コーヒーの効能&ブラックコーヒーに砂糖を使うとNGな理由!

あなたは、1日何杯のコーヒーを飲みますか?

朝食時に1杯、ランチ後に1杯、仕事の合間に1杯、家でのくつろぎタイムに1杯......。

特に、ブラックコーヒーは深いコクもあり、香りも良くて美味しいですよね。

しかし、ブラックコーヒーが苦手で、砂糖を入れるという人もいると思います。

今回は、コーヒーの効能と、ブラックコーヒーに砂糖を使うとNGな理由についてお話します。

合わせて、砂糖不使用の玄米甘酒についてもご紹介します。

コーヒーの効能

ハーバード大学の報告によれば、1日1杯のコーヒーを飲む人は、飲まない人に比べ糖尿病になる確率が33%も低いそうです。
また、国際がん研究機関(IARC)の研究結果により、コーヒーには直腸がんや結腸がんを予防する働きがあることも分かっています。

コーヒーに含まれているカフェインには、様々な健康効果があります。
血行促進効果により代謝がUPし、低血圧や高血圧の予防改善をしたり、利尿作用により体内の老廃物の排出をしてくれるなどです。

また、エネルギー代謝を促進させてくれるので、脂肪を燃焼しやすくダイエット効果も期待できます。

ただ、砂糖の入れすぎやコーヒーを飲むだけではあまり効果は期待できませんので、適度な運動も併せて行うと良いです。

コーヒーの香りや苦みにはリラックス効果があり、ストレス解消に効果的です。
このリラックス効果はうつ病予防にも良いと言われています。

二日酔いの原因になるアセトアルデヒドという物質を分解する働きもあり、二日酔いの予防もしてくれます。

また、コーヒーに含まれているニコチン酸がコレステロール値を下げる働きがあるため、動脈硬化予防にも効果的です。

そしてコーヒーには虫歯の原因になる口腔内のバクテリアの繁殖を抑えてくれる効果もあります。

脳の覚醒作用もあり、眠気を覚ます効果もあるため、寝る前にブラックコーヒーを飲んでしまうと寝つきが悪くなるとも言われます。

 

砂糖不使用ってこと?ブラックコーヒーの定義

一般的に、砂糖やミルクなどの入っていないコーヒーのことを「ブラックコーヒー」と言います。

しかし、このブラックコーヒーというのは乳製品を加えないことを言い、砂糖が入っているか入っていないかという点については問わない場合もあるのです。

この代表例が日本の缶コーヒーで、表記を見てみると「ブラック(無糖)」・「ブラック(微糖)」と書かれていることがあります。
この場合のブラックとはミルクや牛乳などの乳製品が入っていないということを示しています。

また、砂糖とミルクが入っていないものがブラックだ!というのは日本特有の考え方で、海外の映画や小説に出てくるシーンを思い出してみると、「ブラックで砂糖を2つお願いします」や「ブラックの砂糖無しで」と言う会話を聞くことが度々ありますね。

それからブラックコーヒーには低カロリーというメリットがあります。
コーヒーに含まれるカフェインによるダイエット効果もあることから、ダイエット飲料として飲む方も多い飲み物です。
そのため、ダイエットをしている人にはブラックコーヒーを飲むことをオススメします。

 

ブラックコーヒーが苦手!砂糖やクリームを入れる前の最低限のマナーと適量は?

コーヒー本来の味と香りを楽しむにはブラックコーヒーを飲むのが一番です。
また、ブラックコーヒーで飲むと喜ばれたりもします。

しかし、このコーヒーの苦みが苦手な人もいて、コーヒーの楽しみ方は人それぞれですよね。

そこで、砂糖やミルクを入れる場合のマナーを紹介します。

まず、砂糖やミルクを入れる前に一口ブラックで飲みましょう。
苦いのが苦手な人でも一口だけなら飲めるはずです。

最初の一口でコーヒーの香りや苦みを味わうことが、コーヒーを淹れてくれた人の労をねぎらう最低限のマナーになります。
そして、マナーとしてだけでなく、最初に苦みを感じることにより、砂糖やミルクを入れた時に甘みをより美味しく感じることが出来ますよ。

さて、苦みが苦手な人がコーヒーを飲むときにコーヒーに砂糖を入れる場合、どのくらいの量が適しているのでしょうか。

結論から言うと、人それぞれ好みがあるので「これが一番適している!」という量は決まっていませんが、コーヒーの苦みと砂糖の甘みの調和がとれる割合は、コーヒーをカップ1杯(150ml)に対し砂糖はスプーン1杯だと思います。

これはあくまで目安ですので、砂糖の量を色々試して、自分にとって一番の割合をぜひ見つけてみてくださいね。

 

ブラックコーヒーに砂糖を入れない方がいい理由とは?

ブラックコーヒーの苦みが苦手な人はついつい砂糖を沢山入れたくなってしまいますが、実は砂糖を入れることにより、コーヒーの良い効果が期待できなくなってしまうというのをご存じですか?

まず、コーヒーに含まれているカフェインとクロロゲン酸により、コーヒーにはダイエット効果があります。
しかし、コーヒーに砂糖を入れることにより、このダイエット効果の効き目が無くなるどころか、逆に飲めば飲むほど太ってしまう危険があります。

次に、コーヒーには糖尿病を抑える働きもありますが、砂糖を入れることにより糖尿病になるリスクを高めてしまいます。

また、血流促進効果もあるコーヒーですが、砂糖は血液をドロドロにしてしまうため血流促進を妨げてしまいます。

コーヒーには脂肪肝を抑制する効果もありますが、砂糖はアルコールと同じくらい肝臓への負担が大きいと言われています。

女性に嬉しいアイチエイジング効果もありますが、砂糖はコラーゲンにダメージを与えるため、老化を早めてしまいます。

砂糖はうつ病を発生させる原因の1つと言われており、本来ブラックコーヒーにあるうつ病抑制効果も期待できなくなります。

砂糖はうつ病患者が摂ってはいけない食材とも言われているのです。

 

砂糖不使用の玄米甘酒を飲もう!嬉しい美容効果とは?

砂糖を入れずに飲むブラックコーヒーと同じように、身体に嬉しい効能が沢山入った玄米甘酒もオススメです。

ちなみに、玄米甘酒も砂糖不使用です。

強力な抗酸化作用がある麹酸が含まれている玄米甘酒ですが、この麹酸はメラニン生成を抑えてくれるため、シミやくすみの予防になり美肌効果が期待できます。

また、豊富に含まれているビタミンB群により炭水化物の糖質をエネルギーに変えやすくしてくれたり、抗脂肪肝ビタミンと呼ばれているイノシトールが脂肪の流れを良くして肝臓などに余分な脂肪が蓄積されないようにしてくれます。

これらのビタミン類によって代謝が良くなり、身体全体の新陳代謝を高めてくれる効果があります。

そして甘酒には乳酸菌も多く含まれています。
乳酸菌は腸内環境を整える働きをしてくれます。

また、腸内の善玉菌を増やしてくれるオリゴ糖も含まれているので、便秘解消効果もあります。

皮膚や粘膜を保護してくれる効果のあるビタミンB2や必須アミノ酸によって乾燥肌対策にも効果的で、美肌効果にも期待できます。

麹酸と同じような抗酸化作用のあるアルブチン・フェルラ酸という成分も含まれており、活性酸素を除去して老化予防に効果的です。

このように、玄米甘酒には栄養素が豊富に含まれている、まさにスーパー栄養ドリンクなのです。

この砂糖不使用の玄米甘酒をコーヒーに砂糖代わりに入れると美味しくて栄養も摂れるのでオススメしたいですね。

 

玄米甘酒の美味しい飲み方&砂糖代わりの使い方

ブラックコーヒーと同じく栄養豊富な玄米甘酒を美味しく飲む方法を紹介します。

玄米甘酒とお水を1:1くらいの割合でお鍋に入れ、弱火で温めるだけです!
お水の量を調節すればお好みの濃度で作ることが出来ますよ。

また、温める際は焦げ付かないようにかき混ぜながら温めてくださいね。
金属製のへらだと酸化してしまうため、木べらを使うことをオススメします。

身体を温めたいときには葛を入れると効果的です。

作り方は、まず玄米甘酒をお鍋に入れてから、葛粉を入れて練ります。
そして最後にお水を足して完成です。

葛は身体を温めるだけでなく、胃にも優しい食材です。
また、高熱が出た時には葛が良いと言われますが、葛だけではあまり美味しくないので、そんな時にも玄米甘酒がオススメなのです。

甘みを強くしたい場合はお砂糖ではなく少量の塩を入れると甘みが増してとても美味しいです。
また、身体を温めたいときに葛以外に生姜を入れるのもいいですね。

その他玄米甘酒の応用編として、クッキーやドーナツ・ゼリーなどのお菓子を作るときや普段の料理の際に砂糖の代わりに入れることも出来ます。
さつまいもやカボチャのスープ・煮物などの和食にも合いますよ。

また、お味噌と一緒に練れば野菜のつけ味噌に使えたり、すき焼きの割り下の砂糖代わりなど、玄米甘酒はどんな料理にも合う万能食品なのです。

色々な料理と合わせて楽しんでみてください。

 

コーヒーは適量を飲むことで健康効果がある

コーヒーが好きな方は、世界中に沢山いますよね。

コーヒーは、美味しくて、体に良い効能がある素晴らしい飲み物です。

しかし、コーヒーに限らず、飲みすぎは良くありません。
体のためにも1日、2杯程度にしておきましょう。

また、砂糖の摂取のし過ぎは体に悪いので、自然な甘さで健康に良い玄米甘酒をオススメします。