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玄米を炊こう!土鍋や圧力鍋を使った美味しい炊き方を紹介

      2017/03/27

玄米を炊こう!土鍋や圧力鍋を使った美味しい炊き方を紹介

多くの方にとって、玄米は白米と比べると馴染みの薄い食材なのではないでしょうか。

炊き方も白米と少し違うため、難しいイメージを持たれる方はいらっしゃると思います。
今回はそんな玄米の炊き方を紹介します。
土鍋や圧力鍋を持っている方は参考にしてみてくださいね。

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玄米の洗米~浸漬工程は鍋の種類に限らず同じ

まず鍋での炊き方の前に玄米を洗うところから浸漬までの工程を紹介します。

①ボールとザルを用意しましょう。 

②米を量りましょう。
 計量の基本は<すりきり一杯>です。

③ボールに水を張ります。
 まず初めに米を入れた状態ではなく、ボールのみに水を入れましょう。
 
 ②で量った米はザルに移しておきます。
 水の中へザルに移した米を一気にくぐらせます。
 この時に軽くて浮いてくるごみなどがあります。
 白米と違い、水が白濁しないので最初に気になる異物をこの段階で取り除いておきましょう。

④最初のすすぎの時に異物を取り除きましょう。
 気になる異物(もみなど)や色が違う米など最初に取り除いておきましょう。
 玄米の端の方や半分くらいが変色しているものは取り除いた方が良いと思います。

⑤洗い方は拝み洗いでしっかり洗いましょう。
 白米と違い玄米は表皮が非常に硬いため、拝み洗いでしっかり研いで下さい。
 
 玄米は水の吸収が悪いため、表面にキズをつけるとその部分から水の吸収がかなり良くなり、食感も柔らかく食べやすくなります。
 約5〜6回ほど洗い、玄米をザルにあげます。

⑥浸漬時間は最低2時間取りましょう。
 可能であれば6時間、さらには一晩漬けて置く方が好ましいです。

⑦十分に浸漬をとった後、一度水を切ります。
 ザルから水がたれなくなるまで、水を切りましょう。

玄米の美味しい炊き方:土鍋編step1~5

浸漬の次は炊き方です。

①鍋に水を入れます。

 土鍋は、水加減の目盛り載っていないのでさきほどの計量カップを使います。
 例えば3合の場合は、カップ4杯+1カップの4分の1、つまりお米の計量したカップ+もう1カップを水加減の基本にします。

 好みで少し減らしたり増やしたりすると、自分の硬さの好みと水加減の丁度良い具合が試しているうちにつかめてきます。

②土鍋の内ブタをセットします。
 内ブタの穴は取っ手に合わせるか、取っ手と垂直になるようにセットしてください。  内ブタが隙間なく収まるようにしましょう。

③土鍋の外ブタをセットします。
 内ブタとは穴が垂直になるようにセットします。

④最初は弱火で約30分。
 白米の時と違って玄米はゆっくり弱火で沸騰しない程度に30分、時間をかけて土鍋内の温度を上げていきます。
 温度が上がるにつれて浸漬時よりも玄米の中に徐々に浸透していきます。

⑤一気に強火にします。
 約10分ほどです。 
 ブクブク気泡と湯気とノリが外ブタに出てきます。
 火が強すぎると10分より早くこの状態になりますが、吹きこぼれなければ10分は強火のままにして下さい。

玄米の美味しい炊き方:土鍋編step6~9

引き続き、土鍋を使用した玄米の炊き方の手順です。

⑥10分経ったら一度蓋を開け、底からかき混ぜます。

⑦またフタをして20分蒸らします。
 蒸らしているうちに、土鍋内の温度は徐々に下がり、鍋内を満たしていた水分は適度に蒸発されていきます。

 また鍋内のご飯粒にも吸収されていきます。

 火を消してすぐは、まだ水っぽい状態にある鍋内が、温度を下げながら段々と鍋内やご飯粒の周りを安定した水分量になっていきます。
 この蒸らしという作業は絶対必要な過程です。

⑧炊きあがり、蒸らし後も土鍋の外ブタから勢いよく、湯気が上がっていくのが見られます。
 出ていく蒸気とともに最後にご飯もこの時にきれいに立ちます。

 蒸らし終わったらすぐにご飯をほぐしましょう。
 ご飯粒をつぶさないように釜底から優しくまんべんなく空気を含むようにほぐし、ここで余分な水分を十分に放出させます。

 とても重要な工程ですので、忘れずに必ず行ってください 。
 とくに出来立てをすぐに食べない場合は必ず行ってください。

⑨よそいます。
 よそうは「装う」と漢字で書きます。
 その漢字のように装いがきれいになるように、お茶わんによそう時は、可能な限りご飯が美味しく見えるように心がけましょう。

押し付けるように一度に盛り付けようとせず、ふわっと真ん中が盛り上がるようにすると美味しく見えます。

 最後に愛情を一緒に盛り付けましょう。

玄米の美味しい炊き方:圧力鍋編

次に、圧力鍋を使用した玄米の炊き方を紹介します。
圧力鍋で炊く場合は、玄米の約1.2倍の水で浸漬するのが良いでしょう。

①火にかけます。
 たっぷりと浸漬させたら、きちんとふたをして火にかけます。

②強火→弱火の順です。
 強火で圧力がかかるのを待ちます。
 
 おもりが回り始めたら(ピンの場合は上がったら)20〜25分、弱火にかけます。
 蒸気が多く出る様子は火が強すぎており、おもりが回らない様子は火が弱すぎております。
 状態を観察して火加減を調整します。

③再度強火にします。
 約30秒強火にして水分を飛ばします。

④炊きあがりです。
 炊きあがったら、そのままの余熱で焦げる場合があるのでコンロからおろし、別のところへ置きましょう。

 10分間蒸らしたら、おもりを外して蒸気を抜きます。
 しゃもじで天地返しをしたら、出来上がりです。

 鍋各々に圧力の差があるので、時間や水の量は、何回か炊いてみて試行錯誤してみましょう。
 お好みのところを見つけてください。

⑤冷めても大丈夫。
 
 お鍋で炊いたご飯は冷えても美味しく食べられます。
 オヒツの中の冷ご飯でお茶漬けにしても良いでしょう。
 それと残ったご飯は早めにラップで小分けしておくと、食べたいときにすぐ食べられて便利です。

時間が無い人にオススメの炊き方「びっくり炊き」

「びっくり炊き」という玄米の炊き方があります。
これは米の名産地秋田地方に江戸時代から伝えられてきたものです。

炊き方は非常に簡単です。
それでは手順を紹介します。

①玄米を用意します。
 量の目安は1合で約大人のお茶碗2杯分弱となります。

②玄米を水で少し洗います。
 精米していないため糠(ぬか)がでません。
 それにより、玄米を洗った後の水はほとんど濁りません。

 このように玄米は環境にも優しいのです。

 そして洗ったら、浸漬の時間をとることなくすぐに炊くのがびっくり炊きの特徴です

③鍋に水を入れます。
 水量は米の1.2〜1.5倍入れます。
 お米が古いほど水を多くしましょう。

④ふたをして火にかけます。
 初めから「強火」にします。
 吹きこぼれてくる場合は、火を弱めて下さい。

 約15〜20分ほど経つと水分が減り、香ばしいにおいがしてきます。
 こげが心配でしたら時々ふたを開けて様子を見て下さい。

⑤冷水を入れます。
 こげ付くようなピシッ、パシッという音がしてきたら、ふたを開けて、冷水を入れて下さい。
 水の量は米の0.8〜1.2倍ほどです。

「びっくり炊き」というのはこのビックリ水を入れることからきています。
柔らか炊きの場合は多めに、硬炊きの場合は少なめに入れて下さい。

水を入れたら十分にかき混ぜてふたをして、さらに煮立てます。

「びっくり炊き」の完成!味や食感、メリットは?

引き続き、びっくり炊きの方法を紹介します。

⑥10〜16分で、鍋の様子を見て弱火にし、 火を止めます。

⑦そのままふたをした状態で少し蒸らします。
 蒸らす時間は約5分ほどで大丈夫です。

⑧ふたを開け、全体をよくかき混ぜます。
 お米本来の良い香りがするはずです。

⑨お召し上がりください。
 
このびっくり炊きのやり方をやってみると、とてもふっくらした玄米になります。

普通の玄米の炊き方と比較すると、こちらの方がかさが多く、色も白く、柔らかくなるようです。

ビックリ水を入れることにより、玄米の皮が破れて水分を多く吸い、量が増えるようです。

味の方は、プチプチとした食感があり、噛めば噛むほどほんのりとした優しい甘みがでてきます。
お米本来の風味がよくでていて、素朴ですが豊かな味わいを感じます。

柔らかいと言ってもやはり玄米ですので、噛む回数は白米の何倍にもなります。
そのためあごをよく動かし、酸素を脳に届け、脳を活性化させます。

少ないお米でもかなりのボリュームですし、 時間をかけて食べることができるので、十分に満腹感を感じることができるでしょう。

消化に時間がかかるので腹持ちも良く、間食の必要がなくなります。

食物繊維も多く便通も良くなります。
ビタミン類も豊富です。

これらのことから、この玄米の「びっくり炊き」は、ダイエットにぴったり&健康に良いと思います。

ぜひ一度お試し下さい。

時間が無い人でも玄米は炊ける!

玄米の炊き方を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

細かい工程はありますが、慣れてしまえばそこまで難しい手順ではないと思います。

また玄米は、白米よりも漬け置き時間が長く必要なので、すぐに食べたい人や漬け置き時間を得られない人は抵抗があったかもしれません。

その場合は、びっくり炊きを試してみてくださいね。

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