お米が黄色い!と思ったらチェックしておくべき原因と対策

お米が黄色い!

そんな時、まず確かめてほしいのは、「炊く前から黄色いのか、それとも炊いてから黄色くなったのか」ということです。

あなたの家のお米が黄色い理由は、ひとつではありません。

鮮度や湿気、保存方法や炊き方によるものなど、その原因は様々です。

今回は、お米が黄色い原因と、その対策について、いくつかご紹介していきます。

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炊く前からお米が黄色い理由①【鮮度が落ちている】

炊く前からお米が黄色い!
そんな時に考えられる理由は、なんでしょうか。

まずは「米自体の鮮度が落ちたことによる色の変化」が考えられます。

野菜やお肉と同じように、お米にも鮮度があります。

ほとんどの場合、米袋には収穫日と精米日の記載しかされていないために、特に賞味期限などはないと思われがちなです。

お米ですが、そんなことはありません。

実は、お米を美味しく食べられるのは開封後、1ヶ月程度までです。

保存方法によっては、2ヶ月程度であれば保存が可能ですが、基本的に日が経つごとに、お米の鮮度は落ちていってしまうのです。

多くの食品がそうであるように、お米も酸化します。

酸化は空気に触れることによって起こる科学反応のことで、色や味・香りなどを劣化させる原因になります。

「買ってきた当初のお米は気にならなかったのに、最近、なんとなく黄ばんでるように見える」

そんな時は、お米の鮮度が落ちている可能性がありますので、できるだけ早く食べきりましょう。

炊く前からお米が黄色い理由②【カビが生えている】

カビが生えたことによって、お米が黄色くなっている可能性もあります。

お米は、非常に湿気に弱い食べ物です。
水場の近くや、じめじめしたところに置いておくと、すぐに悪くなってしまいます。

「買ってから1ヶ月も経たないうちに、お米が黄色くなる」というあなた。
もしかして、濡れた手でお米を扱ったりはしていませんか。

湿気が原因でカビが生え、黄色くなったお米のことを「黄変米」と言います。

黄変米は、長い間食べ続けると、人体に影響を及ぼします。

なぜなら、黄変米の原因であるカビは、わたしたちの肝臓や腎臓に障害を与える毒素を、大量に生成するからです。

「全体ではないが、何粒かが黄色いお米」には、充分に注意してください。

ちなみに、お米を保存するのは、本来、冷暗所でなければなりません。
なので、お米の保存場所で最も適切なのは、冷蔵庫の中なのです。

お米は、かさばるので、なかなか冷蔵庫には入れづらいかもしれません。
ですが、省スペースで使える専用の保存容器なども売られていますので、ぜひ使ってみてください。

炊いてからお米が黄色い理由①【精米不足】

炊く前に、お米が黄色い場合の原因は、以上の2つです。

では、「炊く前は白かったのに炊いたら黄色い」という場合には、どのような原因があるでしょうか。

まず、ありがちなのが「出荷前の精米不足」です。
精米とは簡単に言うと、「玄米を白米にする作業」のことです。

白いお米を作るには、稲を収穫し、籾(もみ)から玄米を取り出した後、茶色いヌカを削り取る必要があります。

普段、わたしたちがスーパーなどで購入するお米は、すでに精米が済んだものです。
この精米が不十分だと、お米が炊き上がった際の色が、黄色がかって見えることがあるんですね。

また、精米でヌカを削る際、通常は胚芽という芽や根が出る部分も一緒に取り除かれます。
しかし、これが残っていても、お米を炊くと黄色く見えるようになります。

この場合、ヌカが残っている時とは違い、黄色くなるのはお米一粒の一部分、正確には頭の一片だけです。

ちなみに、ヌカと胚芽は食べても問題はありません。
むしろ胚芽は、非常に栄養価の高い部分です。

多く残っていると、通常のものよりは、やや硬く感じるかもしれませんが、身体に悪影響はないので安心してください。

炊いてからお米が黄色い理由②【炊飯器の劣化や保温状態】

上記までは、お米に問題があるパターンについてご紹介しましたが、炊飯器が原因の場合もあります。

実は、炊飯器の内釜には寿命があります。
材質や使い方によって、ばらつきはありますが、通常であれば、その寿命は大体3~4年程度です。

古くなり劣化した内釜についた汚れは、お米の黄ばみの原因となるだけではなく、炊き上がりの質も悪くさせてしまうのです。

また、保温温度が高い場合には、炊きあがったお米の中で「アミノ・カルボニル(メイラード)反応」が進んでいきます。

アミノ・カルボニル(メイラード)反応とは、糖とアミノ酸を加熱した時に見られる褐色物質、メラノイジンを生み出す反応のことです。

アミノ・カルボニル反応は、温度が高いほど起こりやすくなります。

一般的な炊飯器の保温温度は50~70℃程度ですので、充分に反応が起こる温度です。

長く置けば置くほど、黄色いお米になる確率は高くなります。

炊きあがったお米は時間を置かず、すぐに冷蔵庫、もしくは冷凍庫に保存するように心がけましょう。

ちなみに、炊飯器によっては30時間など長時間保温しても美味しく食べられるよう、温度を低めにできる設定があるものもあります。

ご自宅の炊飯器は、どのくらいの保温温度なのか、この機会に確かめてみましょう。

入れるだけで古いお米が美味しくなる?4つの身近なもの

お米を炊く時にちょい足しすると、炊きあがりが、グッと良くなるものがあります。

「うちのお米、もう古くなって美味しくないけど、もったいなくて捨てられない」

そんな方は必見ですよ。

さて、まずはお米の水分が抜けて、パサパサになってしまった場合に使えるものをご紹介しましょう。

ズバリ、それはサラダ油です。

お米一粒一粒をコーティングする働きを持つサラダ油は、パサパサな食感になったお米を、つるりとした口当たりに変えてくれます。

その量は、だいたいお米2合に対し、小さじ2分の1程度です。

水をいつもより、ちょっとだけ多めに入れて炊けば、まるで開封したてのお米に戻ったような食感になりますよ。

古いお米独特の匂いを消すには、調理酒やはちみつが効果的です。

両方とも、2合に小さじ1杯程度でOKです。

特に、はちみつは匂いを消しつつ良い風味が出せるとして、昔から古米を炊く際に重宝されてきた食材で、非常に人気があります。

なお、黄色いはちみつを入れても、お米の色自体は変わりません。

「匂いも気になるけど、パサパサな食感もなんとかしたい」

そんなあなたには、重曹をおすすめします。

掃除用のイメージが強い重曹ですが、実は「料理用重曹」というものも存在します。

重曹入りのお米のもっちりさは、感動ものです。

独特の嫌な匂いも消え、まるでブランド米のような風味に変化します。

量はお米5合に対し、だいたい小さじ2分の1杯程度です。

お米の状態や、その重曹によっても適切な量は変わるため、調節が必要です。

今回ご紹介したのは、どれも非常に身近なもので、ほとんどのお宅にあるものばかりです。

百聞は一見にしかずです。
今日から、さっそく試してみてくださいね。

炊いたお米の美味しさを失わない上手な保存方法

せっかく美味しく炊いたお米の、美味しさはそのままに、かつ、できるだけ長持ちさせたいですよね。

お米は保存状態によって、その美味しさが大きく変わります。

味や香りが落ち、口当たりなどが悪くなる、つまり、お米の劣化が一番進むのは「お米自体が2~3℃になった時」と「水分含有量が30~60%程度の時」です。

炊きあがったお米の保存をする際には、冷蔵庫は不向きということです。

お米を冷蔵保存すると中の水分が抜け、パサパサになってしまいます。
そのため、炊きあがったお米の保存には、冷凍庫がおすすめです。

劣化するタイミングを、できるだけ早く過ぎ去るように工夫することで、黄色いお米予防ができるんです。

短い時間で急速に冷凍ができるよう、熱伝導の良いアルミトレーの上に載せて入れると良いでしょう。

ちなみに、アルミホイルにも同じような効果があります。

もし、アルミトレーがない場合は、ラップで包んだお米にアルミホイルを巻き付けると、素早く冷凍ができます。

炊けたらすぐに包んで、ある程度まで冷めたら、できるだけ早く冷凍庫に入れるようにしましょう。

お米が黄色い理由は様々

いかがでしたか。

「お米が黄色い」と一口に言っても、その理由は様々であるということが、お分かりいただけたと思います。

お米は、わたしたち日本人の国民食で、切っても切り離せない関係です。

炊き方や保存方法など、お米に関する正しい知識を身につけて、お米をもっと美味しく食べていきましょう。