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栄養を吸収するためにはよく噛んだほうが良い理由

      2017/09/22

栄養を吸収するためにはよく噛んだほうが良い理由

小さい頃、お母さんに「よく噛んで食べなさい」と言われませんでしたか?

その理由には、栄養の吸収が大きく関係しているようです。

ここでは、「なぜよく噛んだほうがいいのか」、「噛むことについて」をいろいろとまとめました。

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よく噛んだほうが良い理由

ご飯を食べるときには、もちろん噛んで食べますが、よく噛んだほうが良いのは、なぜなのでしょうか。
まずは、よく噛んで食べることの大切さについて知りましょう。

食べ物を食べるとき、噛むことで唾液が出てきます。
その唾液と食べ物が混ざると、アミラーゼが活発になります。

アミラーゼとは、唾液の中に含まれる「消化酵素」です。

そして、唾液にはアミラーゼだけではなく、IgAという抗体がも含まれています。
この抗体は、免疫力を高めてくれる働きを持っています。

また、食べ物をよく噛むことは、脳の発達にも大きく関係するようです。

そのため、噛むことは消化や吸収に必要なことであり、さらに、栄養の吸収をより高くするためには欠かせないことなのです。

そのままでは飲み込むことができない食べ物を、噛んで小さくするだけではないのですね。

ちなみに、よく噛むことでアゴが発達して歯列が良くなったり、フェイスラインもすっきりする効果も期待できます。

栄養吸収に大切な小腸

よく噛んだほうが良いという理由は、お分かりいただけたでしょうか。

よく噛むことで、栄養の吸収効果が高まります。

その大切な栄養ですが、ほどんどの栄養素は体の小腸で吸収されます。

そして小腸を広げてみると、実はとっても長く、長さは6~7メートル、直径4~5センチにもなります。

小腸はテニスコート1面分あるとよく言いますが、体の中にそんな広い範囲を占める小腸がつまっているなんて、想像しにくいものです。

テニスコート1面分と言われるわけには、小腸の粘膜にある絨毛(じゅうもう)が理由です。

この絨毛には、さらに細かな微絨毛が、ブラシのようにたくさん細かく並んでいます。
微絨毛がびっしりとたくさん並んでいるので、小腸は広げると、とても広い表面積になるのです。

そのため、テニスコート1面分と言う面積で例えられているのです。
小腸は6~7メートルと、とっても長いので、消化や吸収に時間がかかってしまうのも納得ですね。

よく噛んだほうがダイエットに良い

ご飯を食べるときは、よく噛んだほうがダイエットに効果的なことをご存知でしょうか。

よく噛むことで、満腹中枢が刺激されます。

満腹中枢が刺激されると、脳に「お腹がいっぱい」という情報が送られます。

そのため、ダイエットには噛むことが非常に効果的です。

反対に、しっかりとした食事の量を食べているのに足りないという人は、早食いの傾向にあります。
肥満の人に食べるのが早い人が多いのも、それが関係しているのでしょう。

肥満防止のためにも、しっかりと噛むことが大切です。

そして、ダイエットに良いのは、それだけではありません。

よく噛むことで、小顔にも効果的です。
しっかりと噛むと、口の周りの筋肉が引き締められます。

フェイスラインが引き締められるので、たるみ、むくみなどにも効果があります。

顔のシワなどを気にしている人も、よく噛むことを心がけて食事をとりましょう。

よく噛むことは、栄養の吸収だけではなく、ダイエットにも良いのです。

よく噛んだほうが脳に良い

他にも、よく噛んだほうが良い理由は、まだあります。

こちらも、先ほどに続いて、消化や栄養吸収以外の理由です。

その理由は、脳の活性化のためです。
よく噛むということは、記憶力の向上に効果的です。

また、日本は高齢化社会とも言われているように、お年寄りが多いです。

そのため、認知症になっている人も多いと言えるでしょう。
この認知症にも、よく噛むことが非常に良いのです。

なぜなら、よく噛むことで脳の神経が刺激されて、脳へ流れる血液量も増します。

つまり、脳へ流れる血液量が増えることで、脳が活性化されるのです。

そして、この認知症になる確率は、あることが大きく関係しています。

それは、自分の歯があり、よく噛めることと、入れ歯で硬い物が噛めないということです。

食べ物がよく噛めるということは、こういったことにも関係しているのです。
「自分の歯は大切に」と、よく言われているのは、このような理由も関係しているのです。

栄養の吸収を良くする食べ方

最近では、お年寄りだけでなく、若い人でも健康志向の高い人が、とても多くみられます。
そのため、しっかりと栄養を吸収するために、よく噛んで食事をする人も多いです。

しかし、なかには、早食いが癖になってしまっている人もいます。

よく噛んだほうが良いのは分かっていても、今までの食べ方を変えるのは、なかなか難しいものです。

早食いは、消化や吸収にも悪いので、時間はかかっても直したほうがいい食べ方です。

そんな早食いを直したいという人は、以下のことを意識して食事を摂りましょう。

●ゆっくりと食べる

急いで食べずに、ご飯をゆっくりと味わいながら食べましょう。
硬い食べ物、柔らかい食べ物など、食べ物それぞれ噛みごたえが違います。

柔らかくない食べ物は、ひと口で30回は噛むように気を付けて食べましょう。

●口に食べ物が入っているときは飲み物を飲まない

これは、意外とやってしまっている人が多いです。

食べ物が口の中に入っているときは、飲み物を飲まないでください。
飲み物で食べ物を流し込んでしまうと、あまり噛んでいない物も胃に流し込まれてしまいます。

栄養の吸収を高める方法

よく噛んだほうが、栄養の吸収をより高めることができることは、お分かりいただけたでしょうか。

しかし、よく噛むことのほかにも、栄養の吸収を高めることのできる方法があります。

食べ物には栄養が含まれていますが、その栄養をきちんと取り込むための消化・吸収の機能は体にそなわっています。

方法とは、その消化・吸収機能が働きやすくなるために、調理を工夫することです。

腸の吸収は、若い頃は良くても、年齢と共にだんだんと衰えて、吸収が悪くなってしまうものです。

年齢を重ねて経験したことがある人が多い例が、昔は普通に食べることのできた物で、胃もたれしてしまったりするという例です。

体調が悪いことでも、消化吸収は悪くなってしまいますが、そうではないのであれば、それは年齢による腸内環境が原因でしょう。

ですが、調理法を工夫すれば、普段よりも食べやすくなったり、食材の栄養をより吸収することが可能です。
例えば、油に溶けやすいものは、油で調理すると吸収しやすくなります。

また、鉄分を多く含んだほうれん草などは、魚や肉と一緒に料理すると鉄分が吸収されやすくなります。

このように、食材の組み合わせ次第で、腸に吸収されやすい食事を摂ることができるのです。

よく噛んだほうがいろいろと良い

食べ物をよく噛んで食べたほうが良い理由が、お分かりいただけたでしょうか。

しっかりと噛むことで、栄養の吸収が違うのです。

早食いをしてしまっているなら、健康のためにも、ゆっくり食べることを心がけてみてはいかがでしょうか?

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