食卓に欠かせない調味料である味噌は、どこのご家庭にも必ず...

毎日飲む味噌汁だから塩分濃度0.8%でおいしく健康的に減塩を

健康を維持するには、減塩もひとつのポイントです。 塩分を...

万能調味料と近ごろ話題の醤油麹の使い方!欲張りレシピです

テレビでも紹介され、いま話題になっている醤油麹。 醤油...

生きた菌が作り出す醤油の微生物と美味しい味の関係とは!?

醤油は古くから親しまれてきた発酵調味料です。 醸造品と...

オーガニックワインに合う料理とは?ワインの種類毎にご紹介

最近では、オーガニックワインが人気を集めているようです。...

オーガニックガムシロップの様々な用途とは?料理もご紹介!

アイスコーヒーやアイスティーのお供として、ガムシロップは...

玄米を精米すると栄養量が減る?玄米のアレコレを学ぼう!

栄養豊富で健康的なことから、いま熱視線を浴びている玄米。...

美味しいお味噌汁が簡単に作れる!便利な味噌玉が今話題!

突然ですが、皆さんは、お味噌汁を食べていますか? お味...

味噌を使ったインスタント食品の作り方!味噌玉って何?

お湯を注ぐだけで、味噌汁が作れるインスタント食品は便利で...

味噌漬けした肉の作り方!安い肉が美味しい肉に変わるかも?

味噌漬けした肉は風味も良く、柔らかいものが多いですが、...

ひと手間加えるだけでワンランクアップ!味噌漬け魚の作り方

外食した際に、西京焼き・味噌漬け焼きというメニューを見か...

材料色々な味噌チゲのレシピ!魅力満載の韓国料理について

日本の和食と同様に、韓国料理も健康食として、世界中から注...

体に優しい発酵食品の味噌と豚肉を使ったレシピのご紹介

豚肉を加熱すると、お肉のタンパク質が固まって、硬くなって...

味噌を手作り!大豆選びから大豆をつぶす道具などをご紹介!

日本食というと、ご飯と味噌汁、お漬物が定番ですね。 こ...

味噌作りは塩が不可欠!おすすめの食材で手作り味噌を作ろう

なにかと手作りがブームのなかで、味噌作りも密かに注目され...

【濃口・減塩・薄口】醤油大さじ1杯の塩分を徹底調査!

今、世界的に塩分を控えることがすすめられています。 ...

スポンサーリンク


食べ物の消化吸収の流れ

排便のお話をします…。
というと、ちょっと不快に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、便の状態を知ることは、自分の健康状態を把握するうえでも、非常に大切なことです。

水分を摂り過ぎたり、逆に水分不足になったりすると、便の状態に顕著に現れますよね。

排便のメカニズムを理解するためには、まず、便がどんな過程で作られるのかを知っておく必要があります。

私達が食べた物は口から肛門まで、消化管を通って進んで行きます。
消化管は、場所によって形状や長さが、おのおの異なります。

消化管は、食道・胃・十二指腸と続き、5~6mあると言われる小腸から、1.5~2mの長さの大腸へと連なります。

ここで、消化吸収の流れについてお話します。

食べ物は食道をスッと落ちた後、胃の中でドロドロに溶かされます。
それから十二指腸に移動し、消化液と混じり合います。

胆汁は肝臓で作られた後、一時的に胆のうに蓄えられます。
胃の動きが活発になると、胆汁も一瞬にして、十二指腸へと流れ込みます。

胃の裏側に位置する膵臓からは、消化酵素が分泌されます。

そして、その消化酵素によって、ブドウ糖やアミノ酸といった栄養素に分解されます。

水分は主に小腸で吸収される

前項に引き続き、食べ物の消化吸収の流れについてお話します。

消化管から分泌される胃液や胆汁、膵液の量はどのくらいだと思いますか。

その分泌量は、1日になんと、約6ℓにも達すると言われているのです。
さらに、この6ℓに、食品中の水分や唾液を加えると、合計でおよそ9ℓくらいの量になります。

自分の体の中に、これだけの量の体液や水分があるとは驚きですよね。

前項でも少し触れましたが、私達が食べた物は胃の中でドロドロの状態ですが、消化酵素の働きによって、肉眼では見ることのできない栄養素に分解されます。

そして、この栄養素は9ℓの液体として、細長い小腸を徐々に前進しながら、体の中に吸収されていきます。

小腸に流れ込む9ℓのうち、およそ7ℓくらいはブドウ糖やアミノ酸といった栄養素と一緒に、小腸で吸収されるのです。

そして、残った2ℓと、消化されなかった食物繊維が大腸に入ります。

大腸では水分や電解質が吸収される

小腸では消化されなかった食物繊維が混ざっている、残りの2ℓは栄養素もなく、水のような状態になります。

大腸では、主に水分や電解質が吸収されます。
食べ物のカスだけが収集され、それらが塊となったものが便になるのです。

このように食べ物の形状の変化は、腸のどこを移動しているかに関わっていますが、同時に便の形状は大腸を進む速度に関係しています。

その理由を、今からお話しますね。

大腸に流れ込むとき、食べ物はほぼ液体の状態になっています。
そのため、水分が吸収されずに大腸を素通りしてしまえば、水便になります。

いわゆる、たまに襲われることがある、下痢の状態ですね。

逆に、大腸の通過時間が長ければ長いほど、水分の吸収は行われます。

その結果、便が黒いカチカチ状態になってしまい、排便されにくくなってしまうのです。

こうなってしまうと、トイレタイムが地獄の時間へと変わってしまいかねません。

便の量は、食べ物の量と比例します。
食べた量と便の量が、あまりにも差があるのは、それほど体が栄養を吸収しているということです。

しかし、便の量が少なすぎる人もいます。
便の量が少ない原因は、食物繊維不足が考えられます。

食物繊維が不足すると腸内環境が悪化し、便が正常に作られずに、うまく排出できなくなってしまいます。

そういった場合は、野菜や海藻などの食物繊維を多く含む食べ物を、積極的に摂取するようにしましょう。

水分は小腸や大腸で吸収され排出される

小腸は上から十二指腸・空腸・回腸の3つに分けられます。

小腸は日常生活において、あまり気にすることのない臓器ですが、私達の体の中で重要な働きをしてくれています。

小腸の働きは、排尿にも大きく関わっています。
そこで、排便だけでなく、排尿のメカニズムについても知っておきましょう。

私達は、血液中に溶け込んだ老廃物を、尿として体外に排出しています。

口から飲んだ水分は、食道⇒胃⇒十二指腸と通過し、小腸で吸収されます。
そして、吸収された水分は、血液にのって全身を巡ります。

大腸でも水分は吸収され、一部は便とともに排出されます。
そして、左右一対の腎臓の働きによって、体液量を調節しているのです。

全身を巡った血液は、毛細血管を経由して腎臓の中で、ろ過されます。
腎臓で作られた尿は、尿管という管を通って、膀胱に流れ込みます。

膀胱とは、腎臓から送られてくる尿を、一時的に溜める袋みたいな臓器です。

膀胱に尿が一定量たまると、脳から「出せ」の指令が出て、膀胱から押し出された尿は、尿道を通って排泄されます。

小腸などの腸内環境改善のためにやるべきこと

ここでは小腸などの腸内環境改善のために、やるべきことをご紹介します。

☆硬水をこまめに摂取

水といっても、スーパーやコンビニで売られているような、ミネラルウォーターが最も適しています。

ミネラルウォーターには、軟水と硬水があり、日本でおなじみなのは、軟水です。

ですが、海外で飲まれている硬水には、便秘薬にも含まれているマグネシウムなど、便通を良くしてくれる成分が含まれています。

一度にたくさん飲むのではなく、こまめに飲むことにより、いつも腸に水分がある状態を保てます。
そうすると、腸の働きも良好になり、便秘の改善にも効果が期待できます。

水分は食事や飲み物などから、1日に3~5ℓほどの量を摂取しています。

食事から摂る水分が不足しているときは、腸内環境の悪化を防ぐためにも、しっかりと飲み物からも水分を吸収しましょう。

食事量とのバランスを考えながら、水分を摂取することが大切です。

☆朝食にバナナ

朝は時間に追われて、バタバタと忙しいですよね。

そんなときには、バナナを食べましょう。

食べ終わるのに時間も掛かりませんし、バナナとヨーグルトを一緒に食べると善玉菌が増えるので、良いことだらけですね。

☆食物繊維たっぷりの味噌汁

ごぼうなどの根菜と、ワカメなどの海藻類が具の味噌汁を飲むことで、食物繊維がたくさん摂れます。

気を配って欲しいのが、水溶性食物繊維と不水溶性食物繊維の、両方を摂取することです。

水溶性食物繊維は海藻類や果物、こんにゃくなどに含まれている食物繊維です。
悪玉菌や脂質などの吸収を、穏やかにしてくれる効果があります。

反対に、不水溶性食物繊維は、根菜などの咀嚼回数が多くなるものに、たくさん含まれています。

そして、その繊維質は腸内でも溶けずに、悪玉菌などを絡め取って、体外に便として排出してくれます。

この2つの食物繊維を、バランスよく摂取することで、腸内環境改善効果が期待できます。

☆インナーマッスルを鍛える

腹筋が弱いと、便をうまく押し出すことができないので、便秘になることがあります。

下半身と上半身を繋げる腸腰筋、つまりインナーマッスルと呼ばれる、お腹の内側の筋肉を鍛えましょう。

小腸などの腸内環境改善メニュー

腸内環境は、全身の健康状態に大きな影響を与えます。

健康増進のためにも「押麦のヨーグルトスープ」を作って、小腸などの腸内環境の改善を行いましょう。

トローリとしたスープに、押麦のプチプチ食感も楽しめて、消化吸収も良いですよ。

【材料 約3人分】

・押麦 大さじ軽く3杯(30g)
・玉ねぎ 1/4個(50~60g)
・卵 1個
・プレーンヨーグルト(無糖) 1カップ(200g)
・小麦粉 大さじ2
・水 400cc
・塩 小さじ1/4~1/2
・コンソメ 1個
・バター 10g
・こしょう 少々
・パセリ・バジル・オレガノ等ハーブ類 お好みで適量

【作り方】

①押麦はザルに入れて軽く洗い、玉ねぎはみじん切りにしましょう。

②鍋に卵を入れ、ヨーグルト・小麦粉を入れたら、よく混ぜます。

③そこに水と塩を加えて、さらによく混ぜ、コンソメとバターを加えます。

④鍋を火にかけ、焦げ付かないようにかき混ぜながら、中火で加熱しましょう。
沸騰したら弱火にして、時折り混ぜながら、10分くらい煮ます。

⑤こしょうと刻んだハーブ類を入れ、さらに弱火で8~10分くらい煮込みます。

⑥味見をして、お好みで塩こしょうで味を整えたら、出来上がりです。

小腸を大事にしよう

いかがでしたか。

小腸は目立たないところで毎日頑張ってくれている、とても大事な臓器だということがよくわかりましたね。

腸内改善のためにも、腸に良い食べ物を積極的に摂取したり、インナーマッスルを鍛えるようにしましょう。

 - 健康管理