今や電子レンジは、手料理を作るうえでは欠かせない存在となっていますよね。
しかも、料理をするときだけではなく、お菓子作りの際にも大活躍です。
この記事では、そんな便利な電子レンジと優しい甘さが魅力のりんごを使用した、簡単なレシピをご紹介していきます。
電子レンジを上手に使うコツとは?
まず最初にお伝えしたいのが、電子レンジを使うときのコツについてです。
少し気をつけるだけで、より一層美味しいりんごを使用したレシピを作ることができるでしょう!
こちらでは、電子レンジで熱を通すときに気をつけたい「加熱ムラ」対策をいくつかお伝えします。
●食材を均等な形に切る
同じような形状・大きさ・厚さに切ることを心がけて、全体的に熱が通るようにします。
●汁物、粘り気があるものはよくかき混ぜる
途中や加熱した後にしっかりかき混ぜるのがおすすめです。
●食材を置く場所に注目
電子レンジにはターンテーブルがあるものとないものが存在しますので、ご自身が使っているものを確認してみてください。
ターンテーブルが付いている電子レンジでは、真ん中ではなく端に食材を設置しましょう。
このタイプのものは、端のほうが電波が強力なので、その効果を存分に得るためにもこの置き方が良いのです。
反対に、ターンテーブルが付いていない、回らないフラットな電子レンジでは、食材を真ん中に設置するのがベストです。
というのは、このタイプのものの電波は底部から空間に広がっていくので、全体に満遍なく熱が通りやすいからです。
電子レンジ調理ではラップはふんわりかけよう!
こちらでも、電子レンジで調理するにあたって、気をつけたい点についてお伝えします。
調理時・保存時に大活躍するのがラップですが、そのラップのかけ方の注意点をお話ししますね。
●ふんわりとラップをする
電子レンジを使用するレシピで、多用するのがラップではないでしょうか?
飛び散りやすかったり弾けやすかったりする食品や、しっとりした食感にしたい場合などには忘れずにラップをかけましょう。
例えば、煮物・タレがついている食品・冷凍食品・カレー・蒸し物などの食品を挙げることができます。
このとき、ラップはふんわりと包むようにかけることを意識しましょう。
なぜならば、空間を空けずに完全密閉するようにラップをすると、蒸気の圧力が原因で破れてしまい、熱くなった食品が弾けて電子レンジ内に散らばってしまったり、跳ねてしまったりするケースもあるからです。
それで火傷をしてしまっては大変ですので、気をつけましょう。
次項では、この記事で着目している「りんご」の効能についてお話ししていきます。
りんごにはどんな効能があるの?
上記では、電子レンジ調理をするうえでのコツ・注意点についてお伝えしましたね。
こちらではりんごの効能についてふれていきます。
◆疲れを癒す
りんごはクエン酸が豊富です。
そのクエン酸は、疲労物質を分解するのに役立つので、結果的に疲れた身体の回復に有効とされています。
◆口臭予防
りんごには、リンゴ酸と呼ばれる成分も入っています。
それは、口臭の要因ともなるアリシンの分解に携わる成分なので、口臭予防につながります。
◆風邪を引いた際などの身体回復の促進
りんごの8割以上が水分で構成されており、適度な糖分も入っています。
そのため、水分を体内に補給できますし、熱が出てしまって著しく発汗している際には打ってつけの果物だとも考えられています。
風邪などを引いた場合に、身体回復の手助けをしてくれるのです。
これらはほんの一例ですが、りんごにはさまざまな嬉しい効果が期待できるのです。
そんなりんごと便利な調理器具である電子レンジを使って、美味しい手料理を作ってみましょう!
次項からおすすめのレシピをご紹介していきます。
作ってみよう!りんごを使ったレシピ①
ここからは電子レンジを有効活用したりんごを使うレシピのご紹介です。
どれも複雑な手順はなく、簡単なレシピなので初心者の方でも実践しやすいのではないでしょうか。
【シナモンと生姜の風味が絶妙!焼きりんごレシピ】
こちらの焼きりんごのレシピの分量としては、りんご1つ分で行っています。
①下準備をしましょう。
りんご1つを薄切りにし、擦りおろした生姜小さじ1を用意します。
②耐熱容器にりんごを並べます。
このとき、準備した生姜・シナモン・砂糖を、お好きな分量で全体にかかるようにまぶしてください。
③ラップで覆って電子レンジで熱を通します。
目安は600Wで5分間ほどですが、様子を見て調整しましょう。
④熱が通ったら、レモン汁を全体に回すようにしてかけ、サッと全体を混ぜ合わせて完成です。
以上が手順となります。
こちらは温かいうちに食べるのでも、冷ましてから食べるのでもどちらとも美味しく召し上がれますので、好みやその日の気分などに合わせてみてください。
パンの上に置いて食べても美味しいので、朝食やおやつなんかにも使えそうです。
また、生姜の効果で身体の芯からポカポカになるのも嬉しいですよね。
作ってみよう!りんごを使ったレシピ②
引き続き、時短もできて調理も気軽にできる電子レンジを使って、りんごの味を堪能できるレシピをご紹介します。
【やわらかい食感!りんごを使用した蒸しパンレシピ】
こちらのレシピは1人分の分量でご説明していきます。
①りんご1/2個を用意して皮を剥き、お好きなサイズに切り、耐熱容器に移して電子レンジで温めます。
目安は500Wで3分間ですが、様子を見て調節しましょう。
②ホットケーキミックス100g・牛乳60cc・マヨネーズ大さじ1程度・卵1つをボールなどの器に投入して、全体をしっかりと混ぜ合わせておきます。
③耐熱容器に移し、電子レンジで温めます。
目安は500Wで3分間ほどですが、こちらも場合によって調節が必要です。
④竹串を通して、生地が付着しないなら、出来上がりです。
砂糖不使用の一品ですが、りんごの独特のやさしい甘さが引き立ちます。
電子レンジで手軽にやわらかい食感の美味しい蒸しパンを楽しめますよ。
りんごジャムも電子レンジで!レシピのご紹介
手作りの良いところといえば、なんといっても味の調節ができることです。
りんごジャムも手作りすれば自分や家族の好みの味に仕上げられますし、我が家だけのジャムになること間違いなしです。
もちろん、りんごジャムも電子レンジを使ったらあっという間に作れます。
【お手製りんごジャムレシピ】
こちらのレシピは、直径6cm・高さ14cmほどの容器や瓶に収まるほどの分量でご説明していきます。
①下準備をします。
りんごを2つ分用意して、ちょうど良い大きさに切ってください。
おすすめなのは、一度8等分に分けてから、いちょう切りで好きな大きさにしていく方法です。
りんごのシャキシャキとした食感を味わいたいという方は、大きめに切りましょう。
②耐熱性のある容器に、先ほどの下準備したりんごを投入します。
その後、レモン汁小さじ2・塩小さじ1/2・砂糖大さじ2ほども加えて、味がなじむように混ぜ合わせます。
甘めの味付けが好きという方は、砂糖をもう少し多めに入れても美味しい仕上がりになります。
③ラップをふんわりとかけて、電子レンジで5分間を目安に熱を通します。
④時間が経ったらしっかりと混ぜ合わせ、次はラップを外して再び電子レンジで5分間を目安に熱を通します。
⑤④と同じ作業をもう一度して、りんごがやわらかくなり透明感が出てきたのが確認できたら、完成です。
冷ましてから冷蔵庫で保管しましょう。
このレシピだけにいえることではありませんが、電子レンジでの加熱時は、様子を見て調整することが大事です。
ジャムは1つあるだけでも、いろいろな用途に使えてなにかと便利です。
我が家だけのお手製りんごジャムをこの機会に作ってみてはいかがでしょうか。
りんごを電子レンジで調理してみよう
いかがでしたか?
「今まで電子レンジ調理が上手くいかなかった」なという方は、上記でお伝えした電子レンジで調理する際のコツ・注意点を覚えておきましょう。
少しの工夫で、料理やお菓子作りの出来も違ってくるのではないでしょうか。
また、嬉しい効能があるりんごを使ったレシピをご紹介しましたが、何か気になるものがあったら、是非試してみてくださいね。