突然ですが、皆さんは、お味噌汁を食べていますか?
お味噌汁が健康に良いのは分かっていても、忙しく生活している現代人は、なかなかダシを取る時間が作れませんよね。
しかし、時短にもなり健康も保てると、今話題の「味噌玉」を使えば、簡単にお味噌汁が食べられます。
今回は、そんな「味噌玉」についてご紹介していきます!
今話題の味噌玉って何?
今、巷で話題の「味噌玉」ですが、「味噌玉とは一体何なのか、よく知らない」という人もいるのではないでしょうか。
まずは、そこからお話ししましょう。
味噌玉というのは、読んで字のごとく「味噌を丸めた玉」のことです。
これは、1回分の味噌をラップに取り、丸めればいいので、忙しい人でも子どもであっても簡単に作れます。
これを1度に沢山作っておけば、時間がない時でも楽にお味噌汁を作ることができるので、「これはかなり時短になる!」と話題になり、多くの人から人気を集めています。
そのままお湯を注げばお味噌汁がすぐにできるという優れもので、味噌と一緒に具材(刻んだネギなど)を丸めている人も多く見られます。
そして特に、
・仕事や他の家事に追われ、料理をする時間が取れない共働きの家庭
・お弁当や外食が多くなりがちな一人暮らしの人
・「お味噌汁をもっと簡単に作りたい!」と感じていた人
・忙しくても健康に気を遣いたい人
などから支持されているようです。
次の章では、味噌玉の活用の例をご紹介します。
味噌玉はお味噌汁以外にも使えて便利!
先ほどお伝えしたように、毎日忙しい現代人にとって、とても便利なのが味噌玉です。
この味噌玉は、どのような用途に使えるのでしょうか。
実は、味噌玉の用途は幅広く、料理やお弁当のおかずにも活用できます。
味噌玉だからと言って、「お味噌汁にしか使えない」ということではないのですね。
お味噌汁の他には、例えば、
・おにぎりに塗り、焼きおにぎりにする
・お鍋に入れてダシにする
などの用途に使うことができます。
簡単に作れて、お味噌汁を作る時間を短縮できるだけでなく、活用法が沢山あるのも嬉しいことです。
また、このような用途の広さから、「贈り物として使っている」という人も多いのではないでしょうか。
贈り物にすることで、自分が「相手の健康のことを心配している」ということも伝えられるので、受け取った人も温かさを感じることができるでしょう。
また、味噌玉を買った店や食べた感想を話したりと、話題にも事欠きません。
味噌玉は、大事な人との関係を良好にするという点でも、大いに役立っているのです。
味噌玉が話題になったきっかけ
これまで見てきたように、とても便利な味噌玉ですが、一体、どんな経緯で注目され話題になったのでしょうか。
味噌玉は、九州のお土産として売られていたものが、メディアに取り上げられたことで日本中に広く知られ、多くの人から注目されるようになりました。
また、味噌玉は、お味噌汁を専門に扱うお店やオシャレなカフェなどでも提供されています。
美容に良いもの、オシャレなものに目がない女性達のブログやインスタグラムに写真付きで登場したことで、多くの人に広まったという背景もあるでしょう。
味噌玉はダイエットにも良いとされ、味噌玉を扱うお店では、様々な具を混ぜ込んだ味噌玉が売られています。
その例をご紹介すると、
・桜エビやホウレンソウなどが入った、和を感じる味噌玉
・とろろ昆布やオクラで、とろっとした食感が楽しめる味噌玉
・クラムチャウダーに近い、洋風の味噌玉
などがあるようです。
「お味噌汁はこうあるべき」「この具でないといけない」という固定概念を覆すお味噌汁が、どんどん生まれているのですね。
味噌玉が現代人の「お味噌汁離れ」を食い止める?
現代では、「お味噌汁を食べない人が増えている」と言われています。
そうした話題が出る理由としては、
・食事が多様化し、和食を食べる人が減っている
・ダシを取るなど、本格的なお味噌汁を調理するのはハードルが高い
・1人分だけ作るのは面倒
、
などがあります。
しかし、美容や健康の面から、再びお味噌汁の良さが見直されつつあり、簡単にお味噌汁を作る方法として味噌玉が注目されているのです。
先ほどから繰り返しお伝えしている通り、味噌玉があれば、簡単にお味噌汁が食べられます。
短い時間で調理できれば、忙しい日々の中でも、お味噌汁を取り入れることができますね。
作ってある味噌玉をお湯で溶けばお味噌汁ができるので、とても手軽です。
「作るのが難しい」「作るならダシから取らないといけない」と思われがちなお味噌汁ですが、味噌玉を活用すれば、その心理的な負担がなくなりますよね。
味噌玉は、「忙しい現代人とお味噌汁を繋ぐ役割も担っている」と言ってもいいでしょう。
話題の味噌玉は、自分好みに作れることでも人気!
これまで見てきたように、今話題の味噌玉は、「手軽にお味噌汁を食べたい!」という現代人にとって強い味方です。
しかし、味噌玉のメリットは、それだけではありません。
自分好みの具材を入れて、アレンジできるという点からも人気があります。
味噌玉は、基本的に味噌と少しのダシ、お好みの具材があれば作れます。
例えば、ワカメをお味噌汁の具として入れたければ、乾燥ワカメをそのまま味噌に混ぜ込んでダシをかけ、玉にするだけでOKです。
また、家にある野菜を入れたい場合も、下茹でしてから加えたり、刻んだ後で少しチンしたりすれば使えます。
保存方法は、冷蔵保存なら1か月、冷凍保存なら3ヶ月持ちます。
味噌玉は小さいので、冷凍する場合には、バットに並べて保存するのがおすすめです。
味噌と相性の良い具は本当に多いので、旬の野菜を入れるなどして楽しみながら作れるのも大きな魅力です。
便利な味噌玉を作って、お味噌汁を食べよう!
では最後に、便利と話題の味噌玉の作り方と、お味噌汁にする際の調理方法をご紹介します。
●味噌玉の作り方
【材料 10玉分】
・味噌 150~180グラム(目安:1杯につき大さじ1)
・ダシ(顆粒) 少々
・ネギ お好みの量(目安:1~2本)
・乾燥ワカメ お好みの量(目安:15グラム)
・うす揚げ お好みの量(目安1~2枚)
・ポリ袋 5枚(サイズ:縦350×横250ミリ)
・ラップ 適量
【作り方】
①ボウルに入れた味噌に乾燥ワカメを入れて混ぜ、ラップをして1日半~1晩置く
②ネギは小口切りにし、お皿に広げて、ラップせずに電子レンジで蒸気が出るまでチンする
(焦げないように注意!お皿にはクッキングシートを敷くと良い)
③うす揚げは、小さく(2センチ角くらいに)切る
④ポリ袋は、上半分を切り落とし、残った下の部分を2つに切る
⑤1か所できたポリ袋の角を指で押し上げ、①のワカメ入り味噌を大さじ1乗せる
⑥その上にネギ、うす揚げ、ダシを乗せる
⑦ ⑥を角に寄せて、クルっと上の部分を回して縛れば完成
●味噌玉の活用法
お味噌汁にする場合は、常温に戻してお湯(目安:1杯150~200cc)で溶けばOKなので、とても簡単ですね。
よくかき混ぜてお召し上がりください。
味噌玉で、お味噌汁を手軽に楽しもう!
今回は、味噌玉についてご紹介しましたが、参考になるものはありましたか?
「お味噌汁を作るのは難しそうで、今までずっと敬遠してきた」という人にこそ、味噌玉を試していただければと思います。
自分の好きな具材をあらかじめ混ぜておけば、忙しい朝でもテンションが上がりそうですね。
味噌玉をぜひ活用して、無理なく生活の中にお味噌汁を取り入れてみて下さい!