卵と小麦粉にアレルギーがあっても食べられるおやつを紹介

食物アレルギーを持つ子供が増えていますが、自分や自分の子供にアレルギーがないと、あまりピンとこない方が多いのではないでしょうか。

今回は、その中でも患者数の多い、卵と小麦粉のアレルギーについてその症状などをお伝えします。

また、アレルギーがある子にも安心して食べさせられる、卵と小麦粉を使わないおやつのレシピも紹介していますので、参考にしてみてください。

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食物アレルギーとはどんなもの?

アレルギーは「食品に含まれるたんぱく質などに免疫が過剰に反応することで起こる」と言われています。

また、世界的にも、先進国を中心にアレルギーが増えていると言われています。

花粉症やアトピー性皮膚炎など、アレルギーには色々ありますが、日本でも「食物アレルギー」を持つ子供が増えています。

その背景には、

・パン、油、動物性たんぱくの多い欧米の食事で日本人の腸内環境が変わった
・風邪のたびに抗生物質を飲むようになった
・住まいが、風通しのいい平屋から、気密化したマンションに変わり、ダニやカビが発生しやすくなった
・室内でペットを飼う家庭が増えた
・家電や電気の発展で生活が夜型になり、自律神経が乱れやすくなり自然治癒能力が下がった

などがあると考えられています。

中でも、毎日の食事が大変なのが、卵や小麦粉のアレルギーです。

学校などでアレルギーを持つ子供がアレルゲンの入った食事やおやつを誤って食べ、亡くなるという事故も起きています。

アレルギーは好き嫌いの問題ではないのですが、そういった誤解をしている方も少なくありません。

アレルギーがない人こそ、アレルギーを知ることが必要です。

卵アレルギーの子供は多い?症状や食事の対応は?

子供の食物アレルギーの中で最も多いのが、卵アレルギーと言われています。

鶏卵(鶏卵を含む食品)が体に入って起こるもので、全体の40%にのぼります。

卵アレルギーの場合、食べた後に、かゆみ・蕁麻疹といった皮膚の反応や、喉のイガイガ感、嘔吐や下痢などがあらわれます。

ですが、症状の出方は子供によって違います。

また、ひどくなると呼吸困難に陥り、命の危険にさらされるので注意が必要です。

小麦粉もそうですが、卵も色々なものに入っているので、卵が食べられないお子さんをもつママは、食事・おやつに気を使い、大変だと思います。

しかし、一番多い食物アレルギーなので情報が多いことや、小児科やアレルギー科でも知識のある先生が多くいらっしゃることは、救いではないでしょうか。

アレルギーに対する認識も高まってきているので、卵を使っていない食品やお菓子もありますし、ネットで「卵なし レシピ」と入れて検索すれば、卵を使わない料理もすぐに見つかります。

また、学校などでも(学校の考え方にもよりますが)、給食の際に、アレルギー対応食を別で用意してもらえることもありますね。

小麦粉アレルギーの症状と対応は?

先ほど、卵のアレルギーについてその症状などをお伝えしました。

では次に、小麦粉アレルギーをみてみましょう。

日本での小麦粉の年間消費量は33kgとなっていて、小麦粉を多く摂取する環境ということがわかります。

それを受けて、小麦粉のたんぱく質が原因で起こる小麦粉アレルギーの患者数も年々増えてきています。

粉ものや麺類の場合は米粉で代用しますが、小麦粉アレルギーで気をつける点は、他にもあります。

小麦粉使われている製品はとても多く、実は穀物酢・ソースなどの調味料やカレーのルーにも入っています。
命に関わることなので、こうしたものは表示をよく見て、とにかく避けるしかありません。

食品以外にも、化粧品や石鹸などに小麦に由来する成分が使われていることもあります。

そう考えると、小麦粉アレルギーのお子さんを持つママも、食事やおやつの面で大変ですね。

小麦粉アレルギーの場合も個人差がありますが、せきや呼吸のしづらさ、喉のイガイガ感や詰まり感、皮膚の強いかゆみ、蕁麻疹、下痢や嘔吐などが症状として現れます。

また、症状が重い場合、卵アレルギーと同じように死に至ることもあるので、学校で対応食が用意されることも多くなっています。

おやつでのトラブルを防ぐため、アレルギーの有無を確認!

子供が少し大きくなって、友達の遊びに行かせるときに気を使うのが、持たせるおやつですよね。

おやつひとつとっても、各家庭で考え方が異なり、トラブルになることもあるようです。

例えば、

・市販のお菓子禁止という方針のママの子に、それを出してしまい、ママから仲間はずれと言われた
・フルーツだけをおやつとしている子に、知らずに甘いお菓子を出してしまい、ママから苦情を言われた

など様々なケースがあります。

それだけでも大変ですが、アレルギーのある友達と遊ぶ場合は、その症状が出てはいけないので、さらに悩みますよね。

子どもが小さいうちはママも一緒なので、おやつも気を付けて食べさせてもらえますが、子供だけでとなると、何が起こるかわからず心配です。

そこで、遊ぶメンバーが分かっているときは、できる限り好みや食べて良いもの、アレルギーの有無などをママ同士で事前に連絡を取るのがおすすめです。

そうすれば、持たせるおやつに悩んだり、もしも卵や小麦粉のアレルギーがあったら・・・と心配せずに済みます。

何より、双方の理解にもつながるので、トラブル防止にもなります。

そして、アレルギーを持つわが子を他の家に行かせる場合は、わが子が食べられるおやつを持たせるのが安心ですね。

卵と小麦粉を使わずに作れるおやつ①おから入り焼きドーナツ

また、食物アレルギーのある友達と遊ぶ場合、アレルギー対応のおやつを作って自分の子に持たせたり、自宅でふるまうという方法もあります。

ここからは、卵と小麦粉を使わずに作れるおやつのレシピをご紹介します。

まずは、卵と小麦粉を使わずに作る、しっとりもちもちな「おから入り焼きドーナツ」です。

材料(焼きドーナツの型 6個分)

米粉         50g
コーンスターチ    50g
生おから       40g
ベーキングパウダー4g(小さじ1)
砂糖 15g(かなり甘さ控えめ)
サラダ油 20g
豆乳 110g

1.おから・米粉・コーンスターチ・ベーキングパウダー・砂糖をボールに入れて・泡立て器で混ぜる

2.1にサラダ油を入れて、さらに混ぜる

3.2に豆乳を入れて混ぜ、生地をトロトロにする

米粉とおからの種類によって、水分量が大きく変わりますが、目安はホットケーキの生地くらいです。

今回は業務スーパーで売っている米粉(波里の米粉)なので、豆乳が多めですが、その他の米粉では量を少なめにしてください。

また、生地の様子を見て、少しずつ加えるのもポイントです。

4.型にスプーンで生地を入れ、トントン落とし生地を落ち着かせる

5.予熱したオーブン170度で15分間焼く

6.少し冷めたら型の周りにナイフを入れて、型から外して完成

これなら簡単に作れますね。

卵と小麦粉を使わずに作れるおやつ②きなこパウンドケーキ

続いては、きなこパウンドケーキです。

こちらも卵と小麦粉を使わないので、アレルギーの子にも安心です。

材料(幅25×奥行10×高さ6cmの型 1個分)

(A)粉類

上新粉      90g
片栗粉      60g
きな粉      40g
塩ひとつまみ
ベーキングパウダー 大さじ1
白いりゴマ 大さじ3

 
(B)液体類

100%りんごジュース 大さじ14〜15(210〜225ml) お好みで加減
無調整豆乳 大さじ4
はちみつ大さじ2
なたね油小さじ2

1.あらかじめオーブンを180度に温める

2.型にクッキングペーパーを敷く(シリコンやテフロン加工のものは不要)

3.(A)を泡立て器でよく混ぜる

4.別で(B)を泡立て器でよく混ぜる

5.(A)に(B)を流し入れ、ゴムベラで混ぜる

2つを合わせるときは混ぜ過ぎない方がいいです。
1分ほど混ぜて、粉っぽくなくなれば大丈夫です。

6.5をさっと型に流し、平らにし、オーブンで25分焼く
オーブンによって調整してください。

7.竹串を刺し、すっと通って生の生地がついてこなければオーブンから取り出す

8.型のまま網に乗せて、粗熱がとれたら型から出し、冷めてから切って完成

やさしい味で美味しく食べられるのでおすすめです。

アレルギーを知って、それに対応するおやつを作ってみよう!

今回は、食物アレルギーについて、卵や小麦粉のアレルギーを例にしてお伝えしました。

食物アレルギーは、命を落とすこともある怖いものです。

しかし、卵や小麦粉にアレルギーがあっても食べられるおやつは沢山あります。

もし、お子さんの友達にアレルギーを持つ子がいたら、作ってみてはいかがでしょうか。