南国のフルーツというイメージの強いマンゴーは、ジュースで飲むという人は多いのではないでしょうか。
そんなマンゴーは、オーガニックだと、また独特の美味しさが詰まったマンゴーになります。
それがさらにドライフルーツになると、いったいどのような効果・効能があるのでしょうか?
オーガニックドライマンゴーの効果
ドライフルーツは、フレッシュ(生)のフルーツよりも甘みが強くて、美味しいものです。
普通のドライフルーツでも美味しく、健康効果がありますが、オーガニックドライフルーツは、さらに身体に良いのです。
その違いを、詳しくみていきましょう。
普通のドライフルーツは、化学農薬・化学肥料を使って育てたフルーツを、乾燥させたものです。
オーガニックドライフルーツは、化学農薬・化学肥料を一切使わずに育てたフルーツを、乾燥させたものです。
もし、農薬を使ったとしても、天然由来の農薬や堆肥です。
オーガニック(有機)の作物には、普通に育てたものより、含有量の多い成分があります。
それは、ビタミンCと抗酸化成分です。
なぜ多くなるのか、ご説明します。
◇ビタミンC
微生物が有機物を分解し、土の中のビタミンCが多くなります。
ビタミンCを多く含んだ土から、ゆっくりと栄養を吸収することにより、ビタミンC含有量が多くなります。
◇抗酸化成分
農薬に頼らずに育てられるため、害虫・病気のリスクにさらされます。
しかし、作物自身が身を守ろうとするため、抗酸化成分が増えるのです。
ビタミンCと抗酸化成分、どちらも美容に嬉しい成分です。
特に美容効果を考えるときは、ビタミンCの含有量がトップクラスの、ドライマンゴーはおすすめです。
オーガニックドライフルーツのマンゴーなら、美容効果がさらに期待できるでしょう。
オーガニックドライマンゴーならではの美容効果
美容のことを考えると、気になるのがビタミンCという栄養素です。
フルーツを乾燥させてドライフルーツにすると、ビタミンCが失われるのではないか、と思う人もいるでしょう。
しかし、マンゴーのビタミンCは、加熱や水に強い性質があるので、ドライフルーツになってもビタミンCを豊富に含みます。
そのため、前述のとおり、ドライフルーツになっても、マンゴーのビタミンCの含有量はトップクラスにいるのです。
また、オーガニック栽培で育てたマンゴーは堆肥を使うため、ビタミンCの含有量が、さらに多くなることが期待できます。
ほかにも、抗酸化成分も期待できます。
抗酸化成分は、ニキビ・シミ・肌の老化の原因の活性酸素を除去する働きがあります。
以上のことから、オーガニックドライフルーツのマンゴーは、美容効果が高いと言えます。
ドライマンゴーの効果はまだある!
前述のように、マンゴーのドライフルーツは、ビタミンCと抗酸化成分が豊富です。
しかし、ビタミンCや抗酸化成分だけではありません。
他の栄養成分にも、注目してみましょう。
特筆すべきなのは、食物繊維・葉酸・βカロテン・ビタミンEが豊富ということです。
オーガニックドライフルーツのマンゴーは、様々な栄養素がバランス良く摂れます。
βカロテン・ビタミンEは、抗酸化作用があります。
そのため、悪玉コレステロールが過酸化脂質になりにくく、除去を速めます。
過酸化脂質が減ると、血管が若々しく保たれるので、アンチエイジング効果が期待できます。
次に、食物繊維についてです。
ドライマンゴー100gあたり、食物繊維は約2.5gです。
食物繊維の1日の摂取目標量は、男性20g・女性18g以上、とされています。
もし、マンゴーを100g食べるとすると、1日の摂取目標量の約1/10以上の食物繊維が摂れます。
そのため、便秘解消の効果を狙って、おやつに食べるのもおすすめです。
ダイエット中のおやつにオーガニックドライフルーツ
ダイエットのときに、特に気になるのは、糖質・糖分です。
太りやすいからと、ダイエット中に甘いものを控える人も多いでしょう。
甘いお菓子に含まれている砂糖は、ショ糖が主成分です。
ショ糖は、急激に血糖値を上げるので、下降するのも早く、すぐに空腹になります。
また、血糖値を急激に上げるのは、インスリンを大量に消費するため、健康面でも良くありません。
しかし、ダイエット中でも、甘いものが食べたくなることがあると思います。
そんなときは、天然の甘さのあるドライフルーツのマンゴーがおすすめです。
マンゴーに含まれている果糖は、血糖値がゆっくり上がるので、満腹感が続きます。
また、食物繊維が豊富で、消化に時間が掛かるので、空腹を感じる時間が少なくて済みます。
食物繊維は消化を遅らせるだけでなく、食べたときに噛み応えがあるので、食べすぎを防止できます。
オーガニックのドライフルーツは甘みも強く、甘いものを食べたいという欲求を満たしてくれるので、ダイエット中のおやつにおすすめです。
ドライフルーツは温活対策にも良い
マンゴーは「生のほうが美味しい」「栄養がそのまま摂れる」という理由で、フレッシュ(生)のものを好む人も多いです。
ほど良く熟した生のマンゴーも、もちろん美味しいですよね。
しかし、身体の冷え対策を考えると、生のものは、あまりおすすめできません。
生のマンゴーは100gあたりに、水分が約82gも含まれています。
例えば、生のマンゴーのSサイズを1人で食べるとします。
そのときの重量を考えてみましょう。
マンゴーのSサイズは、1玉が約180gくらいで、可食部は約117gになります。
生のマンゴーSサイズを1人で食べると、約96gの水分を摂ることになります。
水分の摂りすぎは冷えの原因となるので、生のマンゴーを大量に食べるのは、身体を冷やしてしまいます。
ですが、ドライフルーツは、水分を抜いて乾燥させてあります。
つまり、水分が少なく、身体を冷やすデメリットもなくなるのです。
温活をしている人も、冷える心配をせずに食べることができます。
また、暖色系の食べものは、身体を温めると言われています。
温活をするのであれば、太陽のようなオレンジ色のフルーツを食べましょう。
それには、オーガニックドライフルーツのマンゴーは、とてもおすすめです。
カロリーにご注意!ドライフルーツのマンゴー
ここまで、オーガニックドライフルーツ・マンゴーの効果・効能をご紹介しました。
たくさんの健康効果を持つオーガニックドライフルーツのマンゴー。
どうせなら、いつでもどこでも手軽に食べたいですよね。
ドライフルーツは、フレッシュ(生)と違って保存がききます。
食べやすいひと口サイズで保存しておけば、生のマンゴーのように切る手間がなく、食べたいときに、いつでも食べられます。
持ち運びやすいので、学校・職場などにも持っていけます。
しかし、いくら栄養価に優れ、効果・効能のあるオーガニックドライフルーツのマンゴーでも、食べ過ぎは良くありません。
ドライマンゴーは、1切れで約46キロカロリーあります。
おやつで摂取するカロリーは、100キロカロリーまでが理想とされるので、1日に1~2切れが目安です。
もし、おやつにドライマンゴーを食べるのであれば、カロリーに気をつけましょう。
甘くて美味しいだけじゃないドライマンゴー
ドライフルーツの代表とも言えるマンゴー。
オーガニックならではの、特別な育て方をしたマンゴーは、栄養素も豊富です。
カロリーに気をつけながら、美味しく食べて、美容・健康・ダイエットなどに役立ててください。