気になる!保育園で1歳児はどんな食事を食べているのか?

保育園に1歳児を預けている方、自宅ではどんな食事をしていますか?
今はベビーフードも充実しているので、自宅で作らなくても手軽に食事できます。

保育園に預けていれば、昼ごはんやおやつは保育園で食べますが、1歳児はどんな食事をしているのでしょうか?

自宅でもよく食べているものから、滅多に食べないものなど様々な食事をしているので、紹介していきます。

保育園のアレルギー用の食事は?

日本ではアレルギーを持っている子供が年々増えています。
和食を食べる家庭が減り、欧米食のパン・油や動物性たんぱく質を摂る食事が増えたのが原因の1つだと思います。

1歳児から食事が普通食になっていくので、いろんな食材を食べ始めるでしょう。
そのため、今までは大丈夫だった食材でアレルギー反応が起こる可能性があります。

アレルギーが多い食材は卵、乳・小麦粉・大豆・そば・落花生・米が7大アレルギーと呼ばれる食材です。
アレルギー食材は、調味料にも入ってる場合もあるので、原材料もしっかり見ないとダメです。

また、軽度なものから重度なものまであるので、アレルギーの食材でも少量であれば食べられることもあるので、個人個人によって変わります。

保育園の場合は各家庭がどうしたいのかを聞き、それにあった対応をします。
今は代用品も多いため、小麦粉なら米粉・乳なら豆乳など代用品を使うことで、1品丸々除去しないようにしています。

保育園で1歳児はどんな食事を?

保育園に1歳児を預けている方はどんな食事をしているか知っていますか?

1歳児だと、ちょうど離乳食完了期か普通食が始まる頃です。
いろんな家庭があるので食事の進み方は様々ですが、早い家庭だと大人とほとんど一緒の食事をしていると思います。

保育園でも、1歳児になったばかりだと、まだ離乳食完了期の食事をする子が多いですが、3か月も経てば普通食を食べてる子と食事の差が大きく出ると思います。

では、どんな食事をしているでしょうか?

実は、大人とほとんど変わりません。
味付けは少し薄めですが、食べてるものは大人と同じように、和食・洋食・中華と食べています。

ただし、生もの・刺激の強い香辛料・味の濃いものなどは避けています。
ジュース・お菓子などの砂糖が多く使われてるものも、依存性が高くカロリーも摂ってしまうためごはんを食べなくなってしまうので控えているところが多いです。

3歳までに味覚が決まると言われているので、1歳から味の濃いものを食べ過ぎると、それが定着してしまい、和食などの素材を生かした薄味の食事を食べなくなってしまいます。

1歳児は何食食べればいい?

大人は朝昼晩3食+間食ですが、1歳児は何食食べればいいのでしょうか?

実際のところ1歳児も朝昼晩3食+間食で大丈夫ですが、食べる時間をある程度決めておくと、子供のリズムが整います。

保育園での間食は、朝の9時とお昼の3時などと決めておき、子供のリズムを整えているので、自宅で間食するときも何時に間食をするか決めておくといいと思います。

子供にとってのおやつは捕食の意味合いの方が強く、3食食べても補えきれないエネルギー・栄養素を摂るための食事と考えられているので、おやつ=お菓子ではなく手作りのおにぎりやさつまいもを茹でたものなどで大丈夫です。
素材そのものを食べることで、薄味に慣れたり、準備するのも手間がかかりません。

砂糖がたくさん入ってる市販のお菓子は、子供の味覚を刺激してしまい、習慣になってしまうので気を付けてください。

1歳児は大人の食事も食べられる?

大人と子供で食事を分けている方もいると思いますが、1歳児なら一緒のものでも食べることができます。

離乳食を食べている1歳児でも、ごはん・汁物は大人と一緒で、おかずだけ野菜・魚を中心に食事を作り、具材を小さじのスプーンにのるくらいの大きさに切れば、子供も食べることができます。
保育園で使う調味料は、砂糖・塩・醤油・味噌・みりんの使用頻度が高く、量も風味付け程度です。
基本的にはかつお・昆布などの出汁の味や、野菜を煮たときに出る野菜の甘さをベースにして、味付けをすればいいと思います。

肉を食べる時は、豚肉・牛肉は脂肪が多いため控えたほうがいいでしょう。
鶏の胸肉やささみを使うと低カロリーでたんぱく質も摂ることができ、子供と同じ食事を食べることができます。

子供用に食事を作っていると、子供と大人が別々に食べることになりやすいので、同じ食事を作ることで家族全員で食べることができ、子供にとっても楽しい時間になるでしょう。

自宅で再現!1歳児が食べている保育園食事レシピ

自宅で大人と1歳児が一緒に食べられる食事として、何を作ったらいいのでしょうか?
そう悩む方も多いと思いますが、保育園で作っている食事を紹介します。

■白身魚の生姜煮
材料
お好きな白身魚・大根・人参・生姜
出汁・醤油・酒・砂糖

1.大根・人参はいちょう切りにし、生姜はすりおろします。

2.1の野菜・白身魚を入れ調味料をすべて入れ煮込みます。
出汁100ミリに対して醤油・酒・砂糖を7:5:7の割合で入れるとちょうどいい味になります。

■きゅうりのおかか和え
材料
きゅうり
かつおぶし・醤油

1.きゅうりを3センチの棒状に切り、茹でる。

2.スプーンで切れるくらい柔らかくなったら、かつおぶし・醤油を和える。

■野菜たっぷり重ね煮味噌汁
材料
野菜(2~3種類)
味噌

1.野菜を1センチの角切りにして、鍋に入れて水・味噌を入れる。
野菜が柔らかくなったら、完成。

材料を切れば、後は煮込めばでき上がりですが、野菜もたくさん摂れるのでオススメです。
分量を書いていないですが、野菜は自宅にあるものを使っていいので、味見しながら調整してもらえれば大丈夫です。

保育園でも食べている1歳児のおやつ

1歳児になれば、食事と食事の間におやつをあげる機会も増えると思います。

アカチャンホンポなど、子供用品が多く取り扱ってるお店だと、月齢に合わせたおやつも多くありますが、アレルギーがある子だと原材料が気になりますし、市販のおやつはやはり砂糖が多く入っています。

簡単に作れるおやつはたくさんあるので、保育園でも作ってるおやつを紹介したいと思います。

■おかかおにぎり
ごはん 60グラム
鰹節 0.5グラム
醤油 少々(数滴)

1.材料をすべて混ぜて、小さいおにぎりを2~3個作る。
ゆかりやごまなどバリエーションを変えることもできます。

■茹でさつまいも
さつまいも 1本

1.さつまいもを1センチくらいの輪切りにして、つまようじがスッーと刺さるまで茹でる。
季節に合わせて、とうもろこしやかぼちゃなどに代えてもいいです。

■マカロニきなこ
マカロニ 20グラム
きな粉 4グラム
砂糖 2グラム

1.きな粉と砂糖を合わせる。
2.マカロニを柔らかく茹で、水気を切り1と合わせる。

■りんごのレモン煮
りんご 1個
レモン汁 10ミリ

1.りんごの皮を剥き、厚めのいちょう切りにする。

2.鍋に1のりんご・レモン汁・水10ミリ入れて、蓋をして弱火で炊く。
時々鍋を揺すり、りんごが透明になれば火から下ろす。

どれもすごく簡単で、大人からするとおやつとは思えないかもしれないですが、子供からすると立派なおやつになります。

1歳児は立派な大人

1歳児だとどんな食事をすればいいか悩む方多いと思いますが、大人と一緒で大丈夫です。

子供の食事の進み具合によって、食材の大きさ・量を変えたりして、子供の成長を見ながら食事を作ってみて下さい。

日によって食べたり・食べなかったりとすると思いますが、子供にとっては毎日チャレンジの日々なので、温かく見守ってあげて下さい。