高野豆腐の煮物はお弁当には不向き!?夏の食中毒防止対策

日本の伝統食で、幅広い年齢層に好まれている高野豆腐。
キュッキュッとした独特の食感が、不思議な感じがする食べ物ですよね。

水分をたっぷり含んだ高野豆腐の煮物って、夏のお弁当のおかずに入れても大丈夫なのでしょうか。

暑さと湿度でお弁当は特に腐りやすいので、食中毒にならないように細心の注意が必要です。

夏のお弁当作りに必要なことを、この記事でしっかりチェックしておきましょう。

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高野豆腐の栄養と効能

高野豆腐とは、豆腐を凍らせて、低温熟成させた後に乾燥させた食べ物です。

乾燥状態では、軽く締まったスポンジ状になっています。
水で戻して、だし汁などで煮込むなどして使います。

高野豆腐の煮物は、お弁当のおかずにもピッタリです。

夏の疲れた体にもおすすめな、高野豆腐の栄養と効能についてお話します。

高野豆腐に特に多く含まれている栄養素は

☆タンパク質
高野豆腐1個(16.5g)には、ゆで卵1個と同じくらいのタンパク質が含まれています。

☆大豆サポニン
大豆サポニンには、肝機能障害の改善、肥満防止、便秘を解消する効果があります。

☆大豆イソフラボン
大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをしてくれます。

☆ビタミンE
ビタミンEは脂質の酸化を防ぎ、細胞が老化するのを防ぐ効果があるので、高血圧や動脈硬化予防に効果的です。

☆マンガン
マンガンは、骨の形成に必要なミネラルです。
糖質・脂質・タンパク質の代謝に働く酵素の構成成分でもあります。

☆鉄
鉄は赤血球の成分となって、全身の細胞や組織に、酸素を運ぶ働きがあります。

高野豆腐にはその他にも、マグネシウム・亜鉛・ビタミンA・脂質などが豊富に含まれています。

健康の維持増進のためにも、高野豆腐を毎日の食事にとり入れましょう。

お弁当のおかずにも!ひじきと高野豆腐の煮物の作り方

夏バテ予防のためにも、栄養豊富な高野豆腐を積極的に食べましょう。

ここでは、【ひじきと高野豆腐の煮物】の作り方をご紹介します。

ほっこり優しい味で冷たくても美味しいので、お弁当のおかずにもってこいですよ。

【材料】

・乾燥芽ひじき 15g
・人参 1/2本
・高野豆腐 1枚約20gのものを2枚

☆ごま油 大さじ1
☆だし汁 500cc
☆醤油 大さじ2
☆みりん 大さじ2
☆砂糖 大さじ1

【作り方】

①ひじきは、30分くらい水に浸して、ふっくらと戻しましょう。

②高野豆腐も水に浸して、ふっくらと戻します。

③厚みを半分にカットした高野豆腐は、短冊切りにしましょう。
人参は、厚みが1cmくらいの銀杏切りにします。

④ごま油を熱したお鍋に、ひじき・高野豆腐・人参を入れて炒めましょう。

⑤油がしっかりとまわったら、☆の調味料を加え入れ、煮ていきます。
醤油などの塩分を加えてから煮ると、煮崩れ防止になりますよ。

⑥ひたひたくらいまで煮詰まったら、火を止めて、冷ましておきましょう。
冷める時に、味が染み込みます。

⑦食べる前に、もう一度火を入れ、盛り付けたら出来上がりです。

高野豆腐の煮物も!?夏場のお弁当に入れたら危険な食べ物

ここでは、夏のお弁当に入れたら危険な食べ物についてお話します。

☆炊き込みご飯・チャーハン

調味されたご飯や、具入りの主食は傷みやすいです。
具に卵を使用していると傷みやすくなるので、夏は可能な限り、避けましょう。

☆煮物

水分が多いと腐りやすくなるので、特に高野豆腐の煮物などは気をつけてください。

☆練り製品

かまぼこや、ちくわなどの練り製品は、傷みやすいです。
お弁当のおかずに使う際は、火を通しましょう。

☆生野菜

サラダなどの生野菜は、時間が経過するにつれ、水分がどんどん流れ出て、傷みやすくなってしまいます。

☆ポテトサラダ

ポテトサラダも水分が多く傷みやすく、マヨネーズも使用しているので、夏はできる限りお弁当には避けた方が良いでしょう。

☆温かいうちに海苔で巻いたおにぎり

お弁当の定番ですが、ご飯が温かいうちに海苔を巻いてしまうと、傷みやすくなります。
夏の間は、ご飯と海苔を別々にして入れてあげましょう。

☆加工食品

ハムやソーセージなどの加工食品も案外傷みやすいので、使うとしたら必ず熱を通しましょう。

夏場のお弁当作りは調理する前から注意が必要

前項では、夏のお弁当のおかずに高野豆腐の煮物などは、傷みやすいので注意が必要とお話しました。

暑い夏のお弁当の傷み防止には、食材の選び方や、お弁当箱の扱い方にも気をつける必要があります。

では、チェックすべきことを見ていきましょう。

☆新鮮な食材

賞味期限が切れた古い食材をもったいないからと、傷みやすい夏のお弁当のおかずに使うのは絶対にやめましょう。

お弁当のおかずは、新鮮な食材で作ることを徹底してください。

☆お弁当箱を殺菌

お弁当自体に菌がいなければ、食中毒は起こることはありません。
ですので、おかずを詰める前に、お弁当箱をしっかりと殺菌しておくことが重要なポイントです。

殺菌方法は色々とありますが、お弁当箱を洗剤でよく洗った後に、熱湯をかけることが一番ベストでしょう。

けれども、お弁当箱の素材によっては、熱湯が不可なものもありますよね。
その場合は、塩素系の漂白剤の中に漬けておくことで、菌を死滅することができます。

殺菌したら、キッチンペーパーなどにお酢をつけて、お弁当箱を拭いて抗菌しておくと、さらに安心ですね。

☆お弁当箱を保管しておく場所

お弁当箱を殺菌しても、保管しておく場所が菌だらけだったら、元も子もありませんよね。

水場が近くにあったり、風通しの悪い所は菌が繁殖しやすいので不向きです。
湿気が少なく、冷たい場所で保管しておきましょう。

お弁当箱におかずを詰める前に、ひと手間加えることで、食中毒防止に効果的なのですね。

食中毒を防ぐ!夏場のお弁当に食材を詰める際に気をつけること

お弁当のおかずの食材は、色々ありますよね。

もちろん、高野豆腐も夏場でなければ、栄養豊富なので、ぜひ入れて欲しい食材です。

さて、ここでは、夏のお弁当に食材を詰める際に気をつけることについてお話します。
いつもお弁当作りをしている皆さんの中に、ついついやってしまっている行動があると思います。

食中毒を防ぐためにも、再確認をお願いしましょう。

☆ご飯など、温かい食材をすぐに入れない

忙しい朝のお弁当作りは、時間との勝負ですよね。

ですが、食材がまだ冷めないうちにお弁当箱に詰めてしまうと、水蒸気が発生して菌が繁殖する原因になる可能性があります。

ですので、食材は必ず、しっかりと冷ましておかなければいけません。
冷めにくいご飯を時短で冷ますには、お皿に広げておくと良いですよ。

☆お箸を使う

「きれいに手を洗ってあるから大丈夫でしょ」と、作ったおかずを手を使って詰めていませんか。

しかし、おかずに直接、手で触れるのはやめましょう。

たとえ最初に手洗いをしていたとしても、手にはもともと沢山の目に見えない菌がついているし、調理の最中にも菌が付着していくからです。

ちょっと面倒臭いなと感じるかもしれませんが、おかずを詰める時は、必ず清潔なお箸を使うようにしてください。

夏場のお弁当に入れて欲しい食材

最後に、傷み防止のためにも、夏場のお弁当に入れて欲しい食材についてご紹介します。

☆梅干し

やはり、昔から定番の梅干しが良いでしょう。

梅干しにはクエン酸が沢山含まれており、強い殺菌、抗菌効果が期待できます。
胃腸の働きも助けてくれるので、不調を起こしやすい夏にもってこいの食べ物ですね。

梅干しを、ご飯に混ぜ込んだりして、お弁当全体に行き渡るようにしてください。

☆ショウガ

ショウガには、ショウガオールとジンゲロールという殺菌成分が含まれています。

傷みやすい食材と混ぜて調理すると、効果的です。
食欲増進効果もあるので、食欲が減る夏場のお弁当のおかずにもおすすめです。

☆お酢

口にすると酸っぱくて、鼻を刺激する香りがするお酢。
健康効果も期待されていますが、優れた殺菌・抗菌効果があります。

食中毒の原因菌は、10~60度くらいの温度で繁殖します。
お弁当を傷ませないためには、やはり、低い温度にする工夫も必要となります。

そのため、保冷剤を使用するのが、最も効果的です。

冷凍食品をそのまま保冷剤代わりに使うのもありですが、冷凍食品は保冷剤としての役割を終えると、水分たっぷりの食材となり、細菌を繁殖させる原因にもなります。

安心は禁物です。
お弁当は、可能な限り、早く食べるようにしましょう。

お弁当が傷みやすい夏が過ぎたら、美味しい高野豆腐の煮物もおかずで入れてあげてくださいね。

夏のお弁当作りには食中毒を防ぐ工夫が必要

いかがでしたか。

夏のお弁当作りには、食中毒を防ぐために注意しなければならないことが沢山ありますね。

高野豆腐は栄養が豊富なので、大事な家族に食べさせたい食べ物ですよね。

高野豆腐の煮物をお弁当のおかずで入れたいところですが、水分が多くて傷みやすいので、安全のためにも夏場はやめておきましょう。