炊飯器の保温を切り忘れ、放置してしまったということはありませんか?
これは、料理を経験したことがある方なら、一度は経験しているかも知れません。
そこで今回は、炊飯器の保温を切り忘れたときの対策と、防止策がないかということを考えてみました。
そして、炊飯器にも、こんな使い方があるんだということをご紹介します。
炊飯器の保温を切り忘れ、放置してしまったら?
急いでいる朝や、家にいても忙しいときなど、家電の切り忘れをしてしまうことはありますよね。
その中でも結構多いのが、炊飯器の保温切り忘れです。
私自身も切り忘れてしまい、結構困ってしまうことがありました。
もしも保温を切り忘れて、放置してしまったら、どうしたら良いのでしょうか。
①家族がいれば電話などをし、確かめてもらう
家族と一緒に住んでいるなら、確認してもらいましょう。
しかし、一人暮らしの方や、家族がいても、伝えづらい方には不向きです。
②帰宅して駄目になっていたら捨てる
一般的に、この方法をとる方が多いかもしれません。
ですが、廃棄にするのはもったいないと思う方は、以下の方法を試してみましょう。
③帰宅後、まだ食べられそうだったら火を通し、形を変えて食べる
よっぽど臭かったり、ベチョベチョのよき以外に限りますが、チャーハンにしたり、お粥・雑炊に変えれば食べられることもあります。
リゾットのように、少し濃い味のものに変える方法も良いですね。
保温を切り忘れたときの炊飯器の中身はどうなるのか
保温を切り忘れた場合、炊飯器の中はどうなっているのか気になりませんか?
ここでは、そのことを少しお話していきます。
ご飯の状態としては黄色く変色したり、匂いがして、最悪はご飯がゆるくなり、食べることができなくなります。
炊飯器の中は、保温にしておくことで、高温状態が続くので細菌増殖に繋がります。
結果、腐敗が進みやすくなることを覚えておきましょう。
お米が黄色くなるのは、糖分とアミノ酸の化学反応で起こると言われています。
防ぐためには、10℃以下が良いとされています。
匂いを防ぐためには、蓋の裏についてる内蓋を、定期的に清掃することをおすすめします。
これでも十分とは言えませんが、うっかり保温を切り忘れたときの手助けになってくれることでしょう。
人の忘れやすい生き物ですので、忘れてしまったとき、少しでも状態を保つ工夫をしてみましょう。
そのため、日頃から、心掛けてみることも大切です。
炊飯器の保温を切り忘れないための防止策とは?
人間ですから、うっかりミスは誰にでもあると思います。
そして、その中に炊飯器の保温を切り忘れるということが含まれるわけです。
事が起きてから、人は後悔したり、工夫をするものです。
では、事前に工夫し、防止することはできないのでしょうか。
実際に私が行った方法を記載しますので、参考程度にご覧ください。
①炊飯する際に90分のタイマーをかける
こうすることで、90分後にアラーム音が鳴り、炊飯器の保温を切ることができます。
②電源を直接ではなく、ひとつずつ切れるタイプの延長コードに切り替える
普段から、使い終わったらスイッチを触るという習慣にすることができます。
そして、嬉しいことに、電気の節約につながりますので、おすすめです。
③なるべく予約タイマーで炊かない
予約タイマー機能は、とても便利な機能です。
しかし、保温機能は菌の繁殖を抑える意味でも、しないほうが良いのです。
食事の準備する際、一番にご飯を炊けば、食事の時間と共に炊き上がります。
そして、食事の後片付けの際に炊飯器が目に入り、中にご飯を残す心配もなく、保温も切ることができます。
炊飯器の保温を切り忘れで怖いこと
皆さんは、うっかりミスが招いてしまうかもしれない事故が、発生していることをご存知ですか?
火災の種類には、人災・自然発火などがあります。
この中の、自然発火に目を向けてみましょう。
読んで字のごとく、自然と発生する火災のことです。
この中に、私達がうっかりして起きてしまった火災も入ります。
寒くなると、特に電気製品での自然発火も、増加傾向にあるそうです。
そう、「うっかり炊飯器の保温を切り忘れて放置してしまった」ことから、火災に繋がる可能性があるということです。
この場合は、お米が入ってない状態で放置したときが、一番危険です。
保温の場合の温度:70℃程度、大体12時間くらい、この温度だそうです。
温度だけを聞くと、そんなに高くないと思われるかもしれません。
しかし、お鍋に水を張らずに、空焚きしてしまうのと、さほど変わらないのです。
なるべく、炊飯器の中にお米を残さないことを習慣にすることも良いでしょう。
そういう意識を持つことで、大きな災害を防ぐ手助けにもなるのです。
炊飯器のお米を炊くだけに使用するのは古い?
世の中は、全てが競争社会になりました。
家電製品も日々進化を遂げていき、炊飯器も今では、本来の炊飯を超えた使い方ができるまでに進化しています。
最近の炊飯器は、お米を美味しく炊くために、釜の底に工夫がされているため、圧力釜と変わらない作りの商品も出てきています。
これによって、さまざまな料理を作ることが可能になりました。
子どもも大好きなケーキの生地や、蒸しパンを作ることもできます。
他にも、本格料理としては、圧力釜の代わりにスイッチひとつで、煮物やカレーもできます。
おすすめは、魚の煮つけです。
魚料理は、苦手な方も多いのではないでしょうか。
しかし、具材全て入れたらスイッチを押すだけなので、料理が苦手な方にも簡単に作れるので、とても便利です。
調理が終わったら、保温の切り忘れがないか確認することを忘れないようにしましょう。
家電製品店に行くと、色々な炊飯器が販売されているので、一度、どのようなものを作れるのか見てみてください。
料理時間も短縮になり、レパートリーも増え、家事の役に立てる機能があるかもしれませんよ。
炊飯器を使ったメニュー
ここでは、炊飯器で作れる料理をご紹介します。
☆炊飯器で簡単!カレイの煮つけ
【材料】
・カレイの切り身(お好みの魚でOK) 2枚~4枚(大きさによる)
・めんつゆ 大さじ2
・お酒 大さじ2
・みりん 大さじ2
・ほんだし(和風だしならどれでもOK) 小さじ2
・砂糖 大さじ1
・しょうが 1~2カケラ(お好み)
【作り方】
①材料を全て用意し、魚に塩を軽くまぶして、洗っておきましょう。
②炊飯器の中に、①とその他全ての材料を入れて、炊飯のスイッチを入れます。
③後は、炊き上がれば出来上がりです。
手間をかけずに、ふっくらと美味しい魚料理ができますよ。
☆子供も喜ぶ蒸しパン風ケーキ
【材料】
・牛乳 200cc
・卵 1個
・ホットケーキミックス 200g
・サラダ油 大さじ1
・砂糖 大さじ1
【作り方】
①ボールに卵と牛乳を入れ、泡立つまで混ぜ合わせましょう。
② ①にホットケーキミックス・サラダ油・砂糖を入れ、泡を壊さないように、さっくりと混ぜます。
③炊飯器に全て入れ、スイッチを入れます。
このとき、お好みで、チョコレートやナッツ・ドライフルーツなどを入れても良いですよ。
④後は、炊き上がれば出来上がりです。
急なお客様が来る場合でも、すぐにできて便利ですよ。
他にも炊飯器の保温機能を生かしたメニューが色々ありますので、チャレンジしてみてくださいね。
そして、最後に切り忘れに気を付けてください。
炊飯器は便利で主婦の味方だった
本来、炊飯器はお米を炊くものだったはずです。
しかし、今では多機能性があって、主婦の味方となりました。
より美味しく料理を提供するために、ぜひ参考になればと思います。
自分達の工夫ひとつで、炊飯器の保温機能を上手く使っていきたいですね。
そして、最後に炊飯器のコンセントをチェックし、切り忘れ防止に努めましょう。