つけ麺がお好きな方は必見です。
つけ麺には、さまざまなつけだれレシピがあります。
ご自身で作れるようになると、辛さや甘さや自分の好みで調節できますし、具材も自分で選べます。
「つけ麺はあまり食べない」というかたのために、つけ麺についてや、また味噌だれの魅力についてお伝えします。
そして、味噌だれの色々なレシピもご紹介しますので、併せてご覧ください。
つけ麺とは?つけだれの種類は?つけ麺の人気はいつから?
つけ麺とは何でしょうか。
その名の通り、麺をたれやつゆにつけて食べる形の麺類です。
ゆでた麺を冷水で洗ってヌメリを取り、締めた後に熱いたれやつゆに一口ずつつけて食べるのが一般的です。
主にラーメンの一種とされています。
つけて食べるため、つけるたれやつゆは少し濃いめのものが多く、つゆの中に具材が入っているものもあります。
つゆは酸味のあるものから、甘いたれ、ごまだれやめんつゆのものまで、さまざまです。
今回は味噌を使った味噌だれレシピをご紹介しますので、ご自身の好みでアレンジしてみてくださいね。
日本でのつけ麺の発祥には諸説ありますが、1955年に東京都のラーメン屋で、開発・商品化されたという説があります。
1970年代後半にはつけ麺ブームが起こり、その人気は現在も続いています。
2010年新横浜ラーメン博物館は、取材・調査・データ分析に基づき、つけ麺は『ラーメン』というジャンルで確立したものと結論づけ、食文化として定着したという見解を示しました。
つけ麺は単なる流行ではなく、日本の食文化の一つになったと多くの方たちからみなされています。
そのような、つけ麺をまだ試したことがないかたは、ぜひこの機会に味わってみてください。
味噌だれの魅力とは?その栄養と効果
さまざまなつけ麺のたれがある中で、味噌だれに注目して見ていきましょう。
味噌だれの魅力は、味噌独特のコクです。
味噌だれが麺に絡まり、クセになる味ですよ。
では、味噌だれの栄養はどうなのでしょうか。
味噌は大豆から作られますが、大豆はタンパク質と脂質、炭水化物が主な栄養素です。
それに加え、ビタミンやミネラルや食物繊維も含んでいます。
また、生命維持に不可欠な必須アミノ酸8種類がすべて含まれています。
効果効能としては、味噌に含まれるビタミンEや、イソフラボンの持っている抗酸化作用によりアンチエイジング効果が期待できます。
そして、食物繊維には便秘解消の効果があり、ダイエット効果もあるそうです。
サポニンという成分やリノール酸や大豆レシチンには、コレステロールの上昇を抑えてくれる効果があり、健康の維持に役立ちます。
味噌は積極的に食事に摂り入れていきたい食材の一つです。
そんな味噌を使った味噌だれの作り方をご紹介します。
つけ麺が太い理由は?基本のつけ麺味噌だれレシピ
つけ麺の麺は普通のラーメンの麺よりも太いのですが、それはなぜでしょうか。
一般的に、つけ麺のたれは普通のスープより濃く、たれが濃厚で細い麺だと、たれを持ち上げすぎてしまうからです。
また、つけ麺はコシのある麺のおいしさを味わうものなので、太い麺を使います。
たれにつけて食べる前に、麺を一口食べてみるのはいかがでしょうか。
では、つけ麺味噌だれレシピです。
【材料 1人分】
・太めの中華麺 1玉
・メンマ 適量
・チャーシュー 適量
・ネギ 適量
・水 160cc
(以下たれの材料)
・中華スープの素 小さじ2分の1
・生姜すりおろし 小さじ2分の1
・にんにくすりおろし 小さじ2分の1
・すりゴマ 大さじ1
・砂糖 小さじ1
・味噌 大さじ1
・ごま油 大さじ2
【作り方】
①麺をゆで、ゆであがったら冷水で締めます。
締めたあとに水気を切り、器にきれいに盛ります。
②鍋に水を入れて沸騰させ、中華スープの素、生姜、にんにく、すりゴマ、砂糖、味噌を入れて混ぜます。
③火を止めた後、ごま油を入れましょう。
たれを器に入れた後、好みでメンマやチャーシューや千切りにしたネギを加えます。
中華の味!担々麺風味噌だれでつけ麺を食べよう
たまには中華の味付けの麺はいかがですか。
濃厚なたれが、中華麺によく合いますよ。
豆板醤が入りますが、豆板醤は唐辛子とそら豆で作られた発酵調味料です。
カプサイシンが含まれ、脂肪分解酵素のリパーゼの働きを活発にしてくれます。
つまりエネルギー代謝がよくなり、脂肪の燃焼が促進されるのです。
また、食欲増進効果もあるので、夏バテや疲労を感じるときなどにも向いています。
夏や疲れたときにも食べてほしい、担々麺風の味噌だれつけ麺レシピをご紹介します。
【材料 2人分】
・中華麺 2玉
・豚ひき肉 100g
・水 400cc
・生姜すりおろし 小さじ2
・にんにくすりおろし 小さじ2
・ネギ お好みの量
・ごま油 大さじ1
◎豆板醤 大さじ2
◎味噌 大さじ2
◎中華スープの素 大さじ1
◎すりごま お好みの量
◎豆乳 80㏄
【作り方】
①中華麺はゆでて、水で洗って締め、器に盛りつけます。
②鍋にごま油を入れて火にかけ、生姜とにんにくを入れて、香りを出します。
そこに豚ひき肉も入れ、しっかり炒めましょう。
③肉に火が通ったら、水と◎を入れます。
たれの味を整えたら、ネギを散らしましょう。
冷やし中華風つけ麺味噌だれの作り方
こちらの味噌だれの作り方は、とても簡単です。
何度か作って家庭の味や、ご自身の好みの味に調整してみましょう。
甘酸っぱい味なので、食欲がない暑い夏でも食が進みそうです。
レシピには酢が入りますが、酢には脂肪の合成を抑え、脂肪の分解を促す効果があります。
また、腸内環境を整えて、活性酸素の発生を抑制してくれるため、疲れにくいストレスに強い体にしてくれます。
糖質やビタミンB1とともに酢を摂ると、スタミナアップや疲労回復効果も期待できます。
疲れやすい方や夏バテしそうな方は、この冷やし中華風味噌だれで、つけ麺をお試しください。
【材料 1~2人分】
・中華麺 2玉
・トマト 半分
・きゅうり 4分の1
・卵 1個
◎味噌 大さじ3
◎すりゴマ 大さじ2
◎砂糖 大さじ2
◎酢 大さじ2
◎ごま油 大さじ1.5
◎醤油 大さじ1
◎水 70cc
【作り方】
①中華麺はゆでてから水で洗い、締めます。
麺を器に盛りつけましょう。
トマト、きゅうりを小さめに刻んでおきます。
卵は少し塩を入れて薄焼き卵を作り、錦糸卵を作ります。
② ◎の材料を混ぜ合わせ、たれを作ります。
たれを器にいれ、①のトマトときゅうり、卵を加え、出来上がりです。
好みでもやしやハムを加えてもいいですね。
ピリ辛ネギ味噌で作ろう!つけ麺だれのレシピ
ちょっとピリ辛な味噌だれをお楽しみください。
たっぷりのネギを加えて、風味アップです。
ネギは粘膜を丈夫にしてくれ、肌を健康に保たせてくれるビタミンCや骨の形成を促すビタミンKなども含んでいます。
また、ネギに含まれるアリシンには、血行を良くし、疲労物質の乳酸を分解してくれる働きがあるので、肩こりや疲労回復に効きますよ。
ネギは体を温めてくれる効果もあるので、冬に食べることもおすすめです。
冬はこのピリ辛ネギ味噌だれで、つけ麺を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【材料 1~2人分】
・中華麺 2玉
・味噌 大さじ2
・豆板醤 小さじ1
・長ネギ(白いところ) 10cmほど
・にんにくすりおろし 小さじ2
・生姜すりおろし 小さじ2
・ごま油 小さじ2
・中華スープの素 小さじ1
・水 200cc
【作り方】
①中華麺をゆでて、流水で洗い、締めた後、器に盛りつけます。
長ネギをみじん切りにします。
②麺以外のすべての材料を耐熱容器に入れ、2分ほど電子レンジにかけます。
よく混ぜて、出来上がりです。
つけ麺は簡単で、いろんなたれが試せて楽しい
今日のメニューに悩んだら、つけ麺はいかがですか?
簡単で、家にある材料でできてしまいます。
アレンジも簡単です。
今回の記事を参考にしながら、自分の好みの味を見つけてみてくださいね。