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大根の下茹でするときはお米のとぎ汁を使うと良いのはなぜ?

      2017/05/30

大根の下茹でするときはお米のとぎ汁を使うと良いのはなぜ?

大根を調理するとき、下茹でをする際にお米のとぎ汁を使用すると良いと、聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?

料理本などでも書いてあることが多いですよね!

なぜお米のとぎ汁で下茹ですると良いのでしょうか?
その理由についてご説明していきます。

また、大根の下茹でに使用する以外にも活用方法があるので、ご紹介したいと思います。

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大根を下茹でするときにお米のとぎ汁を使用すると良いのはなぜ?

大根は色々な料理に使える万能野菜ですよね。
おでんなどの煮物、サラダなど様々な調理方法があります。

おでんなどの煮物調理の際、大根を下茹でするときに「お米のとぎ汁を使用すると良い」と聞いたり、書いてあったりしますよね。

なぜ、大根の下茹でに、お米のとぎ汁を使用すると良いのかお話していきたいと思います。

では、なぜお米のとぎ汁を使用して下茹でするのかというと。
大根は、下準備などをせずに調理してしまったり、水だけでの下茹でよりも「お米」を使って下茹でする方が、甘くて美味しい仕上がりになります。

お米のとぎ汁で下茹ですることで、

・臭みや苦味などのアクを抜くことができる
・大根の甘味を増すことができる
・柔らかく茹で上がるので味が染み込みやすくなる

という効果を得ることができます。

ではなぜそのような効果が得られるのか、ご説明していきたいと思います。

・臭みや苦味などのアクを抜くことができるのはなぜか

それは、お米を研ぐと出てくる白い濁りの中には、”デンプン質”が含まれていて、そのデンプン質によって、大根独特の臭みや苦味の「アク」を取り除くことができるのです。

お米を研いだときに出るデンプン質には、アクを吸着する効果があるのです。

大根の下茹でに、お米のとぎ汁を使うと甘みが増したり柔らかくなるのはなぜ?

・大根の甘みが増すのはなぜか

大根の甘みを引き出すことができるのは、大根に含まれる「ジアスターゼ」という酵素の働きによるものです。

ジアスターゼとは、デンプンを分解する消化酵素です。
ジアスターゼは、消化不良を解消したり、胸焼けや胃もたれを防ぐ働きがあります。

お米のとぎ汁に含まれるデンプンを、大根に含まれているジアスターゼが分解し、糖分へと変化するのです。
変化した糖分を大根が吸収することで、大根の甘みを増すことができるのです。

・柔らかく茹で上がるのはなぜか

大根は下茹でをすることによって、大根の細胞壁が壊れます。
細胞壁が壊れることにより、大根が柔らかくなります。

生のままの大根は、固い細胞壁に覆われた状態なので、なかなか味が中まで染み込んでいきません。
この固い細胞壁は、温度をあげることで壊れやすくなります。

大根の下茹でに、お米のとぎ汁を使うのは、お米に含まれる”デンプン”の力を利用したものです。

そのため、お米のとぎ汁の代わりに「小麦粉」や「片栗粉」で代用することも可能です。
小麦粉や片栗粉を使う場合の使用量の目安は、小さじ1杯程度です。

また、研いでいない状態のお米でも代用可能です。
その方法は簡単で、鍋にサッといれるだけで、お米のとぎ汁を使用したときと同じ効果を得ることができます。

失敗しない大根の下茹で方法!

なぜ、お米のとぎ汁で大根を下茹ですると良いのかお話しましたが、ここでは大根の下茹で方法について詳しくお伝えします。

まずは大根の下茹でをするための準備をしましょう。

初めに、大根の片面に隠し包丁を入れておきましょう。
片面に1センチほどの十字の切込みを入れておくことで、大根に味が染みやすくなります。

さらに手間をかけることができる場合は、面取りをしておくことで、煮崩れ防止をすることができます。

では、下準備が終わったら大根を茹でてみましょう。

大根がしっかりと浸かる量のお米のとぎ汁を用意し、下準備をした大根を投入します。

また、とぎ汁の代わりに生米を使う場合の生米使用量の目安は、大さじ1杯程度です。

ここで、注意して欲しい点があります。

生米を使用する際は、1回目のとぎ汁には、汚れなどが付着しているので、2回目以降のものを使用してください。

大根は水から茹で始めます。
沸騰後の火加減は、大根が踊るくらいの中火が目安になります。

そして、竹串がスッと大根に通るくらいまで茹でます。

茹で時間の目安は、大根の厚さにもよりますが、だいたい15~20分くらいが目安です。

大根に火が通ったら、火を止めて取り出し、水で冷まします。
取り出すときにざるを使用すると、大根が煮崩れてしまう可能性があるので注意しましょう。

取り出す際におすすめの方法は、鍋に直接水を足し、冷たくなるまで水の入れ換えをすると、煮崩れを防ぐことができます。

大根が冷めたら水から取り出し、料理に使用しましょう。

大根は使う部位によって調理法が違うのはなぜ?

大根は部位別で適した調理法が違うってご存知でしょうか。
以外に知らない方も多いかもしれませんね。

なぜ大根の部位別に調理法が変わるのかご説明します。

実は大根は、一番上の葉に近い部分が甘みが強く、一番下の部分は辛味が強いのです。

大根が旬は「冬」なので、地面より上に出ている部分は寒さで凍らないようにするために、糖度を上げて甘くなります。

下の部分は土の中で、虫の被害を受けないために辛くなっています。

では、大根の部分別による調理方法についてご紹介します。

三等分した状態の大根を想像すると分かりやすいです。

まず一番上の葉に近い部分、大根の上部に適した大根の調理法について

・大根おろし
・サラダ

が適しています。

次に大根の中央部に適した大根の調理法について

・煮物

中央部の大根は、辛味が少なく、煮崩れもしにくいので煮物に適しています。

お米のとぎ汁を使って下茹でする際は、中央部を使ってみてください。

最後は大根の下部に適した大根の調理法について

・お味噌汁の具
・漬け物
・炒め物
・大根おろし

が適しています。

下部での大根おろしは、辛味の強い大根おろしになりますので、好みによって使い分けると良いですね。

大根のアク抜き以外にお米のとぎ汁を活用しよう!

お米のとぎ汁は、大根などのアク抜き以外にも活用方法があります。
実は、身の回りの様々な用途に活用することができます。

活用法その1:食器洗い

なぜ食器洗いにとぎ汁を活用するのかというと、お米のとぎ汁(米ぬか)に含まれる成分が、界面活性剤と同じ役割をするためです。

食器を洗う前に、お米のとぎ汁に浸けておきます。
そうすることによって、余計な油分が落ち、洗剤を多く使って洗い落とす必要がなくなります。

活用法その2:水周りの掃除や拭き掃除

お米のとぎ汁は、シンクなどの水周りの掃除に活用できます。
スポンジなどを浸し、シンクの汚れている場所を磨いてみましょう。
シンクに付着していた水アカや油分を落とすことができます。

また、床の拭き掃除にも活用できます。
お米のとぎ汁には、洗浄効果のほかに、ワックス効果(油分)が含まれていますので、お米のとぎ汁を使って床掃除をするとピカピカの床になります。

床の拭き掃除に使用するときは、霧吹きなどに詰め替えると使いやすいです。

床だけでなく木製の家具にも使えますので、小さいお子さんなどがいて、洗剤を使いたくないところなどには、とてもおすすめです。

このように大根のアク抜き以外にも、様々な生活シーンで活用が可能です。

お米のとぎ汁は美容にも活用できる?!

大根のアク抜きや掃除以外に、実は美容にも活用できるお米のとぎ汁。
お米のとぎ汁は、なぜお肌によいと言われているのでしょうか。

その理由は、お米のとぎ汁には、お肌に良い美容成分がたくさん含まれているからです。
お米のとぎ汁には、ビタミンB1・B2・E・セラミドなどのお肌を健康に保つ成分が含まれています。

お米のとぎ汁を活用する洗顔方法をご紹介したいと思います。

その方法は、いたって簡単です。

1.お米のとぎ汁で洗顔をする前に、まずは化粧を落として石鹸で顔を洗っておきます。

2.お米のとぎ汁は、そのままでは濃いので、1.5倍ほどに薄め、人肌の温度にして使用します。

3.お米のとぎ汁を顔全体に馴染ませるように洗います。
目安として、5~10回程度です。

ゴシゴシと強く擦ると、肌を傷める原因になるので注意しましょう。

お米のとぎ汁による洗顔の方法は以上です。

お米のとぎ汁による洗顔は、洗顔というよりスキンケアに近いかもしれませんね。

日々、流し捨てていたお米のとぎ汁ですが、活用してみてはいかがでしょうか。

お米のとぎ汁を最大限活用しましょう

いかがでしたか。

お米のとぎ汁は、色々な活用方法がありますね。

大根などのアクの強い食材のアク抜きに使用するほかに、すぐに実践できる活用方法もありますよね。

日々、お米のとぎ汁を無駄にしてしまっていたという方は、アク抜き以外にも活用してみましょう。

 - 料理のポイント