世界からも絶大な人気がある日本のラーメン。
醤油や味噌、塩、とんこつなどの種類も豊富です。
ラーメンには、目にも美味しいトッピングもたくさんあります。
今回は、味噌ラーメンにスポットを当ててお話をします。
ラーメンにのせるひき肉や、野菜炒めの味付けも必見ですよ。
味噌ラーメンのトッピング
はじめに、味噌ラーメンのトッピングには、どんなものがあるのでしょうか。
いくつか抜粋して、ご紹介します。
☆ひき肉
ほかのラーメンではあまり見かけませんが、味噌ラーメンでは多く使われる具材です。
ひき肉は味噌ラーメンと相性抜群です。
☆チャーシュー
味噌ラーメンに限らず、醤油や塩でもトッピングされています。
大きいものから柔らかいものまで、お店のこだわりが出る食材でもあります。
☆コーンとバター
コーンの甘みと、バターでコクが出ます。
味噌ラーメンでは人気のトッピングでもありますね。
☆半熟たまご
トロっとした半熟のたまごは、コクのある味噌ラーメンによく合います。
そのままひと口で食べても美味しいですし、スープに溶かして食べるのも、おすすめです。
☆モヤシ
たっぷりのモヤシがトッピングされた味噌ラーメンは、満腹になるのに低カロリーです。
濃厚な味噌スープの邪魔もしません。
☆メンマ
影の薄いメンマですが、お店手作りのメンマはキラリと光る存在感があります。
食感の残したものから柔らかいもの、短く切ってあるものや長いメンマなどさまざまです。
☆辛味噌
辛いラーメンがお好きな方は、辛みそがおすすめです。
味噌ラーメンを注文して、ご自身のお好みの辛さに味付けができます。
☆ニンニク
パンチの効いた味になります。
ニンニクを入れることで、食欲も沸きますよ。
味噌ラーメンを家で作ってみたい!味付けは?
ラーメンというと、お店でいただくことが多いかと思いますが、ご自宅でも作ってみませんか?
自家製味噌ラーメンの作り方を、ご紹介します。
☆味噌ラーメン
【材料 約2杯分】
・中華めん 2玉
・豚ひき肉 200g
・ニンニクのみじん切り 1片
・生姜のみじん切り 1片
・ザーサイのみじん切り 30g
・唐辛子(小口切り) 小さじ1
・モヤシ 1/2袋
・ゴマ油 大さじ1と1/2
・塩 ひとつまみ
・水 4カップ
・鶏がらスープ 小さじ1(顆粒)
◎酒 大さじ1
◎みりん 大さじ2
◎オイスターソース 大さじ1
◎味噌 大さじ3
・片栗粉 大さじ1と1/2
・水 大さじ1と1/2
・ラー油 お好み
【作り方】
①◎を合わせてよく混ぜておきます。
②フライパンにゴマ油(大さじ1)とニンニク、生姜、赤唐唐辛子を入れて火にかけます。
③香りが立ったら、ひき肉を加え、ほぐしながら炒め、色が変わったらザーサイをいれましょう。
そこに、水と鶏ガラスープの素、◎を加えて混ぜます。
④全体に混ざったら一度火を止めます。
片栗粉を同量の水で溶いた水溶き片栗粉を少量ずつ加えてとろみを出します。
再度火にかけて、片栗粉に火が通ったら火を止めましょう。
スープの味付けは完成です。
⑤別のフライパンにゴマ油(大さじ1/2)を熱して、モヤシをサッと炒め、塩で味付けをして器に一旦取り出しておきます。
⑥鍋にお湯を沸かして、中華めんを表示通りに茹でます。
⑦スープを再び火にかけて温め、器に注ぎます。
そこに、湯を切った中華めんを入れて、モヤシをのせてできあがりです。
お好みでラー油を回しかけましょう。
袋めんで味噌ラーメンを作るポイント
自家製スープを作るのも、もちろん楽しいです。
しかし、もっと手軽に味わいたい方は、簡単な袋めんを使ってみてはいかがでしょうか。
めんとスープはできているので、トッピングをするだけでも、豪華な味噌ラーメンが味わえますよ。
そこで、袋めんが美味しく作れるポイントを、いくつかご紹介します。
●分量を守る
お湯の量は、スープの味付けにも、めんの茹で具合にも関わってきます。
目分量ではかってしまいがちですが、計量カップなどを使ってきちんとはかりましょう。
めんを茹でていると、お湯のかさが減りますが、足す必要はありません。
なぜなら、袋めんに記載されている分量は、こうしたことも考慮されているからです。
●どんぶりにスープを入れて待つ
多くの袋めんは、火を止めてからスープを入れます。
鍋のなかでスープを溶かしても問題はありませんが、あらかじめ器にスープを入れておくことで、時間のロスがなく、めんが伸びてしまうことを防げます。
お湯を少し入れてスープを溶かしたのち、残りのお湯とめんを入れて、できあがりです。
次項では、豚ひき肉を使った味噌ラーメンに合う肉味噌を作ってみましょう。
ひき肉で作る味噌ラーメンに合う肉味噌
味噌ラーメンと相性抜群の肉味噌の作り方を見てみましょう。
☆肉味噌
【材料 2人分】
・豚ひき肉 150g
・玉ねぎ 1/2個
・ニンニク 1片
・サラダ油 大さじ1
・味噌 大さじ1
・豆板醤 小さじ1/2
・醤油 大さじ1/2
・砂糖 小さじ1
【作り方】
①玉ねぎとニンニクは皮を剥いて、みじん切りにします。
②鍋にサラダ油とニンニクを入れて火にかけます。
香りが出るまで弱火でゆっくりと炒めて、玉ねぎを加えます。
玉ねぎがすこし透き通るぐらいまで中火で炒めてください。
③ひき肉を加えて炒めます。
火が通ったら鍋の隅に寄せて、中央に味噌と豆板醤を入れて、香りが出るまでよく炒めます。
醤油と砂糖を加えて混ぜて、水大さじ3(分量外)を加えて2~3分煮れば、できあがりです。
肉味噌だけでも十分美味しいですが、炒めた野菜に肉味噌で味付けしたものをトッピングするのもおすすめですよ。
野菜もたっぶりと摂れる味噌ラーメンになります。
ひき肉以外で人気の半熟味付けたまご
味噌ラーメンに合うトッピングのなかに、半熟たまごがありました。
黄色の黄身は、味噌ラーメンの印象も華やかになる具材です。
ひき肉で作った肉味噌とも、相性抜群ですよ。
ここでは、半熟味付けたまごの作り方をご紹介します。
☆半熟味付けたまご
【材料 2個】
・卵 2個
・水 1ℓ
◎酒 75ml
◎醤油 37ml
◎みりん 大さじ1
・かつおぶし ひとつまみ
【作り方】
①鍋に水を入れて、強火にかけて沸かします。
②沸騰したお湯のなかに、たまごを入れて、菜箸でゆっくりとかき混ぜます。
たまごは、冷蔵庫から取り出してすぐのもので構いません。
常温にしておく必要はありませんよ。
そして、菜箸でかき混ぜることで、黄身が真ん中に寄ります。
③沸騰してから、6分30秒~7分茹でます。
④茹で時間になったら、すぐに冷水につけてください。
⑤完全に冷めたら、卵の殻を剥きます。
再度10分ほどたまごを水につけて、臭みを取りましょう。
⑥この間に、たまごをつけるタレを作ります。
鍋に◎を入れて、弱火でひと煮立ちさせます。
⑦一度火を止めてから、かつおぶしを加え、弱火で沸騰しないように1分煮だしましょう。
煮だしたら、かつおぶしをこします。
⑧チャック付きの袋にたまごとタレを入れて、空気を抜きながらチャックを閉めます。
冷蔵庫で1晩寝かせれば、できあがりです。
豚ひき肉と練りゴマと豆板醬の味付けで担々麺に変身
味噌ラーメンにも飽きてきたなと思ったら、担々麺はいかがでしょうか。
☆味噌ラーメンで担々麺
【材料 1人分】
・味噌味の袋めん 1袋
・豚ひき肉 70g
・青梗菜 1束
・ニンニクのみじん切 1/2片分
・生姜のみじん切り 1/2片分
・長ネギのみじん切り 適量
・ゴマ油 適量
・豆板醤 小さじ1/2
・塩 適量
◎袋めん付属のスープ 1袋
◎練りゴマ 小さじ1
◎豆板醤 小さじ1/2
【作り方】
①青梗菜はさっと茹で、水気を切っておきます。
②フライパンにゴマ油、ニンニクと生姜を入れて火にかけます。
香りが立つまで炒めたら、豚ひき肉と長ネギを加え、塩で味付けをします。
③ひき肉の色が変わったら、豆板醬を加えてよく炒めましょう。
肉そぼろのできあがりです。
④袋めんを表示通りに茹でます。
⑤茹でている間に、器に◎を入れて、混ぜておきましょう。
⑥めんが茹で上がったら⑤に入れてよく混ぜます。
⑦肉そぼろと青梗菜を乗せてできあがりです。
お好みのトッピングで
お店でいただく味噌ラーメンも美味しいですが、ご家庭で作るメリットは、ご自身の好きなトッピングや味付けができることです。
また、不足しがちな野菜も、一緒に食べることができます。
甘めにしたり、辛めにしてみたりと、お好みの味噌ラーメンを作ってみてくださいね。