お料理やお菓子作りに、いろいろ使えるレモン汁をオーガニックに変えてみませんか?
そもそも、オーガニックとは何でしょうか。
なぜ、人気なのでしょう?
今回は、なぜオーガニックがおすすめなのか、また、オーガニックレモン汁のおすすめや使い方などをお伝えしていきます。
オーガニックとは何?
オーガニックという単語をよく聞きますよね。
では、オーガニックとは何を指しているのでしょうか?
オーガニックとは、『有機』という意味で、日本では登録認定機関の検査を受けて、認定されたものを指します。
その登録機関から認定されて初めて、有機JASマークが付けられ、「有機」や「オーガニック」という表示をすることができるようになります。
では、その検査される基準とは、どんなものなのでしょうか?
その基準は、以下の通りです。
・種まきや植え付けをする2年以上前から、土壌に農薬や化学肥料を使っていないこと
・化学的な農薬や化学肥料を、栽培中にも使用していないこと
・遺伝子組み換えの種を使っていないこと
など、さまざまです。
こう考えますと、これだけの高い基準をクリアして、有機JASマークを付けることのできるようになった食品には、安心感が持てますよね。
オーガニックについて知ることができたので、オーガニックのレモン汁がおすすめである理由について、みていきましょう。
オーガニックレモン汁がおすすめの理由
オーガニックではない外国産のレモンは、数週間から2ヶ月くらいの時間をかけて、船便でやってきます。
腐敗やカビなどの発生を防ぐため、レモンの表面にはカビ防止剤が塗られます。
つまり、収穫後にも農薬が使われてしまうのです。
食品添加物として、以下の材料の使用が認められています。
・ジフェニル(DP)
・オルトフェニルフェノール
・オルトフェニルフェノールナトリウム塩
・チアベンダゾール
・イマザリル
これらは防カビ剤で、発がん性などのリスクがあります。
日本では、こうした農薬の使用は認められていません。
皮までレモンを使いたいのであれば、国産のもので、オーガニックのものを選びましょう。
しかし、ここで問題なのが、国産のオーガニックレモンが、とても少ないということです。
生の国産オーガニックレモンは、とても手に入りにくいのです。
そこで、おすすめするのが、オーガニックレモン汁です。
オーガニックであれば、国産のものでも外国産のものでも、おすすめできます。
ですが、ここで気になってくるのが値段です。
オーガニックのレモン汁は、やはり高いのでしょうか?
次項でご説明します。
オーガニックレモン汁の価格は高い?
先ほど述べたように、オーガニックを名乗るには、高い基準をクリアしないといけません。
安価な化学肥料を使いませんし、化学的な農薬を使わないため、栽培から加工まで手間とコストがかかります。
また、有機JASマークを得るのにも、年間10万円~20万円掛かります。
そのため、オーガニックのものは、オーガニックでないものより、少し高めの値段となってしまうのです。
しかし、値段は高めになってしまうとはいえ、オーガニックを使うメリット、つまり安全で安心であることも忘れないようにしないといけません。
確かにオーガニックレモン汁の値段は、そうでないものより少し高めです。
しかし、食の安全と健康に及ぼす影響を考えて、オーガニックを選ぶ人は増えています。
レモン汁を購入する機会があれば、オーガニックのレモン汁も選択肢に入れてみてください。
オーガニックレモン汁は、オーガニックスーパーで購入できます。
また、ネットショップで購入することも可能です。
オーガニックレモン汁の種類やおすすめは?
種類が、とても多いオーガニックレモン汁は、選ぶのに迷ってしまいそうですね。
産地・値段・容量などを比較検討して、購入しましょう。
ネットショップでも購入可能です。
おすすめをご紹介します。
●ビオカ 有機レモンストレート果汁 100% 700ml
950円ほどで購入できます。
シチリア産のレモンを絞ったもので、マイルドで、おいしいレモン汁です。
容量がたっぷりなので、惜しまず使えます。
●テルヴィス 有機レモン果汁 720ml
900円ほどで購入できます。
レモンの産地はシチリア島です。
安全と安心にこだわり、絞った果汁を、日本の有機JAS認定工場で充填しています。
味に深みがあり、嫌な酸味臭はありません。
●光食品 オーガニックレモン果汁 300ml
700円ほどで購入できます。
イタリア産の有機認定の取れた、オーガニックレモンを100%使用しています。
絞った果汁をすぐに冷凍し、日本に輸入して解凍し、ストレート果汁のまま瓶詰しています。
香料、食品添加物は使用しておらず、自然なレモンの味が楽しめます。
●ケンコーオーガニック・フーズ 有機レモン果汁 100%ストレート 900ml
1,300円ほどで購入できます。
スペイン・ムルシア産の有機JAS認定レモンを使った、まろやかで濃い味わいのレモン汁です。
たっぷりの容量なので、ジュースやお料理にも、どんどん使えます。
オーガニックレモン汁を使ったタンドリーチキンレシピ
さっぱりレモン汁と、カレー粉の風味が効いた肉料理レシピをご紹介します。
おもてなし料理にもおすすめな、タンドリーチキンです。
【材料】
・鶏手羽元6本もしくは胸肉2枚
(以下たれの材料)
・プレーンヨーグルト 大さじ3
・カレー粉 大さじ2
・オーガニックレモン汁 大さじ2
・生姜 1片
・にんにく 2片
・塩 少々
・黒コショウ 少々
・醤油 少々
・味噌 少々
【作り方】
①鶏肉をフォークで刺して、味を染みやすくします。
たれの材料を、すべて混ぜておきます。
②鶏肉に塩と黒コショウを振ったら、たれを混ぜたものを絡ませます。
③たれの絡んだ鶏肉は、冷蔵庫で一晩、味を染み込ませましょう。
もし時間がないのであれば、30分漬け込むくらいでも、味はある程度染みます。
④味を染み込ませたら、フライパンで焼き目をつけて、その後、水を少し足して蒸し焼きにします。
弱火で4分ほど蒸し焼きにしたら、出来上がりです。
サラダや温野菜などと共に、綺麗にお皿に盛り付けて完成です。
オーガニックレモン汁で作る!レアチーズレシピをご紹介
簡単で、おいしいレアチーズケーキのレシピです。
オーガニックのレモン汁を使って作りましょう。
【材料】
・全粒粉クッキーもしくはオレオなど 80g
・バター 35g
(オーガニックにこだわりたい場合は、オーガニックショートニングでもOK)
・クリームチーズ(室温に戻す) 200g
・砂糖 75g
・プレーンヨーグルト 80g
・オーガニックレモン汁 大さじ1
・粉ゼラチン 5g
・お湯 大さじ2
・生クリーム 100cc
【作り方】
①粉ゼラチンに、分量のお湯を入れて溶かします。
ビニール袋に全粒粉クッキーを入れ、麺棒で叩いて、粉々にします。
粉々になったクッキーに、溶かしたバターを混ぜてよく揉みます。
②ボウルにクリームチーズと砂糖を入れて、泡だて器でよく混ぜます。
③ ②に、ヨーグルト・レモン汁・①の粉ゼラチン・生クリームを、その都度混ぜながら加えます。
④18cmの底が抜けるケーキ型を準備し、①のクッキーを底に敷き詰めます。
もし、ケーキ型が底が抜けないタイプのものなら、ラップを敷いてから、クッキーを敷き詰めましょう。
⑤ ③生地を流し入れて、冷蔵庫で冷やし固めて出来上がりです。
固まるまで、おおよそ3時間です。
固まったら、果物を飾ったり、苺ソースやブルーベリーソースをかけても、良いですね。
オーガニックレモン汁で料理を楽しもう!
いかがでしたか?
オーガニックのレモン汁をおすすめする理由が、分かっていただけたかと思います。
よく口にするものほど、安全性の高いものを使いたいですよね。
今度、レモン汁を買うときは、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。