ホームベーカリーを使いこなすには?知っておきたい発酵温度

自動で簡単にパンが作れる「ホームベーカリー」。
パン以外にも、ピザの生地や餃子の皮なども作れて、とても便利ですよね。

パン作りで重要なのは、生地を発酵する温度です。

もちろん、ホームベーカリーでは、自動で温度調節を行ってくれますよね。

しかし、ホームベーカリーだけに頼らず、発酵の温度や時間の目安を知っておくと、よりホームベーカリーを使いこなすことができますよ。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

家で焼肉をしよう!ホットプレートの使い方等の工夫で美味しく焼ける!

焼肉…、人を魅了するとても魅惑的な食べ物です。しかし、外食ですと高くついてしまいます。...

ラクちん!お財布にやさしい醤油ベースの手作りドレッシング

野菜サラダを食べるときに欠かせないのが、ドレッシングですね。皆さんは、どんなドレッシングがお...

豆板醤・コチュジャンは代用できる?甜麺醤も代用できるの?

豆板醤・コチュジャン・甜麺醤(テンメンジャン)は、中華料理には欠かすことのできない調味料ですよね!...

丸めるだけでカンタンにおいしい味噌汁!味噌丸の作り方

今日、あなたは味噌汁を飲みましたか?食生活が豊かになり、味噌汁を飲む機会が減っているといわれ...

あまったシチューのルーを有効活用できる4つのレシピ

家族がたくさんいて食べきれる場合は良いですが、シチューのルーはあまりがちですよね。次にシチュ...

鯖の味噌煮は冷凍保存できる?保存する時のコツや注意点など

鯖の食べ方といえば、塩焼き、みりん干し、味噌煮…。特に味噌煮は美味しいですが、あまり目立つ調...

体に良くておいしい!玄米ピラフを圧力鍋で作る時短レシピ

玄米は体に良いことはわかっているけれど、硬くてポソポソしているからおいしくないと思っている方は多い...

目指せお店の味!スポンジケーキをしっとりさせる方法とは?

ケーキの基本中の基本”スポンジケーキ”。手作りする人の中には膨らまない、パサつくなど悩んでいる...

忙しい朝にも便利な味噌玉レシピ特集!人気の秘密はなに?

数年前から味噌玉という言葉を耳にする機会が多くなりました。今ではすっかり人気になった味噌玉で...

1人暮らしに便利!電子レンジとオーブンレンジを使うレシピ

1人暮らしの方は、自分の為だけに食事を作るのが面倒な時があるのではないでしょうか。そんな時は...

醤油の薄口と濃口の違いって?料理で上手に使い分けよう

醤油といっても、地域や製法により、それぞれの持ち味があります。そのため、風味や味も異なるもので...

オーガニッククッキーの作り方。その魅力とレシピとは?

オーガニックのお菓子を作ってみたいと思いませんか?せっかくお菓子を作るのなら、体に良いものを...

キャベツたっぷり!冷凍すればお好み焼きを長期保存できる!

シャキッとしたキャベツたっぷりのお好み焼きは、お祭りの屋台やご家庭でも簡単に作れるの、に美味しく人...

ヘルシーなてんさい糖を上白糖の代用にしてみませんか

てんさい糖という名前を聞いたことはありますか?近年、健康志向の甘味料ということでその名が上げ...

白米と玄米の研ぎ方!すすぎの回数や研ぐ回数はどのくらい?

ご飯を美味しく召し上がっていますか?研ぎ方に気をつければ、いつもの白米や玄米が、もっと美味しくな...

スポンサーリンク

ホームベーカリーの特徴と使い方

家電量販店に足を運ぶと、多くのメーカーから多種多様なホームベーカリーが販売されています。

どれが良いか、迷ってしまいますよね?

ですが、基本的な操作や、工程はどれも変わりません。

どこが違うかというと、ドライイーストの自動投入があるものとないもの・釜の違い・ヒーターの違い・付属品の違い・焼き上げ時間の違いなどが挙げられます。

これらにより、ホームベーカリーの値段が大きく変わります。
なので、購入するときは、自分好みの機能や値段を比較してみましょう。

使い方は、簡単にできているものが多いです。

まずは、釜にパンこね用の羽根をつけて、ホームベーカリー本体にセットします。

材料をレシピの通りの分量で、説明書にある手順で投入します。

このとき、イーストが水に触れてしまうと、発酵がうまくいかない場合があるので、注意しましょう。

イースト自動投入機能のあるものは専用の投入口があるので、分けて入れましょう。

説明書にある手順でコースや焼き色、タイマーなどのセットをして、スタートボタンを押します。

食パンの場合は焼き上がりまで自動でこねて、温度を調節して作ってくれます。
終了の合図が鳴ったら、釜から出して出来上がりです。

以上が、基本的なホームベーカリーの使い方です。

次に、1次発酵と2次発酵についてご説明します。

1次発酵と2次発酵の違いは?

ホームベーカリーの使い方は分かったかと思いますが、そもそもパンの作り方は知っていますか?

パンを作る工程をざっくり説明すると、

【材料の計量→混ぜてこねる→1次発酵→ガス抜きして成型→2次発酵→予熱したオーブンで焼く→完成】

となります。

パンを作るときの大切なポイントが、発酵です。

「パンの発酵は、どうして2回もするの?」
「膨らむから1回でいいのでは?」

と、思う方もいるでしょう。

これには、理由がちゃんとあります。

1次発酵は、生地全体を膨らませる役割があり、酵母によるパンの風味も、このとき作られます。

このときの生地の温度は27~30度で、生地が1.5~2倍になるまで、60分前後寝かせます。

2次発酵は、1次発酵の後にパンを成型したときに、ガスが抜けて小さくなった生地を、再度膨らませる役割があります。

2次発酵は、1次発酵より高めの温度の36~38度で、30~40分寝かせます。

どちらも湿度は80%程度に保ち、生地を乾燥させないように気をつけましょう。

イースト菌が好む温度はどれくらい?

1次発酵と2次発酵の違いはわかりましたか?

次に、イースト菌についてお話します。

イースト菌とは、微生物の一種で、生きています。

イースト菌には好む温度や湿度があり、逆を言うと、適切な温度や湿度が守られないと、うまく働けません。

イースト菌は、糖を養分として、アルコールや有機酸、炭酸ガスなどを発生させます。

ガスの気泡によって、生地が膨らむ発酵が起き、アルコールと有機酸が、パン特有の風味を生み出します。

このようにイースト菌は、パンになくてはならない働きをしてくれるのです。

では、適切な温度や湿度とはどれくらいでしょうか?

イースト菌が最も活発になる温度が「30度」です。
10度以下になると、ほとんど発酵せず、50度以上で死滅してしまいます。

パンを作るとき、よく発酵温度は40度でというのを見かけますが、大切なのは生地本体の温度を調節することと覚えておきましょう。

適切な湿度は80%です。

生地とお湯を入れたカップを箱型のものに入れて、ビニールを被せると、湿度が保たれやすくなります。

ホームベーカリーだと、この温度や湿度の管理が、とても簡単です。
発酵だけ頼るという使い方もありますね。

季節によって発酵に必要なお水の温度が変わる

発酵に必要な温度が分かりましたね。

しかし、室温は季節によって、かなり変わります。

夏の場合は、エアコンを付けても室温が高くなりますし、冬は逆に低くなりますよね。

イーストは温度に敏感なので、季節も考えて、温度調節しなければなりません。

温度の調節には、材料を投入するときの、お水の温度が大切です。

暑い夏は常温や、やや冷たいお水を使い、寒い冬はぬるま湯を使って、生地のこね上げ温度が27~30度になるように調節します。

夏のように室温が高いと、発酵が進みやすいため、ホームベーカリーでも調整が必要です。

投入するお水を冷たくしたり、生地の様子を見て十分に膨らんでいたら、発酵時間を減らすと、過発酵を防げます。

冬のように室温が低いと、発酵が進みにくくなるので、ホームベーカリーでも、ぬるま湯を使いましょう。

温度が大事!ホームベーカリーで発酵させてあんパンを作ってみよう

それでは、ホームベーカリーで生地を発酵させて、あんパンを作ってみましょう。

☆子供に人気のあんパン

【材料 12個分】

●パン生地
・強力粉 250g
・薄力粉 50g
・スキムミルク 10g
・砂糖 10g
・バター 10g
・塩 3g
・お水 180cc
・ドライイースト 4g

●フィリング
・つぶあんorこしあん 300g(お好み量)

・黒ごま 少々(飾り用)

【作り方】

①パン生地の材料をホームベーカリーに投入し、生地づくりのコースでスタートします。
このとき、季節や室温によって、お水の温度を調節します。

②1次発酵が終了したら、すぐに生地を取り出し、12等分して丸めます。
次に、お水でぬらした布巾を軽く絞ってかぶせ、10分間ベンチタイム(生地の休憩)をします。

③ベンチタイムが終わったら、生地を平らにのばしながら、軽くガス抜きをします。

④生地をひっくりかえして、あんこをのせて包んでいきます。

⑤包んだら、とじ目を下にして、クッキングシートを敷いた天板に並べます。
丸めた生地の上に、黒ごまをトッピングします。

⑥湿度を80%に保ち、生地温度も36~38度になるようにして、2次発酵をします。
目安は、生地がひとまわり大きくなるくらいです。

⑦180度に予熱したオーブンで11~12分焼いて、出来上がりです。

このように、材料をこねて1次発酵するまでホームベーカリーに頼ると、その間に他の用事もできるので、効率的ですね。

あんこに限らず、この生地でウインナーやチーズを入れても、美味しくできますよ。

アレンジ編!ホームベーカリーの発酵機能でピザ生地作り

ホームベーカリーを使ったパンのアレンジレシピをご紹介しましたが、パン以外にもアレンジができるのをご存じでしょうか。

ピザや肉まん、餃子の皮なども、ホームベーカリーの発酵機能で作れるのです。

今回は、ピザ生地の作り方をご紹介します。

☆簡単!ふっくらピザ生地

【材料 2枚分】

・強力粉 150g
・薄力粉 150g
・オリーブ油 20g
・スキムミルク 10g
・砂糖 10g
・塩 3g
・お水 180cc
・ドライイースト 5g

・トッピングの具 お好みのもの

【作り方】

①材料をホームベーカリーに投入し、生地作りモードでスタートします。
発酵しやすいように、お水の温度を調節してください。

②1次発酵が終わったら、生地をすぐに取り出し、2等分にして丸めます。
お水でぬらした布巾を絞ってかぶせて、15分間ベンチタイムをおきます。

③ベンチタイムが終わったら、生地をクッキングシートにのせて、丸く平らにのばします。
生地にフォークで穴を開け、好きな具をトッピングします。

④180度に予熱したオーブンで15分焼いて、出来上がりです。

このように、ピザ生地は2次発酵もいらないので、簡単に作れます。

さらに、ピザは買うと、結構いい値段がしますよね。

ホームベーカリーがあると、簡単に家でピザパーティーもできますし、リーズナブルなのでおすすめです。

ホームベーカリー発酵で作れるものがたくさん!

いかがでしたか?

イーストが働きやすい温度を知ることで、発酵がうまくできます。

そして、ホームベーカリーを活用することで、さらにバリエーションが増えます。

基本を知ることで、機械にトラブルがあってもうまく対処できて、アレンジメニューにも挑戦しやすくなります。

ホームベーカリーを使って、美味しい手作りパンを食卓に並べてみませんか?